妄想玩具研究

2020/10/03

水に溶けるプリンタ

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別にプリンタ本体が水に溶けるわけではありません。今回は、3Dプリンタのマテリアル使用備忘録みたいなものです。

先日から3Dプリンタで大物を作成していましたが、その際に別のマテリアルを試してみました。光造形に違いはないのですが、水溶性のUVレジンです。

一般的な、アルコール洗浄が必要なUVレジンと異なり、その名の通り水に溶けます。もちろんちゃんと乾燥させれば、固まったままです。水溶性のプラモ塗料と似たような感じですね。

 

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利点としては

・印刷後は水洗いだけで済むので、取り扱いが圧倒的に簡単

・無水アルコールを買わなくていい

・プラットフォームやレジンタンク、攪拌用のヘラや刷毛も、水で洗い流すだけでいいので、お手入れが超簡単

 

反面、

・アルコールタイプと比べ、少し値段が高い

・色はそろっているが、疑似ABSや軟質樹脂などのものはまだない(あるのかもしれないがそこらじゃ買えない)

・水溶性なので、完全硬化前にあまり長い間水につけておくと、瓦解してくる

・露光に少し時間がかかるので、スライサーソフト上の印刷設定をいじる必要がある

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↑ こちらが標準的なUVレジンの硬化時間設定ですが

 

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↑ 水溶性レジンの場合は、露光時間を少し長めに設定する必要があります。またその分、印刷時間も伸びます。

 

そして

・洗浄後の水は、そこらに安易に流して捨ててはいけない

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この水を少し日光にさらした後、タライの底をひっかいてみると、がりがりと硬化したレジンが削れるのがわかります。なんせUVレジンが溶け込んだ水ですので。その水を濾紙でこしてみると、こんなものが底に残ります。もしそのまま下水道にでも流した日には、目も当てられません。ちゃんとろ過して、不要なレジンを分別した後、水を捨てる必要があります。

しかしそれらのデメリットを差し引いても、洗浄と印刷後の手入れが楽なのは、大きなポイントです。これからは特殊素材を使わざるを得ないとき以外、水溶性レジンにしようと思います。

 

また水溶性云々以外に、UVレジンでの造形の際の注意ポイントもわかってきました。

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・造形の際、「中空」を作るのは避けた方がいい

3Dソフト、またはプリントのためのスライサーソフトでの設計の際、物体を中までみっちりと材質が詰まった状態でなく、中空で設計することがあります。しかしこれは、FDM式のフィラメントを熱で溶かす造形でなら有効ですが、光造形で液体UVレジンを使用する場合には、ひどい目にあうことが多いです。

私も最初、大した意味もなく「中空で設計した方が、材料を節約できていいだろう」と思って、スライサーソフトにそのように自動設計させました。すると、出来上がったもの(ちょっと大きめの箱型)は、乾燥させた数日後に割れてしまいました。これは、中に空気を閉じ込めたまま現物を生成してしまうので、時間が経つと圧力かなんかで破綻をきたすのだと思われます。ちょっと考えてみりゃ当たり前なんですが!

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それを防ぐためか、多くのスライサーソフトには「穴を空ける」というコマンドが用意されています。ああ、これで中の空気を逃がす穴を空ければいいのか、と思って成形させてみたところ。

今度は、中空部分に残っていた、乾燥していない液体状のUVレジンが、その開けた穴から漏れ出すという大惨事が発生しました。せっかく完成したほかの部品が、漏れ出たレジンでびしゃびしゃです。なんてこったいオリーブ!

 

というわけで個人的には

・UVレジンで大きな部品を作成する際は、できるだけ中空生成は避け、ムクの状態で印刷させる

・どうしても中空部分が必要な場合は、「ガワ」を作って後で組み合わせる

のがいいと思います。つまり

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↑ こういうものを作る際に、重くなりすぎるようだったら

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↑ こうではなくて

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↑ こうか、もしくは

 

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↑ こうした方がいいんじゃないか、ということです。なお私もトーシローですので、何か間違っているようでしたらご指摘ください。


また多くの光造形プリンタの「モデル自体は、下から上に印刷する」仕様上(実際には上下反転し、つららのように上から垂れ下がって生成されるのですが)、設計の際にはモデルの下が重い方が、印刷が安定します。上の方が重い(大きい)と、やってできなくはないですが、部分的に途中で取れちゃったり、意図しない印刷結果を招くことがあります。

ですので、先ほどの分割印刷の場合には

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↑ こう置いた方がいいことになります。

 

ただ、一般的にスライサーソフトは、印刷の際にサポート材(印刷後にモデルを取り外しやすくするための余剰パーツ)を推奨してきます。だいたいこんな感じで。

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赤い部分がサポート材です。プラットフォームとモデルの間を取り持つので、これが少なかったりすると、その上の面がうまく成形されない場合があります。多すぎても取り外しに困るんですが。

しかしこのサポート材は、直接モデルに接するため、最後に切り離す際、どうしてもサポート材と接したモデルの面に凸凹が発生します。光造形3Dプリンタの印刷は、まさに科学の結晶ですので、印刷面は非常にきれいでなめらか、それこそ0.01mm単位で細部を出せます。しかしこのサポート材と接した面のみ、印刷後に自力で綺麗にする必要があります。まぁあれだ、プラモのバリ取りだ。
それは結構めんどくさい、というかせっかくの美しい造形の恩恵を受けられないので、サポート材と接する面をどこにするかは、設計の段階で考えておく必要があります。

上記のモデルで、もし「上下の広い面を、できるだけ綺麗に出力したい」場合には、こういう配置にすることがあります。


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↑ こうすることで、サポート材と接する面が最小限で済み、大きな面を綺麗に出力することができます。左側のモデルのサポート材が、下の面から天辺の面まで伸びているのは、おそらくこれがないと上の面が落っこちてしまうからです。

ただこれも、最良の方法というわけではありません。今度は時間が関係してきます。というのも、光造形プリンタの成形時間というのは、モデルの「広さ」でなく、「高さ」に大きく影響を受けます。成形時間は、プラットフォームが、LED光源とレジンタンクとの間を行ったり来たりする時間、つまりそのモデルの「高さ」に比例すると言っても問題ないでしょう。

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↑ 高さが4㎝程度だと、印刷時間は2時間くらいなのですが(当社比)

 

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↑ 高さが12㎝くらいになると、印刷時間が7時間近くになります。結果的には同じものを作るにしても、置く向きで出来栄えも時間も大きく変わってしまうわけです。7時間かけて失敗品を作った時のショックはでかいよ?


さらに厳密にいうと、下から薄い層を生成していく成型方法のため、生成物の割れやすい方向が決まります。

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↑ 雑なイメージですがだいたいこういう感じで「下から順に」積層されていきますので、最終的な見た目は同じ形であっても

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どちらがどういう向きに割れやすいのかは、想像がつきますね。完全に乾燥してしまえばそれほど差異はないような感じもするのですが、力のかかる部品を作る際には一考した方がいいかもしれません。

 

マジでこういう話、どっかひとまとめに書いてないと、わかんねーって。こんなトライ&エラー物件・・・。面白いんですがね・・・。

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2020/10/01

アルティメットアーマードエグドラシルミリティアル(以下略

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ご覧あれ、俺っち渾身のレジデンス!


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アルティメットアーマードエグドラシルミリティアルユースカスタムダッシュターボアクセルマーク2(略して「えぐみ2」)。
マンガ「ドラゴンクエスト・蒼天のソウラ」16巻以降に登場する、生きた移動要塞です。それを光造形の3Dプリンタで立体化しました。おそらく全世界初!


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本編では、海底離宮突入部隊の切り札として登場します。本来はエグドラシルという動く樹木のモンスターで、現地で栽培され、それを大改造して移動要塞にしてしまった、どうかしてる奴らがいるわけです(・・・)。

まあそんな燃える描写を見てしまったら、私もどうかしないわけにはいかないよね!というわけで、根性入れて作ったのがこの子です。スケールは1/144(ほんまかいな)。


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全身はUVレジン製ですが、樹木の葉っぱの部分には、Pさんのアドバイスによりグリーンのリーフパウダーを2種類吹いています。記事の一部がレジンそのままなのは、アドバイスいただく前に撮影したやつです。本当はこのサイズだと、葉っぱ1枚が蓮の葉っぱくらい大きくないといけない計算になりますが、このくらいの方が雰囲気出るしね。ユグドラシルの葉っぱはきっと蓮並みなのです。

塔の天辺の旗は、紙に印刷し(スポンサーのヴェリナードの紋章入り)、それに透明レジンを薄く塗り、乾燥させて使っています。この方法だと、紙を曲げたまま状態を固定でき、丈夫になる上に、工作が非常に楽です。

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自重が重いため脚部は固定ポーズですが、首と尻尾は差し替えでポーズを変えられます。ちゃんとマグネット脱着だよ。


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実物のサイズは、高さが約15㎝、尻尾までの長さは30㎝以上。RKFの仮面ライダーセイバーと、比べるとこんな感じです。(意外と雰囲気合ってるな)


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他は一応、ほぼ原作通りに造形したつもりなんですが、ここから脱線を始めます。

実は尻尾というか後部、いや色自体も原作だと(白黒なので)不明です。なので、まるっきり勝手に作っています。尻尾なんか、あるのかどうかすらもわかりません。(なお単行本読み返したら、普通に木の枝みたいな尻尾がありました。わはははは。もう遅い)しかしどっちにしても、後部から押し寄せる敵に対処するには、やはりそれなりの対応力を持った尻尾があった方がいいでしょう。

というわけで、TWCS(テール・ウェポン・チェンジ・システム)を導入、マグネットで自在に武装を交換できるようにしました。


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まずは一般装備として、遠隔ギガボンバー発射砲台を搭載。「竜型の移動要塞」の尻尾には、2連砲台を置くのが日本人の鉄則。君の地球が狙われてるぞ!


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続いて、破砕用の大型ドリルと交換。「竜型の守護神」の尻尾には、ドリルを付けるのが日本人の鉄則。スリルを求めドリルが回る!


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さらに、いずれ訪れるであろう和平後の離宮復興に協力するため、大型クレーンにも交換可能。職人は作るのが本懐だからねぇ。


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「蒼天のソウラ」は、ドラゴンクエスト10をモチーフにしていますが、マンガとしても超!傑作、敵も味方もキレッキレで、熱い展開が続いています。なぜ「私が」「この子を」「ウキウキしながら」作ったかは、ソウラ本編をお読みいただければお分かりになるかと思います。

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2020/08/16

お盆のプリンタ

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外出も自粛気味、そもそも出ただけで死ぬような暑さとなれば、もうおうちで何か作るしかないですよね。


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しょうがないのでまたしても、3DプリンタMarsProにかかりきりになるお盆休み。
著作権の問題もありますので敢えて口を濁しますが、何でも食べる名前を言えないあの人を作りました。


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光造形・グレーのUVレジンで出力、よく乾かしてからサーフェイサーを噴いて。


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適当にスプレーとガンダムマーカーで塗っただけですが、雰囲気は出ています(自賛)。


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なお大きさはこのくらいなので、ダイアクロンスーツならばなんとか制圧できるサイズです。
300円のガシャポンくらいになら、見間違えるレベルにはなったかと思いますが、いかがでしょう。


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またそれだけではなく、前から作っていたPGガンダムなどにちょうどいいサイズのフル可動手首も完成しました。


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比較用に、右手には本来の手首を付けてありますが、パッと見て違和感がない大きさになりました。


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アクシズを押し返す手首の動きもできますし(時代が違います)。


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もちろん武器もちゃんと装備できます。が、初代PGは肩も肘の関節も弱いので、武器を持ったら支えがないと、自分の腕も前に伸ばせません。手首のせいじゃないよ。


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とりあえず生一つ。


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狐の悪魔を召喚。


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爆熱!ゴッドフィンガー!

なども十分こなせ、本家よりずっと丈夫で安心して動かせます。なんせ本家の手首は、この撮影中に何度指が外れたかわかりませんが、こっちは破損も緩みもしません(自賛×2)。


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なお3Dプリンタは、プリンタなので、ときどき文字化けを起こします。っていう説明で良いのかどうか知りませんが、この写真の上の部品のように、ちゃんと成型できなかったり、一部積層が剥がれかけたりします。たいていはサポート材の設定ミスなのですが、理由が全く不明の時もあるので、まだやっぱり発展途上の機器だなぁ・・・という気がします。


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その場合でも、光造形のプリンタであれば、補修はとても簡単です。なんせ材料は液体ですので、UVレジンそのものを、筆でちょちょいと隙間に塗って・・・。


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ネイルなどを乾かすUVライトのドライヤーに当ててやれば、ものの数秒で硬化し、実用に耐える状態になります。瞬間接着剤よりも強固で親和性があるので(もともと同じ材質ですからね)、ひび割れの補修も安心して行えます。

光造形の3Dプリンタで作成したものは、完成直後は完全に硬化しておらず、雰囲気的には「とても固い羊羹」みたいな感じで出力されます。部屋の中に放置しておけば、それこそ数週間もそのままです。ちゃんと強度を持ったものにするには、先ほどのVUライトなどを当てて硬化させるか、日中に外に出して、紫外線を当ててやる必要があります。硬化後はとても固いプラ相当になるので、そう簡単には折れたりしません。

逆に言えば、完全な硬化前なら加工も非常に楽なので、大きい面を削ったり、サポート材の余計なでっぱりを取ったりするのは、硬化前にやるのが良策です。きちんと美しい面取りをしたり、エッジを立てたりするのは、部品が完全に固まった後の方がいいでしょう。印刷物はそのまま使うのではなく、サーフェイサーなどを噴いておくと、破損や粉化を防げます。

また硬化前に可動部品を組んだりすると、見えない所に固まらないで残っていたUVレジンがあった場合、硬化後に関節が動かなくなるということもあります(何度もやった)。仮組みして可動に問題がないのを確認し、その後部品ごとにバラしてから硬化させる、という手順が一番安心です。

というようなことを、経験則として実感したお盆休み。


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んで、お代はいかほどいただけるんで?

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2020/07/26

続・明日のプリンタ

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ご覧あれ、俺っち渾身のレジデンス!

(この世で私だけが堂々と使っていいセリフ(ふふ))


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先日手に入れた3Dプリンタ、非常に楽しいものですから、さらに調子に乗っていろんな玩具のリペアをしていました。以前すでに修繕した、レギオスエータのパイロットフィギュアもその一つです。胴体中央部分を、光造形プリンタ用のABS類似レジンという材料を使って、作り直してみました。図の数字はmmです。


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結構ヒヤヒヤしていましたが、意外にもちゃんとでき、実用十分な硬度をもっています。うむ満足。
そろそろ、なんか別のこともしてみたくなりますね。


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そしてとうとう、本格的に一から設計して「新しいもの」を作ってみることにしました。まずは、フル可動手首です(いきなりハードルが跳ね上がった)

PGガンダムなど、いろんな玩具やプラモで可動指のあるものは存在しますが、可動域が人間のそれとは近くなかったり、割と破損しやすかったりと、商品として作るのは結構大変そうです。まあそうだ、手の甲なんか2㎝もないもんね・・・。

かくいう私も、以前DX超合金魂・コンバトラーV用のフル可動手首を作成しましたが、その後しばらくして指の付け根が破損してしまいました。元がPGガンダムのものですが、あそこはどうしても壊れやすい部分ですから、しょうがないなと諦めていました。

しかし!今なら!なんかできるんじゃね?

そうと決まれば、さっそくLightWaveで設計、MarsProで施工です!


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印刷すると、こんなものが出来上がりました。材料は、先ほどのABS類似レジンというものを使用しています。普通のUVレジンよりは、少し硬くて弾力がある・・・ようです。

しかし、指の部品の太さは約4mm、手の甲ですら1.8cmしかありません。こんなちいちゃいもの、設計はまだしも、ちゃんと組み上がるのでしょうか?


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作業中の状態。いかに小さいかわかりますね・・・。


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関節をつなぐのは、0.9mmの針金を使用します。差し込んで切って、瞬着で入り口だけ固めます。簡単に言うけど、20個近くの関節を作るのはしんどいよ・・・。
しかし、なんだか組みあがってきました!ワクワクが加速します!


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で、できた・・・。ちゃんとピッタリ収まってる・・・。やった!

とは言ってますが、ここに来るまで3回ほど作り直しています。ちゃんと設計したはずなのに、隙間が合わなかったり、回転させたらはみ出したりと、「組みあがる物」ができるまでに3回です。俺、こんなにCGモデリング下手だっけ?と、結構凹みましたですよ。やっぱ、映像と実際に存在させるものを作るのとではまた違うんですね。もの作ってる人を尊敬しますわ・・・。

あ、あと、設計はちゃんとしてたけど、サポート材の設定がトンチキで、部品がちゃんと出力されないのにも泣かされました。サポート材はちゃんとチェックしないとだめだね。

さて、では意図通りの動きができるかチェックします。


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動く!こいつ動くぞ!

関節の固さもいい感じ、今のところ、動かして破損しそうな部分もありません。破損に関しては、レジンは軽いので、手首の自重を気にしなくていいのも大きいです。


が、ここでふと立ち止まります。

「このままだと、綺麗な『グー』ができないんじゃないか?」

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案の定、なんか変な気がします。親指が内側に握りこんでないんですね。
この指の関節の配置は、一般的なロボ玩具とだいたい同じです。私も習慣で、いつも見てる玩具っぽいものを作りました。しかしこれだと、親指の可動域が人間と異なるため、自然な感じに拳を握ることができません。人間の親指って、他の指と曲がり方が違いますからね。

うん、もうちょっと改良しよう。


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というわけで出てきたのが、このバージョン2だ!時代に合わせて「俺の02」とでも言っておくか!
できたてのホカホカなので、あちこち綺麗にしてないのは許してください。


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親指に水平の回転軸を付け加えたことで、人間の掌のそれに近い、握りこぶしができるようになったと思うのですが、いかがでしょう。


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指の付け根、また手首にも、後ろや左右にも回転する可動域を設けたので、より「指に表情がついた」感じの動きがつけられます。既存の2㎝クラスの可動手首の中でも、かなりいい方だと思うが!(当社比)
まぁその分、作るのクソめんどくさいけどね!


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指さしポーズも、親指を握りこむことで、さらにそれっぽくなります。
「サイバトロン戦士、アターック!」


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ならば、あの人の武器も持たせねばなるまい。MPコンボイ(初代)の武器はちょうどいい大きさです。グリップを握りこむ感じも表現できます。
なお(レジンと針金だから)保持力は全くありません。実際に持たせるなら、ジョイントかネオジム磁石などを検討しなければならないでしょう。あと、手首の軸の部品も見つめなおす必要がありますね。


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しかし普通に表情を付けて遊ぶには実用十分、これでもう、PGガンダムの手首が壊れようが、DX超合金魂の可動手首がなかろうが、何も心配いりません。なんか凄い達成感。連休つぶした甲斐があった。


しかし連休最終日にきて、ある事に気が付きました。

 

右手も作らないといけないのか・・・。

 

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2020/07/12

明日のプリンタ

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ついにやってしまった・・・


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TOYNAMI・MasterPiece、VOLTRON。今から20年くらいのアメリカの玩具ですが、今回ほぼ全部記事に関係ありません。たまたま倉庫を整理していたら出てきただけです。
懐かしくて合体させていたら、妙に左腕・・・グリーンライオンの合体部がユルユルなことに気づきました。ポーズを付けてもすぐに、だらんと腕が下がってしまいます。


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そこでグリーンライオンを分解してみると・・・。


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合体用のジョイントである、胴体下部の部品の回転軸が、経年劣化によって割れてしまっています。まぁ昔の玩具だしね。

強固な接着剤で修理を試してみたいところですが、経験則から、そういった修理では根本が解決しないことも知っています。力がかかる部分は、一度割れると修繕が難しいんですよね。それもあって。


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とうとううちに来た!
噂の未来アイテム、3Dプリンターを発注してしまいました。いや古くからのダチ、渡辺さんの記事やTwitterを見てずっと気になってたんですよ。それで今回も相談し、とうとう決断してしまいました。(ありがとうございます)

3Dプリンタには大きく分けて、FDM形式という熱でフィラメントを溶かすタイプと、光造形というUVレジンを固めるタイプがあります(渡辺さん受け売り)。
私が購入したのは、ELEGOOという会社の「MARS PRO 3D PRINTER」という、光造形タイプのものです。お値段は「ちょっといい超合金魂」程度だったので、買ってしまえ!と決断したのですが・・・甘かった(後述

今回の光造形にまず必要なものは

・本体(USBメモリや工具などが同梱されていました)

・UVレジン(今回は一般的なタイプを使いました)

・マスク

・手袋

などです。実はやればやるほど、「ああっこれがいるじゃん!」と気が付くものが多いのですが・・・。

まずはマニュアルを読みますが、全部英語です!わかったようなわからないような!
そして結構アバウトです!必要なサプライ品すら書いてありません!
おまけに、説明書に書いてないボタンとか平気で存在しています!「Tank Clean」って意味は分かるけど、いつ押すんだ?いや押していいのかコレ?

などと疑問符ばかりですが、恐る恐るやるだけやってみます。


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操作はタッチスクリーン、進行状況も確認できます。電源などを接続したら、まず「SET Z=0(ゼロ調整)」をします。これは積層させる印刷面であるPlatFormという部分と、光造形の根本であるLEDガラスとの、高さ調整です(たぶん)。
これがきちんとできていないと、ひどい目に遭います(何度も遭った)。説明書には「PlatFormと本体の間にA4の紙を置いて、ギリギリ引き抜けるか抜けないかくらいの間隔にしろ」みたいなことが書いてあります。ええっ微妙すぎねぇ?

なんか他の機種だと、このゼロ調整を自動的にやってくれる物もあるらしいのですが、MARSPROは手動なので仕方ありません。出来る限り頑張ってみます。

本体前面はUSBスロットがあり、そこにUSBメモリなどを差し込むことで、本体に印刷データを提供します。基本的に、PCと接続したりはしません。


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プリントを開始すると、上部のBuild Platformと呼ばれる部分がゆっくり降りてきて、レジンの海の中に平らな部分を突っ込み始めます。動作音は非常に静かで、小型扇風機程度の音しかしません。
光造形の仕組みは、本体の下からLEDが発光し、UVレジンを固めて、PlatFormの「下に」、積層的に立体を形成していくということのようです。つららとか、鍾乳石とかと同じ感じですかね。

サンプルデータを「印刷」させてみてから3時間半、モニターに「完成」の文字が出ました。さてどうなったのかな!


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あれ?なんじゃこりゃ。まさかこれがサンプルじゃないよね?

どうも、先ほどのゼロ調整を失敗したようです。ちょっときつめに(紙が抜けないくらいに間隔を狭く)したので、印刷物がPlatFormにではなく、RezinTankの底にくっついてしまったのですね。しょうがない、ゼロ調整からやり直しです。

調整のし直しや、再度の印刷の際にはいったん、PlatFormやRezinTankをすべて綺麗に無水アルコールで洗い、出直す必要があります。・・・って無水アルコール?そんなもの同梱されてないぞ!
ああ、それでAmazonでコレ買った時に「同じ商品を買われた方は、一緒にこちらも購入しています」って、アルコールが推奨されていたのか!説明書より、Amazonのおすすめの方が納得できるって、どういうこっちゃ!
しょうがないので取り敢えず今回は、カメラレンズを拭くアルコールで代用しました。無水アルコールを買わねば・・・。

そしてゼロ調整をやり直すためには、RezinTankも空にしないといけないのですが、そのためにはいったんレジンを瓶に戻す必要があります。一度使ったレジンには、印刷時のゴミが混ざっている可能性があるため、濾紙を通して再利用しなければなりません。
ああ!それでAmazonでコレ買った時に(以下略
漏斗と濾紙も買わねば・・・。

そしてゼロ調整を緩めにして始めたら、今度は本体がガンワガンワ言い出して動きません。今度は緩すぎたようです。ウキー!

ってなことを数回繰り返した後、ようやくちょうどいいゼロ調整ができたようです。一度固定すれば、ある程度はもう調整しなくていいらしいのだけが救い・・・。

追記:「ある程度は調整しなくていい」のは間違いでした!起動するたびに毎回、いや、プリントするたびにし直した方がいいです、コイツの場合。まあ大した手間じゃないけどさ・・・。

待つこと3時間半後・・・。


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ああ!やっと何かできてる!ほんとにつららみたいだ!

印刷物は、PlatFormに直接くっついているので、付属のへらで剥がし、アルコールをぶっかけてごしごし洗い、余分なレジンを落とします。この時もマスクをしていないと、レジンって結構あちこちに飛ぶので、顔や手に(見えなくても)残っています。ぬめりが取れるまで洗いますが、UVレジンである以上、最後に日光浴させてレジンのぬめりを取るのが確実ですかね。

それはともかく・・・。
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苦闘半日、チェスで使うルークのコマが完成しました!


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ええっ何これ凄い・・・

造形の細やかさもさることながら、各部のエッジがきっちり立っており、モールドがはっきりしています。普通に金型に溶けた材料を流し込むことでは難しいような、内部の空間の表現もちゃんとできています。ってか、人間がこの形状を人力で削りだすのって無理だよね?

表面も非常になめらかで、積層のあとは全くわかりません。よーく目を凝らすと、木目のような模様も見えますが、このまま何も表面処理しなくても、全く問題ないレベルです。


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今回出力してみたものは大きさ約4.5cm、ダイアクロン隊員のパワードスーツと比べるとこのくらいです。いや参ったなコレ、ほんと凄いわ。人類の科学の叡智の結晶だ!(そんな
悪戦苦闘の苦労が、全て吹っ飛びました。

さて!

印刷方法は理解した、では今度は自分で何か作るにはどうしたらいいか、の方です。
さっそく、さっきのグリーンライオンの合体部品を作りましょう。


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まず、デジタルノギスで各部の正確な数字を計算します。


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続いて元の部品を撮影、分かりやすいように数値を記入します。


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これをLightWaveに取り込んで、モデリングをします。撮影はともかく、モデリングは私たちの最も得意とするところなので、データ自体は5分もしないで完成、STLファイル形式で出力します。大きさも、各部の比率さえ合っていればこの後調整できますので、今は気にしません。


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出力したSTLファイルを用いてさらに、3Dプリンタ専用のスライスソフトで、印刷用のファイルを作ります。この時に0.1mm単位で大きさを変えられます。

3Dプリンタデータの特性として、「サポート材」と呼ばれる本体以外のデータを作る必要があります。積層の段階で、モデルの下から上へ積んでいく仕様のため、形のバランスが変なものは予期しない結果を招くことがあります。それを防ぎ、またPlatFormから取り除きやすくするための「余計な(でも必要な)パーツ」ですね。まぁプラモのランナーみたいなもんだ。


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実際に、サポート材込みでプリントしてみた例がこちら。もはや、どれがサポート材なのかすら分からないくらいですが。


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こちらが完成品。印刷の際に横に伸ばした杖を支えるためには、あのくらいサポート材が必要だということです。

MARSPROでは、付属ソフトで自動的にサポート材を計算してくれるので、サポート材の配置や形状を考える必要はありません。しかし積層方式の都合上、割れやすい方向などは決まっていますので、モデルをどういう方向に置くのがより効率的かは、最初に自分で検討しなければなりません。
こういう時は、プラモばっか作ってた経験が生きるね!

では自分で作成したデータを3Dプリンタに持って行って、印刷!


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できたー!ちゃんとデータ通り、テーパーも立ってるし、軸の穴も綺麗に開いています。これは小さいので、作成時間も15分程度でした。


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サポート材を切り離し、裏面を整えます。表は何もしなくても全く問題ないくらい、綺麗にツルピカです。


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グリーンライオンに取り付け、相棒のレッドライオンと比べてみたところ。全く遜色ありません。色はアレですが、今回はあくまでモデリングや材質のお試しですのでね。


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ゴライオン・・・もといVOLTRONに合体させてみたところ。きちんと組み合い、保持力もばっちりです。強度は心配だったのですが、動かしても全く問題なく、折れる気配もありません。

しかし今となっては、TOYNAMI版のってあんまりカッコ良くな(


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何度も合体させてみた後、ジョイントを見ると、少し削れて白くなった跡があります。これはモデリングやプリンタではなく、材質の問題ですね。通常のレジンだとどうしても削れて粉を噴きますので、これはやっぱ、ちょっと高くて硬いやつ・・・ABS類似レジンという物を試す必要がありそうです。いかん、また買うもの増えた。
って結局、「ちょっといい超合金魂」どころか、「DX超合金魂」くらいお金かかってないか!

しかし「じゃあ、このジョイントを薄い2枚組にして、間に0.5mm鉄板を挟むのもどうか」とか考えること、そしてそれを試すこと自体が楽しくなってしまって、今さら後には引けないぞ!だから征くのだ玩具道!

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いや、科学の進化はすさまじいですね。
大変失礼ながら今まで、安価な3Dプリンタというのは「キン消しみたいなものを作れる」程度かと思っていましたが、とんでもねぇ!これ、市販のガシャポンだと言われても信じちゃうよ。まぁすでに「安価」の枠を踏み外してるが・・・。

でも(モデリングさえできれば)ほぼ何でも作れるということは、分解できれば、どんな玩具でもだいたい修理できちゃうってことでもあります。モデリングなんか、私たちは三度の飯より好きですしね。
まぁ材質は考えねばなりませんが、軸の砕けたザンボエースも、片翼紛失したレギオスゼータも、ちゃんと直してやれる気がしてきました。

そしてそれどころか、この世に存在していない玩具も作れるじゃん!いつか本当に、「完全変形ヴィルゼノン」を作らねばなるまい!

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2020/02/09

Ready to go,count ZERO

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トーリーニティー トリニティ!(それちょっと違う

 

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超装可動・仮面ライダーアギト。これももう20年近く前の玩具ですが、先述のクウガと同シリーズで、各フォームがばら売りだったクウガと異なり、これ1個で基本4フォームがすべて再現できます。

しかし例によって例のごとく、この商品も素体に着せてあるスーツが溶けていました。クウガのソレが「とろけるスーツ」だったのに対し、こちらは「剥げるスーツ」という感じです。普通の布製ジャンプスーツに、光沢を出すためか、なんか特別な塗料?が塗ってあったのですね。それが経年劣化で剥離、細かい破片となってあちこちに散らばります。こいつも何とかせにゃならんのか!


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クウガの時に使った、1/6サイズのジャンプスーツを今回も使用します。まず古いスーツを全部脱がずと‥。


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素体自体は、クウガの時より少々見直されており、中は一緒ですが、腿の布製部品や腹部の増加パーツなどが追加されています。今回は、プロポーション調整の作業はしなくて済みそうです。


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着せてみると、まぁまぁいい感じじゃないでしょうか。
ん?何か足りない?

そうそう、アギトは足に白いラインが入っていましたね。


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そこで、アイロンプリント紙を買ってきて、ラインを作成します。たるまないようにスーツの内部に段ボールを人型に切って入れ、その上からアイロンしていきます。
また、膝と肩に装甲脱着用のマジックテープも貼り付けました。


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おお!様になってきた。アギト・グランドフォームの完成です。
ちょっと脚の線が太過ぎました(スーツが伸びて広がるのを、計算に入れてなかった)けどまあいいや。

そして電源を入れると・・・。


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複眼と腹部のオルタリングが発光!
「Believe yourself」のイントロが流れ始めます。(脳内で)

頭部の展開する角・クロスホーンは、口元まで一体化しているため、その部分を丸ごと差し替えて再現します。


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腿のパーツが可動域を広げているので、非常にいい感じにきめポーズが取れます。また今回、最初からお着換えすることを前提にされているので、装甲の脱着もクウガよりはずっと楽に設計されています。
さっそくやっちゃいましょう。


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まずはフレイムフォーム。腰のボタンをぽん!と叩いて変身するのがカッコ良かったですね。
ベルト中央のオルタリングは、マグネットで脱着、フレイムフォーム専用の「中央と右が赤く輝く」ものに交換します。


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フレイムセイバーの柄も、劇中と同じように展開します。個人的には、フレイムフォームが好きでね。いや一番好きなのはバーニングなんだが!


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例のすたすた歩いて帰るやつ。


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では続いて、別のフォームに換装してみましょう。


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左腰をたたいて、ストームフォームにチェンジ!青い発光が綺麗です。
ストームハルバードがベルトから出現するシーンをやりたかったのですが、手首がうまく回らないので断念しました。


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ストームハルバードも、展開して戦闘状態を再現できます。長さが大きく変化するギミックはいいですね。


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ちょっと手首で武器を保持する力が弱く、ここらへんは20年前の玩具だなぁ・・・という気がします。しかし十二分にカッコいいのでノープロブレム。


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そして最後は全部乗せ、トリニティフォーム。18年後、ジオウと共闘する話は最高でしたね。


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アギト本来の姿らしいですが、この状態で戦うことは1年通じて数えるほどしかなく、しかしそれだけに出てくると興奮したものです。今は1か月位くらいで新フォーム出るけどな・・・。 

いろいろありましたが、とりあえずアギトはきちんと復旧させることができて満足です。てか今でも十分通用するな、このアイテム。剥げるスーツさえなきゃ、ですが・・・。

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2017/09/10

さあ、実験を始めようか(ビルドプランB)

本命はこっちさ!

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前回のプランはそれなりに有効なのですが、やっぱり変身のたびにいちいちLEDを抜き差しするというのは、間も悪いし面白くないですね。
そこでとうとう、ドライバー本体に手を出すことにしました。ビルドプランBの実験開始です。
もちろん個人でやっていますので、真似されて破損しても一切責任取れません。っていうかこれは、やったら元に戻らないからね?

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まずは慎重に、全体を分解します。今回のドライバーは、デジタルユニットとアナログギミックが絶妙に連動しているので、本体構造も非常に複雑。もうバラすだけでドキドキです。
元に戻せるか非常に不安だったので、何か外すたびに、必ず写真を撮っておきました。これが後で、物凄く役に立ちます。

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今回は、市販のLEDユニットを使用しました。白色LEDランプと電源スイッチユニットが別売で、1セットの合計が2000円くらいです。輝度は抜群、目が痛いくらい光ります。

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外から電源のオンオフが操作できるよう、ドライバー本体に穴を開け、内側も削って、そこにスイッチを取り付けます。このスイッチの場所ですが、私はボトルを差し込むすぐ下のモールドを選びました。
表から見えない場所でも良いのですが、アナログ的なデザインが楽しいビルドドライバーなら、スイッチが見える位置にあっても面白いと思ったからです。実際やってみると、全く目立ちませんでした。っていうか馴染んでる。


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発光LED自体は、ボトルに直接差し込まれるクランク棒の上部を少し削り、そこに貼り付けます。少し組んでは、ちゃんと作動するか、確認しながら作業します。

LEDの組み込み自体はさほどではありませんが、ユニット接続後の組み立ては非常に苦労しました。なんせこのドライバー、構造が複雑な上に、どっか外すと、わけのわからない部品とスプリングが、びょーん!と飛び出してくるもので。
「え?何コレ?どこにはまってたの?」
と悩んだのも、5回や6回ではありません。
この時、先ほど撮影しておいた写真が物凄く役立ちました・・・。

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一番大変だったのは、LEDを取り付けたクランク棒です。これはハンドルとギアで連動し、ハンドルを回すたびに上下するのですが、そのために取り付け方が異常に難しい!ちょっと触るだけで、スプリングが、びょーん!と(以下略

よくこんなギミック、量産できたな?工場の組み立ててる人たち、凄いな!

悩んだ末、クランク棒を仮置きした上からマスキングテープで部品を固定、蓋を押さえたうえでテープを抜き取るという手法にたどり着きました。

やっと組みたて直せたドライバー(2時間くらいかかった)、その成果を検証しましょう!

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ラビット!

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タンク!

ベストマッチ!!

コレだよコレ!苦労のし甲斐があったよ!

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白色LEDなので、他のボトルにも問題なく対応できます。
見たか!これが本当のビルドドライバーだ!(知らんけど


とは言ったものの、このビルドプランBにも、問題がないわけではありません。

1.お値段が結構かかる(ユニット2個分なら、4000円くらい)
2.本体のABS部分に穴を開けるのが、割と大変

そして何といっても

3.組み立てが死ぬほど大変

もうコレに尽きます。
いかに初見の玩具とはいえ、ネジの開け閉めをした回数は、それこそ50回や60回じゃ利かないよ?ここを組んだらこっちが動かない、何だっけこの部品、ギャーッLED挟んで断線した!
ってな悪戦苦闘。おまけに、ネジが1本余ってるんだけど・・・もう知らん。

しかし、それに見あった楽しさ、美しさ、そして気分の爽快さ!
ぜひ貴方も、このネジ開け閉め地獄をお試し下さい(おい

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さあ、実験を始めようか(ビルドプランA)

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先週のDXビルドドライバー、劇中では変身時に、フルボトルが美しく発光しているではありませんか。遊んでいた時点では(本編放映前だったので)気になりませんでしたが、ああやって映像を見てしまうと、
「なんでコレは光らないの?」
という疑問が出てきて当然・・・いや何でああしなかったんだろう・・・。

というわけで毎度のごとく、
「ないものは作ってしまえ!
 さあ、実験を始めようか」
と、改造作戦の始まりです。

なおこの改造は、個人の判断のみで行っています。万が一真似して破損されても、責任は取れませんのでご了承ください。

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まずはフルボトル自体に着目、これをどうにかできないか考えます。
本体のネジを外すと、内部構造は割と単純、かつ隙間が多いので、電飾を仕込むのも簡単そうです。

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中心となる、液体(?)の部品には、透明な棒が組み込まれています。ここをドライバーのクランク棒が押すことで、液体が上下しているように見えるのですね。

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そこで思い切って、液体部品を割ってしまいます。両側はピンと接着剤で固定されているので、慎重にカッターで切断しました。
ピンはもちろん折れてしまいますが、気にしないことにします(ええっ

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透明な棒は取り外し、代わりにLED発光部品と電池がセットになった「M.S.G.ギミックユニット03」の「LEDソード」もしくは「ミライト」を使います。今回はボトルに合わせ、赤と青をチョイスしました。

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この部品は、押し込むことでLEDが発光します。長さが少し足りないので、適当な棒で延長しました。
先ほどのボトルは、透明部品だけを取り除いたうえで再度組み立て、その蓋の上から、発光させたLEDユニットを放り込みます。

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するとこれだけで簡単に、発光するフルボトルが作成できます。逆さにすればLEDは出てきますので、電源のオンオフも簡単です。
これをドライバーに取り付ければ・・・。

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劇中通りの、輝く変身シーンが再現!
やっぱこれ、光った方が絶対カッコいいよね・・・。

では「実験」ですので、改造結果を検証してみましょう。
この「ビルドプランA」には、以下の利点があります。

1.改造が簡単
2.お値段が手ごろ(ミライト部分だけなら数百円)
3.ボトル単体で光るので、これだけ持っていても絵になる

しかし欠点もあります。

1.変身シチュエーションの際、ボトルとドライバーを斜めにしないと、中のLEDユニットが落ちてきてしまう(つまり、ベルトをしたままでは変身がし辛い)
2.何よりこのプランでは、新しいボトルが出るたびに、改造を行わないといけない

1はともかく、2は結構深刻ですね・・・。どうせまた、週に1本以上はボトルが出るだろうしな!これはまだ、検討が必要です。
というわけで次回に続く!

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2017/08/07

完全変形・リュウツエーダー

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夏休み特別工作の時間だよ。

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ガシャポン・リュウツエーダーを手に入れたので、楽しく遊んでおりました。
サイズとしては、1/6アクションフィギュアに持たせると、ちょうどいい感じです。しかしただの200円ガシャポンなので、当然ながら、ロッドモード → ガンモードへの変形機能はありません。

余談ですが、通常のなりきり玩具には変形機能があります。しかし、銃としては実にいいサイズなのですが、銃身を伸ばしてもせいぜい「こん棒」が関の山、とても「杖」には見えません。

そこでまた、私の中のヒーローが目覚めます。
「どうせなら」
「やってしまえ!」

というわけで、100円ショップの指示俸・・・金属製でみょーんと伸ばせる奴ね・・・を基に、大改造を行います。
銃身を切り飛ばし、本体の中をひたすらくりぬいて、8㎜くらいの径の穴を開けます。
指示俸の方は、金属リューターで先端と後ろ2段を切り落とし、さらに染めQで黒く塗装します。
するってぇと。

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とてもいい長さの「杖」が完成!
こりゃタマげた!

劇中でもここまでの長さはありませんが、やっぱり「魔法使いの杖」みたいなのは、こう、空に掲げた時に見栄えがする長さが欲しいですからね。

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そこらにいた1/6のおねえさんに持たせると、おお、何か素晴らしくいいバランス。やっぱ「杖」は、このくらいのサイズの方が似合うわ。

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銃身が伸長棒なので、もちろん、縮めるとガンモードに変形できます。染めQで塗装しているので、慎重に伸長させれば(シャレ)、塗装もそうそう剥げません。

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このおねーさんの服装なら、ガンモードの方が似合いますね。持たせやすくするために、グリップ部分をもう少し薄く削ってもよかったかな。

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実は、この夏のトランスフォーマーの映画を見たら、急に「マーリンの杖」が欲しくなってしまったのでした。(キュウレンジャーの方じゃないのかよ!)

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2006/09/10

1/6エクステンダー

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R/Cカブトエクステンダー
スケールサイズ1/6の、ビッグサイズラジコンバイクです。
サイズが大きいだけあり、前輪・後輪ともにサスペンションを備え、走行中はヘッドライト点灯、2段階変速も可能などのギミックを持ってます。

ラジコンとしては定評のあるこの手のシリーズでは、私はクウガ1/6ビートチェイサーを、マブアギトトルネイダーを持っています。
いずれも、2輪のバイクなのに安定した走りをし、さらに彩色も造形も抜群という逸品。
それこそ、外を走らせる(=傷が付く)のが勿体ないくらいです。
私もマブも、この手のラジコンバイクは大好きなので、また公園で走らせよう!と、購入しました。

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さて、今回のカブトエクステンダーですが。
横から見ると、このようになっています。
商品に付属するカブトのフィギュアは、決して出来が悪いわけではありませんが、少々上半身が大きく、そのためにバイク自体が小さめに思えてしまいます。

そこで、付属してきたカブトは取り外し、以前私が作成したフル可動カブトを乗せることにしました。
付属のカブトは、両手・両脚・股間がネジでバイクに固定されているので、それを外すと降ろすことが出来ます。
(腰は一部が瞬間接着剤でシートにくっついているようなので、改造は自己責任で行って下さい。)

すると。

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「よう、加賀美・・・」

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このようになります。
ビッグスケールである上に、本体の塗装が非常に綺麗なため、動くフィギュアが乗せられると、存在感がさらにアップしますね。

Dsc00385 実は、シートから付属のカブトの体内に受信用アンテナが伸びているので、フィギュアを取り外すと、シートからアンテナが生えたままになってしまいます。
切ってしまえばそのまま座れますが、いくら何でもそんな勿体ないこと出来ません(^^;)。
そこで今回は、アンテナはそのままで、無理矢理座らせています。
でも、見えない角度に回してしまえば良いだけなので、別に気にしません。

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というわけで、フル可動カブト専用バイクが出来て良かった良かった。
なんかもう、走らせるの勿体ないや。このまま飾っておこうっと。
(なんか、当初の目的とズレて来たような・・・)

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