UNIVERSE FRAME
バカな!トッキュウオーがこんなに動くなんて!
以前ご紹介したDXROBO UNIVERSEシリーズ、共通フレームで組み換え遊びができるのはとても楽しいのですが、可動域が肩くらいしかない(腿は横にしか回らない)という残念な点がありました。いや、子供のDXロボ玩具としては満点なのですが、大人の目で見るとねっていう話です。そもそも子供のものなんだから、これはこれでいいのです。
しかし大人はないものねだり。ないならしょうがない。作ってしまえ。
というわけでできたのが、DXROBO UNIVERSE用の可動フレーム。元の玩具のフレームとほぼ同じサイズですが、全身17か所に可動域を設けてあります。材質はPETG HFというペットボトルの材質と同じようなものを用いていますが、それより紫外線に強く、またプラより硬くて柔軟性があり、ABSとほぼ同じ硬さを持っている優れものです。
胴体中央フレームは動かす必要がないので、玩具のものをそのまま使用しています。また各部の四角い凸凹ジョイントは、玩具のものを脱着できるよう、同じ仕様にしてあります。差込みと保持の感触は、玩具とほぼ変わりないものになっています。まぁその感触にいたるまで、十数回作り直しましたがね……。
各部の丸い穴はビスを刺し、強度と保持力を調整できるようにしてあります。が、実際作ってみたら保持力がかなり良い感じだったので、調整の必要はありませんでした。むしろ固すぎて何度か折れたw
完成したこのフレームに、トッキュウオーの装甲を取り付けてみると……。
この通りだぁ!
装甲自体は玩具そのものなので、イメージは全く変わりません。そのくせ良く動く!遊べる!楽しい!壊れない!やったね!
ただ実は、そのまま装甲を付けるとみての通り、腰関節はトッキュウオーの装甲と干渉してしまうので、あまり前後に動かせません。
そこで追加ジョイントパーツを作りました。玩具のジョイントとほぼ同じ凸凹ジョイントが、前後についています。
これを本体に取り付けることによって、トッキュウオーの装甲を浮かせ、干渉しない空間を作っているのです。簡単工作なのに、こうかはばつぐんだ!
なのでビュンディーも生き生きと動かせます。なんかホント楽しそうだな?カオスなことになってきたぜ!
同様に以前作成した大連王も、ダイナミックに動かせます。このために大連王の両肩は、白い部分が上下と左右にスライドできるようにしてありました。めんどくさがらずに作っておいてよかった。なお大連王のみ肩幅が他のロボより広いので、中央の胸ブロックも新造しています。
エンジンオーももちろんできるのですが、これだけ両ひざの裏の装甲が長く、膝を曲げても干渉してしまいます。もっと上の部分から曲がる関節を作っても良かったのですが、今回はUNIVERSE用の共通可動フレームを作るのが目的だったのでやめました。
ほんの少し肘を曲げるだけで、巨大ロボの印象はグンと替わりますね。特にトッキュウオーは、合体玩具だと構造的に腰が回ることはできないので、それができるフレームを内蔵するとやたらアクティブになります。うむ。余は満足じゃ。
本当はこんなの自作しなくても、メーカーさんから出してくれればありがたいのですが、それよりこのシリーズちゃんと続いて欲しいですね。次のゴーカイオーで終わりじゃないだろうな……?
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