妄想玩具研究

2021/09/20

蝕の双翼

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エクリプスの追加バックパックを出せ!
何!発売は来年だと!

じゃあしょうがない・・・やっちまうか・・・

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先日作成したMG・エクリプスガンダムですが、ガンダム、そしてSEED時代のMSには珍しく、背中の追加武装…バックパックがついていません。専用のものは来年春、プレバン限定発売のようです。
他のSEED系の、例えばエールストライクガンダム(リメイク)とかザクウォーリアとかの互換性はありますが、なんせ店に売ってないんだよこのご時世!

そこで地元のデパートをうろついていたところ、面白いMGを発見しました。SEED世代のMS・レッドフレーム改。背中に馬鹿でかい剣(本当は多機能作業アーム)・タクティカルアームズを装備する子です。METAL BUILDのレッドフレームで遊んだ経験から言うと、絶対に楽しいものができそうです。
しかし残念ながらレッドフレーム改は10年前の製品なので、このエクリプスとは互換性がありません。説明書にも、合体できるバックパック一覧にも記載はありません。

だがそんなこと!俺に関係あるか!

というわけでMGレッドフレーム改のタクティカルアームズを、色をエクリプス仕様に塗り直し、エクリプスでも装備できるようにしたところ・・・。


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おや!まるで図ったかのようにピッタリじゃないか!(デジタルノギスで図ったけど)


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まるで最初からこういうガンダムだったかとすら思えるほど、全く違和感がありません。むしろタクティカルアームズの尖ったパーツが、エクリプスのために開発されたかのような錯覚すらおきます。


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合体のために、背部に新造ジョイントを付けています。3Dプリンタで作成したもので、様子見のために塗装などしていませんが、十二分な密着度・保持力を維持しています。もちろん取り外しができ、すぐに元のエクリプスに戻せます。

この軸部分に、タクティカルアームズの凹ジョイントを差し込むと・・・。


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このように、安全・確実に見事に合体!タクティカルアームズ自体がそんなに重くないので、保持力はばっちりです。


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グリップ部分は取り外せるので、エクリプスに持たせてもいいし(幸いにもエクリプスの余剰パーツに、ちょうどいい手首【保持用の指】が余っています)、付けたままでも全く問題ありません。

いやしかし自分で言うのもなんだけど、これすっごく親和性が高いな。塗りなおした色のせいもあるけど、タクティカルアームズのシャープでスパルタンな感じが、エクリプスのイメージにぴったり。やっぱロウ(レッドフレーム改の製作者)が、エクリプスにも絡んでるのでは・・・。


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しかし、拡張用バックパックである以上、変形後も使えなくては意味がありません。MA形態でも運用が可能なように考えます。


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そこでまた3Dプリンタで、MA専用合体ジョイントを作成しました。MS用もこちらも、材質は疑似ABS製ですので、強度は全く問題ありません。ただMA形態の際、下部の尾翼が干渉しますので、そこを避けるようジョイントにも隙間を開けてあります。またエクリプスの余剰パーツであるMA形態のジョイントを利用し、本体との接続を完全なものとしています。


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ちゃんと合体できるか半信半疑でしたが、この通りばっちり!フォルムも重そうな上半身とバランスが取れ、大気圏運用に十分な感じになります。

 

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後ろから見ると、クの国のオーラバトラーシップだか、バッフクランの戦艦だかわかりませんが、ちゃんと合体できるのは確認できます。しかしやっぱ、公式通りだと上部にバランスが集中しちゃうね。

そこで、前回検討した改良版・MA形態での合体を試します。


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ああ!絶対こっちの方がいい!何これ超カッコいい!(自賛

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まさに高速突撃艇みたいな感じになって、ああ!いいんじゃないの!ってかもう、私の中ではずっとこれでいいわ!


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大型剣モードも、もちろん可能です。さすがに重くて大変ですが、先述した余剰パーツの指のおかげで、ちゃんと持てます。さすがにレッドフレーム改の補助スタンドを使った方が安定するようですが、まだ作ってません。本来は合体用ジョイントも、1種でMS・MA両形態に差し替えなしで運用できるようにしたいところですが、今回はまず様子見ということで。

しかしホント、こいつカッコいいな・・・劇場版にも出てきてほしいな・・・。

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2021/07/17

救えるものは他になし

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先日ご紹介した「特撮合金・大鉄人17」ですが、あの頃のワクワクを思い出させる傑作でした。今でもモニターの前に飾って遊んでいます。
ただ1点、どうしても残念だったのが・・・。


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要塞17への変形の際に、腕を変形用の小型のものに交換しなければならない仕様です。この腕は手首を下に折り曲げた状態で造形されており、そのまま戦闘に移行することができませんし、小型腕専用の拳もありません。
劇中通りのバカでかい手を胴体に収納するのはちょっと厳しいにしても、せめて「変形→戦闘開始!」までは部品を交換せずに、シームレスにバトルさせたいと思うのは、当時品の超合金で遊んでいた者でなくてもそうでしょう。


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そこでマウンテンサイクルをひっくり返して、写真のものを発掘しました。「関節技EX・極め手」という、MGのガンプラを意識したサイズの可動拳です。手首に上下の回転軸があるだけでなく、指の関節が1個1個可動、自在にポーズを付けられる優れものです。

ただ残念ながら現状はおそらく店頭在庫のみ、また本来はポーズを付けた後、指の角度は瞬着で固定することを推奨しています。ガシガシ動かして遊ぶことは想定されていません。しかし!まずは試してみることにしましょう。


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内部部分を組み立てると、こんな感じになります。指は平手から握りこぶしまでできますが、材質がABSなので塗装はしません。指が青ではなくなりますが、これはしょうがない。またボールジョイント部分は、径が17のそれより微妙に細いため、レジンで少しだけ太らせます。

手の甲に青く塗装した装甲を付け、指の形をグーにして・・・。


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腕部品(小)に取り付けると、こんな感じに。


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全体のバランスはなかなかで違和感もなく、手首の軸も思ったほど目立ちません。最初からこういう物だと言われれば納得する(?)レベルです。劇中のような迫力が欲しければ、本来の腕に交換すればいいだけですしね。

ではいよいよ変形開始。果たして、ちゃんとうまくいくのでしょうか?


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まずは指の関節を伸ばして、平手にします。


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続いて手首を内側に畳み、指も畳んで、腕の内側にまっすぐ沿わせます。


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そのまま両肩を引き出し、肘を内側に90度曲げていき・・・


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腕を腹部シャッターに押し込みます。そのまま、両肩も元の位置に押し込みなおすと・・・。


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おお!ちゃんと入った!
この通り、両肩の幅は変形専用の手首を用いた時と同じです。肩装甲と腕とで少し角度が付きますが、ちゃんと腕が胴体に収納されています!


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後は普通に変形させて・・・。


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美しい飛行17の完成!

少なくともこの状態で、変形専用手首を使った時とは、ほぼ見分けがつきません。


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これで、シームレスに変形→戦闘が行えます。やったー!
やっぱり指が動くと全然違いますね。数十回変形を繰り返しましたが、今のところ壊れる気配はなく、満足して遊んでいます。

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サブマシンを持たせたところ。なんか特撮でよくある「手のアップの時に手袋を使った撮影」みたいだな。まぁいいやw

今回は極め手を使いましたが、MGガンプラのフル可動手首を使用しても、おそらく同等のことができるのではないかと思います。その方が手に入りやすく、壊れにくいかもしれませんね。

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開発された方々も、たぶん可動手首のことは考えられたのでしょうが、コストその他の問題で見送られたのではないかという気がします。いや知らんけど。こういう時、例えば日本の大手財団Bとかだと、可動手首とか見栄え前提の小型頭部とか、その他オプションパーツを「プレミアムB」などで注文販売するような気がしたりしなかったり。

まあ何にしても「何か物足りない」と思った時に、「救えるものは 自分自身以外他になし」!「なければ作る」精神だけは、枯れないようにしたいと思います。

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2021/05/02

おうち時間

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GWなのにおちおち、安心して外に出かけることもできない今日この頃。せめて家でできることを楽しくやりましょう。

ということで今回は番外編、家でお手軽にプラモを作るための、簡易ブースを作成しました。材料は全部100均のもので、税込み660円しかかかっていません。

しかし、プラモのランナーをまとめておいておける薄いボックス、ツール群を入れておく箸立て、その後ろに固定したクリップボードで設計図見ながら作れる簡易さ、自分で作った割には非常に重宝するものができました。外側はザル状のA4ファイルケースと、それより一回り大きい、中抜けのないケースの2重です。

このサイズのボックスなら、ランナーは、ミニプラなら丸ごと1箱入りますし、ガンダムHGシリーズでも数枚は入れておけます。ランナーをあっちこっち探さなくて済むので非常に便利。これ全部でA4サイズなので、机の上に広げるのも楽です。


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片付け・再開も簡単。クリップボード外すだけで、そのまま持ち運べます。


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一番いいことは、二重底のおかげで、削りカスが穴からこぼれて下にたまり、掃除が非常に楽なことです。ランナーやパーツを一緒に入れておいても、カスが付くことはないので実に安心。

100均の製品だけなので、自分でいろいろアレンジしてもお手軽価格で済むところがポイント高いです。もっと大きな説明書を見るときのために、ボールジョイントで伸びるクリップも今度買って来ようかな。


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そんな中で、プラモとは別に、3Dプリンタで新しいものを作りました。全長20㎝程の可動フィギュア、ドルセリオン・ミニ。周りにいるのは、戦隊チームをイメージしてチョイスしたダイアクロン隊員たちです。


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もともとデータとしては、完全変形版を基にしているので、さほど労力は要りません。可動域は元よりも広がっているくらいです。関節にはリボ球を使用、安心してグリグリ動かせます。壊れる心配のない玩具って楽しいなぁ。ってか壊れたらまた作れるし・・・。


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ミライトを利用したビームサーベル発光も可。


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同じゲーム内に登場する、勇者姫アンルシアと一緒に。まあスケール違いますが。


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ダイアクロン隊員をこう絡めると、超電子バイオマンのエンディングみたいな感じにもなりますね。


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なのでつい戦隊風に加工してみたり。


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まあとにかく、私たちは私たちのできることを、できる範囲で行いましょう・・・。

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2021/04/03

立て!ドルセリオン!

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5つの道が交わる時…燃える正義で悪を撃て!


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完全変形【DX緊急駆動ドルセリオン】登場!

以前からちまちま作っていた、3Dプリンタによる巨大玩具が完成しました。中島諭宇樹先生が連載中のマンガ、「ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ」に登場する人型機動兵器、その名もドルセリオン!

オンラインゲーム・ドラゴンクエスト10に登場する、プレイヤーの足となるドルボード(バイクみたいなもの)。劇中では、「超駆動戦隊ドルブレイブ」の面々が乗る5台がおのおの巨大化し、合体してドルセリンとなります。

もちろんマンガの中にしか登場しないので、今までそんなものを立体化、ましてや合体可能な玩具にしようなどという人は(私の知る限り)いませんでした。ならやっちゃうしかないよね!とにかくドラクエ10とソウラは大好きだし!

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というわけで、まずは合体する5台のドルボード。いずれも、ゲームやマンガ内に登場するデザインを割と忠実に再現しました。


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後述する理由のためにかなりデカくなっており、一番大きいドルチェイサーとドルチャレンジャーは、1/6ドールが乗り込んでちょうどいいくらいのサイズです。逆にドルストライカーとドルダイバーは、RKFシリーズの仮面ライダーが乗るくらいのサイズです。本来は同じスケールのフィギュアを載せたかったのですが、デザインの都合上、合体時の巨大化比率がかなり異なりますのでしょうがない。


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まずは司令塔となる、ドルストライカー。劇中では、本来の三角錐型のドルボードが、追加武装であるハンマーを牽引しているという設定です。機体先端の丸い部分は、ある用途のために、差し替えで発光も可能にしています。(100均で見つけた丸いライトを使用)

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分離し、変形を始めます。いずれもネオジム磁石6mmを合体に使用しており、バシャっと気持ち良く分離・合体が可能です。三角錐の部分は前後に分離、後部がドルセリンの頭部になり、上部のセンサーが展開します。赤い円筒は、内部のアーム部分を引き出してスライドさせると、中から合体用の軸が押し出されて、肩パーツになります。


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続いて、胴体になるドルチェイサー。5台の中でも最も未来的な、バイクらしいスタイルをしています。これも前部に、ガンプラ用の発光LEDユニットを内蔵、ヘッドライトが点灯します。


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前輪が左右に分かれ、回転して肩関節を形成し、後輪は回り込んで背中に逃がします。原作だとバイク後方のバッグみたいな部分が股関節になり、後輪が腰にくるのですが、そうするとどうしても変形前後のつじつまが合わず、また胴体が細長いロボができてしまいます。そのため、後部を畳み込んでフォルムを調整、さらに後輪周りのカバーを展開するギミックをいれています。


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両脚になる、ドルチャレンジャーとドルトラベラー。鳥山明先生ライクな感じの、モノバイクタイプです。いずれもヘッドライトが点灯します。


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変形過程は複雑怪奇、よく先生こんなこと考えたな?と驚いてしまう仕組みです。まぁこれで合ってるのかどうか、作った私も今一つわからないんですが!
ひざ上に軸があり水平に回転でき、膝も90度以上曲げられます。


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最後は両腕となるドルダイバー。深海潜航艇という設定です。まぁゲーム内ではどっちかというとバックトゥザフューチャーのエアボードのように、普通に街中を走ってますが!


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ヘッドライトと後部バーニアも発光します。意図したわけではないのですが、ヘッドライトは下部の隙間から光が漏れて、まるでほんとうに潜航艇が海底を照らしているかのようにも思えます(設計ミス


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中央から分離し、内部に収納された手首を展開します。手首は以前作ったフル可動タイプなので、関節全てが可動、グーもチョキもパーもできます。
こちらも原作では、ただ分離して腕になるだけなのですが、そうするとボードだけに薄くて長い腕になってしまいます。そのため、後部を折りたたんでフォルムを調整し、さらに合体時のジョイントを押さえて外れにくくする仕組みにしました。


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「ドルセリン・チャージ!」


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合体開始だ!


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「完成!ドルセリオン!」

海底離宮潜入隊の切り札、ドルボードの王の誕生です。身長約60㎝の超巨大サイズ!
しかし合体にもネオジム磁石をふんだんに使っているので、割と安定してフォルムを維持できます。そして何と言っても、ここまで差し替えパーツ、一切なし!まぁ強度的に不安なパーツはあるが!


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額には100均の宝石状のパーツを配置、いかにも神秘的な感じにしてみました。またフェイスパーツを交換し、内部にガンプラのLEDユニットを組み込むことで、両眼が発光するギミックも入れました。

先述していた「サイズが大きくなった」原因はこれで、どうしても目を光らせたかったんです。そのためのLEDユニットから逆算したら、全高60㎝になっちゃったんだよ!


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各関節はラチェットとスプリングを組み込み、さらに疑似ABS素材で製作することで強度を上げ、しっかりしたポーズが取れるようにしてあります。とりあえず、腕を上げても降りてこないくらいの保持力は出せました。


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そうはいってもあまりに重くてデカいので、自重に負けて転んで破損、というのが一番心配です。そのため、非常に強力なスタンドも用意しました。耐震伸縮棒を改造しているので、安心度は抜群です。


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さらに、劇中で追加配備されたドルキャリアーとドルホッパーも作成。キャリアーはトラベラーと合体し、サイドカータイプになります。ホッパーの方は、昔懐かしホッピングのおもちゃがモチーフで、真面目な顔をした冒険者たちがこれに乗ってぴょんぴょん飛び歩くさまは、結構シュールです。

これらを装備すると・・・。


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アサルトドルセリオンの完成!
キャリアーが盾に、ホッパーがビームサーベル(の柄)になります。


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が、実はキャリアー部分は(巨大化比率が異なるので)そのまま盾にするには大きすぎます。一応腕にも持てるようにしたのですが、正直言って戦闘(と撮影)の邪魔にしかなりません。ここらへんは、2次元の表現なので仕方ありません。
それでも余ってるのはかわいそうなので、普段はこうやって背部に装備するようにしました。


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なのでこうやって取り付けているのは、アクション用の2周りほど小さい盾です。まぁ特撮の小物って、こういうことあるよね!(酷い目のつぶり方


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代わりと言っては何ですが、ビームサーベル部分はPGガンダムの発光サーベルを流用したため、物凄く綺麗に発光します。サーベルもですが、目も発光するようにしておいて良かった!暗闇で撮影してるとテンション上がる!

さらに、胸周り装甲のアンテナの先端を、先ほどの球型LEDに交換すると・・・。


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必殺パワー!「ドルサンダーブレーク!」
嵐を呼ぶぜ!が再現可能。
もちろん稲妻は合成ですが!


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そして最後に決め技!

「ドルセリオン・ウィニングラリー・フィニッシュ!」

ああ合成が楽しすぎる!やっぱ最後は爆発だな爆発ぅぅぅ!


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ああ堪能した。満足した。

この世のどこにもない玩具でも、自分が欲しいなら、作ってしまえる(かもしれない)時代が来ましたよ!

これにて、約半年かかった「クエストNo.9999『立て!ドルセリオン!』」ALL CLEAR!
初回報酬:幸福度が100上がる
リプレイ:ご勘弁ください

これが俺のドラゴンクエストだぜ!

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2021/02/07

常闇の一撃

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造形とはなんと、巣ごもりに適した時間つぶしでしょう。


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3Dプリンタで、ドラゴンクエスト10に登場する武器・常闇のハンマーを作成しました。強敵・ダークキングを数十回倒さないと手に入らない武器ですが、本来は金の飾り部分が柄を支える下部にあります。が諸事情あって、正面に回しています。まぁこっちの方が見栄えするしね。


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1/6ドールで保持するのは大きすぎてさすがに無理、補助スタンドで持たせています。


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ゲーム内だと二刀流も可能なので、当然のように2個作成しています。柄は取り外し可能です。


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マンガ「蒼天のソウラ」では、この武器は殴るどころか、「システム・オプティカルオーケストラ」として、(たぶん)魔力によるミサイルランチャーみたいな攻撃をしていました。


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さらに縦に連結して、「システム・ソレノイドシンフォニー」の強力砲台としても運用していました。何だこれは本当にハンマーなのか・・?


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以前作成したドルボードにマグネットで連結、牽引してもらって走行も可能です。


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さらに、中に収納されている謎のアームが起き上がり・・・。

 

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ジョイントを押し出してスライド展開、何かにくっつくような形態にすることもできます。いやー何が起きるのか見当もつかないや(棒

変な話だけど、巣ごもりのおかげで作業は結構はかどります。片っ端から出張とか取りやめになったからね。決して良いことじゃないんですが・・・。 

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2021/01/17

冒険は相棒を乗せて

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♪ いつも一緒さ アステロイドブルース ♪ (関係ない


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ドラゴンクエスト10に登場する乗り物・ドルボード。その中でも初めて(だったか)二人乗りを可能にしたサイドカータイプを、3Dプリンタで立体化しました。1/6ドールが乗れるよう、横幅も奥行きも30㎝以上のデカブツなので、ほぼすべてのパーツが分割印刷。サイドカーの前面ですら、2枚に分割して接着せざるを得ないほどの代物です。


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細部に嘘くさいデカールがありますが、全部ガンプラとかからの流用なので、アストルティア文字ではありません。ごまかすために文字のある部分は、上下反対にして貼ってあります。上下反転すると、意外と文字だと認識できないものです。


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ヘッドライトも点灯可能。内部に、ガンプラMG用のLEDユニットを入れてあります。

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後ろにはブレーキランプやウィンカーもあります。そもそも、魔物相手にブレーキランプやウィンカーが必要なのかどうか知りませんが・・・。

排煙の汚れなども再現してみましたが、ちょっとやり過ぎたかな。


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サイドカー部分はマグネットジョイントで脱着可能。6mmネオジム磁石を2個ずつ使っているので、接続力は抜群です。さすがに持ち上げると外れますがね。


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そしてサイドカー部分は、なぜか大型の盾に変形する機能があります。表面処理が雑ですが、交戦した後はこんなもんだろうと思って適当に削ったり穴を開けたりしています。・・・がよく考えたら、登場時は新品だったはず。いや何の登場時か知らないが!


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次は乗っている人たちのご紹介。オーガ(女性)とキラーパンサー(白)です。


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オーガ(女性)は角と尻尾が特徴的な、ナイスバディの種族です。我々は愛を込めて「オガ子さん」と呼んでいます。彼女はCoolGirlのNo.13の武装を利用、肩の角を3Dプリンタで作成。尻尾は針金を芯に毛糸を巻き、薄めた糊で固めています。


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やっぱオーガは両手剣、ゲームにでてきそうな適当なものを探しましたが、リボルテックのなんか・・・肝っ玉母さんのだったかな・・・がちょうどいい感じでした。


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お供のキラーパンサーは、トランスフォーマーのMPタイガトロンに、毛糸を両面テープで貼り付けただけです。本当はチータスの方がイメージに合うんですが、どこにしまったかわかんなかった。


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現状この世にないものであっても、根性があれば生み出すことができる時代がやってきました。今はみんな巣ごもりをせざるを得ませんが、早く普通に展示会とかできるようになって欲しいですね・・・。

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2020/12/14

遥かなる旅の友

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ちょっとそこまでお買い物。


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オンラインゲーム・ドラゴンクエスト10で、冒険者たちの日々の足となっている乗り物、ドルボードをいくつか、3Dプリンタで立体化しました。まずは、鳥山明先生テイストがじわじわとくる、モノバイクタイプです。


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1/6サイズのドールを乗せると、街乗りにはぴったりなサイズです。各種モニター、ハンドル部のスターターやウインカー、ブレーキランプなども再現しています。


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続いては、最もスタンダードなドワチャッカタイプ。ドルボードは、現在では100種類ほども存在していますが、実は中身は全く同じで、すべて上の写真のような、反重力で浮く三角錐形をしています。しかしドルワーム王国の古代化学力によるホログラムにより、さまざまに見た目を変えられ(ると言う設定になってい)ます。


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こちらは都合上、RKFの仮面ライダーが乗るとちょうどいいサイズ。謎の分割線は現状、気にする必要はありません。


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最後は、なんでこれと上の三角錐が同じものなのか理解できない、レーサータイプ。未来的なデザインが非常にかっこいいです。


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こちらも何とかRKFシリーズが乗れますが・・・


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デザイン的に、COOLGIRLの方が似合いますね。これも雰囲気はばっちりなんですが、肝心のCOOLGIRL協力迎撃部隊の素体の方が、スーツのゴムの弾力に負けて、ポーズをほとんど付けられないトホホぶりだったので、そばに立たせるだけで我慢しています。


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本当はこういう人が乗るんですがね(謎


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さて。

実は3機のいずれにも、驚愕の(わけのわからない)変形機構がありますが、それはまた後日。まだ工程は3/7なので・・・。

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2020/10/03

水に溶けるプリンタ

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別にプリンタ本体が水に溶けるわけではありません。今回は、3Dプリンタのマテリアル使用備忘録みたいなものです。

先日から3Dプリンタで大物を作成していましたが、その際に別のマテリアルを試してみました。光造形に違いはないのですが、水溶性のUVレジンです。

一般的な、アルコール洗浄が必要なUVレジンと異なり、その名の通り水に溶けます。もちろんちゃんと乾燥させれば、固まったままです。水溶性のプラモ塗料と似たような感じですね。

 

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利点としては

・印刷後は水洗いだけで済むので、取り扱いが圧倒的に簡単

・無水アルコールを買わなくていい

・プラットフォームやレジンタンク、攪拌用のヘラや刷毛も、水で洗い流すだけでいいので、お手入れが超簡単

 

反面、

・アルコールタイプと比べ、少し値段が高い

・色はそろっているが、疑似ABSや軟質樹脂などのものはまだない(あるのかもしれないがそこらじゃ買えない)

・水溶性なので、完全硬化前にあまり長い間水につけておくと、瓦解してくる

・露光に少し時間がかかるので、スライサーソフト上の印刷設定をいじる必要がある

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↑ こちらが標準的なUVレジンの硬化時間設定ですが

 

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↑ 水溶性レジンの場合は、露光時間を少し長めに設定する必要があります。またその分、印刷時間も伸びます。

 

そして

・洗浄後の水は、そこらに安易に流して捨ててはいけない

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この水を少し日光にさらした後、タライの底をひっかいてみると、がりがりと硬化したレジンが削れるのがわかります。なんせUVレジンが溶け込んだ水ですので。その水を濾紙でこしてみると、こんなものが底に残ります。もしそのまま下水道にでも流した日には、目も当てられません。ちゃんとろ過して、不要なレジンを分別した後、水を捨てる必要があります。

しかしそれらのデメリットを差し引いても、洗浄と印刷後の手入れが楽なのは、大きなポイントです。これからは特殊素材を使わざるを得ないとき以外、水溶性レジンにしようと思います。

 

また水溶性云々以外に、UVレジンでの造形の際の注意ポイントもわかってきました。

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・造形の際、「中空」を作るのは避けた方がいい

3Dソフト、またはプリントのためのスライサーソフトでの設計の際、物体を中までみっちりと材質が詰まった状態でなく、中空で設計することがあります。しかしこれは、FDM式のフィラメントを熱で溶かす造形でなら有効ですが、光造形で液体UVレジンを使用する場合には、ひどい目にあうことが多いです。

私も最初、大した意味もなく「中空で設計した方が、材料を節約できていいだろう」と思って、スライサーソフトにそのように自動設計させました。すると、出来上がったもの(ちょっと大きめの箱型)は、乾燥させた数日後に割れてしまいました。これは、中に空気を閉じ込めたまま現物を生成してしまうので、時間が経つと圧力かなんかで破綻をきたすのだと思われます。ちょっと考えてみりゃ当たり前なんですが!

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それを防ぐためか、多くのスライサーソフトには「穴を空ける」というコマンドが用意されています。ああ、これで中の空気を逃がす穴を空ければいいのか、と思って成形させてみたところ。

今度は、中空部分に残っていた、乾燥していない液体状のUVレジンが、その開けた穴から漏れ出すという大惨事が発生しました。せっかく完成したほかの部品が、漏れ出たレジンでびしゃびしゃです。なんてこったいオリーブ!

 

というわけで個人的には

・UVレジンで大きな部品を作成する際は、できるだけ中空生成は避け、ムクの状態で印刷させる

・どうしても中空部分が必要な場合は、「ガワ」を作って後で組み合わせる

のがいいと思います。つまり

1

↑ こういうものを作る際に、重くなりすぎるようだったら

2

↑ こうではなくて

3

↑ こうか、もしくは

 

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↑ こうした方がいいんじゃないか、ということです。なお私もトーシローですので、何か間違っているようでしたらご指摘ください。


また多くの光造形プリンタの「モデル自体は、下から上に印刷する」仕様上(実際には上下反転し、つららのように上から垂れ下がって生成されるのですが)、設計の際にはモデルの下が重い方が、印刷が安定します。上の方が重い(大きい)と、やってできなくはないですが、部分的に途中で取れちゃったり、意図しない印刷結果を招くことがあります。

ですので、先ほどの分割印刷の場合には

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↑ こう置いた方がいいことになります。

 

ただ、一般的にスライサーソフトは、印刷の際にサポート材(印刷後にモデルを取り外しやすくするための余剰パーツ)を推奨してきます。だいたいこんな感じで。

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赤い部分がサポート材です。プラットフォームとモデルの間を取り持つので、これが少なかったりすると、その上の面がうまく成形されない場合があります。多すぎても取り外しに困るんですが。

しかしこのサポート材は、直接モデルに接するため、最後に切り離す際、どうしてもサポート材と接したモデルの面に凸凹が発生します。光造形3Dプリンタの印刷は、まさに科学の結晶ですので、印刷面は非常にきれいでなめらか、それこそ0.01mm単位で細部を出せます。しかしこのサポート材と接した面のみ、印刷後に自力で綺麗にする必要があります。まぁあれだ、プラモのバリ取りだ。
それは結構めんどくさい、というかせっかくの美しい造形の恩恵を受けられないので、サポート材と接する面をどこにするかは、設計の段階で考えておく必要があります。

上記のモデルで、もし「上下の広い面を、できるだけ綺麗に出力したい」場合には、こういう配置にすることがあります。


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↑ こうすることで、サポート材と接する面が最小限で済み、大きな面を綺麗に出力することができます。左側のモデルのサポート材が、下の面から天辺の面まで伸びているのは、おそらくこれがないと上の面が落っこちてしまうからです。

ただこれも、最良の方法というわけではありません。今度は時間が関係してきます。というのも、光造形プリンタの成形時間というのは、モデルの「広さ」でなく、「高さ」に大きく影響を受けます。成形時間は、プラットフォームが、LED光源とレジンタンクとの間を行ったり来たりする時間、つまりそのモデルの「高さ」に比例すると言っても問題ないでしょう。

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↑ 高さが4㎝程度だと、印刷時間は2時間くらいなのですが(当社比)

 

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↑ 高さが12㎝くらいになると、印刷時間が7時間近くになります。結果的には同じものを作るにしても、置く向きで出来栄えも時間も大きく変わってしまうわけです。7時間かけて失敗品を作った時のショックはでかいよ?


さらに厳密にいうと、下から薄い層を生成していく成型方法のため、生成物の割れやすい方向が決まります。

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↑ 雑なイメージですがだいたいこういう感じで「下から順に」積層されていきますので、最終的な見た目は同じ形であっても

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どちらがどういう向きに割れやすいのかは、想像がつきますね。完全に乾燥してしまえばそれほど差異はないような感じもするのですが、力のかかる部品を作る際には一考した方がいいかもしれません。

 

マジでこういう話、どっかひとまとめに書いてないと、わかんねーって。こんなトライ&エラー物件・・・。面白いんですがね・・・。

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2020/10/01

アルティメットアーマードエグドラシルミリティアル(以下略

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ご覧あれ、俺っち渾身のレジデンス!


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アルティメットアーマードエグドラシルミリティアルユースカスタムダッシュターボアクセルマーク2(略して「えぐみ2」)。
マンガ「ドラゴンクエスト・蒼天のソウラ」16巻以降に登場する、生きた移動要塞です。それを光造形の3Dプリンタで立体化しました。おそらく全世界初!


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本編では、海底離宮突入部隊の切り札として登場します。本来はエグドラシルという動く樹木のモンスターで、現地で栽培され、それを大改造して移動要塞にしてしまった、どうかしてる奴らがいるわけです(・・・)。

まあそんな燃える描写を見てしまったら、私もどうかしないわけにはいかないよね!というわけで、根性入れて作ったのがこの子です。スケールは1/144(ほんまかいな)。


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全身はUVレジン製ですが、樹木の葉っぱの部分には、Pさんのアドバイスによりグリーンのリーフパウダーを2種類吹いています。記事の一部がレジンそのままなのは、アドバイスいただく前に撮影したやつです。本当はこのサイズだと、葉っぱ1枚が蓮の葉っぱくらい大きくないといけない計算になりますが、このくらいの方が雰囲気出るしね。ユグドラシルの葉っぱはきっと蓮並みなのです。

塔の天辺の旗は、紙に印刷し(スポンサーのヴェリナードの紋章入り)、それに透明レジンを薄く塗り、乾燥させて使っています。この方法だと、紙を曲げたまま状態を固定でき、丈夫になる上に、工作が非常に楽です。

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自重が重いため脚部は固定ポーズですが、首と尻尾は差し替えでポーズを変えられます。ちゃんとマグネット脱着だよ。


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実物のサイズは、高さが約15㎝、尻尾までの長さは30㎝以上。RKFの仮面ライダーセイバーと、比べるとこんな感じです。(意外と雰囲気合ってるな)


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他は一応、ほぼ原作通りに造形したつもりなんですが、ここから脱線を始めます。

実は尻尾というか後部、いや色自体も原作だと(白黒なので)不明です。なので、まるっきり勝手に作っています。尻尾なんか、あるのかどうかすらもわかりません。(なお単行本読み返したら、普通に木の枝みたいな尻尾がありました。わはははは。もう遅い)しかしどっちにしても、後部から押し寄せる敵に対処するには、やはりそれなりの対応力を持った尻尾があった方がいいでしょう。

というわけで、TWCS(テール・ウェポン・チェンジ・システム)を導入、マグネットで自在に武装を交換できるようにしました。


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まずは一般装備として、遠隔ギガボンバー発射砲台を搭載。「竜型の移動要塞」の尻尾には、2連砲台を置くのが日本人の鉄則。君の地球が狙われてるぞ!


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続いて、破砕用の大型ドリルと交換。「竜型の守護神」の尻尾には、ドリルを付けるのが日本人の鉄則。スリルを求めドリルが回る!


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さらに、いずれ訪れるであろう和平後の離宮復興に協力するため、大型クレーンにも交換可能。職人は作るのが本懐だからねぇ。


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「蒼天のソウラ」は、ドラゴンクエスト10をモチーフにしていますが、マンガとしても超!傑作、敵も味方もキレッキレで、熱い展開が続いています。なぜ「私が」「この子を」「ウキウキしながら」作ったかは、ソウラ本編をお読みいただければお分かりになるかと思います。

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2020/08/16

お盆のプリンタ

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外出も自粛気味、そもそも出ただけで死ぬような暑さとなれば、もうおうちで何か作るしかないですよね。


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しょうがないのでまたしても、3DプリンタMarsProにかかりきりになるお盆休み。
著作権の問題もありますので敢えて口を濁しますが、何でも食べる名前を言えないあの人を作りました。


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光造形・グレーのUVレジンで出力、よく乾かしてからサーフェイサーを噴いて。


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適当にスプレーとガンダムマーカーで塗っただけですが、雰囲気は出ています(自賛)。


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なお大きさはこのくらいなので、ダイアクロンスーツならばなんとか制圧できるサイズです。
300円のガシャポンくらいになら、見間違えるレベルにはなったかと思いますが、いかがでしょう。


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またそれだけではなく、前から作っていたPGガンダムなどにちょうどいいサイズのフル可動手首も完成しました。


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比較用に、右手には本来の手首を付けてありますが、パッと見て違和感がない大きさになりました。


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アクシズを押し返す手首の動きもできますし(時代が違います)。


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もちろん武器もちゃんと装備できます。が、初代PGは肩も肘の関節も弱いので、武器を持ったら支えがないと、自分の腕も前に伸ばせません。手首のせいじゃないよ。


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とりあえず生一つ。


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狐の悪魔を召喚。


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爆熱!ゴッドフィンガー!

なども十分こなせ、本家よりずっと丈夫で安心して動かせます。なんせ本家の手首は、この撮影中に何度指が外れたかわかりませんが、こっちは破損も緩みもしません(自賛×2)。


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なお3Dプリンタは、プリンタなので、ときどき文字化けを起こします。っていう説明で良いのかどうか知りませんが、この写真の上の部品のように、ちゃんと成型できなかったり、一部積層が剥がれかけたりします。たいていはサポート材の設定ミスなのですが、理由が全く不明の時もあるので、まだやっぱり発展途上の機器だなぁ・・・という気がします。


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その場合でも、光造形のプリンタであれば、補修はとても簡単です。なんせ材料は液体ですので、UVレジンそのものを、筆でちょちょいと隙間に塗って・・・。


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ネイルなどを乾かすUVライトのドライヤーに当ててやれば、ものの数秒で硬化し、実用に耐える状態になります。瞬間接着剤よりも強固で親和性があるので(もともと同じ材質ですからね)、ひび割れの補修も安心して行えます。

光造形の3Dプリンタで作成したものは、完成直後は完全に硬化しておらず、雰囲気的には「とても固い羊羹」みたいな感じで出力されます。部屋の中に放置しておけば、それこそ数週間もそのままです。ちゃんと強度を持ったものにするには、先ほどのVUライトなどを当てて硬化させるか、日中に外に出して、紫外線を当ててやる必要があります。硬化後はとても固いプラ相当になるので、そう簡単には折れたりしません。

逆に言えば、完全な硬化前なら加工も非常に楽なので、大きい面を削ったり、サポート材の余計なでっぱりを取ったりするのは、硬化前にやるのが良策です。きちんと美しい面取りをしたり、エッジを立てたりするのは、部品が完全に固まった後の方がいいでしょう。印刷物はそのまま使うのではなく、サーフェイサーなどを噴いておくと、破損や粉化を防げます。

また硬化前に可動部品を組んだりすると、見えない所に固まらないで残っていたUVレジンがあった場合、硬化後に関節が動かなくなるということもあります(何度もやった)。仮組みして可動に問題がないのを確認し、その後部品ごとにバラしてから硬化させる、という手順が一番安心です。

というようなことを、経験則として実感したお盆休み。


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んで、お代はいかほどいただけるんで?

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