それでこそ勇者だ

2023/05/28

合体大作戦

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なんとこの3体買っても1万円でおつりが来たという……(当時

今回も倉庫案件。いずれもトランスフォーマー・ビーストウォーズⅡに登場したキャラ達です。


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まずは、次世代のリーダーと目されるライオジュニアを中心としたサイバトロンの合体戦士チーム。サントン(象)、ライオジュニア(ライオン)、スカイワープ(鷲)の3種類です。


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それぞれ人型に変形。変形はいずれもかなり凝っています。他はまだしも、サントンのなんじゃこりゃ状態は結構凄いですね。どっちがデストロンだかわかりゃしない。


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合体してマグナボスに。ネイティブアメリカンをイメージしたのではないかと思われるデザインが象徴的です。顔が幾分か斜め上を向いているのは仕様です。


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続いて終始やかましかった、陽気なジョイントロンのチーム。モーターアーム(カブトムシ)、DJ(セミ)、ギムレット(ザリガニ)の3体です。


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こちらも人型になりますが、ライオジュニアチームよりさらに異形さが増し、いつの仮面ライダーに出てたっけ?というような怪人ぶりです。また肩書もモーターアームは「力士」だったり、いやいいけどスゲェなぁそれ、という……。


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完成!トリプルダクス。
その変形過程は複雑怪奇、ビーストウォーズⅡシリーズでは一番の難しさでしょう。特にモーターアームの「内臓を引きずり出して左右に伸ばす」のは驚愕です。
しかし意外と合体はしっかりしており、パワフルなフォルムと昆虫モチーフと相まって、当時はかなり売れたそうです。


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最後は宇宙海賊・シーコンズの面々。ハーフシェル(メカカメ)、スキュウレ(メカイカ)、シーラゴン(メカシーラカンス)、テラマンダー(メカエイ)、シーファントム(メカサメ)の構成です。シーラカンスやサメに手足がありますが、もうそういうものだからしょうがない。


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ボディになるハーフシェルを除き、他の連中はほぼ同じ大きさです。手足の構成は決まっており、手足交換はできません。


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合体してゴッドネプチューンの完成。手首、足首と頭部は余剰パーツです。
冒頭にも書きましたが、当時品は3,980円。今、3段変形の5体合体玩具なんていくらするでしょう……

 

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2023/05/21

史上最大の対決

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なんかこの頃の勢い、凄かったね。
なお今回も倉庫整理案件です。


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トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ・ライオコンボイ。「動物対メカ」を打ち出したセカンドシリーズの総司令官です。


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獅子の鬣は展開、4つのミサイルを搭載することができます。こういう隠し武器は、初代ビーストウォーズ玩具からの伝統ですね。


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ライオコンボイにトランスフォーム。ライオンの顔が肩に来るという意表を突いたデザインで、変形過程も凝っているのにスタイルはかなり良いという絶妙のセンスです。


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この形態でも隠し武器があり、ライオンの前足の中からクローが展開します。また腕の装甲の一部は鬣から変形しているので、ミサイル発射機巧もそのまま使えます。


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そして切り札のライオタイフーン。鬣を展開し、くるくる回してから手を離すと、ゼンマイで勢いよく鬣が回ります。アニメでも印象的だったギミックですが、それを玩具的に再現しているライオコンボイは未だこれだけです。


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続いて宿敵・ガルバトロン。やたらかっこいい2足歩行のメカドラゴンから……。


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どこの映画に出てきたんだ、という感じのドリル戦車に変形します。この時、肩アーマーだったものがドラゴンの首を覆ってドリルになるのは、ウルトラマンの怪獣ガボラを彷彿とさせます。いずれも特撮テイストに溢れたデザインで大好き。


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さらに破壊大帝に変形。しっぽを畳んで腕のアーマーにしますが、先端のトゲみたいなものが腕飾りに、さらに斧として武器になるのもいい感じです。


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背部の翼は、展開して大型クローにもなります。この遊び甲斐は満点、個人的に歴代ガルバトロンの中で一番好きな玩具です。


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そして何が凄いって、この2体の放映当時の定価です。どっちも2,980円!信じられん!
今このギミックてんこ盛りの玩具発売したら、お値段は2倍、いや3倍になっていてもおかしくないですね。

じゃあ何で、私たちの給料は2倍、3倍になってないんだよ!おかしいだろこの国の経済!

 

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2023/05/14

10段多重人格

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謎の11段階目登場!


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トランスフォーマー カーロボット・デストロンガー/破壊神 ギガトロン。ファイヤーコンボイの宿敵でデストロンガーの親玉です。今回も倉庫お片付け案件で昔のアイテムですが、本人(そしてそのパワーアップ形態)だけで記事が1個できてしまうツワモノです。

なんと標準(公式)で6段階変形をこなします。トランスフォーマーの中でもその多段変形の数はトップクラス、そしてのちに自分でその記録を塗り替えてしまいます。どの形態も、取り外して付け替えるのは武器だけで、本人は完全変形というのがまた凄いです。


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まずはデビルバット。名前の通りコウモリです。この形態のためだけにわざわざ、ロボののマスクとしてコウモリの口部分が展開します。


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続いてデビルドラゴン。ひっくり返って脚部が双頭の竜になります。この竜の頭も、この形態のためだけに展開します。この子そういうの多いんだよなぁ。贅沢というかなんというか。


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デビルジェット。しっかりまとまった感じの飛行形態、バランスも良くブンドドしやすいです。


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デビルフォーミュラ。翼部分と腕に内蔵されたシリンダーがタイヤになります。


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最後は割と出番が多かった、デビルハンド。親指部分は左右にスライドするので、右手にも左手にも見立てることができます。


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しかもこれだけで終わらず、本人が後半でパワーアップし、デビルギガトロンになります。基本色が高貴な白になり、ジョイントが1か所追加されています。


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可動範囲などはそのままですが、今度は標準で10段変形(!)を謳っています。もちろんトランスフォーマーとしては、今に至るまで最高記録です。先ほどの6形態はすべて行えますので、追加された4形態を紹介します。


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まずはデビルザウルス。実にちゃんとまとまった怪獣、という感じですね。


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デビルノドン。たぶんプテラノドンを意識しているのでしょう。どっちかというと怪鳥ラドンみたいです。でも目が可愛い。


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デビルエレファントw そう来たか!という感じの大胆な見立て。機首が鼻になるのはともかく、武器が牙になっているのがまた見事です。他の形態では武器はあってもなくても関係ないのですが、これだけは武器がないと象に見えません。そして目が可愛い(二度目


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デビルクルーザー。翼で水を切るイメージなのでしょうか。もう「形態できたけど名前が思いつかない」のでこうなったような気がしないでもないけど(失礼

ここまでで10段変形、まあやろうと思えばもっとやれたでしょうが、切りのいいところで止めたのかもしれません。こういう「見立て遊び」を公式がどーんとやってくれたこと自体が凄いです。まあデビルギガトロン本人は、そのせいで「変形形態が多すぎて多重人格ぎみになってしまった」という、なんか可哀そうな設定を乗せられていますが。


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冒頭でも紹介したデビルオーストリッチは、後に正式な11段階目として発表された形態です。目が可愛い(三度目

 

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2023/05/06

ジェネシックセイバー

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僕らの破壊神!


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鉄機巧・ビクトリーレオ。以前発売されたスターセイバーと合体できるビクトリーレオです。この商品でもレオは合体するのみで、ロボやジェットに変形する機能はありません。思い切り割り切った設計になっています。


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体中のパーツが重いうえに尖りまくり、本当に痛いです。なんかライオンというよりハリネズミな感じですよ。特にロボにならないので、アクションポーズをつけるには立ち上がるとかしかないんですが、もう怪獣です怪獣。かっこいいけどね。


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砲身は展開、一斉砲撃の態勢をとることができます。また頭部のボタンで目と口腔のLEDが青く発光します。


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ではさっそく合体準備!


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まずはレオをバラバラにします。変形しない分構造は単純で、変形させることはさほど難しくありません。痛いけど!


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スターセイバーに肩、腕、腰のアーマーを装着します。スターセイバーの背部ユニットはレオのそれと交換、余剰となります。


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手足と背中の装着が終わったところ。これだけでも十分カッコいい、というか当時のビクトリーセイバーのイメージです。鉄機巧ではさらにここから……。


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胸にライオンヘッドを装着!


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さらに、頭部にヘルメットを被せます。このパーツはレオの時はどこにも入っていません。つまりこれ自体が余剰パーツでした。


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完成!鉄機巧・ビクトリーセイバー!

凄まじい迫力、デカさ、重さです。めちゃくちゃカッコいいです。痺れます。


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元のデザインより圧倒的にボリュームが増しています。もうどこの勇者王だという感じ。もう名前としては、ビクトリーセイバーというより、ジェネシックセイバーと呼んだ方が良いんじゃないか?という気がします。


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また全身のLED発光ギミックはそのままなので、やたら眩しい点灯状態を楽しめます。


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目と口腔の発光。ほんとにガオガイ……。


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いやー凄まじい。久々に心が震える、感動的なアイテムでした。お値段も財布が震えますが(ガクブル


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トランスフォーマーの鉄機巧シリーズは、ライセンスをもらえる代わりに変形機構はオミットするという約束だという噂を聞きました。本当かどうか知りませんが、変形しない代わりにド迫力のデザインと安定可動を追求したのなら、それはそれでアリだと思います。

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2023/04/16

ワンマン・アーミー

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その父(知らなかった)


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トランスフォーマーレジェンズ・ビッグコンボイ。トランスフォーマーネオに登場した鬼教官のマンモス状態です。当時玩具と異なり、目がアニメに準じたつぶらな瞳になっています。

今回も倉庫のお片付け掲載なので、別に彼が今度の映画に登場しなさそうなのを恨んでの掲載ではありません。


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変形してビッグコンボイに。本体のカラーもアニメ準拠となり、カラフルでヒーローらしい色遣いになっています。変形は当時品と替わらず、パズルのような超ガワ変形です。


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背中の巨大砲・ビッグキャノンを展開。一人でもデストロン軍団と渡り合う孤高の一匹狼、いや一匹マンモスでしたが、部下の教練を通じて本人もだんだん柔らかくなっていきました。


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そのライバル・破壊大帝マグマトロン。生物的で悪魔のようなデザインは、長いトランスフォーマーの歴史の中でも異彩を放っています。


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こちらは3体の恐竜が合体。ランドサウルス、スカイサウルス、シーサウルスです。首長竜のトランスフォーマーは、今のところ彼だけかな?


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そのまま合体恐竜モードに。手も足もひれも増えたキメラ状態ですが、有無を言わさない迫力があります。


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複雑な合体のため、首や手首が水平に曲がらないなどの難点はありますが、遊んで楽しい傑作玩具。でもマグマトロンはなかなかリメイクされませんねー。


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冒頭のブルービッグコンボイ。設定ではビッグコンボイの実父です。氷漬けのマンモスのような、気品ある美しいカラーバリエーションです。


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ビッグコンボイと同様、マンモスタンクもできます。脳みそ割れて、中から銃が出てくるってめちゃ怖いんですが……。


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変形してロボットモードに。ビッグコンボイと異なり、左腕は本体と同じ色です。


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というのも、仲間を守って斃れる際、傷ついて左腕を失った我が子=ビッグコンボイに、自らの左腕を移植したのだそうです。だからビッグコンボイは、左右で腕の色もデザインも違ったのですね。


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最期は番外編、ハインラッド。信楽焼の狸の置物からロボにトランスフォームするという、ネオどころか全TFシリーズ通しても屈指のイロモノです。きちんと狸のアレまで再現されています。もうホントどうかしてるとしか(略


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変形してロボモードに。持っていた酒の徳利と帳面が合体して銃になります。いやこれ海外の人に通じるのかな……。


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一応ビーストモードにもなれます。こっちがオマケモードだから笑えます。


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劇中では時間停止能力を使ったりと、かなりチートで異色な存在でした。それを反映してか、なんと玩具自体に目覚まし時計の機能があり、針は秒針までちゃんと動きます。

さらに、目覚ましを止めるには本体を変形させる必要があり、ロボの頭を押し込まないとアラームが止まりません。つまり信楽焼モードにしておいてアラームをかけると、かなりのお寝坊さんでも目が覚めるという、凄い仕様になっています。まあもちろん面倒くさくて電池抜いちゃいましたが!

こいつ、今回の映画に出ないかな(いやコンプライアンス的にどうなのか

 

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2023/04/09

蘇るARMADA

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本日も倉庫のお片付け中。

 

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トランスフォーマー マイクロン伝説・コンボイ スーパーモード。もう20年以上前の製品ですが、今紹介しているのは、どうやらこのシリーズ(海外版は「ARMADA」)がリメイクされるという噂を聞いたからです。

このシリーズはいずれも、マイクロンと呼ばれる小型トランスフォーマーと合体することで、隠された機能が発動するというコンセプトを貫いています。そしてこのコンボイはそれだけでなく、自動連動変形という思い切ったギミックを搭載していました。

先頭部分のキャブを取り外し、コンボイに変形させていくと……。


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後部のトレーラーが赤外線通信で連動、自動的に開いて変形を始めます。この写真ではマグナス部分もくっついてしまってますが、本来はトレーラーがぎちぎち言いながら展開、基地モードになります。もう20年も前の玩具だから動かないかな?と心配していましたが、ちゃんと信号を受信して変形しました。

さらに、コンボイの脚を開いて大型の腕に変形させていくと……。


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自動的に基地の装甲が閉まりながら立ち上がり、コンボイの下半身に変形します。最後にジョイントを閉めて固定する必要はありますが、コンボイスーパーモードに自動変形!って字面見るだけで、もう最高に燃えてくるじゃんね!

今回のリメイクでは自動変形はオミット、アクション重視の下半身になるのではないかと思われますが、それはそれでOK。ただ、この時代の「みんなが驚くようなものを作ってやろう」という凄い心意気だけは、受け継いでほしいですね。

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続いてジェットファイヤー。スペースシャトル型のトランスフォーマーです。これはパワーリンクス版(トイザらス限定カラー)なので色が異なります。


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変形してロボモードに。パートナーマイクロンは、シャトル状態だと前輪になります。つまりそいつがいないと胴体着陸する羽目になるのですね。まさしく「相棒に命を預ける」感じです。いやいいのかそれで。


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シャトルは上部が展開、カーゴ内部を見せることもできます。まあほとんど腕が入っていてスペースないけど。

そして、コンボイとリンクアップ(合体)!


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究極司令官・ジェットコンボイになります。下半身を交換する形ですが、元のコンボイは飛行能力がなく苦戦することもあったので、弱点を補うという点ではよい合体でした。


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最後はウルトラマグナス。これもENERGON版なので、色が異なります(マイクロン伝説版は赤)。この子も、パートナーマイクロンが前輪を形成しているので、彼に会う前はいったいどうやって走っていたのか疑問の塊です。


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通常版だと気付かなかったのですが、色が変わると、デザインも初代をある程度踏襲していたことがわかります。


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他の2体と連結、シャトル運搬モードになることもできます。いかにも宇宙へ向けた進撃、という感じで良いですね。


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コンボイのトレーラーの後に連結することもできます。が長すぎて撮影台をはみ出しました。


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限定なので、スペースマイクロンも色が変わっています。この3体は合体して、究極兵器レクイエムバスターになります。


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最終的には超究極総司令官・マグナジェットコンボイになります。もっとも本編では、この形態で戦ったことは一度もない(飛行用だけだった)ようですが。しかし20年経っても衰えぬ遊び甲斐!凄い連中でしたね。

今度の玩具的リメイクでも、たぶんこの3体合体はやってくれるんでしょうね。そちらもまた、20年後でも楽しく遊べる玩具になることを期待しています。

 

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2023/03/12

宇宙一の剣豪

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見たか!正式ライセンスの力だ!


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鉄機巧(クロカラクリ)・スターセイバー。ちゃんとタカラトミーのライセンスをもらって、その名を名乗っている品です。全身はかなりの部分が合金、ずっしりした手ごたえで安心の可動を誇ります。変形機構はオミットされ……いや正確に言うと完全にオミットしてるわけではないのですが……、可動とデザインに力を入れたという感じです。


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背中は私たちの良く知るセイバーさんからはちょっと離れ、どこぞのガンダムみたいにも見えます。


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さらに翼まで展開できるので、もう本当にいつのガンダムかと。翼の基部が前後に回転するので、腕の可動の際の妨げにもなりません。


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また変形しない代わりに、頭部を交換して武装をパージ、ノーマルのセイバーさんにもなれます。


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目にLEDが入って発光してるので、この写真だとわかりづらいですが、顔は凛々しく男前で非常にかっこいいです。どこぞの勇者ロボみたいに。

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そして本体以上にビックリなのが、付属の銃剣。これは腰の2丁の武装で、左右の腰アーマーの代わりに装着しています。


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中から剣を引き出せ、鞘部分は銃になります。また剣は鍔部分が展開しますが、その際に金色の宝玉部分がスライドすることで光を取り戻しているように見えるギミックがあります。これが非常に効果的でかっこいい!


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また本来の大型剣と銃にも、変形機構があります。


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大型剣は懐かしいあのデザインに準じていますが、銃の方はかなりアレンジされ、銃架のような部分が展開します。スターセイバーさんが地面に寝っ転がってライフル撃つんですかね。


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これらを構えてポーズをつけても、抜群の安定感。可動域は広く、2重の膝関節はほぼ180度くらいまで曲げられます。動きにくそうな肩も、アーマー部分が独立しているので、二の腕の可動を妨げないよう動かすことができます。


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また実は全身に発光ギミックがあり、目・胸・肩・脚部がそれぞれLEDで輝きます。


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うわーなんじゃこりゃ美しい!


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腰の二丁の鞘から、小型剣を引き出し……。


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構えさせてもびくともしません。丈夫なスタンドが付属しますが、ほぼいらないくらいです。


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もちろん大型剣が一番似合いますが。


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コイツ凄いな!いろんなスターセイバー(と名乗られない人もいたが)の中でも、トップクラスの出来栄えではないでしょうか。


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そして何が凄いって、当然お供の獅子さんがいるらしいんですよ。もちろんアレするんでしょうねアレ。ちゃんと足の裏にジョイントありますしね……。

 

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2023/01/14

獅子の誇りを胸に

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我々は3年間待ったのだ!


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PLANET-X、PX-C03・NEMEIOS。かつてご紹介したPX-C02・CADMOSと合体できるという仕様の大型ロボです。……とは言うものの、CADMOS購入後にこちらも予定されていると聞き、予約を入れたのはだいたい3年前。それっきり何の情報もなかったので、てっきり企画がぽしゃったのかと思っていました。というか完全に忘れていました。

それがちゃあんと完成品までこぎつけてもらったのは、非常に嬉しいです。待っただけの甲斐はあったのです。(忘れてたくせに


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各関節は非常にしっかりしており、一斉砲撃ポーズでも安定します。また大型銃もグリップに凹ジョイントがあり、手のひらの凸ジョイントと合わせて武器をホールドできます。


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黄金の獅子に変形!金色が派手でいいですね。また背中の2連砲塔は、単に銃身だけでなく、上部に刃のような装甲があるのも面白いです。


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さらに移動形態にも変形。どっちが前だか後ろだかよくわかんないんですが……。ちゃんと着陸脚が展開します。


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そして、CADMOSの飛行形態と合体して……。


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超大型ジェットになることもできます。この際はNEMEIOSの両肩(飛行形態の先端)からジョイントを出して合体、保持力は万全です。

ではいよいよ、なんか究極っぽい人に合体させてみるかな!と説明書とパーツを見比べていると、NEMEIOSの変形過程の最中に、なぜかCADMOSを分解しろみたいなことが書いてあります。


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言われてみれば、NEMEIOSでは使わない謎用途の部品がごろごろ入っていました。むむ……もしかしてこれは、CADMOSの純正部品と交換しろってことでしょうか。ご丁寧なことに専用のねじ回しまで入ってます……。


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まずは頭部を比べてみました。向かって左がCADMOS本来のもの、右がNEMEIOSの付属品です。デザインは微妙に異なっていますが、何で交換する必要があるのでしょうかね。知らん。


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続いてCADMOSの腰から下を、全部ばらします。マジかよ!足首以外の関節、総とっかえかよ!


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苦戦しながら(なんせ説明書と動画がわかりづらい)完成しました。バネが4本余るけど、ほんっとーにこれでいいのか?(汗

股関節は明らかに強化されました。重いものと合体しても大丈夫でしょう。

ただ、ひざはクリックする部品から、単なる摩擦力で締める部品に代わっています。うーんどうなんだろコレ。別に替えなくても良かったような気もするが……。


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続いてNEMEIOSを分離させます。ここら辺は、なぜか日本の玩具好きなら、何の説明もなくても楽勝でしょう。

と思ったら、この後意外な変形過程が続きます。なんせライオンの頭が分離してるよ?


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さらに、背負った2連砲塔の上部装甲も分離させます。なんか見覚えのあるような銃が出てきました。そして余った装甲は、左右で組み合わせ、CADMOSの実体剣をさらに大型化するパーツに使います。そのためのものだったのか!


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CADMOSの背中にウイング部を合体させます。この時、CADMOSの本来の翼とエンジンは余剰になります。


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両腕には、NEMEIOSの腕を胴体内部に収納した状態の、追加装甲みたいな武装みたいなものを取り付けます。これはなかなかシルエットが新鮮。


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NEMEIOSの下半身が変形した下駄を履かせ、究極総司令官(仮)の完成!この状態でパッケージに載っています。なぜか割と見慣れたシルエットですね。

……なのですが、説明書には続きがあります。もちろん、獅子の頭を使うのです。


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そのためには、なんとCADMOSの本体(小型ロボ)を分離する必要があります。ええっ君、合体時に本体の中にいないの?


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空いた部分に獅子の顔を取り付け、両ウイングを展開して6枚羽にします。


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今度こそ、究極総司令官(仮)の完成!おおおカッコええぞ!やっぱライオンは胸だな!

そして強化されたCADMOSの剣も、伸びた身長に合わせて大型化されているため、迫力は本体に負けていません。


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余ったCADMOS君は何をしているのかというと、ちゃんと大型銃と合体、攻撃の要になっています。良いのかそんな扱いで、という気もしますが、かっこいいからOK!


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今まで「テックスペックオール10の司令官は、背後に回るだけの獅子の頭と体がもったいない」とは多くの方が思っていたことでしょうが、それを堂々と解決してくれたこの製品には、心から感謝申し上げます。やっぱライオンは胸(再掲

欲を言えば、説明書がわかりづらいとか、私のはNEMEIOSの脚部の赤い部品が1個なかったとか、そこらの品質をさらに上げてもらえればありがたいです。いやでもこれは素敵だよ。クラウドファンディングのスターセイバーの悲しみが晴れたよ。

 

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2023/01/07

惑星重機

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全く撮影台に乗るとかどうとかいう話ではない。

かつてのメガロコンボイが、ジェネレーションズ レガシー版タイタンクラス「サイバートロンユニバース メトロプレックス」として帰ってきました。全長60cm弱、かつてのメガロさんもデカかったですが、メトロプレックスは輪をかけてデカいです。そして重い!クリック硬い!


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まずは基本のショベルカーに変形させます。ここまででだいたい52ステップだそうです。バ(略

そしてデカさと工程の長さもそうですが、先ほど言ったように重くて、その全身を支えるために各関節がやたらめったら硬いため、変形には物凄く力を使います。真冬だというのに汗出てきたよ。

しかし各関節の自由度と変形の好き勝手ぶりは健在なので、さっそく昔のように、俺変形をさせて楽しみましょう。


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まずはちいちゃいロボでエコノミーモード。脚部を畳めるのは前からそうですが、今回は頭部に新たなカバーなどが設けられており、「別の顔」みたいに見立てて遊べます。このくらいのサイズが一番取り回ししやすいですね。


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メガロザウルス。4つ足なのもあり、非常に安定しています。

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いかにも重機然としたウォーカーマシン。荒野を拓くって感じでいいですね。


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ボウガンモード。なんか四股踏んでるようにも見えるが。
持ち上げて構えて撮影しようかと思いましたが、片手で持つのも危険なほど重いのでやめました。

そしてここまでやるだけで、物凄く体力を消費しました。いや私も年を取った……ってのもありますが、とにかくこれ疲れるんだよ!遊ぶのに!なんか玩具として本末転倒じゃないのか?と思うくらい。


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なのでこの後のバリエーションは、かつてのメガロさんの写真でお茶を濁します。いやほんと遊べる玩具。でももっと軽くて小さくてもいいんだよ……日本の住宅向けには。

 

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2022/10/02

走れ!頑強メカノイド

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今回は「勇者王ガオガイガー」に登場したGGGの精鋭メカノイド……ちょっと違うやつもいるけど……を一挙ご紹介。単に押入れ整理の都合です。


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まずはDX左右合体・超竜神。GGG機動部隊の、ガオガイガー以外の最初の勇者、氷竜と炎竜のセットです。ビークルモードは、クレーン車とはしご車の姿をしています。クレーンやラダー部分は、当時の玩具としては驚くほどよく伸びます。


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システムチェンジしてメカノイドに!顔がかなりイケメンの上にフルポーザブル、今遊んでも見劣りがしない優れた可動域を持っています。


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さらにシンメトリカル・ドッキング!超竜神の完成です。合体後は可動部分は肘とクレーン・ラダーのみとなりますが、プロポーションはほぼ完璧。余剰パーツも出ない傑作です。


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同様にDX左右合体・撃龍神。超竜神の兄弟機の風龍・雷龍が合体、変形システムはほぼ同じです。ミキサー車と大型バケット車から変形します。


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彼らは攻撃特化しているため、付属部分の使い方が超竜神のものとかなり異なります。


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雷龍はバケット部分に乗って、サーフィンのように空中を高速移動します。玩具は転がし走行ができるよう、バケットの下にタイヤがついています。


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風龍は、背部のミキサー部分が砲撃用武器になります。玩具でも、ミキサーを回すことでミサイルが発射できます。


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こちらもシンメトリカル・ドッキング!
撃龍神は、右手が攻撃特化、左手は防御専門と、ガオガイガーのサポートが主力任務の超竜神とは設計思想が異なります。こういう「それぞれに(彼らにしかできない)専門分野がある」っていうのが、GGGの大好きなところです。

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もちろん、超竜神との交換合体も可能です。

 

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左右同士なら交換も可能なので、幻竜神・強龍神も再現できます。色合いが変わって斬新ですね。

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続いては、DX激音合体ビッグボルフォッグ。GGG情報部・パトカーから変形するボルフォッグ率いるチームです。ちょっとバイクが大きすぎる気もしますが!

ガオガイガーは他の部分は超リアルなのですが、このボルフォッグのみ玩具優先なのでしょう、もうどうにも言い訳のできないサイズ差なのが事情を察し(略


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それぞれ小型ロボにシステムチェンジ。ボルフォッグ以外のガングルー・ガンドーベルは、簡単なAIが搭載されているだけで、各々の感情はありません。


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さらに合体してビッグボルフォッグに。胸のパトライトを押すと、凄まじい音でサイレンが鳴り、LEDが光ります。劇音合体の名は伊達ではありません。

TV本編だとボルフォッグ本人がステルス活動が主要なのに加え、後半はGGG艦隊の中枢神経を担う状況になってしまったので、ビッグボルフォッグの出番がそんなになかったのはちょっぴり残念です。


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続いてDXサウンドロボ・マイク&バリバリーン。マイク・サウンダース13世と、飛行ユニットバリバリーンのセットです。


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SD体型、カワイイ姿で割とよく動きます。本人も土台も、ひっくり返ってシステムチェンジ!


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ブームロボに変形します。胸には固有振動波を設定するディスクを入れる仕組みがあり、これによって放たれるソリタリーウェーブは、固有振動数さえ解析できれば理論上どんな物質でも砕くことができるという、ゴルディオンハンマーに並ぶ驚愕のシステムでした。


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しかしうちのマイクの胸に残っていたのは、当時彼のことが大好きだったうちのお姉ちゃんが自分で作ったらしい、手作りのディスクでした。これでは私のハートしか砕けないねぇ(親ばか


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最後はDX超弩級合体・キングジェイダー。まずは超弩級戦艦・ジェイアークの姿です。


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艦橋部分が分離し、小型艇・ジェイバードになります。


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変形合体してジェイダーに。艦橋が分離してロボになるというのは、合体巨艦ヤマト世代にはたまらないものがあります。


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さらにキングジェイダーに。全高約40㎝の「すごく強い!すごくでかい!すごいロボットだ!」が完成します。プロポーションは変形の都合もあり、少々微妙ですが、この変形システム自体はとても魅力的でした。

キングジェイダーの立体物、特に可変物はとても少なく、スーパーミニプラが発売されるまではこれがほぼ唯一の存在だったんじゃないかな。


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そのスーパーミニプラ版は頭部を差し替える仕様だったため、交換しなくてもプロポーションは保ったまま完全変形できるよう改造もしました。今度発売されるAMAKUNI機神版は差し替えのようですが、なんにしてもまた勇者熱が燃え上がってくれるのは嬉しいですね。

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