新年あけましておめでとうございます。
今年最初の紹介は、後ろからだと非常に空力抵抗の悪そうなあのメカ。
ウルトラライドクロニクル・ハイパーストライクチェスター。ウルトラマンネクサスに登場した、極秘チーム・ナイトレイダーの機体です。当時玩具ではなく、それより二回りほど大きくなった全くの新作。LEDの発光と、SE・BGMを鳴らす機能が搭載されています。
まずは基本となるα・β・γ号。ウルトラメカのスタンダードデザインな感じがするα号、「2号」といえばこういう形の気がするβ号、どうやって飛んでいるのかよくわからないγ号です。
それぞれが分離・合体してストライクチェスターになります。合体方式もウルトラホークに準じた感じですが、3機の上部に黒く長いα号の下部パーツをセットすることで、合体時の強度を増しています。
α号にはBGM機能があり、「ナイトレイダー」を流しながらブンドドさせるとテンションが上がります。
さらにγ号が飛来、追加合体することで、冒頭のハイパーストライクチェスターになります。ほかの機体と違って白が基調なので、差別化ができていますね。単独の4号機は主人公が乗る、というのもウルトラの歴史に沿っている気がします。
δ号にもBGMがありますが、こちらは「ネクサス」。主人公機という感じで実にいい!

各メカはジョイントが共通なので、原典の玩具通り、組み換えが自在に行えます。こちらは砲撃形態・メガキャノンチェスター。β号のローター部分から銃身が伸びてくるという仕様が感動的です。劇中では結構活躍していました。

また原典の玩具でもできた第3形態・ディグチェスターも作れます。しかしなぜかこの形態は今回のアイテムの説明書には載っておらず、知ってる人しか再現できません。劇中未登場だからかな……。
β号のローターが、後ろに回ることで車輪になるという構造も実に玩具的で楽しいです。
そして各種ジョイントが全部共通なので、勝手な合体遊びもできます。

バイストンウェルから浮上したような大戦艦とか。

バック・クランから侵攻を受けた頭痛メカとか。

ところで、ウルトラホーク程度の分離・合体機構ならまだしも、クロムチェスターのようなパーツ分離を伴う変形合体となると、怪獣との戦闘の最中に、そうそう簡単に行えるものとは思えません。ですのでナイトレイダーは、最初からこの形態で出撃し(滝から発進するとすぐ、機密保持のためにステルス機能で姿を消しました)、頻繁な分離合体はあまり行いませんでした。当然といえばそれまでですが、玩具と映像の昇華という点ではちょっと残念かもしれません。
では、新しいウルトラメカの玩具的・映像的アプローチとして、こんなのはどうでしょう。
「最初から、ウルトラマンに組み立ててもらう前提で設計する」
つまり、強化パーツのようなγ号みたいなものは、現地でウルトラマンががっしと掴み、その場で合体させるのです。玩具で遊ぶ子供たちは、その瞬間、自分がウルトラマンになったような気持ちになることでしょう。素晴らしい販促機能ではありませんかw
ストーリー的にも
「説明していないのに、ウルトラマンが意図を組んでくれた」
「人の心が読めるのか?」
「もしや、我々の中にウルトラマンの協力者が」
「いや、もしや我々の中にウルトラマン本人が?」
と盛り上げられること請け合い!
……などと今年も適当なことを書いていきますが、よろしくお願いいたします。
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