合体魂

2023/08/19

獣王の資格

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「なんだと?」

思わず二度三度目をこすったり。


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ある日届いた「獣王」と書かれた黒い箱。MICRO COSMOS社の「MC-03 BEAST LOAD」です。パッケージには謎のロボのデザインがありますが、なぜか大事な顔の部分に稲妻が走っていて見えません。


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中にいたのは、黒いボディのちょっと地味目なごついロボ。各部になんか見覚えのある部品がありますが、これだけではちょっと良く分かりません。


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しかし、「何故か」「一緒に」別の白い箱が同梱されています。なんだろうこれ初回特典かな?(白々
どうも先ほどの黒いロボと、いくつかパーツを交換するようです。


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組み立てるとなぜか、大きな4つのキューブみたいなものが出来上がります。説明書が非常にわかりづらいので……もしかしたら意図的にかも知れませんが……、これで合ってるのかどうかも不明です。


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それらを開いていくと、5匹の守護獣(仮)が登場します。なぜか1体を除いてデジャヴを感じます。


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おそらく中核を成す肉食恐竜。ゴジラ的な2足歩行のデザインは時代というものですね。今は前傾姿勢が主流だしね……。


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尻尾は取り外せ、根本は開いて合体後の腰裏装甲にすることができます。これはちょっと斬新ですね。い、いや何と比べて斬新なのか分からないが!


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小さな翼竜みたいなものも付属します。足には小型砲塔を取り付けることもできます。これにもさらに斬新な仕掛けがあって……。


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クリアパーツが美しい翼と組み合わせ、ラドンのようなかなり大きい翼竜にすることができるのです。これはなかなか迫力があっていいですね。他の守護獣(仮)と並べた時、いつもこれだけ小さかったですから。いや何のいつもか知らないが!


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背中に大砲を搭載できる、黒いマンモス。腹部の装甲が展開し、腕の銀色の部分を覆い隠せます。


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黄色の剣歯虎は可動部が多く、ネコ科の獣らしい柔軟なポーズを付けられます。


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青い角竜は、尻尾と頭部以外にあまり可動部はありませんが……。


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角をチェーン付きのものと交換し、アンカーを発射したかのようにして戦うことができるようです。


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それらが合体して、お祭りの山車みたいなものに。写真は撮りませんでしたが、各部にジョイントがあるため、余っている砲塔とか好きに取り付けられます。

そしてこのタンカーが(あっ言っちゃった)立ち上がり……。


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完成!BEAST LOAD!

巨大な翼が斬新、なかなか良いじゃないこれ!と感心します。


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背中は……たぶんこうだと思うのですが、説明書に全く記載がないため分かりません。翼竜の頭部を伸ばして、先ほどの肉食恐竜の尻尾と組み合わせ、ジェネシックガオガイガーみたいにしてもいいのかもしれません。


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各部はかなり関節がしっかりしており、可動域も広く、安心して遊べます。背中の翼部分のみちょっと外れやすいのですが、個体差かも知れません。


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またマンモスの後ろのパーツと翼竜の胸部パーツを外すと、「胸マンモス」の状態での取り付けも可能です。これはこれでカッコいいというか、余剰パーツを出さないためには本家もこの方が良かったのでは、とすら思います。い、いや何が本家か見当もつかないが!

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ところでこの獣王、実はサイズがスーパーミニプラの戦隊ロボシリーズとほぼ同じです。
ということは……。

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スーパーミニプラのドラゴンシーザーも装着可能なわけです。

乗せてるだけですが「獣帝大獣王」とでも呼びたくなる相性の良さ。


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なので「究極大獣王」もなんとかできました。ほぼ違和感ないですね。


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非常に目の付け所が良く、特に翼竜をボリュームアップしたことで印象を大きく変えたのはいいリファインだと思います。拡張パーツも多くて「自分だけの獣王」を創造しやすいのも楽しい点です。

「獣王」じゃなくて正式に「獣神」を名乗れるように申請して欲しかったな、勿体ない……と思う夏の朝。

 

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2023/08/05

新たな伝説が始まる

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この記事は8月5日現在、「王様戦隊キングオージャー」のネタバレを含みます。本編を楽しみにされている方はご注意ください。


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DXキングコーカサスカブト ガーディアンウエポンヘラクレスアックスセット。ついにキングオージャー最大の謎が立ち上がりました。いやまだ全然他にも解決してない、大きな謎は山ほどあるけど……。


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キングコーカサスは、普段はその通りシュゴッダムの王城、コーカサスカブト城の姿をしています。しかしスズメちゃんが寝物語に聞き出したことによると(あんな色気もヘッタクレもない寝物語は初めて見ました)、巨大ロボットへの変形機能を備えているようです。


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まずはシュゴッド形態。クワゴンと並べると単体でこれですから、その大きさが伺えます。


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立ち上がって、腕に変形したガーディアンウエポン ヘラクレスアックスを持たせ、ロボモードの登場。足首が斜めに回り、迫力を出した立ち姿にできます。

そして絶対やってくれると思った、驚異のシュゴッド20体合体!


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全身はバラバラになり、胴体を真っ二つにして腕を外します。キングオージャーの方は、基本的にエクストリームキングオージャーの状態から始めます。


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胴体を折り畳んで脚部にし、その横にキングコーカサスの腕を取り付けます。


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その中にゴッドカマキリとゴッドハチを挟み込むようにし、巨大な脚部にします。カマキリとハチの裏側には凹ジョイントがあったので、どうせ何かくっつくだろうとは思っていましたが、こんなに強固に合体するとは予想外でした。


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そしてエクストリームキングオージャーの腿に合体します。エクストリームキングオージャーの状態だと、上半身の重量に膝関節が負けがちだったので、こんな重い奴くっついて大丈夫か?と思いましたが……。


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実はこの時、ゴッドタランチュラの脚が後ろから膝関節に差し込められるようになっており、重い上半身をちゃんと支えられます。もちろん固定するために膝や腰は動かせなくなりますが、この上体を支えるためならしょうがないですね。


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また各種ガーディアンウェポンは、基本的にゴッドタランチュラの手足に片っ端からくっつけていきます。そのために8本手足があるクモが必要だったのか!(知らんけど


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最後に頭部に、キングコーカサスの頭部と前羽を取り付けます。


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その前羽部分を開いて、新たな胸部装甲にします。最後に、額にヘラクレスアックスの角を取り付け……。


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ゴッドキングオージャーの完成!

各部の金メッキがやたら綺麗、思わず拝んでしまいそうな豪華絢爛ぶりです。まあ神様だしね。


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頭部フェイス部分はキングオージャーと同じデザインですが、実は本来の頭部はパピヨンの一部として背中についているため、この頭はキングコーカサスの体内に入っています。


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背中もかなり凄いことになっていますが、このボリュームで安定して立っているのは凄いことです。少なくとも、エクストリームキングオージャーの状態よりはずっと安心して飾っておけます。


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いやー凄まじい。今年はほんと面白いなぁ……。


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で締めたいところですが、実はキングコーカサス、なぜかまだ脚部が分離するという謎のギミックがあります。ちゃんと中にスプリングが入った、しっかりしたジョイントです。単に破損防止なのか、それともまだ何か切り札があるのか……。なんせ8回に1回は最終回を見ているような気がする番組なのに、時機的にはまだ折り返し地点なので、もしかしたら……などと期待してしまいます。

 

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2023/08/01

俺たちの勇気は死なない

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ガオ・ファイ・ガー!


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超合金魂GX-104・ガオファイガー。「勇者王ガオガイガーFINAL」から登場した、純粋な地球産のガオーマシンたち。ガオガイガージェネシックガオガイガーと異なるのは、意図的に機械的・人工的なデザインでまとめられているところのようです。


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まずはガオーファントム。飛行機なのか何なのかすらもよくわからない形態ですが、割と全身は綺麗にまとまっており、新時代の感じがしました。コクピット部はキャノピーが上に開きます。


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変形してガオファーに。股関節はガオーファントムから2重関節でがっちり狭まり、プロポーションの確立と、この後の重い部品を加えても十分自立・可動ができる、強固な仕組みになっています。


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頭部は差し替えで、叫び顔のマスクと交換できます。各部の可動域も広く、これだけで十二分に遊べます。


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ステルスガオーⅢ。他のガオーマシンはみな「Ⅱ」なんですが、これだけⅢです。スターガオガイガーの、両翼端に巨大ウルテクエンジンを積んだのがⅡですからね。これはあのポッドみたいなエンジンは付きませんが、翼端が開いてウルテクエンジンが稼働するエフェクトが付属します。


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ライナーガオーⅡ。新幹線から、宇宙で運用できるロケットに変更されました。6基の増槽は合体時、スプリングで一斉にパージするギミックが付いています。


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ドリルガオーⅡ。これだけあんまり変わりがないように見えますが、なんと!ドリルは4段階に分かれており、先端部を回すと、連動して1段目と3段目が正方向に、2と4が逆方向に回転するギミックがあります。これが実に回していて気持ちがいい!

また写真では見えませんが、キャタピラは1個1個、独立したプラ部品でできており、触って回しているだけで、その手間暇のかけ方に感動します。


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いつもならここでファイナルフュージョン!に行くところですが、実はこのガオファイガーには、「vsベターマン」編に登場した「高速飛行形態」への変形ギミックが搭載されています。合体に際していくつかジョイントが必要ですが、外れやすいことはなく、このままでも十分ブンドドできます。翼には、ウルテクエンジン稼働時のエフェクトを付けます。


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しかし飛行形態というので、てっきりガオーファントムと各機が合体しているのかと思ったら、実は「ガオファイガーの両腕にドリルガオーを装備し、背中にステルスガオーを付けた」ガオファーの攻撃形態のまま、バンザイして飛んでいるのでした。なんか疲れそうだね!


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では本番のファイナルフュージョン!

合体パターンはいつも通りですので省略しますが、説明書にはこの時「ガオファーの胸のパネル(ファントムリング発生装置)を180度回転させる」とあります。その通りにしますが、別に中の空間が広がるとか、そういう設計ではありません。その証拠に合体準備が整ったら「ファントムリング発生装置を戻します」と続きます。そう、これは単に「映像の再現」をさせてるだけなんです!合体には何の関係もないんです!だがその心意気に痺れます!脳内にあのBGM流れますしね。


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ライナーガオーはちゃんと、胴体を貫いて合体する仕様です。なおフォーマットが違うため、ガオガイガーとは手足とも互換性がありません。


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ステルスガオーは下部の蓋を開き、頭部を展開します。


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腕はもちろん、上腕部を下腕部に差し込むと、回転しながら拳がせり出します。


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ヘルメットを被せて押し込むと、額のGストーンもせり出します。ここら辺は本当に「良く分かっている」仕様です。


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ガオファイガーの完成!

頭部と拳を見栄え(可動)重視のものに変更していますが、それらがなくても全く問題ありません。


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さらに、Gストーンの輝きと紋章を再現した左拳も付属しています。これがまた、透過光を利用して光っているように見せる優れもの。


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また後継機だけあり、ガオガイガーの武装であるゴルディオンハンマー、ディバイディングドライバーはそのまま装備できます。台座には専門のハンマー保持パーツまでついています。

ガオファイガーは、そのあとに出てきたジェネシックガオガイガーの印象が強烈すぎて立場が薄いように思われがちですが、私は「敗北の美学」を感じるとても好きな機体です。あの後、ちゃんと復旧してもらい、vsベターマン編ではルネが搭乗しているようですね。俺たちの勇気は死なない!

 

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2023/06/18

行間を読め

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この記事は6月18日現在、「王様戦隊キングオージャー」のネタバレが含まれます。本放送を楽しみにされている方はご注意ください。


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DXタランチュラナイト 地底ガーディアンウエポンセット。クモオージャー・ジェレミーのシュゴッドたちです。しかしクモやムカデはともかく、セミって地底なの?まあ幼虫はそうか……。


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まずはゴッドタランチュラ。劇中の糸につり下がって登場するシーンが蘇ります。


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写真だと見えづらいですが、ちゃんと脚は8本あります。後ろ中脚だけ細く、ちょうど隠れる位置にあるので見えていないだけです。

ここから後部を取り外し、手足を変形させて……。


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タランチュラナイトの完成!

手足が細く、腰も括れているのでスタイリッシュ、色も差し色の金が良い感じです。


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各関節が良く動き、また胸と腰に関節があるので、体をかなり前屈させることができます。劇中のスパイダーマンアクションも結構できます。


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続いて地底のお供たち。写真左からガーディアンピード(ムカデ)、ガーディアンシケイダー(セミ)。シケイダーってスゲェ名前だな……。


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ピードは体をぐるっと回し、ピードチェーンソーになります。これはなかなか面白い見立て。自分の手首も斬ってしまいそうで怖いですが。


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シケイダーの方は、翅をぐるっと回してシケイダーブレードにします。この際、実は両目が回転関節になっていて、そこを中心に剣部分を前へ向かせます。


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両者とも軽いので、装備してアクションさせてもポーズはばっちり。キングオージャーほど虫の脚が多くないので邪魔にならない、というのも利点です。また脚部も腕と同様のはしご型ジョイント(?)なので、ここに武装をさせることも可能です。


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ここで終わりなのだろうと思っていたら、パッケージにはまだ記載がありました。

「極限14体合体!」

え?もうやっちゃうの?


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キングオージャーの背中に、逆さまになったタランチュラナイトを合体させます。その上から、トンボやパピヨンをつけるようになります。またタランチュラナイトの尾部(糸を吐くところ)は、タランチュラナイトの腕に持たせます。すると……。

 

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完成!エクストリームキングオージャー!

10体合体のキングオージャーに、3大守護神を追加、さらにタランチュラナイトの合体した姿です。


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背部に結構なボリュームが付くので、自立させるのは結構難しい。ちゃんと立つ関節の位置はあるんですが、なんせ重いのでそこら辺の調整が大変です。

あっ!この写真、ゴッドアリ付けるの忘れてた!13体合体だった!(てへ


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また頭部には、タランチュラナイトの尾部から取り外した王冠を取り付けます。やっぱ王様には王冠。


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立たせるのに苦労した分、ド迫力には脱帽です。もう、ごちゃごちゃしてること自体が美学のような気がします。まだ始まってから十数話しか経っていないのに、この集合ぶり。本編と同じように密度の高いアイテムです。

本編は映像もそうですが、話の展開とキャラの立たせ方が非常に上手で、毎回「え?」とこちらを驚かせてくれるのがとても楽しみです。王様たちの関係も一筋縄では行かないくせに、ギラとヤンマとヒメノの「末っ子とお兄ちゃんとお姉ちゃん」にしか見えないやり取りがもう尊くて。ああ、推しはもちろんリタ様です。

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2023/06/03

いでよ神の戦士

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ここに来るまで16話!


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鋼WORKS THE合体・超獣機神ダンクーガ。何度も立体化されているダンクーガですが、その中でも最大クラスの大きさと重さのアイテムです。なんせ合体後の全高は30㎝!


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まずはイーグルファイター。翼幅だけで9㎝もある、合体できるこの機体にしてはかなりのビッグサイズです。またその大きさのおかげで、今までのどの合体イーグルでもできなかった、「肘部分の折り畳み」を可能にしています。腕を真後ろに、棒のように投げっぱなしではないのです!


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エフェクトパーツでアグレッシブモードも再現可能。クリアパーツは、かなりきちんとはまる上にとても綺麗です。


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そして驚愕のフル可動・ヒューマロイドモード!腰や膝どころか、肘や手首まで動くという、合体物としては史上初の仕様です。これ単体でも十二分に遊べます。


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続いてランドライガー、ランドクーガー。ノーマルモードは脚と腕、脚と胴体がジョイントで接続され、きっちりまとまります。

 

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アグレッシブモード(ビーストモード)も迫力十分。後ろ足も、肉食獣の「く」の字に曲がった状態を再現できるように設計されています。

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ヒューマロイドモード形態もばっちり。なんせ大きいので、この状態で1/144ガンプラくらいのサイズです。


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銃を持たせるために、グリップ部分が回転して拳に差し込め、そのあと銃身を回して位置を調整するようになっています。ひっかかって邪魔になりりやすい銃底を逃がすためのいいアイデアです。


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最後はビッグモス。腰関節が斜め後ろにスライドし、さらに腿が斜めに開いて、体形をきちんとタンクらしくできるようになっています。


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アグレッシブモード(ビーストモード)。パワフルな象のフォルムが実にいい感じです。


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ヒューマロイドモード。後のダンクーガの写真と比べるとわかりますが、ダンクーガの時より、胸の飾り(象の鼻)と肩が小さくなっています。それぞれ装甲が折り畳め、モスの状態だと小さく見えるのです。


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ダンクーガ本体の80%を占めるので(当社検証)、関節も重量に負けないよう、物凄くしっかりしています。当然バリバリのフルアクション仕様です。


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それではいよいよ、獣を超え人を超え、今 神になる!


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ダンクーガの完成だ!なんて男前なダンちゃんなんだ!惚れ惚れ……。

イーグルの合体はマグネットが使用され、安定する上に破損の心配も少ない、素敵な仕様です。また足首の2機は、モス足裏の専用合体ジョイントで接合されています。このジョイント基部が丈夫な上によく動くため、飾って安心動かして満足、隙のない作りになっています。


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もちろん飛行ブースターも付属、背部の断空砲を外さずに装着できます。翼は基部で回転、上下反転や背部に畳むことも可能です。


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「断空砲、フォーメーションだ!」

スパロボでおなじみのアレもばっちり。


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しかもさらに驚くことに、差替えなしで口が開き、叫び顔が再現できます。言われるまで全く気が付かなかったほど、開口前の造形が良くできており、普通にモールドかと思っていたら分割線だった!です。


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このデカさでありながらアクションはバリバリ、動かしていて不安な点が全くありません。丈夫なスタンドも付属しますが、普通に立たせておくには全く心配いりません。


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いや本当に凄いなこの子!参りました。

個人的には、このダンクーガの「発売前」「発売後」が分岐点になるんでは、と思うくらい完成度が高く、またエポックメイキングなアイデア山積みな傑作です。素直にスタンディングオベーションします。ブラボー!ブラボー!

 

 

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2023/05/28

合体大作戦

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なんとこの3体買っても1万円でおつりが来たという……(当時

今回も倉庫案件。いずれもトランスフォーマー・ビーストウォーズⅡに登場したキャラ達です。


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まずは、次世代のリーダーと目されるライオジュニアを中心としたサイバトロンの合体戦士チーム。サントン(象)、ライオジュニア(ライオン)、スカイワープ(鷲)の3種類です。


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それぞれ人型に変形。変形はいずれもかなり凝っています。他はまだしも、サントンのなんじゃこりゃ状態は結構凄いですね。どっちがデストロンだかわかりゃしない。


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合体してマグナボスに。ネイティブアメリカンをイメージしたのではないかと思われるデザインが象徴的です。顔が幾分か斜め上を向いているのは仕様です。


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続いて終始やかましかった、陽気なジョイントロンのチーム。モーターアーム(カブトムシ)、DJ(セミ)、ギムレット(ザリガニ)の3体です。


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こちらも人型になりますが、ライオジュニアチームよりさらに異形さが増し、いつの仮面ライダーに出てたっけ?というような怪人ぶりです。また肩書もモーターアームは「力士」だったり、いやいいけどスゲェなぁそれ、という……。


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完成!トリプルダクス。
その変形過程は複雑怪奇、ビーストウォーズⅡシリーズでは一番の難しさでしょう。特にモーターアームの「内臓を引きずり出して左右に伸ばす」のは驚愕です。
しかし意外と合体はしっかりしており、パワフルなフォルムと昆虫モチーフと相まって、当時はかなり売れたそうです。


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最後は宇宙海賊・シーコンズの面々。ハーフシェル(メカカメ)、スキュウレ(メカイカ)、シーラゴン(メカシーラカンス)、テラマンダー(メカエイ)、シーファントム(メカサメ)の構成です。シーラカンスやサメに手足がありますが、もうそういうものだからしょうがない。


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ボディになるハーフシェルを除き、他の連中はほぼ同じ大きさです。手足の構成は決まっており、手足交換はできません。


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合体してゴッドネプチューンの完成。手首、足首と頭部は余剰パーツです。
冒頭にも書きましたが、当時品は3,980円。今、3段変形の5体合体玩具なんていくらするでしょう……

 

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2023/05/06

ジェネシックセイバー

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僕らの破壊神!


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鉄機巧・ビクトリーレオ。以前発売されたスターセイバーと合体できるビクトリーレオです。この商品でもレオは合体するのみで、ロボやジェットに変形する機能はありません。思い切り割り切った設計になっています。


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体中のパーツが重いうえに尖りまくり、本当に痛いです。なんかライオンというよりハリネズミな感じですよ。特にロボにならないので、アクションポーズをつけるには立ち上がるとかしかないんですが、もう怪獣です怪獣。かっこいいけどね。


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砲身は展開、一斉砲撃の態勢をとることができます。また頭部のボタンで目と口腔のLEDが青く発光します。


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ではさっそく合体準備!


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まずはレオをバラバラにします。変形しない分構造は単純で、変形させることはさほど難しくありません。痛いけど!


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スターセイバーに肩、腕、腰のアーマーを装着します。スターセイバーの背部ユニットはレオのそれと交換、余剰となります。


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手足と背中の装着が終わったところ。これだけでも十分カッコいい、というか当時のビクトリーセイバーのイメージです。鉄機巧ではさらにここから……。


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胸にライオンヘッドを装着!


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さらに、頭部にヘルメットを被せます。このパーツはレオの時はどこにも入っていません。つまりこれ自体が余剰パーツでした。


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完成!鉄機巧・ビクトリーセイバー!

凄まじい迫力、デカさ、重さです。めちゃくちゃカッコいいです。痺れます。


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元のデザインより圧倒的にボリュームが増しています。もうどこの勇者王だという感じ。もう名前としては、ビクトリーセイバーというより、ジェネシックセイバーと呼んだ方が良いんじゃないか?という気がします。


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また全身のLED発光ギミックはそのままなので、やたら眩しい点灯状態を楽しめます。


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目と口腔の発光。ほんとにガオガイ……。


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いやー凄まじい。久々に心が震える、感動的なアイテムでした。お値段も財布が震えますが(ガクブル


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トランスフォーマーの鉄機巧シリーズは、ライセンスをもらえる代わりに変形機構はオミットするという約束だという噂を聞きました。本当かどうか知りませんが、変形しない代わりにド迫力のデザインと安定可動を追求したのなら、それはそれでアリだと思います。

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2023/04/23

伝説の王者

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ええもう出るの?てっきり最終回近辺かと思ってたのに……。


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DX3大シュゴッドセット。キングオージャーと合体し、レジェンドキングオージャーとなるための3匹のセットです。写真左からゴッドサソリ、ゴッドバッタ、ゴッドカブト。日本語と英語ごちゃごちゃですが、異世界「チキュー」の言葉だからしょうがない。


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まずはすでに単品では発売されている、ゴッドカブト。カブタンが変形してカブトキャノン、合体後の名称はカブトキングオージャーとなります。劇中では剣を銃の支えにして撃ってましたね。


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続いてサソリーヌことゴッドサソリが変形した巨大な腕。まるでキングギドラのような禍々しさと迫力です。サソリーヌの頭部右から巨大腕の親指に相当するパーツが展開しますが、それを気にしなければ、右腕に装着することも可能です。

ここにゴッドバッタが展開した胸アーマー(バッタの開き)、膝にバッタの後ろ足を取り付けて……。


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レジェンドキングオージャーの完成!

各パーツの金メッキが非常に綺麗で目を惹きます。またただでさえ多かった虫の脚がもっと増えたため、あっちこっちが引っかかりますが、この綺麗さと迫力の前には「まあいいかそんなことは」となってしまいます。


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キングオージャーはその映像美がよくもてはやされますが、個人的にはそれを踏まえた「脚本の省略」が凄くいい感じだと思います。

主人公・ギラが初めてゴッドクワガタを仲間に加えた時、ゴッドクワガタの言葉は我々にはわからないので、普通なら通訳の言葉でも出そうなものですが、この作品ではその時、ギラに

「そうか!俺様『も』お前のことが気に入ったぞ!」

と言わせることで、ゴッドクワガタ『も』ギラの事が気に入ったと言ったんだな、ということをすっと理解させてくれます。

こういう見事な省略は他にもたくさんあって、リタがギラのDNA鑑定をする際は「こうやって血を取った」などとは一言も言わせず……まあリタが余計な説明などするはずもないし……一連のカットだけで伝えたり。

全てのシュゴッドと心を通わせるギラに、なぜかサソリーヌだけは心を開いてくれなかったけど、それはギラにうっかり心情を話してしまうと

「そうか!サソリーヌはカブたんの事が好きなのか!」

と絶対みんなの前ででっかい声で言ってしまうから、というのをヒメノ様とのやり取りで気づかせたり。

脚本は言葉にするだけが脚本ではない、というのをひしひしと感じさせてくれます。いやーこの後も楽しみだなぁ。


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オマケ・

カブたんとサソリーヌの愛の結晶である、4番目のシュゴッド・サソリカブト(噓八百

 

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2023/03/05

王鎧武装!

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この記事は2023年3月4日現在、「王様戦隊キングオージャー」のネタバレを含みます。本編を楽しみにされている方はご注意ください。


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DXキングオージャー。今回はシリーズ初の「全員昆虫戦隊」です。ゴウライジャーは追加戦士でしたしね。そのため、登場メカ「シュゴッド」も虫がほとんどです。(違うやつもいる)

まずは主力となるゴッドクワガタ。あごと足、羽根が動かせます。


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続いてゴッドトンボ、ゴッドパピヨン、ゴッドハチ、ゴッドカマキリ。これらは王様戦隊のメインメンバーが操るシュゴッドです。ハチのみ自立できず、常に宙に浮いている状態のようです。


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最後は小さなシュゴッドたちで、左からゴッドアント、ゴッドクモ、ゴッドテントウ。クモは色違いで、テントウは全く同じ姿です。いきなりクモが入って、昆虫しばりから外れていますが。

これらが合体して、キングオージャーが登場します。なんと今回は、初手から10体合体!王様だけに兵士はたくさんいるのでしょう。


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ゴッドクワガタは胴体と腕になります。立ち上がって胸を起こし、羽根を開いて後部装甲にします。


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そこにカマキリとハチが脚になり、テントウが腕の装甲になって合体します。この状態でもなんか面白いね。


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パピヨンは分離し、脚部が頭と肩アーマーになります。羽根の方は後で剣になります。


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背部に、しっぽと分離したトンボの翅と頭部を合体させます。しっぽは、パピヨンと合体して巨大剣になるのです。剣にはゴッドアントも合体します。


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胸と腰に装甲として、クモが合体します。この時点ですでに、クモの足に凸ジョイントがあるのがわかります。


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胸部の角を開き、頭部の角を起こし、腕に剣を持たせて……。


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キングオージャーの登場だ!

あれほどたくさん合体したのに、意外なほどまとまっています。でかい剣も、いい感じにハッタリが効いています。


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各関節はかなり良く動き、保持力も十分です。あっちこっちから虫の脚や翅が生えているので、いろいろ引っ掛かったり、脚が取れちゃったりしますがご愛敬。虫の脚ってよく取れるし(げぇ


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背部はこんな感じ。背中に翅があると、昆虫ロボって感じがしますね。


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剣は背中に装備させることもできます(説明書には記載はありません)。でもこれができるととてもありがたいのです。この後、いろいろ腕に武装させたりする際、剣が余ってしまいますから。


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なお初回特典として「ドンオニタイジンのお面」が貰えました。ドンブラザース本編に登場したアレです。もちろん何の説明もありませんでしたね。


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そして追加されるガーディアンウエポンシリーズ。今回の同時発売は、DXゴッドカブト、ローリングハンマー、スネイルガトリングの3体です。


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ゴッドカブトの変形は、奇妙奇天烈複雑無比。体を前と後ろに展開して伸ばします。


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そして超巨大な砲塔になります。この際に右半身は、頭部の大型角と小型角の間に挟まれるという、かなり凝った変形をしています。これを強固なジョイントで、キングオージャーの右腕に装備させ……。


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カブトキャノンを武装!

その全長は約40cm。腕のテントウはいったん外し、再度キャノンに装着します。この装着方法ですが、腕やキャノンにはレール状のモールドがあり、そこを挟む形で合体しています。まだまだこの後増えるのでしょうね。


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バスターランチャーみたいな砲撃シーン(があるのかどうか知らないが)。自分より大きな銃を抱えるのって燃えますね。


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打って変わって小型の、スネイルガトリングとローリングハンマー。どっちももう虫じゃないですね。まぁクモの時点で縛りを外れてたけど……。


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それぞれガトリング砲、金属チェーン付きのハンマーになります。小型メカの割にはパワフルな印象で良いですね。


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今年もこの新玩具の時期がやってきました。本編は「あの」ドンブラザースの後ですから、いったい何がどうなるのか見当がつきませんが、
また楽しい1年になりますよう。

 

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2023/02/19

動くのです ムラサメ

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「はい、マザー」


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DXブラックオニタイジン ムラサメ。DXドンオニタイジンの色替えバージョンで、映像では「何故か」ムラサメが巨大化してドンオニタイジンと対峙していました。何故巨大化できたのかの説明は全くありません。まああの番組、そんなの今に始まったことじゃないが……。

通常のドンオニタイジンの部品はそのままに、マスク、胸飾り、ソーシャークソードが追加されています。


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WEB説明書は、いきなりドンオニタイジンの完成図から始まります。バラバラになって入っているくせに、どうやったらこうなるのかの説明は一切ありません。まあ映像だといきなり合体した状態から出現していましたから、合ってはいるんですが。


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もちろん個別のブラザーズになることもできます。色以外に全く変化はありません。


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と思ったら、なんと!実はロボタロウのみ、先ほど発売された可動増強版に仕様変更されており、股関節がより広がって腰アーマーも動くようになっています。さらに平手も付属、片足立ちで見得を切るポーズすら可能です。まあムラサメがこんなポーズするか……という気もしますが、マザーに言われれば何でもやるでしょう(投げやり


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他は普通のドンオニタイジンと全く同じなので、トラドラムラサメにも問題なく合体できます。当然いくつかパーツが余りますし、公式にそんなもの載ってないので、合体予想図は適当です。


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オニタイジンムラサメ極もなんとか行けます。腰アーマーが変更されているので、腰の裏にシールドをつけることはできません。

ドンブラザーズもいよいよ大詰めだというのに、いまだラスボスが何なのかわかんない(2月18日時点)ってのも凄い話ですな……。

 

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