
「お前たちが、この星のデカレンジャーか?」
なんというセンスオブワンダーに溢れ、かつ一言で世界観を悟らせる、見事なセリフなのでしょうか!

特捜合体・DXデカレンジャーロボ。「特捜戦隊デカレンジャー」の1号ロボです。なぜ今紹介しているかは、いつもの倉庫漁りだからです。

5台のデカマシンが変形、合体します。デカレッドのパトストライカーは電飾ギミックがあり、LEDが綺麗に点滅、サイレンが鳴り響きます。

それ以外にも各メカはそれぞれギミックを備えており、ディスプレイボードを開いたり、ローターがガトリング砲になっていたりします。1対1体でも結構遊べるのが凄いところ。

特にパトレーラーは、合体前後どちらでもコンテナが展開、中から武器を取り出すことができます。いかにも実際の運用を考えられた警察車両という感じですね。

デカレンジャーの2号ロボはなんと、いきなり本部基地。超巨大起動・DXデカベースロボです。

通常はデカレンジャーの基地兼官舎となっており、みんなここで寝泊まりしています。犬の顔をしたビルってお茶目。

変形してデカベースクローラーに。基地丸ごと出撃、ってのも凄い話ですね。

各部が展開し、デカマシンが発進。劇中では基地状態でも出撃していましたが、玩具では構造上不可能です。というか、パトストライカーとかいきなり地面に落ちます。

変形時、拳部分が脚部からアームで展開し、腕に接続されるギミックはよく考えられており、新鮮な驚きを味わえます。また頭部はよく見ると、お座りした犬ちゃんを模しています。自己主張が激しいな、デカマスター……。

3号ロボ……の前に、劇場版に登場した追加武装・ブラストバギー。怪重機とも単体で渡り合えるほど、大きなデカマシンです。

分解して巨大な銃と、剣が付いた盾になります。また胸にガードバーが接続されます。

銃部分を逆手に持ち、盾を支えに「嵐の中で輝いて撃ち」、もとい、フルブラストも再現できます。宇宙統一規格なので、デカレンジャーの武器はどの支部でも使えるそうです。

ここまで来てようやく、デカブレイクの相棒・3号ロボの登場。特装変形・DXデカバイクロボです。袖から延びたスリープソードが印象的な、スピード自慢の機体です。

通常はバイク形態をしており、説明書にはありませんが、デカベースクローラーの上部にきちんとセットすることができます。

そしてデカレンジャーロボと合体し、ライディングデカレンジャーロボに。一見乗っているように見えますが、脚を取り外してバイクに合体させているので、そのまま乗っているわけではありません。しかしこの巨体でどこ走るんだ。
さらにいよいよ、2体でスーパー合体を行ったのが……。

超特捜合体・DXスーパーデカレンジャーロボ。かなりまとまりが良く、余剰パーツはありません。後ろに回っているデカバイクロボの上半身が重いので、ちょっと安定性に欠けますが。

武装はそのまま、デカレンジャーロボのものが使えます。パトストライカーの電飾ギミックもそのまま使え、3パターンの明滅が楽しめます。

なお個人的には、脚や肩が外側に向き、背中のバーニア(デカバイクロボの腕が展開している方が迫力が増して好きなので、こうやって飾っていました。

最後は特捜合体・DXデカウイングロボ。デカレンジャーもSWATモードにならないと使いこなせない、強力な4号ロボです。

5台のパトウイングが合体します。パトウイング1は、パトストライカーと同様の電飾ギミックを持っていますが、他の連中はほとんどギミックはありません。また、デカブレイクはハブられているので5台しかありません。

大型銃に変形、ファイナルバスターを放ちます。引き金は電飾ギミックと連動してるので、発光と発射音が楽しめます。
パトウイング状態では余剰パーツだった2丁のマグナムは、銃形態の時は台座として使えます。まあパトウイング2の腕に持たせておいてもいいんですが。

なお例の宇宙統一規格なので、両腕や足の交換もできます。デカバイクロボの腕も外せるので、いろんな組み換えができたのも楽しい思い出。

久々に遊びましたが、ホントによくできてますねこのシリーズ。特にデカレンジャーロボはギミック満載、マシン単体でも遊べる楽しさは格別です。
デカレンジャー20周年にもまた、何かやってくれるような気がする……。
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