完成!マスターカプセム!
「見たまえ諸君!
これが、私が開発した『マスターカプセム』だ!」
DXゼッツドライバーは、発光パターンも音声も豊富な凄い玩具です。中央のカプセムを交換することで、たぶん64種類くらいの発光・音声パターンが楽しめるのではないかと思います。
その秘密は、カプセム後部の最大6本のピンにあります。カプセムをバックル本体にセットする際、このピンが反応するスイッチを押し、その有無のパターンで対応するカプセムを判別しているようです。ピンのオンオフで2進数的判別なので、それが6本あるから2の6乗はパターンがあるのでしょうね。
ガヴのゴチゾウとかだとここが金属端子なので、おそらく内部の基盤で判別かけているのだと思います。それだと私には手の出しようがありませんが、アナログなオンオフスイッチで良いなら、私にもカプセムが作れるのではないでしょうか。
どうせなら1個のカプセムで、全部のパターンが再現できると面白いですね。その名もマスターカプセム!
とウキウキして来ちゃったので、早速設計に入ります。カプセム本体は本体にセットする機構と、中央のリングを回す機構があればいいので、そんなに難しくはありません(嘘 かなりやり直した)。
ピンは差し込んで交換できるよう、3本のもの、両端1本のもの(180度回せばいいので1種類あればいいです)、2本のものなどのパターンを左右作りました。
試作品を印刷してみたところ(写真左が本物)。最初は中央のリングがただの球の切り出しかと思っていましたが、よく見ると下部に溝と出っぱりがあり、「変身!」時にリングを回すことで、その出っぱりがバックルのスイッチを押し、変身待機状態から完了状態を判別するようになっていました。巧いこと考えるものですねぇ。
本体は透明PETGを使いましたが、後部の溝に差すピン群は、透明だと見づらいので色付きにしました。またこのピンは、実はかなり精度を求められる構造でした。ピンはバックル本体のスイッチを個別に押しますが、そのオンオフ判定が非常に敏感で、どれかのピンがちょっとでも短かったりすると(時間差も判定しているらしく)押せているけど反応しない、などということもありました。精度を上げるならピン部分はFDM印刷でなく、光造形のプリンタを使った方が良かったかもしれません。
まあそんなこんなで完成。
はめてみると、本物と変わらぬ音声と発光パターンが確認できます。やったー!
早速、ピンをいろいろ交換してゼッツドライバーの秘密を探りました。
うむ!堪能した!
設計自体は1時間程度でしたが、組み替えて検証している時間の方が長かったw
上の動画では、ネタバレをさせたくないので、9月上旬現在未発売ですが、ほぼ誰でも「たぶんこの辺りは出るよね」と想像がつく音声と映像を載せています。ラストに流れるのは、今後の重要アイテムと思われるものなので、音声部分はカットしています。
平成ライダーの音声は、公式ページにも書いてありますが、おそらく全部入っています。他にも「1……」とか「ゴジュ……」とか聞こえた気もしますがナイショですw
もっとも、これ作ったから他のカプセム買わなくていいか……。というようなことにはなりません。やっぱ本物は「カチャッ」とはめた時の安心感が違いますし。それに「コレクション」ってのは「集める」こと自体が楽しいですからねぇ。
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仮面ライダーゼッツ DXブレイカムゼッツァー |
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S.H.フィギュアーツ
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