航海変形
とにかく驚くほど箱が綺麗でね。
航海変形。中国製の合体ロボ、ほぼ合金部分はありませんが、全高30㎝の巨体はちょっとびっくりします。ロボの固有名詞は巡刃戦将?とでもなるのでしょうか。パッケージには書かれていないので良く分かりませんが……。
各々の艦艇の出来の良さにはまた驚きます。
まずは052D导弾駆逐艇。全長約30㎝の誘導ミサイル駆逐艦です。下部の銃座はスタンド替わりですが、ロボへの変形時には肩アーマーになります。
ディテールもかなり良くできており、トランスフォーマーなどと比べても遜色ありません。艦尾に偵察ヘリを搭載できます。
変形して小型ロボに。小型といっても、実寸換算したらたぶん50mくらいはあるでしょうね、これ。ヘリを手に乗せてこの大きさですから……。
説明書にはなぜか書かれていませんが、艦首を取り外し、大きな出刃包丁として構えることができます。関節は割としっかりしていますが、足首のバランスが良くないのですぐ倒れます。
続いて092型戦略核潜艇。中国メーカー製なので堂々と戦略核を謳います(ぐむぅ)。
巨大原子力潜水艦はかなりしっかりした作り込み。またスクリューが異様にデカいです。原潜ってこういうもんなのかな……。
変形後のロボが垢抜けない顔だとか、足腰ちょっと弱いとか、些細な(えー)問題はあります。が、変形パターンが独特で、ガワをボールジョイントで反転して畳むのは結構面白いです。
前述したように足腰が弱いので、このポーズで立たせるのはちょっと苦労します。ここら辺はまだ、メーカー的に経験の差があるのかなという感じです。
最後は野牛气垫船。たぶん強襲揚陸艦のホバークラフト、バッファロー号ということなのでしょう。
船首甲板に2台の戦車を搭載できます。特に固定されるわけではなく、さらに言えば、変形後は余剰パーツです。
変形後のロボは無骨で割といい感じ。オレンジの差し色も似あってますね。
可動域は結構広く、この子は他の連中より割と足腰が強いので、安心してポーズ付けをできるのが嬉しいところです。
並ぶと壮観、なんせ潜水艦だけで全長40㎝ですからね……。
では合体準備に入りましょう。
ミサイル誘導艦は、胸と腰を形成します。艦首は取り外して胸アーマーになります。
潜水艦は分離し、両腕になります。スクリュー部分はただ背中に合体するだけです。
そしてホバークラフトは、頭部とひざ下を形成します。日本製なら、合体後の頭部になんか冠とか角とか付きそうなものですが、この子は合体後も頭がそのままです。
完成!巡刃戦将(仮)!
全高30㎝の巨体は迫力抜群、無骨でいかにも軍用合体ロボという感じです。
ヘリコプターは右肩に搭載できますが、戦車はまるっきり余剰です。
左腕の装甲は、説明書だと反転するようになっていますが、私の購入したものはどうやってもそうならないので、この状態にしています。また両肩は簡単にすっぽ抜け、足腰もちょっと弱いので、立たせるのも割と苦労します。
そしてこの子の必殺技は、なんと!右腕に内蔵された核ミサイル!
いや今時、それを公言するロボはどうなのw さすが中国製というべきか……。
いろいろ惜しい、けど楽しい、そしてちょっとヤバい(いろいろ)気がするアイテムでした。でもこんなに割と完成度が高い(しかもそんなにお値段も高くない)ものが、ちゃんと中国で生産されるとは!
両肩はネオジム磁石でも使えば何とかなる気もするし、ちょっと改造してみようかな……。
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