ドルドルドルドル
♪ ドルギラン ♪
超合金魂・電子星獣ドル&ギラン円盤。記念すべき宇宙刑事の最初のメカ、SFスピリット溢れる異形の母艦がリニューアルされました。BGM機能も付いています。
まずはギランの分離。敵・マクーの円盤が3機付属し、戦闘バンクシーンを思い出させます。スイッチでBGM「宇宙の王者ドルギラン」が流れます。
内部にはサイバリアンとギャビオンを搭載、前部カタパルトからミサイルのように打ち出すこともできます。結構な勢いでぶっ飛びます。
機体左側の突き出た細長い部分からは、原点の玩具は円盤を射出する機構がありましたが、さすがにそのオモチャ的ギミックは再現されていません。
続いて分離したドルの変形。当時玩具では、尻尾の先が下から出てしまう以外は完全変形でした。
魂版では、尻尾の先と首は180度畳めるようになっており、頭部も長い尾も全部ボディの中に入ります。
頭部はギャバンが乗っているものと、乗っていないものとで交換できます。
しかし!
この魂版は、いわゆる「完全変形」ではありません。(パッケージにはそう書いてあるけど……)
なんと、変形に際しては「頭部の一部と一体化したヒゲ」を外して、残りの首を胴体に収納するようになっているのです。ヒゲは(なぜか)硬質部品なので、取り外さないと途中で折れてしまう心配があるからでしょう。
いや気持ちはわかるけど、我々が欲しかったものってソレじゃないよね……。差し替えなしで変形できるドルギランだよね?
なのでサックリ設計を始めました。いつもの3Dプリンタの出番です。頭部を、柔軟性のあるレジンに調合したものに差替える予定です。
材質を破損の心配のいらないものにしたとはいえ、内部で干渉しないよう、ヒゲは頭部部品と分離させ、回転軸を設けました。
印刷してみたところ。なんか割とそれっぽくなりました。
仮組しましたが、きちんとはまります。ヒゲの形状は個人的好みで、原点と少し変えています。
またレジンは柔軟性を持たせたので、このくらい曲げても全く折れる心配はありません。
さらに回転軸のおかげで、変形・収納時に他のパーツに干渉するのを避け、また上下も反転できるため、ヒゲに表情を付けることもできるようになりました。
実際に収納を開始します。
バッチリじゃないか!
こうして、変形前後で全くパーツを外すことなく、謳い文句通りの「完全変形ドルギラン」を成し遂げました。やったー!
しかし……私はあんまりこういうことを言いたくないのですが、こんな簡単なこと最初から(削除
というか、なぜ「変形の際にヒゲを外す」仕様にOKを出したのかが伺いたいです。造形や塗装は美しいのにねぇ……。
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