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2023年10月

2023/10/29

ドルドルドルドル

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♪ ドルギラン ♪


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超合金魂・電子星獣ドル&ギラン円盤。記念すべき宇宙刑事の最初のメカ、SFスピリット溢れる異形の母艦がリニューアルされました。BGM機能も付いています。


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まずはギランの分離。敵・マクーの円盤が3機付属し、戦闘バンクシーンを思い出させます。スイッチでBGM「宇宙の王者ドルギラン」が流れます。


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内部にはサイバリアンとギャビオンを搭載、前部カタパルトからミサイルのように打ち出すこともできます。結構な勢いでぶっ飛びます。
機体左側の突き出た細長い部分からは、原点の玩具は円盤を射出する機構がありましたが、さすがにそのオモチャ的ギミックは再現されていません。


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続いて分離したドルの変形。当時玩具では、尻尾の先が下から出てしまう以外は完全変形でした。


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魂版では、尻尾の先と首は180度畳めるようになっており、頭部も長い尾も全部ボディの中に入ります。


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頭部はギャバンが乗っているものと、乗っていないものとで交換できます。

しかし!

この魂版は、いわゆる「完全変形」ではありません。(パッケージにはそう書いてあるけど……)


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なんと、変形に際しては「頭部の一部と一体化したヒゲ」を外して、残りの首を胴体に収納するようになっているのです。ヒゲは(なぜか)硬質部品なので、取り外さないと途中で折れてしまう心配があるからでしょう。

いや気持ちはわかるけど、我々が欲しかったものってソレじゃないよね……。差し替えなしで変形できるドルギランだよね?

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なのでサックリ設計を始めました。いつもの3Dプリンタの出番です。頭部を、柔軟性のあるレジンに調合したものに差替える予定です。


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材質を破損の心配のいらないものにしたとはいえ、内部で干渉しないよう、ヒゲは頭部部品と分離させ、回転軸を設けました。


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印刷してみたところ。なんか割とそれっぽくなりました。


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仮組しましたが、きちんとはまります。ヒゲの形状は個人的好みで、原点と少し変えています。


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またレジンは柔軟性を持たせたので、このくらい曲げても全く折れる心配はありません。


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さらに回転軸のおかげで、変形・収納時に他のパーツに干渉するのを避け、また上下も反転できるため、ヒゲに表情を付けることもできるようになりました。


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実際に収納を開始します。


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バッチリじゃないか!


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こうして、変形前後で全くパーツを外すことなく、謳い文句通りの「完全変形ドルギラン」を成し遂げました。やったー!


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しかし……私はあんまりこういうことを言いたくないのですが、こんな簡単なこと最初から(削除

というか、なぜ「変形の際にヒゲを外す」仕様にOKを出したのかが伺いたいです。造形や塗装は美しいのにねぇ……。

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2023/10/22

令和でも荒れるぜ!

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止めてみな!

この記事は10月22日現在、「王様戦隊キングオージャー」のネタバレを含みます。放映を楽しみにされている方はご注意ください。

まぁそもそも「なんでキョウリュウジンがキングオージャーのネタバレなんだ」という時点で相当ネタバレですが……。


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DXキョウリュウジン・FULL ACTION VER。「獣電戦隊キョウリュウジャー」に登場した主役機が、10年の時を経てフルアクションバージョンで帰ってきました。もちろん現行の「王様戦隊キングオージャー」に客演したからです。


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構成はいつもの初期3匹ですが、腕の2匹は小型化しており、ガブティラも細部が変更されています。

・合体ジョイントが従前の物から変更されている

・獣電池をガブリンチョすることはできない

・なので音声ギミックも省かれている

などです。あの熱いテンションの声を聞けないのは残念ですが、そもそも客演の立場だしね。


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合体してキョウリュウジンに。肘や膝に可動関節が加わり、足首はボールジョイントでしっかり大地を踏みしめます。背中にガブティラのしっぽが取り付けられているので、肩の可動域はほとんどない……はずですが。


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実は両肩は、前に引きだす可動軸が追加され、ぐっと腕を突きだせるようになっています。さらにガブティラのしっぽを本体に接続するジョイントにも可動軸があり、それを傾けることで、肩との干渉をかなり防いでいます。そのため、大きなガブティラの頭がある右肩でも……。


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大きく剣を振り上げても大丈夫!FULL ACTION VERの面目躍如ですね。

さらに、キングオージャーに登場していることからも分かるように……。


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なんと、クワゴンの代わりに他のシュゴッドと合体できます。両腕はガブティラの脚を取り外し、変形させています。また膝関節は、シュゴッドと合体できるジョイントに変更されています。


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ということは、同じジョイントを使っているゴッドキングオージャーにも(下半身だけ)なることができるわけです。バランスめちゃくちゃですが。

そこで、当時玩具のみなさんにご登場いただきました。今回のキョウリュウジンはジョイントの一部が省略されているため、プテラゴードンは合体できません。しかし、ほぼ乗ってるだけのプレズオンならどうでしょう。


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おお、バランスはよくなった。バクレツゴッドキングキョウリュウジンの登場だ!(長い

キョウリュウジンの首だけ取り外して乗せてるだけですが。先述した通りジョイントの一部が省略されているので、全く合体できず乗ってるだけです。ただ(たまたま)ゴッドキングオージャーの両脚サイドに、プレズオンの脚部が取り付けられたのは行幸でした。


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本編にまさか、キョウリュウジャーのオリジナルキャストが出てくれるなどとは思いませんでしたし、その上キョウリュウジンの新作玩具が発売されるとは、なんという豪快なブレイブ!長生きはするもんだね!

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2023/10/15

超電動の この力

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見せてやる!無限大!


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RIOBOT・鉄人28号FX&27号フェニックス。「超電動ロボ鉄人28号FX」の主役メカです。


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玩具的ギミックとしては、飛行ユニットである27号との合体以外はありません。だがそれでいい!このキャラに関してはそれでいいんだ!という割り切りがひしひし感じられます。


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それを象徴するのがこの咆哮ポーズ。普通の玩具なら、腕を振り上げるのには肩関節を上に回します。そうすると当然、肩のアーマーも上に回るのがほとんどです。

ところがこの鉄人では、肩そのものの回転軸(正面から見て時計のように回る)の自由度が、非常に高くなっています。そのため、腕を振り上げるのに肩を動かさなくても、ここまで曲げることができます。なので肩の「28」のマークを見せたまま、「ガオー!」ができるわけです。


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その仕組みのため、ジェットアッパーのようなパンチのポーズも、アニメのイメージそのままに、腕を振り上げることができます。「肩を回さなくてもいいため、二次元の嘘を再現できる」のは素晴らしい仕組みですね。


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さあ走りだせ!

発売はちょっと前でしたが、あるお店で販売スペースの関係で結構割引されていたので買ってきました。十分満足のいく出来栄えですね。次の29号・ブラックオックスも非常に楽しみです。

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2023/10/09

再び到着

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連休だしやっちゃったぜ!何を?これだ!


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先日紹介した、THE合体・勇者特急マイトガイン。文句のつけようがない素晴らしい出来栄え!……ですが、個人的には1か所、ちょっと残念な点がありました。合体後の「肩と上腕の付け根」です。

ここは正面から見た左右へのロールを可能にする関節なので、見えているのはしょうがないですが、少々目立ちます。特にガイン(左腕)は、もともとここはガインの股関節なので、細くならざるを得ず、他の部分に対してちょっと貧弱に思えました。


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そこで例によって、3Dプリンタの出番となりました。具体的には、上腕部に取り付けて関節部を隠せるカバーを作ります。


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出来上がったもの。単純に白いただのプラにしか見えませんが、取り付けてみると……。


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こうかはばつぐんだ!(個人的見解

腕がちゃんと肩から繋がっているように見えて、とてもいいんじゃないでしょうか(個人的見解


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具体的な比較図。取り付け前→後 でこうなります。あった方が良いですね、特に左腕は。


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また関節を隠すため、そのままだと可動範囲(正面から見た左右への回転)は狭まります。この状態だとほとんど回せません。しかし実は……。


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カバーは下にスライドできるようにしてあるため、そのままずらして下げることで、ある程度可動範囲が戻ります。やったー!見栄えも割と悪くないしね。


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うむうむ。必要は発明の母、とはよく言ったものだ。連休つぶした甲斐があったですよ。

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2023/10/08

光になれ

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輝く勇者王!


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pose+ ゴルディーマーグ&スターガオガイガー オプションセット。以前の衝撃的な勇者王に装着できるガオーマシンがやってきました。


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ゴルディーマーグはタンクに変形、実にしっかりとした堅実な作りです。塗装も綺麗で、これだけでもとても楽しい。


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ゴルディーマーグに変形。変形パターンは既存のゴルディーとは少々異なっており、特に両肩と肘は単に縮むのでなく、斜めに畳む独特な構造になっています。


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アクションはもちろんバッチリ、重厚なフォルムと相まって迫力満点。特にゴルディーの場合、背中に回した砲身が支えとなるため、どんなポーズを付けても滅多に転ばないのはありがたいところです。


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マーグハンドとゴルディオンハンマーに変形。既存のものともっとも異なることは、頭部の変形です。普通だと完全にハンマーの形になることはなく、ゴルディーの肩に接続するための三角コーナーwはそのままでした。このアイテムでは、その部分をハンマー内部にしまい、ダミーのゴルディーヘッドを展開することで、綺麗なピコピコハンマーを再現しています。


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同梱のステルスガオーⅡ。ガオガイガー付属の腕、たてがみ、頭部はそのまま使いますが、残りはすべて新規造形です。


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ウルテクエンジンは装甲を大きく広げ、Gサーキット全開!をさせることができます。ただこの緑のクリアパーツ群が非常に外れやすく、ポロポロ落ちるのはちょっとストレスでした。装甲は一部を畳み、設定どおりの先端だけ緑にすることが可能です。


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合体してスターガオガイガーに。超デカいウルテクエンジンが目を惹きます。このエンジンはどのくらいデカいかというと、2個持った感じだとまるで独鈷杵のようでした。


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良い感じでド迫力の勇者王!背中が重すぎるので、スタンドを付けても前かがみ気味になるのはご愛敬。


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さらにマーグハンド・コネクト!


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ゴルディオンハンマー!

毎度のことながら右腕は重すぎるので……特にこのアイテムデカいし!スタンドなしでは全く保持できません。それどころか腕が抜けます。


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そこで出てくるのが別売の「光になれ!LED&ツールセット」。てっきりLED基盤だけなのかと思っていたら、プライヤーズを彷彿とさせるオリジナルアイテムが2体付属します。このプライヤーズモドキは……


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ガオガイガーの両脚にドッキングし、巨大なアウトリガーみたいなものになります。さらにここに強靭なアームを取り付けて……。


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バカ重いゴルディオンハンマーを支えられる、大型サポートアイテムになります。これはナイスアイデア。オリジナルアレンジが効いてるpose+製だからこそできる方向という気もしますが。


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実際に支えている状態はこんな感じ。正直ギリギリではありますし、アームは強靭すぎるので、嵌めてから角度をつけるのは容易ではありません。そのため、ポーズを決めてから角度を変えて再度取り付ける、という流れになります。しかし便利なので、最初からゴルディーたちと一緒にしても良かったのではと思います。


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またガトリングドライバーの柄も付属するので、ダブルドライバーも可能になります。しかしこのセットの本当の醍醐味は……。


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やっぱりLED点灯!

 

輝くゴルディオンハンマー、そしてウルテクエンジン!

おのおのマグネットでスイッチが切り替わり、点灯・明滅・消灯を繰り返せます。明滅は非常に綺麗、眺めているだけでうっとりです。ただこの動画のように台座を回したりするためには、先ほどのアームが1本だと心もとないので、2本使って安定させています。

元々ゴルディオンハンマーを持たせると、どんなガオガイガーでも不安定になるので、そこを解消しようとしてくれたアイデアはとてもありがたいです。完全に解消できてるかというとあれですが、その心意気が嬉しいじゃないですかね。

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