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2023年7月

2023/07/30

死神は蘇る

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何度だってな……


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GUNDAM FIX FIGURATION・ガンダムデスサイズヘル(EW版)。死神と呼ばれたガンダムが大改造を経て蘇り、エンドレスワルツ版のアレンジをされ、さらにG.F.F.シリーズの新たなギミックが追加されたという、元がどうだったのかわかんなくなるようなアイテムです。


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全身の装甲はグリムリーパーモードといって、いろいろ引き出したり展開したりできます。わかりやすいように背部アクティブクロークは外していますが……


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取り付けるとこの通り、おなじみの死神のスタイルになります。通常のデスサイズヘルと異なり、アクティブクロークがバックパック扱いになるので、腕の可動範囲を妨げず、鎌を振り上げてもスタイルが破綻しません。


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アクティブクロークは引き出して、可動範囲を大幅に上げることができます。各関節は非常にしっかりしているので、どの角度に曲げても全く問題ない保持力があります。


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腕のアームシールドは展開し、ビーム刃を取り付けることができます。左右同じですが、左腕にはさらに巨大なバスターシールドヘルを装備できます。


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またアクティブクロークを折り畳み、防御形態にもなります。頭部や肩など干渉しそうですが意外にそうでもなく、翼も補助パーツなどなしに前面でがっちり組み合わせられます。デスサイズヘルシリーズの、死神のマントって感じは実に好きです。

ここまでが「デスサイズヘル(EW版)」のギミックですが、さらにここに「G.F.F.版」のアレンジが入ります。


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なんとデスサイズヘルに、飛行機能がついてしまいました。レイブン形態と呼ばれ、カラスを思わせる翼の下に、シールドを取り付けて飛行状態になります。


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シールドの取り付け方や、背部から見た膝関節の曲げ方など、明らかにウイングガンダムからのフィードバックが見て取れます。


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3種類4本もある鎌を取り付け、レイブンクロー形態にすることもできます。しかしほんと鎌が好きだな?カマバッカ共和国……いやなんでも……


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ビームを出して突撃形態も。なんかもう死神のコンセプトが良く分からないけど……。


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このG.F.F.シリーズ、玩具オリジナルのわけわからん楽しいギミックを追加してくれる姿勢は結構好きです。ウイングゼロ(EW版)もネオバード形態にしてくれましたしね。

このまま「ガンダム5機」の残りの連中も出してくれたとして、まあナタクも飛ばすでしょうね。ドラゴンだし。
ヘビーアームズは重戦車にでもなるのかな?
サンドロックは……ほらマグアナック隊40機がわらわらと合体して巨人になる感じで(雑

 

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2023/07/23

その名はアースガロン

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アースガロン、出撃準備!


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23式特殊戦術機甲獣 DXアースガロン。「ウルトラマンブレーザー」防衛隊SKaRDの主戦力、地球を守る人類の切り札です。初出撃では「承認のためにブレーザーよりも先に怪獣を倒せ」と言われており、その課題をクリアすることはできませんでしたが、運用は認められたようです。まあ巨額の開発費と時間をかけて作られただろうから、それだけで計画破棄とかはしないでしょうがね。

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腹部のボタンを押すと叫び声とともに口の中や目が光り、ゲント隊長の頼もしい指示のセリフも流れます。
「アースガロン、現着!」
「よし、攻撃開始!」


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また背中に怪しいジョイントがあり、そこに何かを差し込むことで別の音声が流れます(まだ秘密)。たぶんメカゴジラみたいな何かがくっつくんでしょうね。


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可動部が広く、また部品の材質が良く考えられており(足首がかなり重い)、かなり大きく足を動かしてもバランスよく立っていられます。他の怪獣玩具とブンドドして遊ぶには最適でしょう。

ただ玩具としていろいろ省かれているところもあり、例えば足首後ろですが、切り離された筒が上下についています。ここは本来、劇中でも印象的だった銀色のシリンダーがあるところです。可動域、そして子供が遊ぶことを考えて省略されたのだと思います。まあ多分プレミアムバンダイとかで販売されるであろうモンスターアーツに期待ですかね。

そこを差し引いても楽しく、また目が可愛らしい素敵な玩具です。まず第一に子供が遊ぶことを前提にしている、そういう姿勢も好感が持てます。

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2023/07/17

俺が行く!

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電光変身DXブレーザーブレス 最強なりきりセット。「ウルトラマンブレーザー」の変身アイテムに、DXブレーザーストーン01・02が同梱されたお得なセットです。


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最初にボタンを押すと、ヒルマ・ゲント隊長の「俺が行く!」と頼もしい声が流れます。その後ブレイザーストーンをセット、さらにボタンを押すことで変身が完了します。


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ウルトラマンの通常玩具にしては珍しく、変身前のゲント隊長の声がたくさん入っており、第2話の「熱っ!あっつ!」とか笑えるシチュエーションのものもあります。また、ストーンをうまくセットできなかったときは「悪い!もう一度ストーンをセットしてくれ」と気さくな声が返ってきます。「あなたが言われるのなら何度でも!」と返したくなります。

 

実際のシチュエーション。遺伝子のらせんのようなアニメーションや、光の粒子が飛び散るようなエフェクトなど、いわゆるバーサライター玩具としては明らかに一線を画した、非常に上質な出来栄えです。多色LEDで再現しているのもそうですが、光の繋がりが非常になめらかで、隙間があまり目立たないのが凄いところです。

ウルトラマンゼットストーンを使ったところ。変身前の二人の掛け合いも聞こえます。最後に「Z」の文字が見えますが、肉眼だともっとはっきりしています。

 

ウルトラマントリガー。こちらもマナカケンゴの叫び声が入っています。何気に、こういった多重変身アイテムで、変身時の本物の声や効果音が使われている玩具は、ウルトラ史上初だそうです。

 

ウルトラマンデッカー。光が集まっていくようなアニメーションとか、パターンも実に豊富で感心します。

 

ウルトラマンゼロ。最後に光るのはゼロの目でしょうか。

 

昭和の先輩方も入っているようです。こちらは初代ウルトラマン。これも見づらくて申し訳ないですが、ウルトラマンのボディをイメージした銀と赤、そしてカラータイマーのアニメーションは、実物を見るとビックリします。

 

ウルトラマンティガ。スパークレンスが開き、輝くさまをアニメーションにしています。こちらも見づら(略

しかしこれは凄い。ストーンを全部集めたくなりますね。


ウルトラマンブレーザーは、最初からSF、ミリタリー色が前面に押し出され、今までのニュージェネレーションとは一線を画した感があります。それでいて決して視聴者(子供)を置き去りにしておらず、ゲント隊長の親しみやすく頼もしいキャラ、個性あふれる仲間たちが、本編への導入の敷居をぐっと下げています。

そして私たちはもう、ちらっと出てきたこの世界の設定だけでひっくり返りました。なんとこの世界の人類は、ブレーザー、いやウルトラマン登場以前に、十数体の怪獣を人間の力だけで(!)撃退済みだったのです。

アントラー、キングザウルス三世、シーゴラス、コスモリキッド、ムカデンダー、パワードザンボラー、シルバゴン……
どれもウルトラマンですら苦戦した強敵ばかり、それを(1~2話を見る限り)現行の防衛軍装備で倒したとか、信じられません!なんだこの世界の地球人は!ペギラくらいなら人類が何度も撃退(駆除)してはいますが、それにしても他の連中、アントラーやキングザウルス三世とか、現行兵器と相性の悪い奴ばっかりじゃないですか!それにシーゴラスやザンボラーなんて、もはや天災、大災害ですよね?いったいどうやって撃退したん?!

玩具もそうですが映像本編もメチャクチャ楽しみです。ブレーザーの巻き舌も癖になりますしねw

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2023/07/08

偉大な皇となる

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ゴッドサンダー!


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鉄魄・グレートマジンカイザー。「真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍」に登場した地球最後の切り札です。原典では超合金の弾丸だったグレートブースターを、その名の通り「グレートの能力をブーストさせるオプションパーツ」と翻案した、その発想に痺れます。


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デザイン自体はマジンカイザーを踏襲、さらにグレートらしいとんがりが強調されています。カイザーコンドルは合体のために中央で折れ曲がるギミックがあります。手首は五指全ての可動指のものと、武器の持ち手、さらにゴッドサンダー用の発光手首が付属します。

本当は、このデザインになるためにはグレートブースターと合体する必要がある(その前は普通のグレートマジンガー)なので、ブースターと分離していてもこのとんがり状態なのは変なのかもしれませんが、細かいことはどうでもいいよね。


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グレートブースターは超大型、横幅は50cmにも届こうかというサイズです。合体の基部、翼の基部と中央などに可動部があり、引き出して角度を変えることができます。

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あちこちが巨大化・鋭角化しているため、このシリーズいつもそうですが、持つのも動かすのも指が痛い!しかしカッコいい!でも痛い!でも楽しい!のジレンマの連鎖。


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マジンガーブレードは一対の通常サイズのものと、巨大化してZEROが怯むほどの斬撃を与えた大型剣が付属します。

ちょっと話がずれますが、このグレートブースターはかなりの前進翼、そのラインは背中からいったん下がってまた上に上がる、一般的に考える翼とはかなり異なるデザインです。普通に(このブースターを上下反対に)した方がカッコいいのでは、とか思っていました。

しかし実際に剣を構えさせると、このデザインだと肩口に翼が来ないため、肩に剣を構えたりしたときに、翼に剣が引っかかりにくいんですよね。そこまで計算しての事かどうかはわかりませんが、剣戟が魅力のグレートマジンガーだからこそ、これで良かったのかもしれません。デザインって奥が深いね。


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またLEDギミックが搭載され、ボタンで胸部放熱部が点灯します。ブレストバーンはマグネットで脱着が可能、グレートブーメランとしても持たせられます。(その時は光りません)


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点灯パターンは、一度ボタンを押すと付きっぱなしですが、二度目でゆっくりと明滅を繰り返します。魔神の鼓動という感じで、見ていてうっとりします。


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さらに、交換用の両手首とゴッドサンダーエフェクトにもLEDが搭載されています。普通の手首は開き手ですが、右手のみ人差し指を天に立てた、あのポーズの物も付属します。


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球状のエフェクト自体に発光機能があり、さらに手首も光るので、実に威力のありそうな写真が撮れます。放電のエフェクトはたくさん付属するので、本体の上下に好きなように取り付けることができます。


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手首の角度の関係で、放電のボール状のエフェクトを両手で持たせるのは大変なのですが、何とか持たせてみました。


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全身の武器はことごとく巨大化・凶悪化したものに交換でき、ドリルプレッシャーパンチとニーインパルスキックを再現できます。ニーインパルスは1本しか付属しないのはちょっと残念。

なおニーインパルスの交換は、説明書だと思いっきり膝を曲げてからさせるようになっていますが、実はそこまで曲げてしまうと脛の装甲と引っ掛かり、取り外すことができません。45度も曲げれば十分外せます。


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ドリルプレッシャーパンチはマグネットで脱着、みるからに痛い……でもやたらかっこいい!ものにすることができます。ただ可動の都合か、パンチ自体を取り外すことはできません。いや、もしかしたらできるのかも知れないけど、取ろうとしたら指が痛くなったのでやめました(……)。


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カイザーソード両手持ちも可能。さすがにブレストバーンに腕が引っかかりますが、マグネット脱着のおかげであんまり邪魔になりません。ブースターの「翼が肩口に来ない」デザインもかなり貢献しています。


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いやあ素晴らしい。いや私コレ大好きです。ZEROはそれほどでもないですが、こっちは本当に「待望のグレート」という気がします。

ただ1点、後で気が付いたのですが、実はこのアイテム目も光るらしいです。ちゃんと頭部にLED入ってるし。私の買ったものがたまたま不具合なのか、今はメーカーさんに問い合わせているところです。

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2023/07/02

戦国武者外伝

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磨亜屈、推参!
今回も倉庫案件です。


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リアルタイプ武者頑駄無鎧 磨亜屈。「ガンダム」に「聖闘士星矢」のクロス概念を搭載した玩具です。もちろんこれで「マーク2」と読みます。


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当時のDX玩具に、装着用の穴があけてありますので、安心の可動域や足首のサスペンション構造などはそのままです。ただ盾には家紋が印刷されており、これは外すことはできません。


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銃にも大型カバーが取り付けられ、ビームライフルからバズーカみたいな雰囲気になっています。またマスク部分は取り外しができます。金の角はカッコいいね。


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腰の刀はメッキ加工され、鞘から抜いて構えさせることができます。二刀流にするときは盾は持てないので、余剰となりますが、薙刀は背中に装備できます。


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続いて武者頑駄無鎧 精太頑駄無。ゼータガンダムにクロスが装着されています。左肩のシールドは本当は上下逆で、〇ジョイントなのでどういう角度でも取り付けられます。


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こちらも中身はDXゼータガンダム。フォルム自体は、今見るとかなり独特ですが……。


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きちんとウエイブライダーに変形します。ずんぐりむっくりではありますが、破損の心配全くなく、ガシガシ変形させて安心して遊べるゼータってこれくらいじゃないですかね。


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精太の独自武器としては三又の槍が付属します。一応両手で構えられていい感じ。


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コンセプト的に、変形のために装甲が脆弱になっている可変MSの弱点を補う、という点ではとても有効だと思います。イメージもガラッと変わってカッコいいしね。


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最後は武者頑駄無鎧 駄舞留精太。ただでさえたくましいダブルゼータが、さらにパワフルな武者になりました。


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中身はきちんと変形合体するダブルゼータ、可変構造を差替えなしでほぼ完全に再現しています。ちゃんと手首、足首も回転して収納されますからね。


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こちらもフォートレスからトップファイター、ボトムファイターに分離合体ができます。コアファイターは分離はできますが翼が出ないので、ボトムファイターに合体させたままになります。


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駄舞留精太は弓矢が付属、なんとか両手で構えられます。何で海道一の弓取り扱いなのかは知りません。


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ビームライフルは大型二連筒になり、パワフルさが増しています。やっぱダブルゼータはこっちですね。また額のメガキャノンも、鎧装備後でも使えるよう、兜にモールドがあります。


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このシリーズは、中身がDX玩具なので破損とかあんまり気にせず遊べ、特に変形の都合で角が軟質樹脂なので、一番気になる角の破損が心配いらないのがいいところです。可動域などはさすがに昔の玩具なので、鎧装着後はそんなに動かせませんが、それを補って余りある「遊んで安心」な頑丈さ。玩具は遊んでナンボですしね。

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