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2023年4月

2023/04/30

お呼びとあらば

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即参上!


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pose+ 銀河旋風ブライガー。以前のバクシンガーに続く海外製、しかし相変わらず愛に溢れまくったメーカーの渾身の作です。


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なんせ内箱のパッケージだけでこのセンス。いやたまらんなコレ。これが愛でなくて何でしょう。


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まずは可動域の確認。動かしづらそうな肩のデザインにもかかわらず、ブライソード両手頭上持ちは、全く問題なくできます。膝と腿もこのくらい跳ね上げられます。


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ブライスピアは中央部が伸長、チェーンパーツを取り付けることもできます。なおスタンドは付属しないので、上の写真も同様ですが、他のものを使用しています。


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背部にブライカノンを装着して……。


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肩から前面に両門を構えるのもできます。鈎爪カッコいいね。


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ブラスターキッドの通り名にふさわしい、コズモワインダーは2丁付属。いずれも戦車(?)から変形します。

そして変形といえば、ブライシンクロン。なんとこの製品では、差替えパーツなしで、ブライスター、ブライサンダーへの三段変形を可能にしています。かつて日本のメーカーでは、ブライスターはともかく、ブライサンダーは差し替えで再現していました。それを可能にしてしまうとは……恐るべき愛!


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まずはブライスター。パーツを一切交換せずに、展開するだけで完全変形です。いくつかおさまりの悪いパーツがありますがまあご愛敬。機首の黒い部分は2段階に折りたたまれ、長さを確保しています。


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造形重視のパーツを被せることで、ボリュームアップし、劇中のイメージに近づきます。この写真もそうですが、胸飾りがひっくり返って上部装甲になる際、きちんと閉まりづらいのがちょっと残念。


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そして最大の驚愕、ブライサンダー。当時玩具では、いったい何がどうなってるのか考えるのすら放棄していた感がありますが、それを差替えなし(マフラー部など、いったん外して付け替えるパーツはあります)で行うのは史上初。

具体的には、腕が真上に跳ね上がり、肩や二の腕や手首からいくつものヒンジで装甲が展開、手首部分を垂直に曲げてフロントカウルにしています。そういうことだったのか……本編映像見てても何が何だかわからなかったぜw

どうしても設計上、車体が前後に長くなり、イデオ・バスタみたいな感じになってしまいますが、これはしょうがないですね。


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こちらも造形重視パーツ(サイドカバーとタイヤ)が付属、はめることでかなりプロポーションが良くなります。造形重視のタイヤは後部タイヤの横から、マグネットで装着。横に広げることで、サイドカバーをつけてもタイヤが見えるようになります。


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ちょっとおさまりの悪い部分はありますが、それでもちゃんとブライサンダーができるとは感無量。いい時代になったものだ!


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もう満点をつけたいこのアイテムですが、ほぼただ一つの難点は「説明書」。パーツ構成と組み換え注意点くらいしか載っておらず、変形の説明はすべて、QRコードで検索してネットの動画で見るようになっています。この動画がまた早くて、細かいところがわかんねー!

今はもうこういう時代なので、詳細な説明書が紙で印刷されて同封されず、PDFでネット上にしかないのは、まあ仕方ないかもしれません。私は心配なのでプリントアウトしてますけどね。

でも、「説明書が動画」というのはまた話が別です。確かに「ここをこう曲げる」というのは動画の方がわかりやすいんですが、「ここをこっちへ差し込む」というのは、静止画でないとわかりづらいのです。そしてこのアイテム、そこが一番の難関だというw

ですので個人的には、「わかりづらい部分だけでも書かれた紙の説明書」と「動画による一連の変形解説」が併用されると、とてもありがたいと思います。コストかかっちゃうんでしょうけどね……。

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2023/04/23

伝説の王者

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ええもう出るの?てっきり最終回近辺かと思ってたのに……。


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DX3大シュゴッドセット。キングオージャーと合体し、レジェンドキングオージャーとなるための3匹のセットです。写真左からゴッドサソリ、ゴッドバッタ、ゴッドカブト。日本語と英語ごちゃごちゃですが、異世界「チキュー」の言葉だからしょうがない。


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まずはすでに単品では発売されている、ゴッドカブト。カブタンが変形してカブトキャノン、合体後の名称はカブトキングオージャーとなります。劇中では剣を銃の支えにして撃ってましたね。


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続いてサソリーヌことゴッドサソリが変形した巨大な腕。まるでキングギドラのような禍々しさと迫力です。サソリーヌの頭部右から巨大腕の親指に相当するパーツが展開しますが、それを気にしなければ、右腕に装着することも可能です。

ここにゴッドバッタが展開した胸アーマー(バッタの開き)、膝にバッタの後ろ足を取り付けて……。


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レジェンドキングオージャーの完成!

各パーツの金メッキが非常に綺麗で目を惹きます。またただでさえ多かった虫の脚がもっと増えたため、あっちこっちが引っかかりますが、この綺麗さと迫力の前には「まあいいかそんなことは」となってしまいます。


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キングオージャーはその映像美がよくもてはやされますが、個人的にはそれを踏まえた「脚本の省略」が凄くいい感じだと思います。

主人公・ギラが初めてゴッドクワガタを仲間に加えた時、ゴッドクワガタの言葉は我々にはわからないので、普通なら通訳の言葉でも出そうなものですが、この作品ではその時、ギラに

「そうか!俺様『も』お前のことが気に入ったぞ!」

と言わせることで、ゴッドクワガタ『も』ギラの事が気に入ったと言ったんだな、ということをすっと理解させてくれます。

こういう見事な省略は他にもたくさんあって、リタがギラのDNA鑑定をする際は「こうやって血を取った」などとは一言も言わせず……まあリタが余計な説明などするはずもないし……一連のカットだけで伝えたり。

全てのシュゴッドと心を通わせるギラに、なぜかサソリーヌだけは心を開いてくれなかったけど、それはギラにうっかり心情を話してしまうと

「そうか!サソリーヌはカブたんの事が好きなのか!」

と絶対みんなの前ででっかい声で言ってしまうから、というのをヒメノ様とのやり取りで気づかせたり。

脚本は言葉にするだけが脚本ではない、というのをひしひしと感じさせてくれます。いやーこの後も楽しみだなぁ。


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オマケ・

カブたんとサソリーヌの愛の結晶である、4番目のシュゴッド・サソリカブト(噓八百

 

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2023/04/16

ワンマン・アーミー

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その父(知らなかった)


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トランスフォーマーレジェンズ・ビッグコンボイ。トランスフォーマーネオに登場した鬼教官のマンモス状態です。当時玩具と異なり、目がアニメに準じたつぶらな瞳になっています。

今回も倉庫のお片付け掲載なので、別に彼が今度の映画に登場しなさそうなのを恨んでの掲載ではありません。


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変形してビッグコンボイに。本体のカラーもアニメ準拠となり、カラフルでヒーローらしい色遣いになっています。変形は当時品と替わらず、パズルのような超ガワ変形です。


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背中の巨大砲・ビッグキャノンを展開。一人でもデストロン軍団と渡り合う孤高の一匹狼、いや一匹マンモスでしたが、部下の教練を通じて本人もだんだん柔らかくなっていきました。


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そのライバル・破壊大帝マグマトロン。生物的で悪魔のようなデザインは、長いトランスフォーマーの歴史の中でも異彩を放っています。


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こちらは3体の恐竜が合体。ランドサウルス、スカイサウルス、シーサウルスです。首長竜のトランスフォーマーは、今のところ彼だけかな?


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そのまま合体恐竜モードに。手も足もひれも増えたキメラ状態ですが、有無を言わさない迫力があります。


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複雑な合体のため、首や手首が水平に曲がらないなどの難点はありますが、遊んで楽しい傑作玩具。でもマグマトロンはなかなかリメイクされませんねー。


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冒頭のブルービッグコンボイ。設定ではビッグコンボイの実父です。氷漬けのマンモスのような、気品ある美しいカラーバリエーションです。


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ビッグコンボイと同様、マンモスタンクもできます。脳みそ割れて、中から銃が出てくるってめちゃ怖いんですが……。


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変形してロボットモードに。ビッグコンボイと異なり、左腕は本体と同じ色です。


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というのも、仲間を守って斃れる際、傷ついて左腕を失った我が子=ビッグコンボイに、自らの左腕を移植したのだそうです。だからビッグコンボイは、左右で腕の色もデザインも違ったのですね。


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最期は番外編、ハインラッド。信楽焼の狸の置物からロボにトランスフォームするという、ネオどころか全TFシリーズ通しても屈指のイロモノです。きちんと狸のアレまで再現されています。もうホントどうかしてるとしか(略


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変形してロボモードに。持っていた酒の徳利と帳面が合体して銃になります。いやこれ海外の人に通じるのかな……。


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一応ビーストモードにもなれます。こっちがオマケモードだから笑えます。


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劇中では時間停止能力を使ったりと、かなりチートで異色な存在でした。それを反映してか、なんと玩具自体に目覚まし時計の機能があり、針は秒針までちゃんと動きます。

さらに、目覚ましを止めるには本体を変形させる必要があり、ロボの頭を押し込まないとアラームが止まりません。つまり信楽焼モードにしておいてアラームをかけると、かなりのお寝坊さんでも目が覚めるという、凄い仕様になっています。まあもちろん面倒くさくて電池抜いちゃいましたが!

こいつ、今回の映画に出ないかな(いやコンプライアンス的にどうなのか

 

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2023/04/09

蘇るARMADA

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本日も倉庫のお片付け中。

 

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トランスフォーマー マイクロン伝説・コンボイ スーパーモード。もう20年以上前の製品ですが、今紹介しているのは、どうやらこのシリーズ(海外版は「ARMADA」)がリメイクされるという噂を聞いたからです。

このシリーズはいずれも、マイクロンと呼ばれる小型トランスフォーマーと合体することで、隠された機能が発動するというコンセプトを貫いています。そしてこのコンボイはそれだけでなく、自動連動変形という思い切ったギミックを搭載していました。

先頭部分のキャブを取り外し、コンボイに変形させていくと……。


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後部のトレーラーが赤外線通信で連動、自動的に開いて変形を始めます。この写真ではマグナス部分もくっついてしまってますが、本来はトレーラーがぎちぎち言いながら展開、基地モードになります。もう20年も前の玩具だから動かないかな?と心配していましたが、ちゃんと信号を受信して変形しました。

さらに、コンボイの脚を開いて大型の腕に変形させていくと……。


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自動的に基地の装甲が閉まりながら立ち上がり、コンボイの下半身に変形します。最後にジョイントを閉めて固定する必要はありますが、コンボイスーパーモードに自動変形!って字面見るだけで、もう最高に燃えてくるじゃんね!

今回のリメイクでは自動変形はオミット、アクション重視の下半身になるのではないかと思われますが、それはそれでOK。ただ、この時代の「みんなが驚くようなものを作ってやろう」という凄い心意気だけは、受け継いでほしいですね。

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続いてジェットファイヤー。スペースシャトル型のトランスフォーマーです。これはパワーリンクス版(トイザらス限定カラー)なので色が異なります。


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変形してロボモードに。パートナーマイクロンは、シャトル状態だと前輪になります。つまりそいつがいないと胴体着陸する羽目になるのですね。まさしく「相棒に命を預ける」感じです。いやいいのかそれで。


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シャトルは上部が展開、カーゴ内部を見せることもできます。まあほとんど腕が入っていてスペースないけど。

そして、コンボイとリンクアップ(合体)!


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究極司令官・ジェットコンボイになります。下半身を交換する形ですが、元のコンボイは飛行能力がなく苦戦することもあったので、弱点を補うという点ではよい合体でした。


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最後はウルトラマグナス。これもENERGON版なので、色が異なります(マイクロン伝説版は赤)。この子も、パートナーマイクロンが前輪を形成しているので、彼に会う前はいったいどうやって走っていたのか疑問の塊です。


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通常版だと気付かなかったのですが、色が変わると、デザインも初代をある程度踏襲していたことがわかります。


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他の2体と連結、シャトル運搬モードになることもできます。いかにも宇宙へ向けた進撃、という感じで良いですね。


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コンボイのトレーラーの後に連結することもできます。が長すぎて撮影台をはみ出しました。


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限定なので、スペースマイクロンも色が変わっています。この3体は合体して、究極兵器レクイエムバスターになります。


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最終的には超究極総司令官・マグナジェットコンボイになります。もっとも本編では、この形態で戦ったことは一度もない(飛行用だけだった)ようですが。しかし20年経っても衰えぬ遊び甲斐!凄い連中でしたね。

今度の玩具的リメイクでも、たぶんこの3体合体はやってくれるんでしょうね。そちらもまた、20年後でも楽しく遊べる玩具になることを期待しています。

 

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2023/04/02

大人用オージャカリバーで遊んでみた

 

先日作成した大人用オージャカリバーですが、実際に振り回して遊んでいるだけの動画を作ってみました。
これをみた大きいおともだちが「いっちょ自分もやってみるかな!」と踏み出していただければ幸いです(いやどうだろう

 

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令和のベルト

今回はベルト祭り。

まずはCSM 変身ベルト 世紀王サンドライバー。「仮面ライダー BLACK SUN」の変身ベルトです。

電源を入れると、いきなり装甲が展開します。その状態がベルト出現時のデフォルトのようです。
その後、変身ボタンを押してポーズをとる(上部左側の赤外線センサーを隠す)と、変身コードが発動し、自動的に変形を開始します。モードを切り替えてあると例のBGMが連動、台詞ボタンであの状況が蘇ります。

余談ですが、最も印象深い例のメインテーマ「BLACK SUN」、誰かがあれで「ノブヒコ~ ノブヒコ~」と歌っているのを聞いてから、そういう曲にしか思えなくなりました。どうしてくれるw

なお実は最初届いたものは調子が悪く、最初に開いたまま変形を開始しませんでした。楽しみにしていただけに凹みましたが、すぐ好感していただけたので助かりました。

 

 

続いて「シン・仮面ライダー」の変身ベルト、本郷ライダーのDX仮面ライダー変身ベルト タイフーン(プラーナ強制排出補助機構付初期型)。
ボタンを押すと風車が回り、変身を開始します。これが実に美しい。光る!回る!やっぱこれが基本だな!
変に難しい機構が付いてない分、安心して遊べるわ!(ひどい

ただその状態を普通にiPhoneのカメラで撮影すると、人間の目と違い残像が残らないため、一部だけを切り取ってしまい、目で見たような光が流れるような感じにはなりません。なので少々合成し、人が見た時となるべく近づけるよう編集しています。それでも絶対、本物を自分の目で見た方が感動します!

 

最後は「仮面ライダーギーツ」、運営側のゲームマスターが使う、DXヴィジョンドライバー。
本体上部の指紋認識装置に触ることで発動、順々に3人のライダーに変身できます。本体前面がLEDで発光、中央にはそのライダーをイメージしたアイコンが表示されます。

そして珍しく、本体のドライバー以外にも、向かって右側に専用バックルホルダーがあり、そこにバックルの認識機能が付いています。(そのため、本体とバックルホルダーを切り離すことはできません)

そのホルダーは、おそらく現行の全てのバックルに対応、それらに対して個別のアニメーションと台詞を発動します。最新のブーストマーク2にも対応!ニンジャのシュリケンアニメーションが綺麗で感動します。

さらになんと、レジェンドライダーのバックルにもたぶん全部対応しており、それぞれのライダーの顔のアイコンと、体色に応じたLEDの発光が変化します。なんだこの豪華仕様は!さすがゲームマスターの特別製……。

ところがまたしても私は、不運(ハードラック)と踊(ダンス)ってしまいます。動画で分かるよう、向かって左下半分のLEDが息をしていません。最初こういう仕様だとばかりかと思って、「へぇなかなか大胆なセンスだなぁ」などと言ってたら違うじゃん!
さっそく交換の手配をしてもらうこととなりましたトホホ。

最近ベルト運がよくない……

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