続・イミルズ戦記

勝鬨を上げろ！

以前記事にしたイミルズ戦記ですが、念願のフロストライトの続きがやってきました。物凄いボリュームの装甲巨人が誕生します。

まずはウルサスガード軍団 、ムーンストーカー・ウルフジェリ（白）とスターフォール強襲者・ウルフフレキ（黒）。狼のロボット、ほぼ同型で違いは細部のデザイン（とロボ時の指）のみです。

それぞれハルフダンとストーラという名の、1/35サイズのパイロットが付属します。各部が良く動く割に（見たまんま通り）かなり頑丈です。

このおっちゃんたちが狼ロボに乗り込んで大暴れ！するようですね。しかしよりによってモヒカンとスキンヘッドの親父って、誰得なんだろうと真面目に悩んだり。

狼はビークルモードに変形、高速で前線に突入します。しかしなぜかこの状態では、おっちゃんたちは乗り込むことができません。えっこれどうすんの？まさか走ってついてくの？戦術がよくわからん設計だな……。

さらにそこから変形して…

巨大な腕になります。これはもちろん……

フロストライトに装備できます。しかし「フロストライトの本来の腕と交換」ではなく、どちらかというと「ガントレットとして装備」する感じです。ここらもなかなか斬新。

腕はやたら重いですが、フロストライトの肩はちゃんとクリックで固定するようになっているので、完全に安心な可動というわけではないですが、割ときちんとポーズを保持できます。

続いて自走砲プラトーン。大きなキャタピラを装備した陸上船が、小型の移動砲台を２機搭載してます。実は全てのパーツがフロストライトの強化装甲と武器で、それらを組み合わせて作っているのですが、全くそんな感じがしません。

艦首部はおっちゃんたちが乗り込み、運転しています。パイロットを守る遮蔽物は一切なし！男気溢れる仕様です（いや危ないよ

搭載されている自走砲にももちろん、おっちゃんたちが乗り込めます。後部には弾倉があり、おっちゃんたちが弾を１個ずつ砲塔に手で込めていけるようになっています。ええっ自分でやるのかよ！男気溢れる（略

キャタピラは反転して格納、つま先を出してフロストライトのゲタに変形させます。残りのパーツもそれぞれ、装甲になります。

船体部分を分解します。こっちのキャタピラはバカでかいチェーンソーのようですね。

船体の床だった部分は、凄い数のヒンジで畳まれていて……

あっちこっちを開いて畳むと、大きな斧が姿を現します。

上部にフロストライトのシールドを取り付け、巨大な旗を掲げた斧、パワーグレートアックスになります。下部が自立するスタンドになるので、「使わないときはそこら辺に立てておけばいい」という豪快な仕様です。男気（わかった

両肩の装甲を取り付け……

ゲタを履かせます。いずれも装着は強固、そう簡単には外れません。ただ毎度のことなら説明書が分かり辛く、どこをどうはめるのかはよく部品を見ないと分からないので、結構頭を使います。

胸部、膝に装甲を追加、さらに腰に弾倉をセットして……

最後にキャタピラチェーンソーを背部に装備します。

フロストライト・バーサーカーアーマーの完成！

バカでかい手、ごつい体、自慢げな自軍の旗など、やはり発想が我が国の合体ロボットとは異なっている感じがします。だがそこがカッコいい！

おっちゃんたちは、今度こそもう身を守るものが全くなくなってしまいますが、体一つでフロストライトと一緒に戦うようです。

またもちろん、チェーンソーを装備することもで可能です。実際に刃部分はぎちぎちと動かすことができます。さすがに重いので、一応ポーズは付けられますが少々不安定です。

またここも説明書の不親切な部分で、一読すると単に持たせるだけのようにも思えます、しかしどうもちゃんと持てないと思ったら、実は拳内部のレールにがっちり装備することができ、柄の部分をスライドさせて固定できます。

しかしまあこのド迫力！私は大好きです。自軍の旗を預けられているのも、「旗艦」って感じで良いじゃないですが。

勿体ない点があるとすれば、せっかく1/35の統一規格なのに、おっちゃんたちと合体後のフロストライトとの絡みがしづらい、ということでしょうか。この状態でどっかにパイロットが乗れたりすれば、なお親和性が上がったと思うのですが。もっともどうせその状態でも、おっちゃんたちは外にむき出しでしょうけどね！