続・天上天下無敵合体
再び登場!SRX!
何か前と違うの?という話は後ほど。
RIOBOT・SRXは天下無敵の傑作アイテムなのですが、いくつか外れやすい部品があります。なんせ設定でも超能力で無理やり合体させているらしいからしょうがない(えっ)。
一番問題となるのは、R-3を中心とした腰、正確には腿の部分です。ここはR-3の膝と腿カバーで可動関節をはさんでいるのですが、いずれも前後から押さえているだけなので、力が入ると外れやすいです。特にこの2個の部品は脛との合体パーツでもあるので、ここが緩むと膝から下そのものが抜け落ちます。
左右からくっついている、R-3の腕とシールド部分も同様です。腿はポーズ付けの際には必ず触る部分ですし、合体の際に重心がかかる一番重要なパーツですので、ここがばらけると合体自体が危うくなります。
そこでちょっと考えてみました。「腿を前後左右から押さえるカバーがあればいいんじゃない?」
まずはパターンゲージを使って、腿のあたりの形を認識します。
そのラインに沿って線を引き、大体のイメージとサイズを計算します。しかし酷いなこの図。
設計図ができたら、LightWaveで図面を起こしてデータを作ります。
プリントします。大体イメージ通りのものができそうです。
ただここで問題となるのは、プリントする部品の材質です。いつもは剛性に定評のあるRESIONE 3Dプリンターレジン K absというものを使っているのですが、今回は弾性も欲しいところです。そこで同シリーズのF80というものを検討しました。こちらはゴムのようにしなるものができるのですが、その反面かなり破れやすい上、プリントの設定も難しいです。私もマシンハヤブサのタイヤで何度も失敗しました。
そこで両方を混ぜ、弾性に富みながら非常に丈夫なレジンを調合することにしました。今回の割合は5:5です。それを使ってみると……
なんと非常に丈夫な上、曲げることもできる良い部品が出来上がりました。この手ごたえは新感覚。なお公式でも推奨されていますので、調合自体は問題ありません。
はめてみるとピッタリ!弾性があるので本体にかっちりはまり、かつ前後左右から部品を押さえるので、動かしても腿がばらける心配はほぼありません。
色的にはもっと明るい赤でも良かった気がしますが、手元に綺麗な赤がなかったので、とりあえずこんなところで。
どうですかばっちりですヨ!やっぱストレスなく遊べるのが一番ですね。
またR-3パワード時にも後部に装着できるようにしてあるので、余剰パーツではありません(ここ大事)。合体の時にどこからか出してこなくちゃいけない部品は興ざめですからね……
以上、いつもの「必要は発明の母」のコーナーでした。
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