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2022年8月

2022/08/27

虎龍の剣 というおはなし

この記事は8月27日現在、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」のネタバレを含みます。

本編を楽しみにされている方はご注意ください。まあもうCMに堂々と出てるけどね……

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「タロウさん、今こそボクと合体しましょう!」


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「百年早いわボケェぇええ!」「ええっ?」

とマジでやりそうで怖い。


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DX虎龍攻神(トラドラゴンジン)。「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」6人目(と7人目?)のドンドラゴクウ(とドントラボルト)のロボタロウ形態、2個セットです。まあ両方とも、ジロウの分裂した人格なのですが。


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ドンロボゴクウは黄金の龍、劇中の通り長く細長いボディです。手足はある程度動き、ポーズを付けられます。


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説明書にはありませんが、腰のところをこのように一段階曲げると、単調に細長いイメージを緩和することができます。


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ドンロボボルト。暴れん坊のトラのイメージです。背中に合体用ジョイントと、ツメ型の武器を装備しています。

この2体が合体して、トラドラゴンジンになるのですが……


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まずはドンロボボルトが立ち上がり、合体準備に入ります。ちょっとGGGのギャレオンみたいですね。あんなに理知的じゃないけど。


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続いてドンロボゴクウも立ち上がり、各部を分解します。胸部が展開して……


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そのフレームの中に、ドンロボボルトが収まります。脚部も拘束具が展開します。


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背中をぴっちりはめ込むと、連動してドンロボボルトの中から頭部が飛び出してきます。


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両腕をドンロボボルトのジョイントに取り付け……


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龍の頭部をかぶせます。


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最後にお約束のサングラスを展開し、両肩に合体ジョイントを開いた盾を装着します。


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トラドラゴンジンの完成!ドンオニタイジンにも引けを取らない、大型の2号ロボです。


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この簡易ゴーディアンみたいな合体システムにもかかわらず、両肩や肘、腰や膝がある程度動くのは驚きです。DX戦隊ロボなら、腰から下は棒立ちでも不思議じゃなかったのにね。


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また最初に情報を見たときははてっきり、「ドンロボボルトの強化装甲合体」だと思っていたのに、ふたを開けたら「暴れるドンロボボルトの拘束具」だったのは笑いました。この胸のフレームが、ドンロボボルトの檻だったとは!毎回律義に「ハウスハウス」ってやってるし。

この姿は、「暴れ者のもう一人の自分を抑え込むことに成功した、表のジロウ」の象徴なので、普通の戦隊ものなら「良く自分を抑え込んだな、ジロウ!」と言ってやるところですが。この番組、その表のジロウの方が「(使えないお供の)皆さんは処刑しようかなって」とか笑顔で言い出す奴だから……。


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それはさておき。

いよいよ、ドンオニタイジンとの超合体だ!


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まずは、ドンロボボルトと武器、そしてキジブラザーズロボタロウと合体用ジョイントで右腕パーツを組み上げます。


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左腕は、ドンドラゴクウの脚部とサルブラザーズ、そしてキジブラザーズの半身で形成します。


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ドンドラゴクウの腕は、キジンソードと組み合わせて……。


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以前からバレバレだった、ドンオニタイジンの両足裏に合体します。


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ドンロボタロウの肩を後ろに回し、強固なジョイントで両腕を取り付けます。


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ドンドラゴクウの胴体に裃パーツを取り付け、胸飾りにします。


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最後にド派手な兜をかぶって……


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トラドラオニタイジンの完成!

全長は約40㎝になり、飾っておくだけで「大丈夫かコレ?倒れてこないか?」と心配にすらなります。


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さすがに重量も半端なくなりますが、両肩のジョイントは非常に強固なので、腕を回しても安定しています。ただいろんなところが干渉して、このくらいまでしか腕は上がりません。


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それでもある程度足腰は動かせ、ド迫力で飾っておくことができます。なんかもう、言葉を失ったわ……。

本編ではまだ登場しませんが、そもそもドンオニタイジン自体が、強化する必要など全く感じられないほどの無敵ぶりなので、何のために合体するのか見当もつきません。ジロウが一人で気の毒だから合体してあげる、というのも考えられなくはないですが、ドンモモタロウがそんな殊勝なやつとも思えないしw


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そして呆れたことに、このトラドラオニタイジンの状態ですら、まだ未使用のジョイントがいくつかあります。ええっこれ以上どうすんの?まだ何かやるの?ほんとに掟破りな番組だな……。

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2022/08/21

続・天上天下無敵合体

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再び登場!SRX!

何か前と違うの?という話は後ほど。


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RIOBOT・SRXは天下無敵の傑作アイテムなのですが、いくつか外れやすい部品があります。なんせ設定でも超能力で無理やり合体させているらしいからしょうがない(えっ)。

一番問題となるのは、R-3を中心とした腰、正確には腿の部分です。ここはR-3の膝と腿カバーで可動関節をはさんでいるのですが、いずれも前後から押さえているだけなので、力が入ると外れやすいです。特にこの2個の部品は脛との合体パーツでもあるので、ここが緩むと膝から下そのものが抜け落ちます。

左右からくっついている、R-3の腕とシールド部分も同様です。腿はポーズ付けの際には必ず触る部分ですし、合体の際に重心がかかる一番重要なパーツですので、ここがばらけると合体自体が危うくなります。

そこでちょっと考えてみました。「腿を前後左右から押さえるカバーがあればいいんじゃない?」


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まずはパターンゲージを使って、腿のあたりの形を認識します。


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そのラインに沿って線を引き、大体のイメージとサイズを計算します。しかし酷いなこの図。


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設計図ができたら、LightWaveで図面を起こしてデータを作ります。


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プリントします。大体イメージ通りのものができそうです。

ただここで問題となるのは、プリントする部品の材質です。いつもは剛性に定評のあるRESIONE 3Dプリンターレジン K absというものを使っているのですが、今回は弾性も欲しいところです。そこで同シリーズのF80というものを検討しました。こちらはゴムのようにしなるものができるのですが、その反面かなり破れやすい上、プリントの設定も難しいです。私もマシンハヤブサのタイヤで何度も失敗しました。

そこで両方を混ぜ、弾性に富みながら非常に丈夫なレジンを調合することにしました。今回の割合は5:5です。それを使ってみると……


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なんと非常に丈夫な上、曲げることもできる良い部品が出来上がりました。この手ごたえは新感覚。なお公式でも推奨されていますので、調合自体は問題ありません。


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はめてみるとピッタリ!弾性があるので本体にかっちりはまり、かつ前後左右から部品を押さえるので、動かしても腿がばらける心配はほぼありません。


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色的にはもっと明るい赤でも良かった気がしますが、手元に綺麗な赤がなかったので、とりあえずこんなところで。


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どうですかばっちりですヨ!やっぱストレスなく遊べるのが一番ですね。


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またR-3パワード時にも後部に装着できるようにしてあるので、余剰パーツではありません(ここ大事)。合体の時にどこからか出してこなくちゃいけない部品は興ざめですからね……

以上、いつもの「必要は発明の母」のコーナーでした。

 

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2022/08/20

戦いは飽きたのさ

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むせる……


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DWEL MODEL ZWEI・1/18スコープドッグカスタムwithミクロアクションシリーズ。ミクロマンサイズのキリコが乗り込める「ザ・ラストレッドショルダー」仕様です。この前にも同シリーズでスコープドッグは出てきましたが、そちらは降着ポーズの際、腿が地面と水平になる玩具オリジナル仕様になっていました。が、このカスタムはアニメ準拠の降着ポーズ(膝立ちのまま降着する)が取れます。

2008年ころの製品ですが、今扱っているのは倉庫のお片付けをしていたからだけです。


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もちろん中に、キリコが乗り込めます。ただこのキリコは衣装がレッドショルダー隊のものなので、制服の裾が邪魔してあんまりきちんと座れません。コクピットスーツ仕様のなら問題ないのですが、そっちは今回の発掘では出てきませんでした。


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武装は豊富に付属、グレゴルー、バイマン、ムーザ、そしてキリコ機のいずれも再現できます。腹部のミサイルとか、銃を構えるのには邪魔なんですが。


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アームパンチはボタン一発でガション!と炸裂。気持ちいいのでつい何度も遊んでしまいます。


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また腿裏のスイッチをスライドすることで、ターボカスタムの特徴である脚部ブースターが展開します。やっぱこれがあると高速戦闘ができそうな気がしますね。また急速旋回のためのパイルバンカーも伸び、あの歯医者さんのドリルみたいな音が脳内に蘇ります。


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ただあの頃の製品は破損を心配してか、なぜか関節や各部の装着が緩いことが多く、これもいろんな部分がちょっと緩いです。一番困ったのはミサイル群で、ランチャーに入れておいても、少し下を向くと自重で全部落ちてきちゃうんです。まあ、今なら何とでもできますが。


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オマケの付属カタログ・ミクロマンバージョン。どこにでもいるエヴァの二人はともかく(ひどい)、ウイングマンとかルパン三世とか、結構手広く展開していましたね。キン肉マンの超人がこんなに出ていたとは知らなかった……。

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2022/08/13

ビッグシューター風より速い

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「ビッグシューター」で検索したら、関係ないパチンコの情報ばっかり出てきて呆れた皆さんこんにちは。


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BRAVE合金・鋼鉄ジーグオプションパーツセット。結構前の製品ですが、今紹介しているのは特に理由はありません。倉庫探っていたら出てきただけです。

ただ肝心のジーグ本体が見つからなかったので、しょうがない遊ぶのはまた今度にするか……と思ったら、なんとこの製品にはボーナスパーツとして、ジーグの頭部と胴体が丸ごと入っていました。なので、BRAVE合金のジーグを持っていなくても十二分に遊べます。やったー!(いや探せよ残りを)


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まずはスカイパーツ。両腕両足を換装するとともに、腰にオプションユニットを装着します。腕は鋭利な刃物状です。


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腕を合わせるとスマートな機首になり、背部オプションユニットは箱状に変形して両足を包みます。全部ヒンジで畳まれていたオプションユニットが綺麗にまとまるのは感動。高速で敵に突っ込んでいく未来しか見えませんがね。

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次は最もジーグらしい、アースパーツ。肩のトゲトゲがマジで痛いです。脚部のキャタピラはゴム製で、きちんと回転します。


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こちらは寝転がって足を合わせるだけですが、いかにも地底を掘り進む掘削機という感じがします。これで本当に掘れるのかどうか知りませんが。

当時のマンガで、この形態の時に「ジーグは唯一の平和の礎。負けるわけにはいかない」というようなことを言っていたのを思い出しました。これで初めて「いしずえ」という言葉を知ったなぁ。


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最後はマリンパーツ。先端のマリンミサイルを発射できます。


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腕をぴっちり顔の前で合わせるために、専用の肩部品が付属し、引き出し関節でノーマルよりも広い可動域を確保しています。しかしジーグが海でこれやるとどうしても「特攻魚雷」みたいなイメージが……


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そして別売のビッグシューター。各部がご丁寧にマグネットで脱着、本体や双胴部分以外に、翼まで鉄球が装備されており、気持ち良く合体します。


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コクピット内部には、宙とミッチーのフィギュアが乗せられます。二人ともサイズの割には良くできており、かなり似ています。宙の服は時代を感じるな……。


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また中央部分と左右双胴部分もマグネットで分離、発進状態を再現できます。


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中央メカ部分は翼が展開し、飛行状態になります。また本体側面にジーグの武器やパーツをセットすることもできます。


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左右の双胴部分は合体し、なんとなくゼロテスター1号機みたいなメカになります。シューター部分は実際にパーツを射出することはできませんが、ジーグランサーなどの武器を取り付けることはできます。


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ばらけた部分は鉄球が付いているので、玩具オリジナルのジーグの武器としても装備できます。

そしてこのビッグシューター、最大のギミックは……


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なんと全面が展開し、内部にノーマルジーグの全パーツ(頭部除く)を格納することができるのです。いや本体見つからないので説得力半減ですが!


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双胴部分のパーツシューターには腕を、その下には脚部を格納できます。また中央メカにはジーグの胴体を分割してセット、まさにジーグの母艦としての役目を果たします。ジーグパーツを取り出した後は、マッハドリルその他も搭載できます。

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いや早く本体掘り起こしてこないと……。お盆だしちょっと倉庫潜るか。

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2022/08/12

反重力台座

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反重力台座・テンセグベース。

上部のフィギュア用台座が浮いて見える、どうなってるのか考えるとだんだん脳がバグってくる不思議な台座です。本来はトランスフォーマー用で、そのためのジョイントが多く付属します。推奨としては、上部に乗せるフィギュアは重さ150g程度までだそうです。フィギュアーツサイズなら問題ありません。トランスフォーマーならデラックスサイズですね。

帳力(tension)をうまく使っており、一般的な構造物と異なって上下の物体と重力の引っ張る力で釣り合いを取っています。具体的には、上の物体と下の物体のアームの間にある紐と、周囲の紐とで「上の物体が重力に引かれて落ちてこようとする力」に反発させている、ということのようです。書いてても何のことかちっともわからんが!

飾っていて楽しいのは事実なので、サイバトロン用の赤とデストロン用の青、2種類を買って作ってみました。


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ただその作り方が、異様に難しい!
もっと言うと「説明書の書き方と作らせ方が細かすぎる!」のです。

例えば、アームの間に貼っている紐の長さは「23㎜」、紐に作る結び目は「先端から5㎜」、ベースパーツ間の紐の長さは「84㎜」にしなさいと指示があります。ええっ何それ!ミリ単位なのかよコレ!

かなりビビりながら試行錯誤して、一応ちゃんと浮くものはできましたが、かなり製作には神経を摩耗しました。ええっこれ2個とかやってられんだろう……

ところが実は、そんなにきちんと寸法を合わせる必要がないことに気づきました。もっと全然アバウトで大丈夫です。さらに、説明書通りに組むより楽な作り方も開発しましたので、後述します。


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まず最初に、付属のナイロン紐は150㎜に切るよう指示がありますが、サイズを図る必要はありません。4本使うので、4等分するだけでOKです。

続いてアームの間に紐を張りますが、ここも23㎜ぴっちりではなく、だいたい3㎝弱で大丈夫です。あんまり間が空いたり短かったりすると、浮いてる感がなくなりますので、やっぱり23㎜程度が一番見栄えがしますが。

またベース周囲に紐を張る際、結び目を先端から5㎜の処に作れとありますが、これも適当で大丈夫。1cm程度でも問題ありません。

次に説明書では、3本の紐をベースパーツ間で84㎜になるよう調整し、その後にアームを組み合わせろとありますが、ここは敢えて……


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最初にアームをベースパーツに組み合わせ、続いて上下反転させ、その後で周囲の紐を張ります。こうすることによって、アーム間に張っている紐と周囲の紐の力を、バランスを取りながら調整することができるのです。


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だいたいな長さでビスを仮締めし(引っ張れば緩む程度の絞め加減が後々楽です)、バランスを取るよう調整します。周囲の3本の紐と、中央のアーム間の紐が緩まず釣り合いが取れたら、きちんとビスを締めます。


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これで良い感じに出来上がります。紐部分も余裕がありますので、どの部分も長さにこだわる必要はありません。ただ先述したように、中央のアーム部分を引っ張る紐のみ、このくらいの長さでないと浮いてる感がなくなりますので、ここだけはきちんと図った方が良いでしょう。

というわけで、夏休み工作にはもってこいの台座でした。しかし何度見ても、なぜ浮いてるのか考えだすと脳が袋小路に入る……

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2022/08/06

新・天上天下無敵合体

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Z・O・ソード!

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RIOBOT SRX(SUPER ROBOT X-TYPE)。ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズに登場した天下無敵のスーパーロボットが、フルアクション合体モデルとして降臨しました。全長約36㎝、各部にダイキャストが用いられて迫力満点の仕上がりです。


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まずは合体前の3機からR-1。ヒロイックな色遣いとプロポーション、王道の主役機という感じですね。


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各関節もパーツ接合も非常にしっかりしており、動かして遊んでいても部品のポロリはほとんどありません。アクションフィギュアとしてよくできています。


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いったんバラバラになり、再合体すると……


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飛行形態へ組み換え変形。余剰パーツはほぼなく、専用スタンドも付属します。


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かつてのボークス版・SRXを構成したR-1と比較(向かって左がRIOBOT版)。プロポーションも少し違いますが、一番の差は材質で、硬質プラと金属・ABS製のRIOBOTに対し、ボークス版はたぶんPVC。ロボとしてのシャープさはRIOBOT版が上回ります。


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続いてR-2。ずんぐりむっくりした体型が良いですね。


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R-2パワード。重砲撃形態ですが、SRX合体パーツを背負っているようなものです。


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こちらもボークス版と比較。R-1も2もRIOBOT版の方が若干大きく、そのためにSRX自体もRIOBOT版の方が僅か大きくなります。


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最後はR-3。巨大な銃は手首ごと差し替えです。


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追加武装パーツと合体して……


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R-3パワードになります。まさしく小型のデンドロビウム、といった感じですね。


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パワードを並べて飾るのは無理なので、人型形態で比較。ボークス版の方がより女性的なフォルムですが、それもそのはず、ボークス版ではSRXに合体する際、この状態のR-3は全く使いません。専用パーツと差換えになるので、このくらい細見でも大丈夫なのですね。逆に言うと、このフォルムできちんとSRXの腰に変形するRIOBOT版が凄いんですが。


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それではいよいよ合体だ!


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まずはR-1を変形、R-2の上半身と合体させます。ここに限らず合体補助パーツはかなり使用しますが、安定度アップのためには仕方ないでしょう。


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R-2の脚部を展開し、前面装甲にします。


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胸部分の完成。あの足が強固な胸になるとは……と感動する仕組みです。


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R-3は全身をバラバラにした後、専用の金属骨格を中心に腰部分にします。


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上半身と合体させます。


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R-3パワード部分は組み立てなおして、脚部を形成します。


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でかいものが出来上がってきました。膝部分はきちんとジョイントで保持されます。


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腕部は、R-2のパワード部分と靴を組み合わせて作ります。この写真だと肩の赤い部品が左右反対だった。


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腕を取り付けます。SRXは「R-1が巨大な装甲をコントロールしている」のが分かりますね。

最後に、R-1のシールド部分だったヘルメットを取り付けると……。


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天上天下無敵合体!SRXの完成です。
素立ちのままならスタンドも不要、不安定な部分もほとんどありません。


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がっしりした本体をよく見ると「ここがR-2の腕か!」「ここR-3だったのか!」などと感心します。よくこんな合体考えたな……。


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各部の関節も非常にしっかりしており、重量級のボディを支えるのに十分です。専用スタンドが付属しますが、このくらいのポーズならなくても十分自立します。
ただ脚部(腿)のみ、若干ばらけやすい感があり、動かす際には腿のすべての部品を押さえたままでないと、どっか部品が飛んで行ったりします。まあこれはシステム上しょうがない面もあります。それを避けるために、ボークス版では腰部分丸ごと専用パーツに置き換えたのでしょうね。


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主力武器のZ・O・ソードも持たせられます。ジョイントで手のひらに差し込むので、全くふらついたりしません。


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また先述のボークス版と比べると、やはり若干大きいのが分かります。合体後の安心感は専用腰パーツを用いたボークス版が勝りますが、RIOBOT版は何と言っても、緻密な変形とシャープな造形、合体の醍醐味を味わえるのが最高です。


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いやー楽しい。若干遊び方に慣れを必要としますが、この精密さとド迫力は感動ものです。発売も結構延びましたが、1機ずつ待っていた甲斐がありました。私は個別に購入しましたが、今なら3体セットの方がお買い得かもですね…

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