心に牙を持つものは
みんな逝ってしまった……
Hi-Metal R、ダグラム&インステッド(40rh Anniv.)。プレミアムバンダイ限定ですが、太陽の牙のシンボルが援護車両付きで帰ってきました。
印象的な「眼鼻のない」頭部コクピットには、クリンの姿が見えます。サイズ的にはダイアクロン隊員くらいですが、コクピットが狭いため、隊員が乗るのはちょっと厳しかったです。
フィギュアと天板を交換し、座席から立ち上がった姿も再現できます。実はフィギュアの背中に直接天板が張り付いているのですが、ちゃんと座席から体を出しているように見えます。
造形の方は文句なし、各部のマーキングもタンポ印刷で綺麗に再現されています。背部ターボザックは着脱可能、リニアカノンは砲身が伸縮します。
各部引き出し関節により、非常に広い可動域が設けられています。特に背中は大きくかがませることができ、さらに右こぶしだけ手首が90度反ったものがあるため、それによって冒頭の「狼も死んだ」シーンを再現できます。
右手のリニアガンも基部がスライド、様々な動きに干渉しないよう設計されています。しかしこうしてみると本当に、顔のない主役メカって際立っていますね。
付属するインステッドは、標準砲塔から、武装を2連装対空砲、7連装ロケット弾ポッドに交換することができます。
車両と絡めると、とたんにデロイア星の奮起が出ますね。
別売の同シリーズ・ソルティックH8 ラウンドフェイサー。ラウンドフェイサーの玩具を買う事なんて、ほんとに放映当時以来ですかね。
こちらはゴージャスに(ターボザックがない分)2両付属します。無反動砲、大型ミサイル、15連装ミサイルボッドを交換できます。
いかにも量産機といった佇まい。コクピットには兵士のフィギュアが乗っています。ラウンドフェイサーというだけあって丸い頭部が特徴ですが、そのためにダグラムよりもむしろ「顔がある」かのように見えます。見た目で「ハエ男」とか呼んでましたがね。
武器は写真のリニアガン以外に、マグランチャーが付属します。頭部横のミサイルランチャーも取り外しができます。当時から思っていたけど、コクピットの側面に武器付けたら、発射時の音も相当響くんじゃないかなぁ……。
2体を絡めるとどうしても「ま、待ってくれ!投降する!」ってさせたくなっちゃいますね。
黒背景でも撮影。各部が映像の記憶よりデーハーになっているのは、パレード用の礼装仕様だからだそうです。
なんかパッケージ見てるだけで感無量。
40thとあるように、もうあれから40年経ったそうです。そうか。そんなになるのか……。
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コメント
昔の設定とか映像とかだと、確かにもう少し頭が大きかったような気がします。でもあの頃はそれで魅力的だったんですよね。今作ると、あのままだともっさりしてしまうのかも知れません。
いかに立体物が売れたからと言って、放映が延長されるロボットアニメって、これとゴーディアンくらいしか知らないです。反対は山ほどありますが(笑)
その意味じゃ凄いアニメでしたよね。
投稿: 腰原 仁志 | 2022/04/18 18:35
ダグラムの頭はもうちょい大きい方がいいかな?レイズナーもそうだけどスタイル良いロボにするとコックピットである頭小さめになってる気がする。
手描き作画だからカッコ良さ求めてそうなったのかな?CG作画だと大きめのバランスだったろうか?今からだと小さめでモデル作るんだろうけど。
今だと見かけない一年以上放送、主役メカ交代無し。本編もなかなかにキャラの扱いとかすごかった。
また再放送しないかな。
投稿: ズッツトン | 2022/04/18 02:59