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2022年3月

2022/03/26

謎の鋼鉄巨人

 

 

三郎くん……
(発光パターンをご覧いただくための動画で、音声もありますがカットしてます)


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超合金魂GX-101、大鉄人ワンセブン。かつて100万個以上を売り上げたという伝説の超合金が、本家本元に帰ってきました。そのスタイルは原典の超合金はもちろん、映像よりもずっとスマートでスタイリッシュになっています。


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各所引き出し関節により動きは(映像よりもw)ダイナミック!首も引き出し、表情を付けられます。


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そしてもちろん、戦闘ワンセブンから要塞ワンセブンに完全変形!変形パターンも、当時の超合金をリスペクトしています。

わざと明度を上げてありますが、当時品だと脇は(腕を差し込むので)がらんどうでした。魂版はそれを隠すため、ちゃんと装甲が閉まるようになっています。


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胸部の蓋を開けて腕をしまうのですが、その際には手首を大きく内側に曲げます。ここが当時品と違うところですが……


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その甲斐あって、巨大な手首も、綺麗に中に手首を収納することができます。


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頭部のバイザーを下ろしてシグナルを隠し……


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映像や当時玩具で印象的なあのポーズを経て……


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要塞ワンセブンに変形。すねの裏にもちゃんと装甲があり、スプリングで畳み込まれています。


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つま先からはサブマシンやシグコンタンクが発進、背部カタパルトにはシグコンジェットなどもセットできます。「要塞」って感じで実にワクワクします。


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また空っぽの腹部には、発光&サウンドのためのグラビトンユニットを入れておけます。これも当時品を意識した形で非常に懐かしい。両脇にスイッチがあり、グラビトン発射音やワンエイトとの会話などの音が鳴ります。同時に目のシグナルが、いろんなパターンで発光します。


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シャッターを開けて「グ・ラ・ビ・トーーーン!」


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また両足のミサイルハッチが展開、発射状態にできます。これは意外と他のアイテムでは再現されている物が少なく、嬉しい気配りです。


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先日ご紹介した特撮合金版(写真向かって左)との比較。特撮合金が「映像の再現」を追求したのに際し、魂版は「カッコいい超合金」を目指したのでしょう。どっちがいいとか悪いとかでなく、どっちも原典に敬意を表しているのが分かります。


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2体の巨人ががっちり握手!本当はワンエイトの仕事だけど。

そのワンエイトも「カッコいい超合金」として降臨するようなので、今からとても楽しみです。

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2022/03/20

未来からの遺産

変身ベルト・DXサイクロトロンドライバー。映画「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」に登場した、仮面ライダーセンチュリーの変身ベルトです。

劇中では22世紀に向けてタイムトラベルを行いますが、玩具でもその色変化が再現されています。8つのLEDが様々な色に輝き変化する様は非常に綺麗です。
また正面からだと機械的なスイッチは見当たりませんが、実は本体そのものがスイッチになっており、右側部分を後ろに押し込むとタイムトラベル、左側だとセリフが発動、左右を同時に後ろへ押し込むと変身プロセス、という未来的なインターフェイスを採用しています。

変身後は左右同時押しで必殺技発動準備、その後右側でライダーパンチ、左でライダーキック、さらに同時押しで超必殺技となります。半透明のデザインと相まって、とてもキャラの立った玩具となりました。22世紀の「光る!回る!変身ベルト!」というところでしょうかね。

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2022/03/17

ラブラブ~

変身ベルト・DXリベラドライバー。仮面ライダーリバイスに登場する仮面ライダージャンヌのベルトです。
「ジャジャジャジャーーーンヌー」って言ってるのかと思ったら 「蛇! 蛇! 蛇! ジャンヌ!」だった。

他はともかく、ラブコフちゃんのセリフが入っているというだけで、もう勝ったも同然ですね(誰に

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2022/03/13

21世紀少年

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チェンジ、チェンジ、ゲッター!


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超合金魂・ゲッターロボ號と、Gアームライザー。完全変形する4機のゲットマシンが、令和の時代に帰ってきました。


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Gアームライザーはプレミアムバンダイ限定販売ですが、これがあった方が格段に遊びの幅が広がります。メーカーさんもきっと本来は同梱したかったのでしょうが、価格を考慮されたんでしょうね。台座自体はゲッター本体に付属します。


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まずは主役のゲッター號。地上戦用ですが短時間飛行もできる万能型です。手首は武器持ち手に変えていますが、小型の手首も内蔵されており、號、翔、凱全機で一応は「交換部品なしの完全変形合体」が可能です。


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続いてゲッター翔。背中にゲッター3号機を回すことで、女性的なフォルムを再現、かつ高機動飛行型のイメージになっています。まあ右手にドリル付けた女性型なんてゲッターくらいのもんだよね……


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最後はゲッター凱。海底戦用なのであまり出番はありませんでしたが、ちゃんと立体物で3段変形しただけでも凄い事です。当時玩具でも再現できたわけですしね。頭部は見栄え用の大型のものに差し替えています(これで大型w)。


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ゲッター4号機と言っていい(劇中のカタパルトに「G4」のナンバリングがあります)Gアームライザー。ゲッター號にエネルギーを与えて強化し、聖剣ソードトマホークを使用可能にさせます。


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Gアームライザーから各部を分離して、ゲッター號に装着。


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スーパーゲッターロボ號とキャリアーマシンへ。キャリアーマシンは基本的に無人操縦で別行動をとります。


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背中にドリルを付けたままにすることも可能。


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当時の大型玩具(ブラックバージョン)も良くできていました。


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號に言わせると「アーマーの分だけ動きが重い」そうですが、この状態でも各部は良く動きます。


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さらに、当時玩具オリジナルだった、キャリアーマシンの一部を盾として持つことも再現可能。やっぱこれがしっくりくるな。

ここまで来たら、残ってるキャリアーマシンのパーツも何とかしたいと思うのは玩具者の常ですが。


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なんと、超合金魂はやってくれました!このアイテムだけの完全変形合体です。


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ついに成し遂げた全4機合体、余剰パーツなし!キャリアーマシン本体を組み替えてバックパックにし、機首部分はソードトマホークの延長パーツとして処理しています。なんと通常のトマホークまで付けられます。


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武器の扱いとか、まるで戦隊ロボの最終合体みたいな感じになりますが、やっぱ余剰パーツ無しは理想だからな!素直に拍手を送ります。ブラボー!

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2022/03/06

よっ、アバタロウ

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この記事は3月5日現在、新番組「暴太郎戦隊ドンブラザース」のネタバレを含みます。放映を楽しみにされている方はご注意ください。

ドンブラザースなりきりセット。ドンブラスターと各種アバタロウギア、ドンブラバックルのセットです。


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ドンブラスターは昨年に引き続き変身銃、本体横にアバタロウギアをセットします。そのまま下の桃のマークのギアを回転させると、「どん!」「どん!」「どんぶらこ!」と声がして、変身準備に入ります。トリガーを引くと「ドンモモタロウ!よっ!日本一!」とセリフが入り、変身完了となります。


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ギアの交換は銃後部の黄色いトリガーを引くことで行い、銃の薬きょうを排出するようにギアが外れます。ゼンカイジャーのギアを使うと「よっ!秘密のパワー!」と(何言ってんだコイツ)な感じのセリフに変化します。
また上部には(明らかにまだなんかくっつく感じの)センサーとボタンがあり、そこを押すことで必殺技も発動します。


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続いてチェンジヒーローズ・ドンモモタロウアルター。
今回のドンブラザースは、自らの肉体にスーツを纏って変身するような他の戦隊と異なり、アルターという別の姿になって戦うようです。仮想空間のアバターみたいなもんですかね。ああっ!それでアバタロウなのか?


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各関節がかなり自在に動き、ポーズも付けられます。背中の大きな剣には保持するための部品が別にあり、合体時のジョイントとしても使います。

体の各部を畳むことで……


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モモモードに変形します。

はあ。

左様ですか。

としか言いようのない形状ですね(汗


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同時発売のトッキュウジャーアルター。レッドレッシャーと、なんか知らない烈車のセットです。いずれも当時品とは大きさも使用も異なるので、トッキュウチェンジすることはできません。

これらをバラバラにして、ドンモモタロウアルターと組み合わせると……


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ドントッキュウモモタロウアルターの完成。

はあ。

左様ですか。

いや何ですかコレ?


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各部はこのように分割が可能なので、組み替えれば色んなことができそうです。


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とは言っても現状、組み合わせてできるのはこの程度なので、今後の展開を待つしかありません。

うむ。

何というか。

番組本編はともかく、最初の玩具展開でこれだけワクワクしない戦隊は久しぶりだなぁ……
フィギュアはまだしも、変身アイテムが昨年とほぼ同コンセプトなのが残念です。「今年はそう来たか!」っていう新鮮味が薄いんですよ。うーん。うーん。この後どうなるのかな……


☆3月中旬追記

……などと言ってましたが、番組始まったら手のひら返しw

面白いとかつまらないとかそういう次元ですらなく、もうほんとに今後の展開が全く読めない意表の突かれまくり!こんなに毎週の放送が楽しみな番組は久しぶりです。玩具もフィギュアはいざ知らず、あのサングラスが欲しいんだけど……

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2022/03/02

太陽の翼

 

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悲しみ砕く 太陽の鼓動!


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SMPグレートファイバード。「太陽の勇者ファイバード」の最強の姿で、ファイバードとグランバードが合体して完成します。ミニプラですが非常に当時玩具と映像イメージとをリスペクトしており、堅実な設計に感動すらします。


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まずは最初の翼・ファイバード。メリハリの効きまくったスマートな姿が実にカッコいい。結構目立つ場所に分割線があるので、いろんなところを合わせ目消し・塗装しています。


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飛行形態ファイヤージェットと、強化支援機フレイムブラスター。2機で合体もできます。(本編では一度限り)


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当時玩具(パチモンだけど)との比較。フォルムがもう全然別物、カッコいいファイバードになっています。当時品(パチモン)も変形自体は面白かったんですけどね。


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変形合体して、武装合体ファイバードに。一転してボリュームあるスタイルになります。脚部フレアミサイルも展開できます。

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引き出し関節のおかげで、フレイムソードを構える姿もバッチリ決まります。頭部は差し替えで、見栄え優先パーツと交換できます。


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続いてグランバード。ファイバードが一時大破した際に宇宙エネルギーを注入、代わって戦闘を行うようになりました。機動力ならドライアスにも引けを取りません。

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肩の引き出し関節はこちらも凄いので、グランキャノン両手持ちも難なく行えます。


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大気圏外航行用形態のファイヤーシャトル。ちょっとオリジナルから形状が違っていますが、まあ合体後の体型維持のためにはしょうがないでしょう。しょうがないと言えば、なんと下部に腰部品をもう1個搭載しており、グレートファイバードの際にはそっちを使います。合体用パーツを背負うのは2号ロボの宿命ですね。


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ブレスタージェットと合体して、ジェット合体グランバードに。大きなミサイルランチャーが特徴です。よく見ると腰の後ろになんかありますが、これはグレート後に手首となります。

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そしていよいよグレート合体!当時玩具とは異なり、グランバードだけでなくファイバードも、かなりの部分をバラバラにしてから組み替えます。


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グレートファイバードの完成!ファイバードの腰の上から、先述の「2個目の腰」パーツを取り付けるようになっています。また手首(グランバードの胴体)は、後ろに回してあった部分を戻して伸ばすため、長さが拡張され、バランスよい腕になります。

当時玩具通りの合体だと、いかにもグレートな合体形式で、重武装のフォルムが出来上がりますが。


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いろんなパーツを外したり組み替えたりして、プロポーション重視に組み替えることもできます。かなりのパーツが余りますが、映像のグレートファイバードは確かにこうでした。また腿には、延長用のマッシブなパーツを挟み込み、長さと逞しさを確保しています。


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こちらも引き出し関節がどうかしてるくらい伸ばせるので、グレートフレイムソードもバッチリ構えられ……


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大張先生一刀流!もできます。

最近のSMPは、当時玩具を彷彿させる合体遊びもでき、映像イメージのフルアクションもでき、もうほぼ文句なし!という段階に来ていて感動します。また材質的に、ガンプラなどに用いられるものよりもたぶん弾性の高いものが使われているので、変形合体をさせても壊れにくいのもありがたいです。そこがあくまで「ミニプラ」にこだわる理由なのでしょうか。

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