新年、明けましておめでとうございます。
超合金魂GX-100、ガイキング&大空魔竜。記念すべき100個目には、地球の守護神の巨大移動空母と、その艦載機たちが選ばれました。もう何度も超合金魂になってはいるのですが・・・
とにかくその存在感だけで納得!これが入っている箱だけで、まるで組立式本棚でも届いたかのような大きさです。
箱を開けると感動的なスリーブ。良いね燃えるね!まあこれを箱から取り出すだけで、また大騒ぎだったんだけど!なんせもう重すぎて、箱から持ち上げられないのよ!ベッドの上に全部ぶちまけたぜ。
箱をひっくり返して出て来たものは全長約75㎝、そこらの猫よりでかい驚異の移動空母。うちの撮影台(横幅60㎝)には、このままでは乗りません!なのでまず、居間で撮影しています。後ろの青い奴は冷蔵庫だよ!バカじゃねぇのこのサイズ!
もうとにかくデカすぎ・・・にもかかわらず、見た目ほど本体の重量は重くないです。胴体と尻尾のほぼ全部プラ、負荷のかかる関節だけ金属関節やプッシュ&ラチェット方式になっており、強度が計算されつくされているのが分かります。でも尻尾丸めないと撮影台に乗らないけどね!
なんせ腕(脚?)だけでこの有様。しかも片方だけでも重っ!なお右腕には音声ユニットがあり、OPとEDの曲を「ささきいさお先生の歌入りで」流すことができます。テンションダダ上がり!
首の下からは大型ミサイル砲が展開。ボタンで砲身が伸びます。その下の機銃も、クリアパーツで砲座が見えたりして、大型アイテムならではの細かさを堪能できます。
ぐるりと尻尾を回し、先端のジョイントを展開します。この後、頭部(ガイキングパート3)を外して・・・
ボリューション・プロテクト!
ジョイント部がパート3を射出した後の凹部にちゃんとはまるので、渦巻防御がより強固になります。ただ両脚だけで支えているので、角度をうまく調整しないと、尻尾のとげが下にブッ刺さります。
続いて艦載機の連中。恐竜戦隊は3機ともミニポピニカ扱いですが、スカイラーは飛行形態から着陸形態へと変形、ネッサーも翼を畳んだり足を巡航形態にできたりします。バゾラーだけ何にもありませんw
3匹は体内格納庫に磁石でセットでき、非常に強力に各々の配置に鎮座できます。また腹部格納庫のシャッターは、向かって右側の筒状の突起を回すことで、自在に開閉が可能です。格納庫内部のディテールもしっかりしているのが分かります。
さらに上半身を展開し、玩具オリジナルの基地モードにすることで、ガイキングパート1・パート2もセットできます。パート3は大空魔竜の頭部なので、接続部品を介して通常頭部と交換できます。
そのパーツが合体して・・・。
ガイキングの完成!ディテールやプロポーションは文句なし、
カウンタークロス、カウンターパンチが着脱できますが、可動域は以前の魂版に比べ控えめになっています。引き出し関節もありません。が、今回のメインは大空魔竜みたいなものですから、これでいいのでしょう。
そのメインの大空魔竜は、首や尻尾は引き出し式のボールジョイントが用いられ、かなり自由に動かすことができます。まさに圧巻。GX-100のナンバーに相応しい、頂上商品と言えるでしょう。
唯一残念なのが、パート3を付けたときのバランス。ガイキング自体はアニメ準拠のデザインなので、そのままパート3にするとどうしても、大空魔竜の角は短くなってしまうのです。まあこれはしょうがない。
と思って諦めようとした時、私の中で誰かが叫びます。
「本当にしょうがないのか?」
「お前はそれでいいのか?」
そこで考えてみました。角が小さいのなら、大きくすればいいのです。個人的に、ガイキングの角はよりでかい方がカッコいいんじゃないか、とはずっと思っていました。さっそく設計、3Dプリンタで印刷します。
しかし大空魔竜に合わせるくらい大きくした場合、頭部バランスの見た目はどうなのでしょう。
試作品を付けてみたところ。
あれ?あんまり違和感がない?
もちろん、大空魔竜の場合でもバランスが取れます。
これはもしかして・・・いけるのではないか?
磨いて塗装だー!全力全開!
完成・・・!
いいじゃないのこれ!
最初からこういうものだったと言われれば納得してしまうほど(個人差があります)。むしろ凶悪な面構えになって素敵!(個人差
もちろん大空魔竜でも問題ありません。ああこれだよ!これが「あの頃欲しかったもの」だ!いざ進め!大空魔竜!
これでパート3を付けたまま大空魔竜が運用できます。全ての形態で余剰パーツがなし!・・・と言いたいところですが、パート3と首を接合するジョイント部品だけが、ボリューションプロテクトの際に余ります。しかし渦巻防御の形態は、必ずガイキングが出撃しているので、お腹の中が空っぽになります。なのでその中にジョイントを放り込んでおけばOK!
大雪の中、サフ噴いて磨いて塗ってコートして、という工程を震えながらやってたかいがあったぜ!
今年も「ないものは作る」精神で参ります。よろしくお願いいたします。
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