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2022/01/01

迎え撃て!大空魔竜!

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新年、明けましておめでとうございます。


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超合金魂GX-100、ガイキング&大空魔竜。記念すべき100個目には、地球の守護神の巨大移動空母と、その艦載機たちが選ばれました。もう何度も超合金魂になってはいるのですが・・・


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とにかくその存在感だけで納得!これが入っている箱だけで、まるで組立式本棚でも届いたかのような大きさです。
箱を開けると感動的なスリーブ。良いね燃えるね!まあこれを箱から取り出すだけで、また大騒ぎだったんだけど!なんせもう重すぎて、箱から持ち上げられないのよ!ベッドの上に全部ぶちまけたぜ。


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箱をひっくり返して出て来たものは全長約75㎝、そこらの猫よりでかい驚異の移動空母。うちの撮影台(横幅60㎝)には、このままでは乗りません!なのでまず、居間で撮影しています。後ろの青い奴は冷蔵庫だよ!バカじゃねぇのこのサイズ!


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もうとにかくデカすぎ・・・にもかかわらず、見た目ほど本体の重量は重くないです。胴体と尻尾のほぼ全部プラ、負荷のかかる関節だけ金属関節やプッシュ&ラチェット方式になっており、強度が計算されつくされているのが分かります。でも尻尾丸めないと撮影台に乗らないけどね!


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なんせ腕(脚?)だけでこの有様。しかも片方だけでも重っ!なお右腕には音声ユニットがあり、OPとEDの曲を「ささきいさお先生の歌入りで」流すことができます。テンションダダ上がり!


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首の下からは大型ミサイル砲が展開。ボタンで砲身が伸びます。その下の機銃も、クリアパーツで砲座が見えたりして、大型アイテムならではの細かさを堪能できます。


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ぐるりと尻尾を回し、先端のジョイントを展開します。この後、頭部(ガイキングパート3)を外して・・・


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ボリューション・プロテクト!
ジョイント部がパート3を射出した後の凹部にちゃんとはまるので、渦巻防御がより強固になります。ただ両脚だけで支えているので、角度をうまく調整しないと、尻尾のとげが下にブッ刺さります。


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続いて艦載機の連中。恐竜戦隊は3機ともミニポピニカ扱いですが、スカイラーは飛行形態から着陸形態へと変形、ネッサーも翼を畳んだり足を巡航形態にできたりします。バゾラーだけ何にもありませんw


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3匹は体内格納庫に磁石でセットでき、非常に強力に各々の配置に鎮座できます。また腹部格納庫のシャッターは、向かって右側の筒状の突起を回すことで、自在に開閉が可能です。格納庫内部のディテールもしっかりしているのが分かります。


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さらに上半身を展開し、玩具オリジナルの基地モードにすることで、ガイキングパート1・パート2もセットできます。パート3は大空魔竜の頭部なので、接続部品を介して通常頭部と交換できます。

そのパーツが合体して・・・。


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ガイキングの完成!ディテールやプロポーションは文句なし、


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カウンタークロス、カウンターパンチが着脱できますが、可動域は以前の魂版に比べ控えめになっています。引き出し関節もありません。が、今回のメインは大空魔竜みたいなものですから、これでいいのでしょう。


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そのメインの大空魔竜は、首や尻尾は引き出し式のボールジョイントが用いられ、かなり自由に動かすことができます。まさに圧巻。GX-100のナンバーに相応しい、頂上商品と言えるでしょう。


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唯一残念なのが、パート3を付けたときのバランス。ガイキング自体はアニメ準拠のデザインなので、そのままパート3にするとどうしても、大空魔竜の角は短くなってしまうのです。まあこれはしょうがない。

と思って諦めようとした時、私の中で誰かが叫びます。

「本当にしょうがないのか?」

「お前はそれでいいのか?」


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そこで考えてみました。角が小さいのなら、大きくすればいいのです。個人的に、ガイキングの角はよりでかい方がカッコいいんじゃないか、とはずっと思っていました。さっそく設計、3Dプリンタで印刷します。
しかし大空魔竜に合わせるくらい大きくした場合、頭部バランスの見た目はどうなのでしょう。


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試作品を付けてみたところ。
あれ?あんまり違和感がない?


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もちろん、大空魔竜の場合でもバランスが取れます。

これはもしかして・・・いけるのではないか?
磨いて塗装だー!全力全開!


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完成・・・!
いいじゃないのこれ!

最初からこういうものだったと言われれば納得してしまうほど(個人差があります)。むしろ凶悪な面構えになって素敵!(個人差


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もちろん大空魔竜でも問題ありません。ああこれだよ!これが「あの頃欲しかったもの」だ!いざ進め!大空魔竜!

これでパート3を付けたまま大空魔竜が運用できます。全ての形態で余剰パーツがなし!・・・と言いたいところですが、パート3と首を接合するジョイント部品だけが、ボリューションプロテクトの際に余ります。しかし渦巻防御の形態は、必ずガイキングが出撃しているので、お腹の中が空っぽになります。なのでその中にジョイントを放り込んでおけばOK!
大雪の中、サフ噴いて磨いて塗ってコートして、という工程を震えながらやってたかいがあったぜ!

今年も「ないものは作る」精神で参ります。よろしくお願いいたします。

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コメント

>ダイナマイトアクション版の不満

あっちはソフビでしたからね・・・ボリューションプロテクトができないのを解決してくれたこちらはやっぱり本家の凄さ、ですね。

ただおっしゃる通り、ガイキング自体は以前の魂版よりは簡略化されてるんですよね。特に手足の可動とか。価格など考慮してのことかもしれませんが、もうそこまできたら、GX27とも合体可能!という手もあったのでは、とも思います。難しいところですね。

投稿: 腰原 仁志 | 2022/01/08 16:26

2012/10/18記事のダイナマイトアクション版の不満が解消されたという感じでしょうか?
とはいえ、ガイキングがGX-27よりも劣化(当時とはいえ、あの価格で全パターン再現可能なうえに、ギミックも凝っている)なのが残念に思えてなりません。
オプションセット含めて同価格の販売だったらなぁ、と思わずにはいられませんでした

投稿: 通りすがりの人 | 2022/01/08 13:26

なんせ値段もアレですが、とにかく置き場所が最大の難関ですのでね・・・ほんとにしばらくベッドの上に置いてましたよトホホ。レビューで少しでもお役に立てば幸いです。

投稿: 腰原 仁志 | 2022/01/05 21:36

凄いですね大空魔竜…自分の狭い部屋には格納出来ないので泣く泣く購入を諦めたので、こうしてレビューしていただけると非常に嬉しいです。

投稿: クロ | 2022/01/04 20:50

7月・・・まだあと半年もあったのか・・・まあお支払いが先なのは本当に助かりますが。しかしあれ、ジャイアントカッターやミラクルドリルだけで数十㎝あるわな・・・

投稿: 腰原 仁志 | 2022/01/03 07:24

横から横から
オプションセットは7月発送開始らしいですね......つまり、この記事の完全版も7月まで持ち越し・・・(笑

分かっていたけど、お店で箱見てやっぱり『クソデっかいwww』って思っちゃいましたね

次は101番、わん(セブン)ちゃんの登場ですな

投稿: CuLaGe | 2022/01/02 19:52

>強化型

それがですね、ミラクルドリルやフェイスオープンを始めとするオプションパーツは全て、後日プレバン限定販売なんですよ。しかも合計額が普通の超合金魂より高いw
しかし本体買ってしまった以上、もう買わないという選択肢はないという・・・

投稿: 腰原 仁志 | 2022/01/02 06:55

やはり購入されてたんですね。先日近所の店頭で価格を見て絶句しちまいました。「PS5より高いやん…」
ところで、ガイキングは強化型とフェイスオープンは無しなんでしょうか?価格や付属品との兼ね合いもあるので、あえてオミットしたとか?

今年もよろしくお願いします。

投稿: 440six | 2022/01/02 01:30

大型角、お認め頂きありがとうございます。本当は各分割ラインで回転して、角度を変えられるところまでやりたかったのですが、年末でめんどくさかったので一体成型にしました。しかし悪魔的で「こういうガイキングもいいじゃない」という気がします。

またガイキング頭部と角のバランスが変だとしても、フェイスオープンしたらもっと変な顔になるわけだし!
そういう意味じゃ、何をどうしても許される凄いキャラだな!

投稿: 腰原 仁志 | 2022/01/01 19:54

ゴム動力の船、飛行機の模型もよくあったし、そのころだと案外自然な発想だったのかもしれませんね。

大型化した角、いいですね!
ガイキングでも「これはこれであり」ないいバランス。
なければ作るの精神、見習わねば。

今年もよろしくお願いします。

投稿: L | 2022/01/01 17:06

プラモの巨大大空魔竜!そんなものがあったんですね!ワクワクしますな!

ゴムひもでつなぐというのは、当時にすれば割といいアイデアだったんじゃないでしょうか。構造が楽でお安いし。まあ経年劣化のメンテナンスを考えると困りますが・・・。

投稿: 腰原 仁志 | 2022/01/01 08:37

その昔プラモデルの大空魔竜を作ったことがあるのですが、50〜60cm程度のものだったと思います。
それよりも大きい感じで金属製、そりゃ重いわとw
ちなみにプラモデルだと尻尾は各関節毎にパーツになっているものをぶっといゴム紐を中心に通して繋ぐという構造でした。
そのためかなり自在に動くのは良かったのですが、耐久性とか経年劣化とか考えると「うーん」という感じに。

投稿: ぱ | 2022/01/01 07:49

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