脚は飾りじゃないんです

偉い人にもそれがわかったのです。

ROBOT魂ver.A.N.I.M.E.　パーフェクトジオング。プラモ狂四郎のライバル・サッキー竹田が、パーフェクトガンダムに対抗して作り出したプラモが、本シリーズにも登場しました。ただでさえデカいジオングが、完成形として「脚が付いた」状態ですので、全高20数㎝。バカみたいに（失礼）でかいMAになっています。。

ジオングにドムの足を付けた設定のとおり、ドムのような大きな足が印象的です。まあアニメではジオングとドムではサイズが違うので、あくまでプラモのミキシング、そしてプラモ狂四郎の中での話ですが。

しかし引き出し関節が各所に用いられ、ジオングなのに「腰の剣を引き抜く」ポーズまで（がんばれば）できるほど良く動きます。手首も、指が可動するタイプや剣を保持するもの、メガ粒子砲を発射する際の物など、かなり豊富に用意されています。

また当然、腕を発射して有線でコントロールするあれも再現できます。ただ、飛ばしてる腕は魂STAGEなどで飾れるのですが、MSならいざ知らずデカいジオング、しかも足がついているものだから、普通の魂STAGEでは全く高さが足りません。ここでは他の商品のドール用スタンドを転用しています。同様に頭部も外れて、スタンドに取り付けられるジョイントは付属するのですが、やっぱりいい高さのスタンドが見当たりません。普通のジオングにしておく分には良いんですがね。

頭部のモノアイは裏から左右に動かせる以外に、頭頂部を外して差し替えると、真上を見るシーンも再現できます。原典の映像でグルン！とモノアイが上へ動いたのはビックリしたのですが、本当はここまでやるくらいなら、カメラ複数積んだ方が効率良いよね・・・。

上腕部などは装甲を外し、未完成状態を再現できます。腕はフレームむき出しなのが映像上のジオングの状態でした。

さらに、竹田オリジナルの「腕だけでなく、手首から先もワイヤーで射出してコントロールする」のもやれます。この攻撃って、ガンプラを知り尽くした相手にこそ有効な技ですね。腕の中に入るワイヤーの長さだけ避ければいいと思っていると、後ろからズドン！

脚部はもちろん取り外せ、完成度80%のジオングに戻すことができます。その際は先ほどの上腕部装甲を外す以外に、左腰のサーベルホルダーがついた装甲も交換します。脚は頑丈な股関節ごと外すようになっているため、交換も安心です。

股関節の代わりに、バーニアのついたフレームを装着します。フレーム内部には展開可能な着陸脚があり、駐機状態でも飾っておけます。

さらにver.A.N.I.M.E.らしく、バーニアエフェクトが豊富に付属します。脚部の２門メインノズル用以外にも、サブノズル用にさらに５本付属します。

さらに、胸の姿勢制御バーニア用のエフェクトも２個、発射した腕のバーニアエフェクトが左右各５個、他にも腕や腹部・口のメガ粒子砲発射用にも何個か（数えるのめんどくさくなった）、やたらめったらエフェクトが付属します。

いやーいいじゃないのコレ。以前もG.F.F.シリーズやプラモなどで何度も設計されてきたこのMAですが、可動も換装も、そしてエフェクトの付け替えも、とにかく安心して遊べるのは、やっぱりこのROBOT魂シリーズに軍配が上がります。頭部や腕の高さのちょうどいいスタンドがないのだけは残念ですが、なんか他の物を改造するかな。