俺が正義だ!
ジャスピオン!
超合金魂GX-97、超惑星戦闘巨人ダイレオン。「巨獣特捜ジャスピオン」に登場した巨大ロボで、普段はジャスピオンの家でもある戦闘母艦になっています。
ダイレオンは当時の超合金が物凄くよくできていて、差し替えなしで完全変形を行う上に、股関節以外はある程度動かせてポーズがつけられる傑作でした(写真向かって左)。しかし今度の超合金魂は、それらをすべて踏まえたうえで、映像に近い造形になり、かつフルポーザブルという高いハードルを越えてきました。
頭部は当時の着ぐるみに近い大きさ比率になり、また上を向ける可動軸が追加されています。脚もがっしり広げられ、足首はそれに対応して地面と水平になる可動域が設けられています。
背部やわき腹の装甲もきっちり再現、このまま母艦に変形するとは思えないほどきれいにまとまっています。
変形の都合上、腰はひねれませんが、それ以外の可動域は御覧の通り。映像ではジャンプキックや宙返りもこなしていたほどのアクティブな子ですが、玩具でも必殺のコズミッククラッシュ(体当たり)はちゃんとできそうです。
本編を貫く謎を解明して登場した黄金の剣とその持ち手が付属、最終決戦を再現できます。となるとサタンゴースが欲しくなるところですが、さすがにニーズがどうなのか。欲しいのは私たちやブラジルの人くらいじゃないかなぁ。
さて、では戦闘母艦に変形を開始します。
まずは腕を縮め、頭部を90度上に向けます。これは映像にも原典の超合金にもなかった仕組みで、たぶん大きくなった頭部を収納するために追加されたギミックでしょう。
腕と胸のハッチを上げ、胴体に格納されていた機首を展開する準備をします。
背部とわき腹の装甲を開いて機首を回転させます。
空いた隙間に、腕を回して拳を胴体内部に入れます。かかとを畳むと、自動的に足の裏からバーニアが伸びてきます。
そのまま腰を90度ひねり、脚部と腰を胴体に引き込むと・・・。
超惑星戦闘母艦形態の完成!とてもロボだったとは思えないほど、宇宙船として綺麗にまとまってたデザインです。
当時品と比べると、原典では見えていた隙間が隠れるよう、いろいろ配慮されていることがわかります。また当時の超合金では、母艦形態では前部のランディングギアがずっと出たままでしたが、魂版では飛行状態では収納できるようになっています。
このアングルは実に宇宙船!胸躍る冒険活劇が始まる気がしますね。
母艦として、艦首ハッチにアイアンウルフやガービンを格納することができます。ダイレオンはジャスピオンの家・・・というかキャンピングカーでもあるので、こういうミニメカは脳内遊びには欠かせません。
せっかく母艦にしたので、先輩方の各種母艦と並べてみましょう。
まずはギャバンの超高速宇宙船・ドルギラン。電子星獣ドルを外しているのでギラン円盤です。並ぶとなんかいい感じにSFしてるなー。
続いてシャリバンの超次元戦闘母艦・グランドバース。こいつは薄くてカッコいいなあ。ロボにならなければ。
最後はシャイダーの超次元戦闘母艦・バビロス。こいつもなかなか綺麗にまとまっています。ロボに(略
ダイレオン、いやジャスピオンはブラジルで超人気番組だそうで、主演の黒崎輝さんは「ブラジルで一番有名な日本人」だし、サッカーで日本人選手が活躍すると「いいぞ!ジャスピオン!」って褒められるそうですね。いいなそれ(笑)
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