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2021年6月

2021/06/27

GRIDMAN UNIVERSE

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「誰もがみんな・・・ヒーローになれる!」


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ダイアクロン・グリッドマンユニバース01、超神合体バトルスグリッドマン。ダイアクロンとアニメ版グリッドマンがコラボした、まさに夢のUNIONアイテムです。


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中心となるグリッドマンは全高約14㎝、フルアクション仕様で関節も非常にしっかりしています。要所にあるジョイント穴は、ダイアクロンシリーズと共通径のものが多く、ちょっとした他の武装もできそうです。


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サンダーソード、サンダーシールドが付属します。これらの軸もダイアクロンのそれと同じなので、バトルスV2の剣とかも問題なく持てます。


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支援メカを統括するボレットファイターには、クリア材質の特別仕様隊員が乗り込めます。人との対比でわかるよう、このグリッドマンは身長70mではなく、本来の力を取り戻してはいない状態のようです。


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ボレットファイターはバトルハンガーを装備し、戦闘支援機となります。翼の基部は上下・左右にある程度回転し、銃座や砲塔も動かすことができます。


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さらにアシストウエポンを追加、バトルハンガーの完成です。翼の基部と下部のウエポンは、スライドレールに沿って移動できます。特に翼下部のウエポン・・・腕部アーマーは、なぜか翼と平行に装着する設計となっており、「これ正面向いた方がカッコいいのに?」と思ったんですが、この仕様には理由があったのでした・・・また後で。


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ハンガー上部にはグリッドマンと、サンダークラッシュキャリバーを搭載することができます。


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グリッドマンの足裏ジョイントで強固に接続できるため、飛行シチュエーションをとらせても、全く問題なくブンドドできます。こういう「待たせたな!」な感じの登場シーンっていいよね!


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そして、アシストウエポンを分離、グリッドマンに装着していきます。肩、腕、胸、腰、そして脚部。それぞれジョイントできちんと接続され、腕はグリッドマンのそれを押し込むと、中から専用の可動手首が押されて出てきます。


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バトルスグリッドマン・Bモード(近接格闘機動モード)の完成!もう完全にあの人です!

脚部両脇から反転させたサブアームは腿の外側を覆い、腰に接続するようになっています。これによって、新グリッドマンですら逃れられなかった「腿が貧弱&股関節が大変」問題をクリアしており、安定した可動とボリュームあるフォルムの実現を成し遂げています。


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さらに背後に、翼の角度を変えたハンガー部分を合体させて・・・。


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Aモード(飛行/砲撃機動モード)の完成です。翼は可動の妨げにならないよう、後ろに回転させることもできます。


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さらに翼と砲身の角度を変え、腕のパワーバイスを展開して、フルアタックモードの完成。いいよね全力砲撃。

ところが、こうやって合体を堪能した後、説明書を読み進めていくと・・・なぜかまた、先ほどのAモードの合体説明が始まります。ん?なんでまた同じモードの説明を繰り返してるんだ?


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と思ったらなんと!

実はAモードのフル合体は、バトルハンガーからアシストウエポンを取り外さず、グリッドマンがハンガーに体を添わせるだけで、全てのウエポンが装着できるようになっていたのです。


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翼の角度を変え、先ほどのレールに沿って、肩と腕のウエポンをスライドさせます。すると肩のウエポンも腕も、ちょうどいい位置に移動できるので、後は押し込むだけで、各部アーマーが装着できるのです。先ほどの「腕部アーマーが翼と平行になっている」のには、こういう理由があったのですね。

脚部は、ハンガーのレールをスライドすることで同様に合体でき、さらにハンガー上部の突起を押し込むことで、ハンガーと脚部アーマーが切り離され、グリッドマンを取り外すことなく、全てのアーマーが装着完了となります。これだよこれ!ダイアクロンの醍醐味は!


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最後に胸アーマーを下ろして・・・


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メットオン!再度、Aモードの完成です。

アニメだったらどういう演出をするのか、考えるだけでワクワクしてきますな。


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想像していた以上にグリッドマンで、かつダイアクロンだった、神設計な感じのアイテムでした。もちろん他のダイアクロンシリーズとも互換性があるので、翼をヴァースライザーに交換とかも問題なく行えます。両方のユニバースの印象的なところをきっちり残してくれる、こういうコラボはいいね!

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2021/06/19

Zの鼓動

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刻の涙を見る・・・


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METAL ROBOT魂・Zガンダム。通常のROBOT魂と同様の十数センチサイズのシリーズですが、今回なんと「ウェイブライダー形態への完全変形」機能が搭載されました。な、なんだって?!


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いつもの丈夫なスタンドが付属、ビームライフルには発射エフェクトも取り付けられます。変形(というかデザイン)の関係で、それほどバリバリにポーズを付けられるわけではありませんが、十二分にカッコいいMSを堪能できます。


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グレネードランチャーはパック部分を取り付けられ、腕の発射口は回転してグレネードが露出します。


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ハイパー・メガ・ランチャーがまたビックリな出来で、砲身下部にかなり大きなアームが内蔵され、それを本体と接続することで、安定して保持できます。アームは背部中央か、リアスカートのどちらかに接続します。


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腰のラックからビームサーベル基部が取り出せます。またシールドは劇中だと伸縮しますが、このアイテムでは先端の位置を付け替えすることで、シールドのサイズを3段階に調整できます。上の写真は一番小さいものです。PGのZガンダムでは、シールドはちゃんと伸縮しました(ついでに言うなら、変形時にシールドを取り外す必要すらなかった)が、このサイズではしょうがないでしょう。

さてそれでは、いよいよお楽しみの完全変形の時間。


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まずは序盤の難関、頭部の収納です。一番邪魔なのは頭部の角ですが、回転して一列に揃うようになっており、胸アーマーを調整しながら頭部を押し込むと、差し替えなしでもきちんと収納できるようになっています。ただ非変形のものも2種類入っていて交換できるようになっているため、角部分は割と外れやすいです。まぁ折れるよりは取れた方がいいので、そのためにわざと外れやすくしてあるのかもしれません。


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続いて最大の難関、股関節の移動です。複雑で丈夫な金属ヒンジで構成され、アクション時にも全く外れない良い機構なのですが、変形時にはその固さが難点となります。特に股関節自体は腰の前アーマーで隠れているものだから、何をどうやって広げるのかさっぱりわからない。20分くらい悩みましたね。ってかこれ、Zの変形を見たことがない人は変形できるんだろうか?


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まだまだ難関は続きます。背部フライングアーマーも、かなりのヒンジで複雑につながっており、前に回すのはまだしも、ヒンジの角度があってるのかどうか大苦戦。


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内部からさらにアーマー部分を引き出し、腕をその中に入れて、ようやく形が整いました。


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脚を2重に曲げ、脚を畳みます。ここもきっちり説明書通りに曲げていかないと、中から出てくるフィンが引っかかったりし、壊れるんじゃないか心配になります。

最後に、最大サイズに広げたシールドを下部に装着し・・・


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ようやく完成!おおスタイリッシュ!
ランディングギアは差し替えですが、金属製でばっちり支えてくれます。


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一度分かればそうでもないですが、変形自体は(壊れないか心配で)30分以上かかりました。やたら固い関節や、見えない所に刺したりするジョイントが多くてね・・・。


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なお本来はビームライフルも装備するのですが、実は説明書自体に「装着した図」はあっても、「装着する説明」がなく、パッケージの写真見て「ああこうするのか!」と気づいた次第。最初は機体の上部にライフルを接続するのかと思ってましたが、テールバインダーにつけるのね!


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なので撮影時は、ハイパー・メガ・ランチャー装備の写真しか撮りませんでした。こっちもランディングギアはあるんですが、細長いランチャーの両脇からギアが出ているため、物凄い微妙なバランスで立っており、ちょっとでも触ると転びます(えー


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とにかく、変形の難易度が高い・・・。少なくとも、現存するガンダム玩具の中では最高峰じゃないですかね。難易度の半分は、どっか折れないか心配なだけですが。しかしそれを差し引いても、両形態での美しいプロポーション、交換パーツなしでの完全変形はお見事です。

Zガンダムの変形は、簡単そうに見えて、変形前後のフォルムと強度を保つのは結構な難問です。放映当時から変形機能を持った玩具は発売されてはいましたが、フォルムが今一つだったり、角部分が差し替えだったりと、納得のいくものはあまりありませんでした。個人的にはPG(パーフェクトグレード)のZは大満足でしたが、あれは30㎝のビッグサイズですのでね。このお手頃サイズで完全変形(取り外しと付け直しはあります)を可能にし、かつ変形前後のプロポーションがちゃんとしてるのはまさに快挙!とうとうここまで来たか日本の技術!

個人的に、現在上映中の映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」が、ガンダム、いやアニメ映画の枠を取っ払うくらいの「上質な傑作」だと思うので、技術・表現のブレイクスルーが始まったのでは!と期待することしきりです。

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2021/06/13

ゆずれない願い

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色褪せない心の地図・・・


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魔法騎士(マジックナイト)レイアース。同名のアニメの主役メカが、RIOBOTシリーズとしてリリースされました。でも、「魔法騎士レイアース」と言われて誰もが想像するのは、光ちゃんを始めとする3人の女の子の方ですよね。もちろん私はロボも女の子たちも大好きでしたが!

このアイテムでは、劇中のように凛々しくカッコいいスタイルがきっちり再現されています。背部の炎のたてがみは着脱自在で、一部はボールジョイントでかなり表情を付けられます。


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可動は安心の千値練仕様、上部なスタンドで自在にポーズを付けられます。パーツのポロリもほとんどありません。攻防一体の盾は、可動の際のポロリを防ぐためでしょう、左の下腕ごと交換するようになっています。


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今週はちょっと忙しいので、冒頭の写真合成したら力尽きました。

話は関係ないですが、今話題の「映画大好きポンポさん」の劇中の言葉「楽しい楽しい 編集の時間だ!」ってのは良くわかる!ほんとそうなんだよソレな!完成した素材いじっている時が、一番楽しい人種っているんだよ!

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2021/06/06

強さならNo Limit

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カッタナーの夕映えが似合うこと!


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界賊合体・DXツーカイオー(ツーカイリッキー&ツーカイカッタナーセット)。ツーカイザーの乗り込む巨大戦艦で、2種類のロボに変形・・・どころじゃなく、実は6段変形をするというもの凄い奴!海賊戦隊の能力をパクったとか言っていましたが、それでよくこんなもの作れるなあの妹!と感心する、凄いアイテムです。

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まずは戦艦モード・クロコダイオー。いつものヨホホイの声が聞こえてきそうです。これで戦艦なのか?という感じもしますが・・・。


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後ろから見ると噴射口とかあって、割と宇宙戦艦なのかな?という気はします。


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そして、タイトルにもいる二人のSD兄弟。写真右がリッキー、左がカッタナー。それぞれ、超力戦隊オーレンジャーのオーレンジャーロボ、侍戦隊シンケンジャーのシンケンオーをモチーフにしています。また各々、自分自身の武器を斜めに担いでいます。


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カッタナーは、分離した上部の戦闘機モード・クロスカイオーに乗り込みます。両腕が動くので、一応ハンドルを持っているかのように見えるのが可愛らしい。後部には、SDロボをがっちり固定するジョイントがあります。


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リッキーは、翼部分が変形したバイクモード・クローリングオーに乗り込みます。背部のガトリング砲を取り外し、バイクの先端にセットしています。下部のスタンドを斜めにすると、車輪で転がし遊びができます。


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それだけでなく!

なんと戦隊の伝統・巨大バズーカモードにも変形します。名付けてクロコダイバズーカ!ガトリング砲は、クロコダイオーの下部(ツーカイオーの右腕)にジョイントされています。左右にSD兄弟が乗り込んでいますが、こっちは特にジョイントはないので固定はされません。
楽しいぞこいつら!子供の夢のてんこ盛りじゃないか!

そしていよいよ、巨大合体ロボモードへ移行します。まずはツーカイオーカッタナー。

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まずワニの口を大きく開け、中からスライドパーツを引き出します。まるで戦闘機のカタパルトみたいでワクワク。そこに、カッタナーを取り付けます。


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そのまま、肩部分のダイヤルをぐるぐると「回せ!回せ!」

すると!


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一瞬にしてバシャっ!とスライドパーツが収納され、前後のパネルが展開し、カッタナーがまるでワニに飲み込まれたかのように、体の中央に移動します。クロコダイオー後部に載せていたリッキーの方は、頭頂部のジョイントに、カッタナーの大剣をセットします。そのまま下に下ろして、リッキーごと左腕を形成します。


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そしてカッタナーの頭部を上に持ち上げ、ちょんまげのようなヘルメットを形成します。シンケンオーの凛々しい武者スタイルから、荒々しい感じになって新鮮ですね。


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ツーカイオーカッタナーの完成!なんじゃこりゃ!超楽しい!
何というか本当に「ワクワク 初めてが止まらない!」気分です。


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背部には、リッキーのガトリング砲をセットできます。ただ分離合体ができる関係上、腰も回転するので、腰を動かすとすぐにガトリング砲が取れてしまうのが玉に瑕。


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なのでバルカン砲は、右腕(クロコダイバズーカの際のジョイント)につけておくと安心です。


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続いてリッキーも合体。変形方法は、リッキーとカッタナーを入れ替え、前後が変わる以外は全く同じです。リッキーの頭部には、ジョイントを前に倒すと、目の部分が隠れるギミックがあります。


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そのまま前後逆にし、頭部背面をひっくり返すと、今度はエジプトのアヌビス神みたいなフェイスが現れます。古代超力の新しい解釈という感じで、こちらもナイス!


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ツーカイオーリッキーの完成!
左腕は通常、ワニの口の中に入っていますが、左肩から先は全く動きません。なので劇中でやっていた、ワニの口で噛みつくやつはできません。


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肩が動かない仕様は、先ほどの収納変形を行うためなので、致し方ありません。こっちは一発変形合体を楽しみ、可動はミニプラに期待というところでしょう。


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いやしかし、こいつ実にいいアイテムです。なんつーか触っていて楽しく、動かして安心、変形させてニマニマ。「DX戦隊ロボ玩具はこうでなくちゃ!」っていう感じの嬉しさです。
番組自体も「スーパー戦隊はこうでなくちゃ!」という、ワクワクならNo Limit!なところが最高ですね。夏の映画楽しみだなぁ。

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