見る見る変わる姿こそ
燃えるゴーディアン!
超合金魂GX-95、闘士ゴーディアン。大ヒットした「DX超合金・分身合体ゴーディアン」から何と40年もの時を経て、快男児ダイゴとその相棒たちが帰ってきました。
まずは主人公のダイゴ。手足がフル可動、関節は適度な固さで非常によく動き、かつ丈夫にできています。「やるぜ凄いぜクリントも」無可動ですがついてきます。
第一段階。小型ロボ・プロテッサーを召喚して・・・。
脅威の分身合体の開始!ダイゴがきちんと内部に収納されて・・・。
プロテッサーの完成。関節は分身合体の都合上、独特な構造をしていますが、両肩やひじはきちんと動きます。股関節はさすがにちょっと限界がありますが、なんとこの入れ子状態のくせに、腰がある程度回転するという驚異の設計。
主力にして万能武器・ゴーディアンボムが付属します。ほんとにここまではきっちり、アメフトモチーフなんですね。
展開して差し替え、緑光剣を再現できます。
そしてドリルボムにも変形可能。とにかく便利な武器だこと。
続いてデリンガーの召喚。
こちらも同様にプロテッサーを収納しますが、プロテッサーはダイゴと異なり、脚部の真ん中に関節があります。プロポーションを保ったままデリンガーの膝を動かすためですね。
デリンガーの完成。おお、何かコイツカッコいいぞ!すねのきゅっと引き締まった感じが、非常に好みです。
赤光剣と、斧のマグナムパンチが付属します。デリンガーは、最終合体後も中から分離して敵にとどめを刺すなど、出番の割には戦闘で活躍していた印象があります。
最後に、巨大なガービンを召喚し・・・。
最後の分身合体!
ガービンの完成!
・・・しかし、この完成の瞬間、私の胸にはなんかこう、非常にこみ上げるものがありました。というのも、ガービンの胴体のダイキャストの色合い、重さ、そして手触りが、当時品のDX超合金と非常に近いものがあるのです。推測でしかありませんが、おそらく開発の方々は、あの時の感触を再現するよう努力されたのではないでしょうか。なんかねぇ・・・心からお礼を言いたい!
多彩な武装が付属、手首も武器持ち手が4個付属します。写真はマイテイライボー。棍か何かかな。
脚部フットミサイルは、展開して別パーツを取り付けます。
ドリル状のデュークスクリューは、玩具的には非常に印象深い武器でしたね。
顔パーツは、前期型のものも付属し、好みで交換できます。これはこれで悪くない感じ。
そして攻防一体の盾・シャインシェルド。割と重めな楯ですが、実は・・・。
花弁のように周囲が展開し、ビーム砲発射状態を再現できます。
最強武器の白光剣も付属。やっぱデッカい武器はいいねぇ。
玩具としてのゴーディアンは、以前にBRAVE合金版も出ていましたが、精度と丈夫さを抜きにしても、この「当時品をリスペクトする」姿勢は超合金魂の方に軍配が上がります。
こちらが当時品ですが、ガービンのボディの雰囲気と手触りが、魂版のリスペクトぶりを感じさせます。首元に「3」の番号がありますが、これは原典の映像にはありません。もちろん魂版にもありませ・・・
と思ったらなんと、番号は内部に刻印されていました!これを「愛」と「敬意」と呼ぶんだな!リメイクというのはこうでなければ!
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コメント
>プロテッサーとデリンガーはプラ製で、ダイキャスト使用は両足のみというのは止むを得ないと思います。
おっしゃるとおりです。さらに両足部分を重くし、上半身を軽くしたことで、2体ともちゃんと2本の足で安定して立ちますし、私は良い設計だと思います。
ガービンの合金の感触とか、凄く原典をリスペクトしてくれてますしね!
あ、名前はお気遣いなく。珍しいんでよく間違えられます(笑)
投稿: 腰原 仁志 | 2021/03/30 07:02
> ただでさえガービンが重いのに、中の人をさらに重くしたら危ないですから
購入後、プロテッサーとデリンガーをガービンの体内に分身合体した時に、私も腰原さんと同じ事を考えました。
> 実際に遊ぶと分かりますが、この背骨部分だけで金属のガワを支えるのって、結構危ないですよね?
プロテッサーとデリンガーの合金使用率を多くすると転倒する可能性はそれだけ高くなりますし、
背中のヒンジは重さに耐え切れず崩壊してしまうでしょう。
DX超合金が発売された 1979年と現在では玩具の安全基準は大幅に変化して、
以前と同じ様には行かないですからね。
かつての超合金に対して、シンパシーとリスペクトを抱く ユーザーの気持ちは分かりますが、
超合金魂のゴーディアンはプロテッサーとデリンガーはプラ製で、ダイキャスト使用は両足のみというのは止むを得ないと思います。
腰原さんの考えが聞けて、嬉しいです。
ありがとう ございます。
最後に、お名前を間違えて記してしまって 失礼しました
投稿: Tourisugari | 2021/03/29 23:43
私は、合金が多ければいいとは全然思っていません。おっしゃるとおり、こすれる心配が減るし、ただでさえガービンが重いのに、中の人をさらに重くしたら危ないですから。実際に遊ぶと分かりますが、この背骨部分だけで金属のガワを支えるのって、結構危ないですよね?
バンダイさんは加重計算とかきっちりやるメーカーですので、ちゃんとそこらは計算済みの上でこの設計だと思います。
それに、2体がほぼプラでこのお値段ですから、3体合金にしたらアワワ・・・。
投稿: 腰原 仁志 | 2021/03/29 22:55
初めまして。
ブログをいつも拝見させて頂いています。
超合金魂 闘士ゴーディアンを私も先日 購入しました。
ネット上の評価は賛否が別れていて、その理由の一つはプロテッサーとデリンガーの合金使用率の低さです。
ダイキャストは、プロテッサーもデリンガーも両足しか使用されていませんが、
藤原さんはこの点について、どう お考えでしょうか?
塗装剥がれを気にせず、分身合体を行う事が出来るので決して悪くはないと思っています
投稿: Tourisugari | 2021/03/29 22:07
バイカンフーみたいに、中の人の代わりの可動フレームを入れてくれてればよかったんですがね。お値段はまた高くなってしまうでしょうが、劇中でも、3体分離して同時に活躍してたし。まぁこのガワだけロボが、どうやって動いていたのか不思議でなりませんが!
投稿: 腰原 仁志 | 2021/03/23 18:04
そうなんすよねぇ~
ロボ部分はなんとでもごまかしきくんですけど、核になってる人間まで同じ方式なのが。設定は最高なんだけど。
そんで劇中あんま動かないならいいけどわりと無茶なアクションポーズが格好良さそうだだし。
今年の戦隊みたいに可動と合体、可動と変形を割り切って別に立体化したらいいのかな?
投稿: ズッツトン | 2021/03/23 01:35
>下半身の可動
私もじっくり考えるまで気が付きませんでしたが、今回のゴーディアンは、大型ロボの股関節が、中型ロボの腿の中心に来ています。(以下同じ
原典やBRAVE合金だと、映像通り「股関節は中型ロボの膝」に来ていたんですね。(そのため、どうしても3体のサイズ差が激しい)
サイズとプロポーションの両立を考えると、今回の超合金魂版のように、中のロボは「膝」じゃなくて「腿のどっかに可動域を設ける」のがいいのかもしれません。まあその場合には、ダイゴの大腿部が複雑骨折するわけですがね!
投稿: 腰原 仁志 | 2021/03/22 21:08
ゴーディアンは昔からその合体システムが凄くていじったらたのしいなぁ~感が。むしろ武器とか付属品いらない、開いて出して、しまって閉めてだけでぜんぜん良い。そら違うキャラに転用されるわ!と思ったら割と最近になってお兄ちゃんのは全く別物と知った。TFみたいなパーシャルくらいしてんのかな?
合体システムが最高な反面下半身の可動がどうしても。
バクシンガー作った海外メーカーだとガッシガシ合体後も動くのつくっちゃうんだろうか?
投稿: ズッツトン | 2021/03/21 20:37