みんなの笑顔ももう近い

ボルテーーース、ファーイブ！

ＤＸ超合金魂・ボルテスⅤ。ついに私たちのうちにも、憧れのボルトインボックスがやってきました。完全変形合体に、合体サウンド・ボイス付きのフルボリュームセットです。またこの箱が泣ける・・・。うちの元祖ＤＸ超合金は、箱は残ってないですからねぇ。

内箱も憧れの詰まり切ったギフトセットです。ではさっそく開封して遊びましょう！

しかし、とりあえず内容品を組み立てて電池を入れるだけで、３０分以上かかりました。もう凄まじいボリュームです。
スタンド下部にある１～５のボタンは、それぞれを押すとＢＧＭが流れます。１はもちろん、堀江美都子さんの歌うあの主題歌です。
ボルテスⅤにすべてを賭けて！

涙腺が弱いので、もうここで決壊です。

ビッグファルコンを模した頂上部分には、指令室からの発進をイメージしたコクピットカプセルをセットできます。盛り上がってくるねテンション！

これ以外に、鷹メカとボアザン星円盤が付属。鷹メカはいざ知らず、ボアザン円盤には驚かされました。またわざわざ、周りのトゲトゲが回転する仕組みになってるこだわりよう。

ではボルトマシン、各機を紹介しましょう。

まずは１号機・ボルトクルーザー。司令塔となる長男・剛健一の乗り込む戦闘機です。

コクピット内に、先ほどのカプセルをセットすることができます。

鋭角が美しいフォルム。個人的にこの機体は大好きなんだよねぇ。

翼部分を交換し、クルーカッターも装備できます。本当は機種のクルーブーメランも交換できるのですが、なんかヒンジが固くて怖かったので今回は止めました。

 

続いて２号機・ボルトボンバー。峰一平の乗り込む爆撃機です。健一と一平は毎回、ＯＰで喧嘩してたな・・・。

こちらもカプセルをセットできます。ボルトボンバーは、ほぼ同じ役割のバトルクラッシャーと違って、非常にコンパクトにまとまっているのがいいですね。

３号機・ボルトパンザー。剛家の次男・大二郎が乗り込み、マッハ15で飛行する重戦車です。なんか言ってることがおかしい気がするがしょうがない。

これはカプセルを収納する際、コクピット内部の台座が斜めになって、システマチックに収納するギミックがあります。

 

パンザーアームも可動、短い手で奮闘する絵面はちょっと楽しいです。

 

４号機・ボルトフリゲート。三男・日吉（８歳！）が操縦する潜水艦です。

噴射口が見えると、実在しそうなメカニックに思えますね。両足の中央には形態を保持するためのバーがあって、合体の際には分離して内部に畳めます。

最後は、岡めぐみが乗り込む５号機・ボルトランダー。めぐみさんは、怒るとすぐ手裏剣を投げつける、割と辛抱の効かないくノ一です。

車体前面からドリルが展開するギミックがあります。やっぱ足のメカにはドリルだよね。

 

他のマシンと異なり、ランダーにのみ、コクピット部分に独自のギミックがあります。ボルテスⅤへの合体の際は、足首が左右に倒れるのですが、そうするとめぐみさんは真横の状態で乗らなければならないため、映像ではコクピットが回転して、ちゃんと正面を向いていました。

なんと、このアイテムでもそれは再現されており、ダイヤルを回すことで内部のコクピット部分が回転、合体時もちゃんとめぐみさんが前を剥けるようになっています。（写真はよく見えるよう、ふたを開けています）

それでは、いよいよボルテスⅤに合体！

まずは台座の３のボタンを押すと、ＢＧＭ「ボルテス・雄姿の出現」より「レッツ・ボルトイン」の部分が流れはじめます。

クルーザーのボタンを押すと、健一の声でコールサインが始まります。
「Ｖ・トゥゲザー！」
そして絶唱
「レェェッツ・ボルトーーー・イーーーン！」

余談ですが、本編ではみんなそうやって長い決め台詞を言ってましたが、第１話のお母ちゃんだけ「レッツ・ボルトイン」って短く言うのがカッコ良くてねぇ（落涙）。

 

この機首から顔が立ち上がる仕組みは大好きでした。変形途中は、ずっと合体待機音が流れています。

ボンバーを変形させ、クルーザーと合体！スイッチが入り、合体音が響きます。

続いてパンザーの変形。キャタピラを上下反対に回転させ、中央のジョイントで閉じます。

上半身を合体させると、今度はパンザーから合体音がします。

フリゲートのブリッジ部分は、ソナーを倒して中に押し込むと、両脇のスライドスイッチで固定でき、腿の中に綺麗に収納されます。

腰は負荷のかかる部分なので、合体後に腰脇を押し込み、幅を縮めることでロックがかかります。

ランダーの足首を展開し、先ほどの通りめぐみさん部分も回転させます。

合体させると、今度はフリゲートの両脚から合体音が流れます。

腕の内部から手首を引き出します。（待望の可動手首）

頭部のスイッチを押すと、健一の

「ボールテース・Ⅴ！

の叫び声と共に、目が発光します。ただ前のコンバトラーと違って、点灯時間が短く、割と早く光が消えてしまうのはちょっと残念。

全長３０数㎝、巨大な超合金魂の完成です。

腰の引き出し関節や、合体ギミックのための肩や足首の関節により、思った以上にダイナミックなポーズがつけられ、しかも安定してます。また胸（肩）の赤い部分を押すと、健一が武器の技名を叫び、胸中央のランプが発光します。
「グランドファイヤー！」「チェーンナックル！」

これなら各種武装も映えそうですね。

というわけで、まずは両腕のガトリングミサイル。可動手首は腕の中に収納し、その上から手首ジョイントをはめる方式です。

独特な名乗りが懐かしい、ボルテスバズーカ。映像では右手首を下に折ると、内部から砲身が出てくるという仕掛けでした。このアイテムでは、右手首を動かすと中のバズーカ弾を発射するというギミックがあります。

両腕のチェーンナックルは、この写真の純粋なチェーン以外に、ロッドとなった部分も付属します。

ベルトのバックルを開くと、グランドファイヤー発射口が展開します。これは面白いんだけど、両脇のベルト部分が、超電磁ストリングになるために外しやすくなっており、バックルを開くと一緒に外れてしまいがちなのが難点。

 

そしてそのベルト部分を使った、超電磁ストリング。もちろん、超電磁ゴマをセットできます。ムチや持ち手を含め、２４個もの部品が入っており、まるでプラレールで線路を組み立てるかのように、自在なフォルムを模索できます。

物凄い長さのストリングも作れます。このムチを組み立てる工程がなんか楽しくて、３０分以上はこれだけで遊んでましたよ。

そして、ロボットアニメに「剣戟による必殺技」を初めて導入した画期的な発明、天空剣。本来は胸のマークを取り外し、そこから柄と剣が生えてきますが、DX超合金魂版では純粋な大型剣として立体化されています。超合金魂版の「胸と腹部にきちんと内蔵されている折り畳み剣」も凄かったのですが、今回は音声ギミックとか入ってますし、しょうがないでしょう。

先ほどのサウンドボタンの組み合わせで

「天空剣！」「Ｖの字斬り！」

「一文字斬り！」「唐竹割り！」などのバリエーション、さらに超電磁ボール発生音も入っています。
「天空剣！二段斬り！」

さらに、映像未登場のボルテス重戦車形態も再現。玩具だけの特別形態でしたが、今はなんか、これ再現するのが当たり前になってしまいましたね。まぁコンバトラーと違って、基本的に体当たり攻撃はしないので、ただの移動形態なのでしょうが。

本当は大型商品だし、じっくり遊んでから来年最初にご紹介しようと思っていたのですが。

台座の１番・主題歌「ボルテスⅤの歌」を聞いていたら、あんなにいろいろなことがあった今こそ、この歌を流さなければならないような気がして、大急ぎで撮影しました。

「地球の夜明けは　もう近い」

きっともうすぐだ！みんなの笑顔もうもう近い！