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2020年10月

2020/10/25

偉大なる不死鳥の力

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「俺たちも、いつかあいつと合体して、もっと大きな巨神になる、そんな夢を見ていた時代があったな・・・」
「あったね・・・」
「昔の話じゃよ・・・」


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魔進合体・DXグレイトフルフェニックス。魔進ハコブーと、魔進オラディンのセットです。オラディンはいつものクリスタル仕様、上部に王家の紋章があります。


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それぞれ飛行形態に変形。ハコブーはジェットモード、オラディンはフェニックスのような形態になります。いずれも尖り気味なデザインで、結構カッコいいですね。


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ハコブーはひっくり返り、立ち上がって合体モードに移行します。翼の両脇は取り外しておきます。


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フェニックス形態のオラディンは、胸のジョイントに上からスライドして合体します。


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そのまま、フェニックスの首を胴体に押し込むと・・・。


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自動的に両脇からマスクがかぶさります。この変形は面白く、よくできています。


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グレイトフルフェニックスの完成。クリスタルが全身に用いられてないので、なんか安心して遊べるような気がします。どうしてもクリア素材は頑丈でないイメージがあってね・・・。


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翼の取り外した両脇は大型の武器になりますが、両腕に1本ずつ構えさせることもできます。


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しかし、ここで終わりではありません。ハコブーはひっくり返り、カーゴモードに変形します。


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パッケージには、「結集せよ!4巨神の力!」とキャッチコピーが書いてあります。
とうとうやるのね!アレを!と期待したのは、私だけではないでしょう。

いざ!結集せよ!


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キラメイ魔進を乗せて出撃!

翼や本体には専用のジョイントがあり、魔進たちを指定の位置に合体させられます。ゴッドフェニックスⅡみたいで、結構いい感じです。


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・・・はいいんですが、実はジェッタのみ、ジョイントも何もなくて、ただ「乗っているだけ」です。持ち上げると落っこちます。
だから「キラメイ魔進と合体!」とは書いてないのね。なんじゃそりゃ。

まぁ他の連中も、ジョイントでの保持力はそんなに強くないし、ショベルだって本当はファイヤーにくっついているので、ハコブーには合体してないんですけどね。

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現場からは以上です。

・・・え?終わり?


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ええ?何?

「4巨神の力を結集」って、ただ普通に集まるだけ?マジか?!

まぁそんな予感はしないこともなかったのですが、本当に今回は、複数合体はありませんでした。気になっていた魔進ファイヤーの足の裏のジョイントも、ハコブーに固定するためにしか使われていません。そして最後まで、ジェッタは余剰パーツ扱いでした。まさかハコブーにすら合体できないなんて、可哀そうすぎるでござる。


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なんというか・・・。

本編がめちゃめちゃ面白い(個人的には、歴代の中でもトップクラスです。「限界は超えないためにある」なんて、目から鱗!)だけに、玩具部分は残念でなりません。よくできているんですけどね。
まぁ今年はとにかくいろいろ異常だったので、そのせいもあるのかもしれませんが・・・。

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2020/10/18

ソード・オブ・ロゴス

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残念ながら、これはできませんでした。ほんのちょっとだけ、剣の根本が干渉するんですよね。どっか削れば行けそうな気もするけど・・・。


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まだ始まったばかりのような気がしていた「仮面ライダーセイバー」ですが、いつの間にやらベルトだの剣だのが量産されていました。まずはライダー集団(え)ソード・オブ・ロゴスの面々が使う、納刀ベルト・DXソードオブロゴスバックル。こぶた3兄弟ワンダーライドブックが付属します。

向かって左側のホルダーには、ライドブックを2冊、右側には別売の何種類かの剣を差し込むことができます。バックル本体はただの板で、ギミックはありません。


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続いて、子連れ剣士・仮面ライダーバスターの使う変身聖剣・DX土豪剣激土。全長60㎝オーバーの大型武器です。


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ライドブック・玄武神話が付属し、中央のスロットにはめて展開することで変身します。


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また中空部分に必殺技スロットがあり、そこにライドブックを横に差し込むことで、必殺技音声が発動します。なおさすがにでかすぎて、この土豪剣をさっきのベルトに納刀することはできません。


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こちらは、仮面ライダー剣斬が使う変身聖剣・DX風双剣翠風(ハヤテ)。こっちはちゃんと、ベルトに納刀できます。ライドブック・猿飛忍者伝が付属します。


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ライドブックを中央スロットにセット、展開することで・・・。


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大型手裏剣、さらに分離して二刀流も可能。なかなか面白い武器ですが、柄の下部も刃なので、シロートが使うには危ないんじゃないかなこの武器。


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こちらも上部にスロットがあり、上から縦に差し込むことで発動します。剣によって、それぞれ必殺スロットの使い方が異なるのは、よく考えられてますね。


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さて!
今回の記事の本命、変身ベルト・DX暗黒剣月闇(クラヤミ)&邪剣カリバードライバー。月闇とベルト、そしてジャアクドラゴンワンダーライドブックが付属します。


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剣自体は聖剣ソードとほぼ同じ大きさですが、ライドブックを読み取る剣のマークが剣先でなく、根本についています。


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残念ながら必冊ホルダーは付いてこないので、ベルトに暗黒剣をセットするには、別売のそれを買う必要があります。せっかくだから同梱でもよかったのにね。


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柄の下=グリップエンドと、ベルト上部のボタンを合わせて、仮面ライダーカリバーに変身!


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剣の部分が、紫色に怪しく輝きます。


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さらに、剣の付け根にライドブックをかざすことで、ライドブックをリード。「ジャアクリード!」とセリフが鳴り、必殺技が発動します。付属のジャアクドラゴンを読ませると「ジャアクドラゴン!」と叫びます。


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暗黒剣は、今まで発売された(そして多分これからのも)ライドブックを全て読み込ませられ、それぞれ別の音声が鳴り、発光も固有の異なる色に変化します。
ブレイブドラゴンを読ませると「ジャアクブレイブドラゴン!」、ライオン戦記なら「ジャアクライオン!」など、他のライドブックを屈服させたような感じになります。「ジャアクぶたさん!」には笑った。

しかし!

凄いのはここからで、普通のライドブックではない、本編に出てこないような連中を読ませたときに、本領が発揮されます。聖剣のそれとはまったく異なる、別の音声が鳴るのです。

仮面ライダーゼロワンのライドブックを読ませると「マギア!」、AIMSのそれだと「ジャアクアニマル」、滅亡迅雷のは「ジャアクモンスター」。仮面ライダーキバのは「ファンガイア」、ディケイドだと「大ショッカー」(!)。

どうも、それぞれの作品やキャラの「闇」の部分を引き出しているようですね。しかも、ライドブック本体から音声が鳴るスタンダードなものだけでなく、食玩などの音が鳴らないライドブックにも全部対応しています。こりゃ凄い!音声だけなら、本来の聖剣よりも面白いんじゃないのか?


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始まった当時は

「なんだ?今回は『仮面ライダーFGO』でもやるつもりなのか?」

と思っていましたが、このやたら早い武器の発売ペースを見ると、

「『仮面ライダー風魔の小次郎』をやるつもりなのかもしれない」

という気がしてきました・・・。

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2020/10/06

新たな絆(完成版)

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嵐の中で輝いて!(劇中ではやらないと思います


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アースグランナーEG04、バッファゲータ。ガオグランナーバッファローと、ガオグランナーアリゲータのセットです。


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まずはバッファロー。前面のドリルが実に猛々しい。機体左側には盾も装備しています。


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その盾を上部に装備、ハンドル・・・いや説明書だと「手綱」を展開すると、機体に他のロボを乗せてロデオができます。まぁ正直「運転している」というか、無理矢理に乗せている感が満載ですが、この不安定な体勢は、確かにロデオぽいかもしれません。


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続いてアリゲータ。足の間に、大型の斧を挟んでいます。今までの下半身メカと異なり、武器以外に頭部も分離することができます。ワニの頭が前後に長すぎるからでしょうかね。

そして2体が絆合体し・・・。

 

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完成!アースグランナー・バッファゲータ!
さっきのワニの頭は、外して右腕のタイヤに装着するように指定されています。理由はよくわからんが。

なお腰に見えているアリゲータの手は、説明書では畳むようになっています。しかしこのシリーズ、どうしても上半身の方がボリュームがでかく、腰が貧弱に見えてしまうので、それを少しでも解消するよう、私は好みでここを展開させています。

そう言いながら膝のアーマーを展開するの忘れてた。


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また以前のアイテムよりも武装が豊富なので、換装遊びがさらに広がります。まずは標準装備のパイルアックス。
このままだと普通の斧なのですが、両肩のドリルを斧に合体させることにより・・・。


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ランドインパクト!(違
パイルハンマーと呼ばれる武器になります。


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盾に合体させれば、ホーンシールドに。(シール未添付)
この盾についている手綱を展開すると、両腕で盾を装備する純然防御態勢も取れます。


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ドリルを腕につけて、どんどんドリルでるんるんるん。


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さらに盾を組み替えて、嵐の中で輝いて撃ち!とか好き勝手に遊べます。可動域が広くて安定しているのと、武装とそのジョイントが豊富だからこその遊びのワイドさですね。(最初購入したものは、なぜか右股関節の遊びが大きすぎてガタガタだったため、タカラトミーさんに交換してもらいましたが)

しかしホントに、ジョイントは肩とか脛とか腕とか足裏とかやたら贅沢にあるんですが、本体4種類も出ているのに、そのジョイントを埋めるパーツがあんまりないのは勿体ない。前回も同じこと言ったけど!

これから出してくれるんでしょうかね・・・。

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2020/10/03

水に溶けるプリンタ

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別にプリンタ本体が水に溶けるわけではありません。今回は、3Dプリンタのマテリアル使用備忘録みたいなものです。

先日から3Dプリンタで大物を作成していましたが、その際に別のマテリアルを試してみました。光造形に違いはないのですが、水溶性のUVレジンです。

一般的な、アルコール洗浄が必要なUVレジンと異なり、その名の通り水に溶けます。もちろんちゃんと乾燥させれば、固まったままです。水溶性のプラモ塗料と似たような感じですね。

 

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利点としては

・印刷後は水洗いだけで済むので、取り扱いが圧倒的に簡単

・無水アルコールを買わなくていい

・プラットフォームやレジンタンク、攪拌用のヘラや刷毛も、水で洗い流すだけでいいので、お手入れが超簡単

 

反面、

・アルコールタイプと比べ、少し値段が高い

・色はそろっているが、疑似ABSや軟質樹脂などのものはまだない(あるのかもしれないがそこらじゃ買えない)

・水溶性なので、完全硬化前にあまり長い間水につけておくと、瓦解してくる

・露光に少し時間がかかるので、スライサーソフト上の印刷設定をいじる必要がある

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↑ こちらが標準的なUVレジンの硬化時間設定ですが

 

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↑ 水溶性レジンの場合は、露光時間を少し長めに設定する必要があります。またその分、印刷時間も伸びます。

 

そして

・洗浄後の水は、そこらに安易に流して捨ててはいけない

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この水を少し日光にさらした後、タライの底をひっかいてみると、がりがりと硬化したレジンが削れるのがわかります。なんせUVレジンが溶け込んだ水ですので。その水を濾紙でこしてみると、こんなものが底に残ります。もしそのまま下水道にでも流した日には、目も当てられません。ちゃんとろ過して、不要なレジンを分別した後、水を捨てる必要があります。

しかしそれらのデメリットを差し引いても、洗浄と印刷後の手入れが楽なのは、大きなポイントです。これからは特殊素材を使わざるを得ないとき以外、水溶性レジンにしようと思います。

 

また水溶性云々以外に、UVレジンでの造形の際の注意ポイントもわかってきました。

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・造形の際、「中空」を作るのは避けた方がいい

3Dソフト、またはプリントのためのスライサーソフトでの設計の際、物体を中までみっちりと材質が詰まった状態でなく、中空で設計することがあります。しかしこれは、FDM式のフィラメントを熱で溶かす造形でなら有効ですが、光造形で液体UVレジンを使用する場合には、ひどい目にあうことが多いです。

私も最初、大した意味もなく「中空で設計した方が、材料を節約できていいだろう」と思って、スライサーソフトにそのように自動設計させました。すると、出来上がったもの(ちょっと大きめの箱型)は、乾燥させた数日後に割れてしまいました。これは、中に空気を閉じ込めたまま現物を生成してしまうので、時間が経つと圧力かなんかで破綻をきたすのだと思われます。ちょっと考えてみりゃ当たり前なんですが!

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それを防ぐためか、多くのスライサーソフトには「穴を空ける」というコマンドが用意されています。ああ、これで中の空気を逃がす穴を空ければいいのか、と思って成形させてみたところ。

今度は、中空部分に残っていた、乾燥していない液体状のUVレジンが、その開けた穴から漏れ出すという大惨事が発生しました。せっかく完成したほかの部品が、漏れ出たレジンでびしゃびしゃです。なんてこったいオリーブ!

 

というわけで個人的には

・UVレジンで大きな部品を作成する際は、できるだけ中空生成は避け、ムクの状態で印刷させる

・どうしても中空部分が必要な場合は、「ガワ」を作って後で組み合わせる

のがいいと思います。つまり

1

↑ こういうものを作る際に、重くなりすぎるようだったら

2

↑ こうではなくて

3

↑ こうか、もしくは

 

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↑ こうした方がいいんじゃないか、ということです。なお私もトーシローですので、何か間違っているようでしたらご指摘ください。


また多くの光造形プリンタの「モデル自体は、下から上に印刷する」仕様上(実際には上下反転し、つららのように上から垂れ下がって生成されるのですが)、設計の際にはモデルの下が重い方が、印刷が安定します。上の方が重い(大きい)と、やってできなくはないですが、部分的に途中で取れちゃったり、意図しない印刷結果を招くことがあります。

ですので、先ほどの分割印刷の場合には

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↑ こう置いた方がいいことになります。

 

ただ、一般的にスライサーソフトは、印刷の際にサポート材(印刷後にモデルを取り外しやすくするための余剰パーツ)を推奨してきます。だいたいこんな感じで。

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赤い部分がサポート材です。プラットフォームとモデルの間を取り持つので、これが少なかったりすると、その上の面がうまく成形されない場合があります。多すぎても取り外しに困るんですが。

しかしこのサポート材は、直接モデルに接するため、最後に切り離す際、どうしてもサポート材と接したモデルの面に凸凹が発生します。光造形3Dプリンタの印刷は、まさに科学の結晶ですので、印刷面は非常にきれいでなめらか、それこそ0.01mm単位で細部を出せます。しかしこのサポート材と接した面のみ、印刷後に自力で綺麗にする必要があります。まぁあれだ、プラモのバリ取りだ。
それは結構めんどくさい、というかせっかくの美しい造形の恩恵を受けられないので、サポート材と接する面をどこにするかは、設計の段階で考えておく必要があります。

上記のモデルで、もし「上下の広い面を、できるだけ綺麗に出力したい」場合には、こういう配置にすることがあります。


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↑ こうすることで、サポート材と接する面が最小限で済み、大きな面を綺麗に出力することができます。左側のモデルのサポート材が、下の面から天辺の面まで伸びているのは、おそらくこれがないと上の面が落っこちてしまうからです。

ただこれも、最良の方法というわけではありません。今度は時間が関係してきます。というのも、光造形プリンタの成形時間というのは、モデルの「広さ」でなく、「高さ」に大きく影響を受けます。成形時間は、プラットフォームが、LED光源とレジンタンクとの間を行ったり来たりする時間、つまりそのモデルの「高さ」に比例すると言っても問題ないでしょう。

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↑ 高さが4㎝程度だと、印刷時間は2時間くらいなのですが(当社比)

 

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↑ 高さが12㎝くらいになると、印刷時間が7時間近くになります。結果的には同じものを作るにしても、置く向きで出来栄えも時間も大きく変わってしまうわけです。7時間かけて失敗品を作った時のショックはでかいよ?


さらに厳密にいうと、下から薄い層を生成していく成型方法のため、生成物の割れやすい方向が決まります。

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↑ 雑なイメージですがだいたいこういう感じで「下から順に」積層されていきますので、最終的な見た目は同じ形であっても

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どちらがどういう向きに割れやすいのかは、想像がつきますね。完全に乾燥してしまえばそれほど差異はないような感じもするのですが、力のかかる部品を作る際には一考した方がいいかもしれません。

 

マジでこういう話、どっかひとまとめに書いてないと、わかんねーって。こんなトライ&エラー物件・・・。面白いんですがね・・・。

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2020/10/01

アルティメットアーマードエグドラシルミリティアル(以下略

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ご覧あれ、俺っち渾身のレジデンス!


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アルティメットアーマードエグドラシルミリティアルユースカスタムダッシュターボアクセルマーク2(略して「えぐみ2」)。
マンガ「ドラゴンクエスト・蒼天のソウラ」16巻以降に登場する、生きた移動要塞です。それを光造形の3Dプリンタで立体化しました。おそらく全世界初!


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本編では、海底離宮突入部隊の切り札として登場します。本来はエグドラシルという動く樹木のモンスターで、現地で栽培され、それを大改造して移動要塞にしてしまった、どうかしてる奴らがいるわけです(・・・)。

まあそんな燃える描写を見てしまったら、私もどうかしないわけにはいかないよね!というわけで、根性入れて作ったのがこの子です。スケールは1/144(ほんまかいな)。


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全身はUVレジン製ですが、樹木の葉っぱの部分には、Pさんのアドバイスによりグリーンのリーフパウダーを2種類吹いています。記事の一部がレジンそのままなのは、アドバイスいただく前に撮影したやつです。本当はこのサイズだと、葉っぱ1枚が蓮の葉っぱくらい大きくないといけない計算になりますが、このくらいの方が雰囲気出るしね。ユグドラシルの葉っぱはきっと蓮並みなのです。

塔の天辺の旗は、紙に印刷し(スポンサーのヴェリナードの紋章入り)、それに透明レジンを薄く塗り、乾燥させて使っています。この方法だと、紙を曲げたまま状態を固定でき、丈夫になる上に、工作が非常に楽です。

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自重が重いため脚部は固定ポーズですが、首と尻尾は差し替えでポーズを変えられます。ちゃんとマグネット脱着だよ。


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実物のサイズは、高さが約15㎝、尻尾までの長さは30㎝以上。RKFの仮面ライダーセイバーと、比べるとこんな感じです。(意外と雰囲気合ってるな)


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他は一応、ほぼ原作通りに造形したつもりなんですが、ここから脱線を始めます。

実は尻尾というか後部、いや色自体も原作だと(白黒なので)不明です。なので、まるっきり勝手に作っています。尻尾なんか、あるのかどうかすらもわかりません。(なお単行本読み返したら、普通に木の枝みたいな尻尾がありました。わはははは。もう遅い)しかしどっちにしても、後部から押し寄せる敵に対処するには、やはりそれなりの対応力を持った尻尾があった方がいいでしょう。

というわけで、TWCS(テール・ウェポン・チェンジ・システム)を導入、マグネットで自在に武装を交換できるようにしました。


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まずは一般装備として、遠隔ギガボンバー発射砲台を搭載。「竜型の移動要塞」の尻尾には、2連砲台を置くのが日本人の鉄則。君の地球が狙われてるぞ!


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続いて、破砕用の大型ドリルと交換。「竜型の守護神」の尻尾には、ドリルを付けるのが日本人の鉄則。スリルを求めドリルが回る!


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さらに、いずれ訪れるであろう和平後の離宮復興に協力するため、大型クレーンにも交換可能。職人は作るのが本懐だからねぇ。


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「蒼天のソウラ」は、ドラゴンクエスト10をモチーフにしていますが、マンガとしても超!傑作、敵も味方もキレッキレで、熱い展開が続いています。なぜ「私が」「この子を」「ウキウキしながら」作ったかは、ソウラ本編をお読みいただければお分かりになるかと思います。

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