
我ら騎士竜戦隊!

リュウソウケン-MEMORIAL EDITION-。すでに放映が終了した「騎士竜戦隊リュウソウジャー」のメインウェポンですが、このたびまさに「完全版」として復活を遂げました。

なんといってもそのデカさ!その全長は70数㎝、大人が本当に持ってピッタリのサイズです。あんまりデカいので、持った状態では室内で撮影できませんでした。

そして、付属のレッドリュウソウルを差し込むことで、劇中通りセリフを叫びます。
「勇猛の騎士!リュウソウレッド!」

刃の峰の部分が白く発光、順番に明滅し、レバー操作をすることでいつもの「それ!それ!それ!それ!その調子!」を叫び、必殺攻撃が発動します。しかし、なんせMEMORIAL EDITIONですので、これだけでは終わりません。

柄の後ろの部分には、セリフボタンとBGMボタンがあります。セリフボタンは長押しで、ノーマルモード、リュウソウジャーモード、さらにコウ、メルト、アスナ、トワ、バンバ、そして騎士竜の8種類のモードを切り替えられます。
リュウソウジャーモードでは、劇中の名セリフが順次流れ、5人のそれぞれの変身名乗りから、「正義に仕える5本の剣!」、そして最終回の熱く気高い決意を再現します。

各メンバーモードでは、それぞれの固有のセリフがたくさん聞けます。
コウモードだけで、セリフが35種類もありますが、中でも
「(コウ)5人集まったら、足し算じゃない!掛け算になるんだ!」
「(メルト)バカ、足し算だと5だが、1を何回掛けても1だ!」
には大笑い。
騎士竜たちのモードもセリフが63種類、ディメボルケーノの強制禅問答まで入っています。
また刀の峰の発光部分も、メンバーに合わせて色が変化します。写真はバンバ、黒い発光は無理なので紫になっています。
なお「リュウソウケン」なので、カナロ固有のセリフはありません。他人のモードにセリフとして入ってはいます。カナロはどうでもいいですが、ちゃんとオトちゃんのセリフもあったのでにっこり(酷い)。

もう一つのBGMボタンは、3種類のBGMを任意のタイミングで流せます。
主題歌はもちろん燃えるのですが、「ソウルを一つに」・・・あの決戦前に流れる『ジャッジャッ、チャラジャッジャ、チャラジャッジャ、ジャララ~ラ』ってやつね・・・がもう、素晴らしくカッコいい!
これに合わせて、各々の名乗りセリフを流し、変身完了後に主題歌を流す、これこそスーパー戦隊だぜ!あー楽しい!

当時の(と言っても去年)玩具のDXリュウソウケンとの比較。子供と大人というより、片手剣と短剣ですな。
どうも竜の頭部分の造形はほぼ同じみたいなので、金型は一緒なのかもしれません。にしてもやっぱり、今見るとDX版は「子供向け玩具」なのは否めませんね。

しかしDXリュウソウケンには、専用のベルトとホルダーがありました。今回のMEMORIALバージョンには、もちろんついてきません。

では、もしかしたらこのホルダーに、MEMORIALバージョンも刺せるんじゃないか?と思ってやってみましたが、剣の峰の幅がそもそも違うので、全然ダメでした。まぁそりゃそうだ。

しょうがないので、家にあった工具をベルトに保持できるホルダーを試したところ、運よくバッチリ!
こんなこともあろうかと、ベルトの延長用パーツも用意してありますので、きちんと「リュウソウケンを腰に差す」ことができるようになりました。やっぱ剣は腰に保持したいよね!
なお、さすがにクソ恥ずかしいので装着時の撮影はしていません(理性は残っていた)。

ところでDXリュウソウケンは、各種リュウソウルを交換し、様々な強化攻撃を行うセリフが搭載されていました。しかしこのMEMORIALバージョンの説明書には、そのことは一言も書かれていません。
もしかして、リュウソウル遊びには対応していないのでしょうか。

結論から言うと、おそらく全てのリュウソウルに対応し、当時と全く同じセリフを発してくれます。「ナカヨサソ~~~ル」まで喋ってますからね。説明書に記載がないのは、リュウソウルは現行生産商品ではないので、明記しなかったのかも知れません。

いやあ良いなあ大人サイズ!そして熱いセリフとBGM!
持ってる人5人集めて「正義に仕える5本の剣!」をやってみたいところですが、今ソーシャルディスタンスだし(そうでなくても難しい)。
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