明日のメダルと掴む腕
「お前がつかむ腕は・・・もう俺じゃないってことだ・・・」
TAMASHII Lab・アンク。
今までも、1/1アンクの腕自体は商品がありましたが、今回のものはそれと一線を画しています。大きな黒い手袋と、布切れや翼を、自分自身の腕に装着するのです。つまりはアンクのコスプレセット(腕だけ)ですね。
これを右腕に装備させていくと・・・。
このように!
誰でも本当にアンクになった、いや、乗り移られた気分が味わえるわけです。
サイズとしては、成人男性の腕を想定されているようで、身長170㎝以上の私の腕でもぴったりでした。関節や装甲の質感も実によく出ているし、何より塗装が美しい!
そしてなんせ中は人間の腕ですので、ポーズはまさしく自由自在。およそイメージする腕の動きは、何でもできます(当たり前だ)。
いやこれ、動かしているだけでうっとりしてきますわ。今までこんなに、自分の思う通りに動くフィギュアがあったでしょうか!(ばか
付属品として、単品のオーメダルがタカ・トラ・バッタ1個ずつ、そして3連のものが入っています。いずれも玩具よりは一回り大きく、撮影プロップに準じている感じです。
3連のメダルには、音声ギミックが内蔵されています。スイッチでアンクの声が「日常モード」「戦闘モード」「オイ!映司!!モード」を切り替えて発声させられ、全部で100種類近く入ってるんじゃないでしょうか。アンクを装備した腕で、これを持ちながらセリフを流すと、いやもうたまらんな。ちょっと涙出てきたよ。
「アンク」というのは、ヒンディー語で「目」という意味だそうですね。それで掌に目があったのか。他のヤミーがすべて、欲望を想像させるネーミングでしたが、やはりアンクだけは他の連中とは立ち位置が違うということなのでしょう。
さて、なりきりアイテムとしては最高峰、もう文句の付け所がないような素晴らしい商品ですが、それでもやっぱり難点は存在します。まあほぼ、いちゃもんみたいなものですが。
・当然ながら右腕に装備するため、右利きの人間は、一人では非常に装着しづらい
・右腕がアンクになっちゃってるため、右利きの人間は、写真撮影自体が難しい
(不自由な右手で、ひたすらタイマー設定で撮っていたのはまだしも、そもそもこのツメではシャッターが押せない!)
そして何と言っても
暑い!
通気性などほぼないも同然の手袋ですので、夏場にちょっと動かしているだけで汗をかきます。慌てて乾かしてファブリーズしておいたよ。
いやこれ、本物の撮影は大変だっただろうなぁ・・・。そこさえクリアしていれば最高、このままちょっと街に繰り出したいくらいだったのですが(やらんけど)。
人間の欲望には限りがないのです。
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コメント
>指可動のあるマネキンの腕
それで思い出しましたが、デッサン練習用の等身大可動手首とか、画具屋さんで売ってましたね。あれ使うのも手だったか・・・手だけに!
投稿: 腰原 仁志 | 2020/06/30 18:36
本物は何本か生身にメイクでしたっけ?一指しと中だっけかな?
てっきりアクション用に動きやすく(BLACKのタイツみたいな感じ)かとおもったらグラビアとかもそうみたいなんでそれしかなかったのかな?
これ凄いけど飾るとなったらどうするんだろ?
時々見かける指可動のあるマネキンの腕とかいいのかな?
いくらするか分かんないし、そもそも一般人買えるのか、腕だけとかあるのか?
こういうの出来が良くても眺めるのが大変そうですね。
投稿: ズッツトン | 2020/06/25 05:35