合身GO!
赤いボタンを知ってるか!
P+03、戦国魔人ゴーショーグン。
以前のバクシンガーと同じ、香港のメーカー・POSE+の製品です。全高約38cm(ゴーフラッシャー展開時)、ずっしりした合金の手応えがワクワク感を引き立てます。
ゴーショーグンは、進化するエネルギー「ビムラー」を原動力とし、ビムラーの秘密を守る組織「グッドサンダー」のメインロボとして活躍しました。デザインや名前から、戦国武将の鎧などをモチーフとしているのは想像がつきますが、「グッドサンダー」の語源が「真田幸村の『九度山』」だというのは、この製品の解説書で初めて知りました。そうだったんだ!
香港の方から、日本アニメの設定をご教授いただく日本人・・・。
あの頃のロボの箱体型ですが、メリハリのついたプロポーションでデザインされ、素立ちでもポーズを付けても実に素敵。各関節はクリック入りで安定した可動、また各部のスライドギミックやヒンジによるアーマー接続などによって、かなりの可動域を誇ります。腕のアーマーは回転し、可動の妨げにならないよう考慮されています。
各種武装もばっちり。まずは印象的なゴーサーベル。
肩の関節が、胸の前にまで動かすことができるため、両腕で構える「大張一刀流」も難なくこなします。
投擲武器としても使えたゴースティック。(スティック?)
ハルバード部分はオマケみたいな考え方なんですかね・・・。
ほぼ唯一の実体弾兵器、スペースバズーカ。私はスーパーロボット大戦では、ゴーフラッシャーとともにほぼメイン武器として使っていました。
肩のアーマーには、ヒンジと共にスプリングが仕込まれており、これを構える際にも、全く支障がないよう設計されています。また非常に広い可動域のおかげで、膝立ちシュートも非常にカッコよく決まります。
これだけよく動いて安定し、カッコいいゴーショーグンですが、このアイテムの凄さは、これだけではないのです。
ゴーショーグンは、その指令塔でありエネルギー源でもある小型ロボ「トライスリー」を内蔵することで、本来の力を発揮します。もちろんこのアイテムにも、キングアロー、ジャックナイト、クイーンローズの3機のメカが付属、変形合体してトライスリーになります。
このトライスリーは、合体しても全高8㎝程度なのに、差し替え全くなしで完全変形合体!細かいヒンジの塊ですが、緩い部品や関節などはなく、きちんと合体するのは感動ものです。
カッコ良さもまあ、差し替えなしで棒立ちならこんなものか、という気もしますが・・・。
動かしてみるとあらビックリ!
とんでもなくカッコいいトライスリーが、大・登・場!します。
腕部は可動・プロポーション重視のものと交換することができ、脚部はこのサイズながら足首の傾きまで再現。
何だコイツ!まるでメインメカのような扱いじゃないか!ゴーショーグンどころか、こっちが本体でもおかしくないぞ!前座ロボだとか思っててごめんよぉ!
そして、胸と両脚のハッチを展開し、各部にトライスリーを内蔵します。
合身GO!
放て、ゴーフラッシャー!
うおおぉぉぉ超カッコいいぞ!(今回こればっか
背部のバックパックに電池を入れることで、ゴーフラッシャー部分が発光、ビムラー第2段階発動を再現できます。余談ですが、ビムラーは成長すると、敵のロボとかそんなのに自我を芽生えさせ、自らの罪を反省させて自壊させ、最終的には全ての兵器を無効化するという、まぁとんでもないシロモノでした。神様とかそういうんじゃなく、人類を新たな段階へといざなう存在だったので、どっちかというと「鏑矢」ですかね。戦国的には。
ではその発光シーンを見てみましょう。
といいたいところですが、実は指定されている電池は「LR726」という、なんか日本のそこらの電気屋さんではほぼ売ってない謎の型番。どうも海外では多く使用されているようですが、こちらではそれこそ、密林から輸入してもらうくらいしか手がなさそうです。というわけでお預け。トホホ。
しかし、もうそんなことはどうでも良くなるくらい素敵!もうひたすら遊び倒していました。
海外製品なのに、日本のアニメ、しかも本放映わずか26話の作品!をこれだけ愛してくれてる証拠を突き付けられると、もうこっちまで嬉しくて泣きそうです。解説書の変な日本語や誤植もちょっとありますが、そんなのは愛の前では許容範囲です。
まぁさすがに、電池の問題までは気付かなかったようですが・・・。
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コメント
>SR726と互換性がある
情報ありがとうございます。さっそく取り寄せて、使ってみました。
結果から言うとちゃんと光り、ゴーフラッシャーを発現させることができました!
ただ互換性の限界なのか、それとも最初からそういう設計なのか、あんまり豪快に光ってる感じではなく、通常よりは綺麗に見えるという程度でした。それでも十分にカッコいいんですがね。
>ゴーバリアンやレンボーセブンもかっこよく……
今度、ゴーバリアンはバリバリのカッコいいプラモが出るそうですね。
レインボーセブン・・・あれはいったいどうしたら(汗
>小説版
私も読みました!大半忘れてしまいましたが、本編に通じる洒落の効いたやり取りは素敵でしたねー。
グッドサンダーチームも、ドクーガの三幹部も、ビムラーの進化には「ついていかなかった人たち」なんですが、たぶんそんなことどうでもいいんでしょうね、彼らには。俺たちは俺たちの世界で楽しくやってくぜ!って。
投稿: 腰原仁志 | 2020/01/26 18:17
35身合体ゴッドネロス!
映画版のドクーガのCMを思い出しますねー
いやー懐かしい
洒落たセリフの数々を生み出してくれた首藤先生、早すぎる逝去が悔やまれます
ゴーショーグン、私も愛してやまない作品です
小説版もとても面白いです
機会があったら是非ご一読を!
投稿: L | 2020/01/23 01:20
次は35体合体メカかな?
ゴーショーグンって、当時品くらいの小説シリーズがウチにあって、TVシリーズの小説は今も無いだろうスタイルだし、たし完結してなかったんじゃないかな?TVシリーズのその後を延々とやってて、ラスボスに気づいた!とかなった後に江戸時代のゴーショーグンみたいな番外出て未完だったかな?買えてないだけ?
物語の補完とかもあって初期は良かった感じでした。
もう大分忘れてるけど、オシャレな感じのセリフとかキャラの多いアニメで、ゴーショーグン自体も大好きです。
しかし香港メーカー、日本だとそんなとこオミットしても愚痴は出ても不満は出ないだろうってとこちゃんと作っててすっごい。前にも書いた気がするけど、安全基準とかの違いでここまでの作っちゃうのかな?
ホントかっこいいです。
投稿: ズッツトン | 2020/01/21 22:08
メリハリの利いたアレンジがいいですねぇ
この調子でゴーバリアンやレンボーセブンもかっこよく……
投稿: ぱ | 2020/01/21 19:56
国内でも販売してるSR726と互換性があるらしいですね。
ネット情報なので実際に使えるかどうかはわかりませんが。
投稿: KK | 2020/01/19 19:17