Ωの鼓動
いけオメガ!デストロンを踏みつぶせ!
トランスフォーマーシージSG-39、オメガスプリーム。武骨な独特のデザインで異彩を放っていた彼が、最新シリーズに登場しました。フォルム自体は旧シリーズからさほど変わっていませんが、変形機構はかなりのイメチェンが図られており、旧来のイメージを一新しています。全高は40数cm、以前のダイナザウラーにも引けを取らない馬鹿でかさです。
頭頂部には、集光して目を光らせるギミックがあります。他の連中は、「頭部の後ろから光を当てると目が光る」ものが多いのですが、こいつは「頭頂部から光を当てる」仕組みになっています。そのため、箱から出した時いきなり目が光っているように見え、「あれ?最初から電池入ってるの?」とか思いました。
背部のレールの翼は、スライド式のジョイントで結合され、取れにくく壊れにくいよう考えられています。タンクのようなバックパックもいい感じです。
このサイズにもかかわらず、各関節はバリバリ動き、各部ラチェット機構のおかげで保持力も抜群です。また下半身の材質が、純然たるプラスチックではなく、割と軽めで丈夫な材質・・・ジャンボマシンダー的な感じ・・・なので、サイズの割には割と重さを感じません。
ただその強固な股関節は、動かすときにかなりラチェットの効いてる大きな音がするので、夜中に遊ぶには注意が必要です。ってかすげぇうるせぇ!
付属品はどシンプル、月面探査車とファイアエフェクトのみです。一番大きなエフェクトは中間で分割、5種類に分けることができます。
これらを取り付けて、オメガスプリーム一斉砲撃だ!ってのもできます。
さて、オメガスプリームなので、原典通り月面基地とロケットに変形できます。しかしその変形パターンはかなり旧製品と異なっており、どっちかというとアーマーを取り付けていった旧製品に対し、今回は本当に「合体ロボット」という感じになっています。
まぁ昔のは、電動歩行ギミックに力を入れていたせいもありますがね。
まずは肩と腰のアーマーを開いて、胸部と頭部が分離します。
変形して重戦車に。砲塔には、先ほどのファイヤエフェクトパーツを取り付けることもできます。
腕部も独立し、分離します。旧製品では、腕部分を分離して再度組み立てていましたが、今回は肩から腕までひとつながりの構成です。
各部を展開してはめこみ、巨大なロケットになります。全高なんと60cm強!
胴体と翼は、それぞれ変形して、基地とその周りを囲むレールになります。これらを全部組み合わせて・・・。
サイバトロン・月面ロケット基地の完成!
旧玩具と異なり、基地のレールに戦車のサイズを合わせていないので、基地玩具としては少々バランスがあやふやです。がその代わり、オメガスプリーム状態ではベストバランス!私は旧玩具より、こっちの方が好きですね。
なおこの写真では、撮影の都合上、背部のレールは取り付けてありません。でかすぎるんだってば!嬉しいけど!
付属する月面探査車は、いわゆるマイクローンサイズです。基地のどこにおいても遊べますが・・・。
ロボットに変形し、ロケット内部や、脚部格納庫に収納したり。
ビークルモードでも、様々なシチュエーションで遊べます。やっぱこういうミニメカは、数があった方がいいですね。今から揃えようかな・・・。
また先ほどのファイヤエフェクトパーツは、弾着エフェクトとしても使えます。
「敵襲だ!」って感じで遊べるのもまた楽しい。
いやいい意味で裏切られました。正直、シージのシリーズは旧玩具のアレンジという点では、個人的にはちょっとピンとこない所があって、今回もそんなに期待していなかったのですが。
こいつの出来は抜群だ!でかい!楽しい!かっこいい!
こういう、「突然予想を裏切られて楽しい玩具」に出会えるから、この趣味はやめられないんです。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
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