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2019年10月

2019/10/27

それが青春

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空と交わした 約束だ!


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超合金魂GX-88、機甲艦隊ダイラガーXV(フィフティーン)。80年代に驚異の15体合体を成し遂げ、玩具としてはいまだにその数も完成度も抜かれていない名作に、ついに正当後継者が現れました。
内箱はもちろん、あの頃を思い出させる仕様です。


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まずはクウラガーチーム。ラガー1からラガー5で構成され、劇中では隊長の名を取って「安芸チーム」と呼ばれています。
航空戦力が多いですが、ダイラガーはもともと戦闘用ではなく、あくまでも惑星調査が主体です。そのため、ロケット型のラガー1は電磁気分析型、重車両のラガー2は生命体調査探索型などと、それぞれ異なった運用目的のために設計されています。


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合体してクウラガーに。ラガー3と4のローターは、小型のものに交換するようになっています。


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当時品のDX機甲合体と並べてみました。大きさが一回り小さいですが、超合金魂だけあって、重さはほぼ同じくらいです。各機のバランスが結構違っていますね。


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続いてカイラガーチーム(キースチーム)。こちらは海中探索用で構成されています。ラガー6の艦橋は、当時品ではできなかった、調整翼の展開が可能になっています。


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こちらは合体のため、各ジョイントをいくつか展開する必要があります。ラガー6の両脇のスクリューが合体用ジョイントになっていて、それによってラガー9と10の両脇が押し出され、フォルムが変化するのがシステマチックで大好きでした。


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合体後のカイラガー。双胴型潜水艦で、海の生物や水質を調査するそうです。

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こちらは当時品と並べても、あまり大きさが変わっていません。ということは、合体後のフォルムが、当時品よりも足が長くカッコよくなっているだろうことが想像つきます。


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最後はリックラガー(ワルターチーム)。すべて陸上探査用なので、車の形を模しています。中央のラガー11だけ、正直なんだかよくわからない形をしていますが、これは情報収集・解析用、チームの司令塔なので、本来あまり動き回ることを想定していない・・・と好意的にとらえましょう。


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まぁリックラガーは、合体後も何だかよくわからないんですが(汗
大きな腕の前部にあるのは、ライトではなくて、レーザーマシンガンです。


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当時品と並べると、車高が全然違うのが分かります。全体の車幅はそんなに変わらないのにね。


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それではいよいよ、驚異の15体合体!
まずは両足を組み立てます。この際、ラガー14と15(足首の車)は、タイヤを左右から縮めて押し込むことで、合体の際に、タイヤでなく車体そのものが接地し、全身を支えます。当時品は、タイヤそのもの(と補助輪)で接地していたので、合体後は滑って転びそうなのが玉に瑕だったのですが、それをちゃんと解消しています。これだけでもう超感動。


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腰の部分のラガー11は、ガンプラのマスターグレードもかくやという感じの、腰アーマー展開ギミックを持っています。内部から出てくる股関節も強固で、全身を支えるのに十二分。ごめんよ「よくわからない形」とか言っちゃって。


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さらに胴体部分となるラガー6は、合体用のジョイントが左右(上下)でギミックが異なり、腰に接続する方は左右に開店、胸に接続する方は引き出し関節で前後にスイングします。これにより、あの箱型合体ロボが、腰をひねったり、胸をそらしたりできるのです。
なんじゃこりゃ神の仕様か!


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胸にラガー5が合体し・・・


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最後にフェイスオープン!


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ダイラガーXVの完成!
肩のローターや足のアンテナは、付けたままでも合体できますが、破損が心配なのでしょう、取り外すよう指示されています。


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当時品と並べると肩にすら届きませんが、フォルムはばっちり、非常にいい感じです。

しかし!

超合金魂の本領は、動かしてポーズを付けたときに発揮されます。


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なんじゃと!こりゃ超合金F.A.じゃないのか?
と言いたくなるくらいバキバキに動きます。
先ほどの腰の回転、スイングに加え、両肩にもスイング機構があり、腕を胸の前部に回せるようになっています。
これで15体合体アイテムなんだぜ?(爆涙)

手首はそのままでもラガー・スォードを持たせられますが、アクション用のものも付属、指先に表情を付けられます。
またこの写真では、腰背部のアーマーを収納し忘れていますが、本当はちゃんと内部にスライド収納できるようになっています。


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いやー参りました。
ダイラガーってこんなにカッコ良かったっけ?と思うほどのアクションが取れ、にもかかわらず完全変形合体!
最近非常に忙しいので(ドラゴンクエストXのバージョン5が出た(おい))のでどうしようかと思っていましたが、もう夢中になって写真を撮っていました。

それが青春!それが愛!

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2019/10/20

生意気なタマゴ

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何だコイツ怖えぞ(汗

この記事は10月20日現在、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」のネタバレを含みます。本編を楽しみにされている方は、ご注意ください。


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騎士竜シリーズ11、竜装変形・DXヨクリュウオー。
この状態は、騎士竜ピーたん(プテラードン・ピットモード)。封印された卵っぽい、クリアパーツが非常に綺麗です。本体以外に、ヒエヒエソウルが付属します。


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その状態から変形し・・・またこの変形過程が、何と言うか奇妙キテレツで、冒頭の写真を含め、いろんな意味で楽しい形態を何度も通り抜けます。


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出来上がるのは、騎士竜プテラードン。開いた翼で結構イメージが変わり、組み換え遊びが主だった騎士竜シリーズに変形のの面白さを追加しています。


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なぜか笑える変形過程を経て・・・。


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頭部にヒエヒエソウルが合体し、単体でヨクリュウオーに変形!
今までの騎士竜たちとはまた趣が異なり、 いかにも空中戦力という感じが素敵です。

 

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そして当然、次の合体形態もあります。何と、ティラミーゴとともに上半身と下半身を分離、再合体を行います。組み換え遊びの最中に、本体が分離できることに気づいた人は多いでしょうが、まさか公式でそれを使うことになろうとは・・・。


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合体・プティラミーゴ!

上半身と下半身をうまく組み合わせ、新しい力が宿った騎士竜に見せています。


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さらにモサレックスの一部パーツとも合体し、キングキシリュウオーへ!とにかく今回は、腕にでかい頭を付けるのがポリシーなんでしょうね。

 

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上半身と下半身のバランスが良く、形態としてもまとまっています。背中もすっきりしているので、立ちポーズも安定しています。


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そして、「ティラミーゴの上半身と、ヨクリュウオーの下半身を使う」ということは、普通にもう1体分パーツが余ることとなります。なのでもう、やりたい放題。


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パッケージに、公式にこんな奴らが載ってるくらいですから、もう好き勝手に遊べます。こういう玩具は、アイテムが増えてきてからが本領発揮なのですが、このシリーズはかなり全力で飛ばしてますね。どうだろう、まだ続きあるのかな・・・。

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2019/10/12

神曽金剛6合体(って何

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さて!いったいどんな凄いロボが出てくるのかと思ったら!


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まあ大体想像ついてた


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神曽金剛・・・でいいのかどうかよくわからない合金版。
たぶん中国製です。そのため全く理解できないまま遊んでいますが、ご容赦ください。


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パッケージには、複数の獣とその変形後の機体が、かっちょいいCGで描かれています。書いてあることはさっぱり・・・いや、何となくわかりますが、たぶんこんなかっちょいい玩具でもないのだろうということもわかります(お
とにかく、写真の上から1匹ずつ見ていきましょう。


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まずは青龍金剛(たぶん
細身のボディに緑の配色が、中国風の龍を連想させます。まぁフレンダーの方が似てる気がするが。
しかし、今まであまりなかった感じのデザインで、なんか頑張ってるね!と応援したくなります。

ただこの青龍に限らず、全ての機体がかなり合金比率が高く、見た目の割にはずっしりとしています。にもかかわらず、肝心な関節や手足はプラ製なので、遊ぶ際の安心度という点では非常に評価が下がります。なんせ、足腰の関節がゆるゆるなので、気が付くとお座りしてるからね、この子。


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しかし!ビークルモード(知らん)では非常に意外な変形をし、予想もしていなかったまとまりのあるヘリコプターになります。竜のたてがみがローターになるなんて、びっくりだよ!頑張ってるよ!(また評価上がった


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続いて麒麟金剛。名前の通り、キリンさんなのでしょう。どっちかというと、小鹿のバンビみたいにも見えますが。

この子は足はしっかりしているのですが、各所の羽がプラプラで、あっちこっちに干渉するので、見た目ほど可動域は広くないです。


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しかしこちらもなんと、戦闘機に変形。キリンが戦闘機になるなんて、その発想はなかったわ・・・。ちょっとパッケージ詐欺な気もしますが。
上部の装甲みたいなものは、そのまま合体時、ロボの胸装甲になります。全くひねっていません。


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次は鳳凰金剛。巨大な翼と、その中から展開する小羽根が見栄えがあります。
しかしこの小羽根も、軸はゆるゆるのユルさんで、もう常にブランブランです。撮影に苦労したんだよ。


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旅客機か爆撃機か、なんかそんなようなものに変形します。雰囲気ががらりと変わり、本体内部に小羽根を収納してしまうのが凄いです。デザインもいいしね。
しかしやっぱり小羽根がプラプラなので、しまうのがまた一苦労なのよ・・・。


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こちらは雄獅金剛。ライオンさんなのでしょうが、後頭部の表現に、日本では思いつかない中華的趣がありますね。

 

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小型戦車のようなものに変形します。前部の主砲はまだしも、後部のしっぽだったものは、どこに向けて何をする気なのかな・・・。


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最後は良く分からないんだけど、鯤鵬金剛・・・でいいのかな・・・。そもそも「鯤鵬」ってなんだか知らないんだけど(オオトリ?)。


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おそらく潜水艦に変形。こいつが一番、パッケージ詐欺の比率がでかいです。ていうか、全然違うぞキミ?

気を取り直して、各自、合体用の変形を行います。


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青龍金剛は、右腕と剣を構成します。後部ローターが展開して剣になるのは、なかなかいいデザイン!

しかし何とこいつ、手首は全くの別パーツとなっています。とても今どきの玩具とは思えない設計。
また全身は合金製なのに、肘の関節はプラ製なので、剣を持ち上げることはできません。材質の概念がおかしいだろ、君たち。
ローター部分も、一度押し込めば回転軸が固定される・・・などという気の利いたギミックはないので、このままプランプランです。


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麒麟金剛は、変形してボディになります。この顔もパッケージ詐欺の筆頭・・・でもオオトリに比べりゃまだマシか。


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鳳凰金剛は、首と足をしまって翼になります。もちろん小羽根はプラプラなので、このような写真になりました。


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雄獅金剛は左腕に。もちろん関節はプラ(略


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鯤鵬金剛は、下半身を形成します。これだけとても重いのですが、上半身と合体するジョイントがショボいのが不安材料です。

そして神曽合体(?)かどうか知らないけど、組み合わせて・・・


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完成!神曽金剛!(なの?)
名前は知らないけど、とにかくロボは煽りで撮影すれば大概カッコ良くなるということは、日本の子供なら誰でも知ってるぜ!


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背中の鳳凰が重すぎて、どうしても前のめりにならざるを得ません。やたら合金使えばいいってもんじゃないんだな・・・。


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前述したとおり、肘も(肩の合体ジョイントも)プラ製なので、これ以上のポーズ付けはほぼ不可能です。
まぁよく頑張ったというか、気持ちは汲み取った。

ところが、この玩具、これで終わりではありません。
もう1体の金剛獣(勝手に名付けた)とさらに合体し、6体合体を完成させるのです。
まぁパッケージに映ってるしね。


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6体目は独角曽金剛。たぶんユニコーンでしょう。ダックスフントみたいだけど。
尻尾の巨大剣、そしてそこにはまっている宝珠らしきものはいい感じです。


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ビークルモード(?)は、・・・知らん。何なんだこれ。ドリルで突っ込んでくるつもりかな?


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パーツは分割され、神曽金剛に再合体します。
さあいけ!神曽金剛6合体!(とパッケージに書いてある)!


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完成!その6合体!
まぁ背中の鳳凰が腰に降りて、肩に独角曽が乗っかっただけです。


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でも大丈夫!煽りで撮れば大概カッコ(略


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デザインは頑張った!
だが、成型と素材の判断は一から出直しだ!
いいから日本人スタッフ入れろ!

という感じのアイテムでした。

この玩具、中古屋さんで割と(かなり)お安く入手したのですが、店員さんの注意書きに
「使用感あります」
と書いてありました。

私の見た感じ、おそらくほぼ新品だと思います。ただ関節がグダグダなので、実際に触ってみた店員さんは、中古品だと思ったのでしょうね。だからうんと安かったのでしょう。まぁ、日本人なら絶対そう思うよね。

でもたぶんね。これ、出荷時からこうだったんだと思うよ・・・。

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