それが青春
空と交わした 約束だ!
超合金魂GX-88、機甲艦隊ダイラガーXV(フィフティーン)。80年代に驚異の15体合体を成し遂げ、玩具としてはいまだにその数も完成度も抜かれていない名作に、ついに正当後継者が現れました。
内箱はもちろん、あの頃を思い出させる仕様です。
まずはクウラガーチーム。ラガー1からラガー5で構成され、劇中では隊長の名を取って「安芸チーム」と呼ばれています。
航空戦力が多いですが、ダイラガーはもともと戦闘用ではなく、あくまでも惑星調査が主体です。そのため、ロケット型のラガー1は電磁気分析型、重車両のラガー2は生命体調査探索型などと、それぞれ異なった運用目的のために設計されています。
合体してクウラガーに。ラガー3と4のローターは、小型のものに交換するようになっています。
当時品のDX機甲合体と並べてみました。大きさが一回り小さいですが、超合金魂だけあって、重さはほぼ同じくらいです。各機のバランスが結構違っていますね。
続いてカイラガーチーム(キースチーム)。こちらは海中探索用で構成されています。ラガー6の艦橋は、当時品ではできなかった、調整翼の展開が可能になっています。
こちらは合体のため、各ジョイントをいくつか展開する必要があります。ラガー6の両脇のスクリューが合体用ジョイントになっていて、それによってラガー9と10の両脇が押し出され、フォルムが変化するのがシステマチックで大好きでした。
合体後のカイラガー。双胴型潜水艦で、海の生物や水質を調査するそうです。
こちらは当時品と並べても、あまり大きさが変わっていません。ということは、合体後のフォルムが、当時品よりも足が長くカッコよくなっているだろうことが想像つきます。
最後はリックラガー(ワルターチーム)。すべて陸上探査用なので、車の形を模しています。中央のラガー11だけ、正直なんだかよくわからない形をしていますが、これは情報収集・解析用、チームの司令塔なので、本来あまり動き回ることを想定していない・・・と好意的にとらえましょう。
まぁリックラガーは、合体後も何だかよくわからないんですが(汗
大きな腕の前部にあるのは、ライトではなくて、レーザーマシンガンです。
当時品と並べると、車高が全然違うのが分かります。全体の車幅はそんなに変わらないのにね。
それではいよいよ、驚異の15体合体!
まずは両足を組み立てます。この際、ラガー14と15(足首の車)は、タイヤを左右から縮めて押し込むことで、合体の際に、タイヤでなく車体そのものが接地し、全身を支えます。当時品は、タイヤそのもの(と補助輪)で接地していたので、合体後は滑って転びそうなのが玉に瑕だったのですが、それをちゃんと解消しています。これだけでもう超感動。
腰の部分のラガー11は、ガンプラのマスターグレードもかくやという感じの、腰アーマー展開ギミックを持っています。内部から出てくる股関節も強固で、全身を支えるのに十二分。ごめんよ「よくわからない形」とか言っちゃって。
さらに胴体部分となるラガー6は、合体用のジョイントが左右(上下)でギミックが異なり、腰に接続する方は左右に開店、胸に接続する方は引き出し関節で前後にスイングします。これにより、あの箱型合体ロボが、腰をひねったり、胸をそらしたりできるのです。
なんじゃこりゃ神の仕様か!
胸にラガー5が合体し・・・
最後にフェイスオープン!
ダイラガーXVの完成!
肩のローターや足のアンテナは、付けたままでも合体できますが、破損が心配なのでしょう、取り外すよう指示されています。
当時品と並べると肩にすら届きませんが、フォルムはばっちり、非常にいい感じです。
しかし!
超合金魂の本領は、動かしてポーズを付けたときに発揮されます。
なんじゃと!こりゃ超合金F.A.じゃないのか?
と言いたくなるくらいバキバキに動きます。
先ほどの腰の回転、スイングに加え、両肩にもスイング機構があり、腕を胸の前部に回せるようになっています。
これで15体合体アイテムなんだぜ?(爆涙)
手首はそのままでもラガー・スォードを持たせられますが、アクション用のものも付属、指先に表情を付けられます。
またこの写真では、腰背部のアーマーを収納し忘れていますが、本当はちゃんと内部にスライド収納できるようになっています。
いやー参りました。
ダイラガーってこんなにカッコ良かったっけ?と思うほどのアクションが取れ、にもかかわらず完全変形合体!
最近非常に忙しいので(ドラゴンクエストXのバージョン5が出た(おい))のでどうしようかと思っていましたが、もう夢中になって写真を撮っていました。
それが青春!それが愛!
最近のコメント