閃光!!進化の果て!
見てみたい!
ゲッターがどこからきて、どこへ行くのか!
超合金魂GX-87、ゲッターエンペラー。
ゲッターロボサーガの最終章に登場する、究極にしてさらに進化をし続ける「ゲッター線の意志」そのもの・・・らしいです。本当のところは、誰も知りません。なにせゲッターサーガの結末は、石川賢先生がお一人で、因果地平の彼方へ抱えていかれましたので・・・(合掌)。
ただ、ゲッター線に選ばれた人類とともに、すべての敵を薙ぎ払いながら進化の彼方へ向かう存在だとは描かれており、強いとか弱いとかそういう次元ではなく、もうなんかとにかくすごい(語彙力)だそうです。
まずはエンペラーイーグル号。この時点で、普通の惑星より大きいらしいです(げほっ
最初はこれが、ゲッターエンペラーそのものかと思っていました。
宇宙艦隊の旗艦らしく、他のゲッター軍団を率いて宇宙を進軍していましたが、背中のアーチとか、もはや何と言っていいのかわからないデザインが強烈です。
続いてエンペラージャガー号。艦首に、真ゲッター2みたいな頭部が見えます。
まるで虫みたいな羽をもっていますが、頭部と首のまわりの白い飾りも、説明書では「前肢」と書かれています。やっぱ虫なのかな・・・。
最後はエンペラーベアー号。こっちも、艦首に真ゲッター3みたいなモールドが見えます。説明書では「頭」と書かれているので、やっぱそこが頭なんでしょう。ってかいったい何なんだコレ・・・。
ゲットマシン3機をディスプレイ。台座に対して横を向くという、一風変わった展示方式です。
さてそれではいよいよ、ゲッターエンペラーに合体させてみましょう。もっとも本当は、合体を開始すると、潮汐力で周囲の惑星が引き裂かれ、合体完成時に発するゲッター線は、ビッグバンに匹敵するエネルギーを周囲に放出するそうです。合体のたびに、あたりの文明が十数個は滅んでいるんでしょうね。はた迷惑この上ないというか、そもそもこいつに歯向かうの不可能だよね・・・。
まずはエンペラーイーグルの変形。
ヒンジの塊のような構成で、背部の装甲は取り外し、武器の一部になります。構造自体は、イデオンAメカみたいな感じでしょうかね。
各種ジョイントはかなりかっちりしており、よくわからない変形なのに、変形後もしっかり保持できています。
続いてエンペラージャガー号の変形。外した部品は、3機分合わせて、エンペラートマホークになります。
合体後は、背部と腹部、そして胸の一部を構成します。
最後にエンペラーベアー号の変形。トマホークの柄の部分が一緒になっています。
靴部分は全て、すねの中に内蔵されていますが、その際に両脇が縮んで収納しやすくなる工夫がされています。
そして、3機のゲットマシンが合体して・・・。
遂に登場!ゲッターエンペラー!
頭頂部まで約25cm、普通の超合金魂よりは一回り大きい感じです。
合体時、イーグルとジャガーは3か所のジョイントで固定され、非常にしっかり収まります。しかし、ジャガーとベアーの合体が少し、いやかなり難しく、ああでもないこうでもないと、本気で1時間くらい悩んでいました。ちゃんとはまらないと、すぐ外れてしまうんですよね。
いったんやり方が(自分の中で)分かれば、後は割と安心して遊べるのですが。腰の後ろのジョイント(ベアー号の頭部)の軸が非常に固く、ここをちゃんとぐっと押し込んでジャガー号のジョイントを押さえこむことで、確実なホールドができるようになっているようです。
ジャガー号の装甲を開いて、背中のマントにします。この写真でもわかりますが、羽と角と、肩とそのトゲとが結構干渉しあい、どっか折れないように動かすのは割と冷や冷やです。
しかし、その冷や冷やをすっ飛ばすド迫力!何だかよくわかんないけど凄いぜ、エンペラー!
可動域はだいたいこのくらいですが、そもそもエンペラーがこういうファイティングポーズを取るかどうかも、誰も知らないわけですから、いいんだよコレで!
3機の取り外したパーツで構成する、エンペラートマホーク。迫力の刃が綺麗です。
よく見ると柄の正面に、ゲッターエンペラー1・2・3の顔が彫られているのが見えます。もっともゲッターエンペラー2とか3とか、もう誰も知りようがないんですが!
というわけで、素晴らしくカッコよく、また素晴らしくとんでもない、ゲッターエンペラーの紹介でした。普通の作品だと、どんなに強い味方がいても、それに対抗する同等の戦力を持つ敵がいるのが常ですが。ことゲッターサーガに至っては、エンペラーに立ち向かうことなど全く不可能、おまけにどんな敵も味方も結局は一つ(という話になったのではという予想)なので、エンペラーが至高の存在なのは疑う余地もありません。
もっとも、エンペラーが至高の存在ということは、私たちもまた一にして全、エンペラーと同じ存在の一部のはずなので!
その先を見たいがために進化し続ける我々全てが至高の存在、と言ってもよいのでは!ですよね石川先生!
もう知るすべもありませんが・・・(追悼)
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