さあ、実験を始めようか(ビルドプランB)
本命はこっちさ!
前回のプランはそれなりに有効なのですが、やっぱり変身のたびにいちいちLEDを抜き差しするというのは、間も悪いし面白くないですね。
そこでとうとう、ドライバー本体に手を出すことにしました。ビルドプランBの実験開始です。
もちろん個人でやっていますので、真似されて破損しても一切責任取れません。っていうかこれは、やったら元に戻らないからね?
まずは慎重に、全体を分解します。今回のドライバーは、デジタルユニットとアナログギミックが絶妙に連動しているので、本体構造も非常に複雑。もうバラすだけでドキドキです。
元に戻せるか非常に不安だったので、何か外すたびに、必ず写真を撮っておきました。これが後で、物凄く役に立ちます。
今回は、市販のLEDユニットを使用しました。白色LEDランプと電源スイッチユニットが別売で、1セットの合計が2000円くらいです。輝度は抜群、目が痛いくらい光ります。
外から電源のオンオフが操作できるよう、ドライバー本体に穴を開け、内側も削って、そこにスイッチを取り付けます。このスイッチの場所ですが、私はボトルを差し込むすぐ下のモールドを選びました。
表から見えない場所でも良いのですが、アナログ的なデザインが楽しいビルドドライバーなら、スイッチが見える位置にあっても面白いと思ったからです。実際やってみると、全く目立ちませんでした。っていうか馴染んでる。
発光LED自体は、ボトルに直接差し込まれるクランク棒の上部を少し削り、そこに貼り付けます。少し組んでは、ちゃんと作動するか、確認しながら作業します。
LEDの組み込み自体はさほどではありませんが、ユニット接続後の組み立ては非常に苦労しました。なんせこのドライバー、構造が複雑な上に、どっか外すと、わけのわからない部品とスプリングが、びょーん!と飛び出してくるもので。
「え?何コレ?どこにはまってたの?」
と悩んだのも、5回や6回ではありません。
この時、先ほど撮影しておいた写真が物凄く役立ちました・・・。
一番大変だったのは、LEDを取り付けたクランク棒です。これはハンドルとギアで連動し、ハンドルを回すたびに上下するのですが、そのために取り付け方が異常に難しい!ちょっと触るだけで、スプリングが、びょーん!と(以下略
よくこんなギミック、量産できたな?工場の組み立ててる人たち、凄いな!
悩んだ末、クランク棒を仮置きした上からマスキングテープで部品を固定、蓋を押さえたうえでテープを抜き取るという手法にたどり着きました。
やっと組みたて直せたドライバー(2時間くらいかかった)、その成果を検証しましょう!
コレだよコレ!苦労のし甲斐があったよ!
白色LEDなので、他のボトルにも問題なく対応できます。
見たか!これが本当のビルドドライバーだ!(知らんけど
とは言ったものの、このビルドプランBにも、問題がないわけではありません。
1.お値段が結構かかる(ユニット2個分なら、4000円くらい)
2.本体のABS部分に穴を開けるのが、割と大変
そして何といっても
3.組み立てが死ぬほど大変
もうコレに尽きます。
いかに初見の玩具とはいえ、ネジの開け閉めをした回数は、それこそ50回や60回じゃ利かないよ?ここを組んだらこっちが動かない、何だっけこの部品、ギャーッLED挟んで断線した!
ってな悪戦苦闘。おまけに、ネジが1本余ってるんだけど・・・もう知らん。
しかし、それに見あった楽しさ、美しさ、そして気分の爽快さ!
ぜひ貴方も、このネジ開け閉め地獄をお試し下さい(おい
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コメント
皆さま、ウケていただいてありがとうございます。泣きながら組み立てた甲斐がありました。
しかしこれほんとに、なんで最初からこういう仕様にしなかったんでしょうね。買った子供は絶対期待してるとおもんだけどな・・・。
まぁカブトでも、クロックアップの音声がまったく配慮されてなかったりしたから、開発と撮影現場とでは、いろいろあるのでしょうねえ。
投稿: 腰原仁志 | 2017/09/17 11:42
そんなに精密なんですか(゜ロ゜;ノ)ノ
これは自分みたいなガサツ者はプランAが無難かなぁ・・・・
腕に掃除機。昭和のCMにいましたっけ、「隼」が。
尚、隼に退治されたゴミラは手直しを加えられ帰ってきたウルトラマンにヤメタランスとして登場したとか?
投稿: 銀河寒風サムイガー | 2017/09/14 09:32