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2017/04/15

究極破壊大帝

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あのメット被らせたら、なんか違うキャラのように見えた。

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トランスフォーマー マスターピース、MP-36、破壊大帝メガトロン。
デストロンの元祖親玉が、満を持して、2度目のマスターピース化を果たしました。さすがに感涙の出来栄えです。

旧マスターピースでももちろん完全変形しましたが、ギミックの都合上どうしても、メガトロンになったときの足の薄さ(細さ)とかが気になったものでした。今回のバージョンは、それを見事に払拭しており、メガトロンなのにスタイリッシュ!

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右腕には融合カノン砲を装備できます。ここはサウンドギミックが搭載されており、切り替えによって攻撃音や名セリフ、そして変形音を再生します。
各所の関節は可動範囲が広く、膝立ち砲撃も楽々こなせます。

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コンボイ司令官に致命傷を与えた、ブラスターが付属。写真撮るの忘れましたが、レーザーダガーも同梱されています。

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エナジーメイスは、普通にじゃらじゃらできるもの以外にも、ボールジョイントで自在に動きを変えられる2種類の鎖が付属します。躍動感が出るポーズ付けができるのは、非常に楽しいですね。

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にせコンボイを操る、ヘッドギアも付属します。デザインはともかく、これを被った方が、頭と体のバランスは良いように思います。
交換フェイスは、ノーマル以外に3種、叫び・笑み・ダメージバージョンがついてきます。

さて、それではトランスフォーマーの本分、変形に行きましょうか。

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メガトロンはもちろん、銃に変形します。変形工程の巧みさは、尋常の設計ではありません。トランスフォーマー史上でも、最も複雑かつ難易度が高いと言ってもいいのではないでしょうか。
特に脚部、がっしりした脛が、細いグリップに変形するのは感動です。

反面、ロボから銃にするのに、1時間かかりましたよ。説明書見ながらなのに。
時間がかかったのは、過程もさることながら、各関節が非常に硬いので、「こ、こんなとこ曲げていいんか?本当に?」とビビりながらやっていたからです。そのくらいジョイントがしっかりしている、ということですがね。

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「スタースクリーム、儂を撃て!」
大人の手でもバッチリなサイズに変形。さすがにグリップが少し厚めですが、それ以外は完璧なフォルム。また手ごろなズッシリ感が、本物の銃みたい・・・いや持ったことないけど・・・な威厳を感じさせます。

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ストックとサイレンサーも付属、フル装備のガンモードに変形。大きすぎて、畳の上で撮影する始末。
しかしこのストックには、まだ秘密があって・・・。

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なんと、メガトロン様専用のスタンドにも変形するのです。底部は金属製、さらに途中で曲がる関節もしっかりしているので、安定度は抜群です。

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サイレンサーの方は、途中で折り曲げて背中のバレルに接続、テレスコーピックレーザーキャノンフォーメーション(長い)に変形が可能です。余剰パーツをなるべく出さない思想は、本当に素晴らしいですね。

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さらに両者を接続、パーティクルビームキャノンフォーメーションにも変形。
メガトロン様が、波動ガン撃つんだぜ!セイバートロン星も粉々だ!(おい

まあとにかく、感動しました。至れり尽くせりとはこのことですね。
ただほんとに、説明書なくしたら、二度とガンモードに変形できないような気がします。ロボに戻すのだけでも、最初は40分かかったからねぇ(トホ

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それでこそ勇者だ」カテゴリの記事

コメント

ほんとにこの玩具、至れり尽くせりも極まれりというか、まぁよくこんなとこにまでヒンジ入れたな?という凝りようです。
フォルムの再現度や筋彫りとか、物凄いですし。

メガトロン様は、まあ初代のアニメだとちょっとアレなところもありましたが、コンボイ司令官もちょっとアレだったので、相対的に吊り合い取れてましたね(え

みんなそれが残念なのか、アメコミではある意味、理想的な支配者として描かれたり。マイ伝の時のスタースクリームとの確執とか、凄く良かったですね。

投稿: 腰原仁志 | 2017/04/30 09:44

美しい♪自然を~♪汚すの~は誰だあ~♪(歌:水木一郎)
「ミクロチェンジシリーズ、ガンロボ登場」(声:緒方賢一)
余剰を出さない工夫が流石だ・・・

投稿: 銀河寒風サムイガー | 2017/04/16 00:13

このメガ様格好良い…!メガトロン決定版と言っても良さそうな出来ですね。

想えば自分の一番古いクリスマスプレゼントの記憶がメガトロンなので、なんとも思い入れのあるキャラクターです。
確か「とらんすふぉーまーのりーだーのこんぼいください」とサンタさんに手紙を書いたら、当日「こんぼいくんはいそがしいので、もうひとりのりーだーのぼくがきたよ!」という手紙と共にメガトロンが枕元に置かれていましたw
当時の子供心では「正義のリーダー>>>(越えられない壁)>>>悪のリーダー」でしたので泣いてしまった記憶があるのですが、今にして考えると、おそらくコンボイが品切れだか何だかで入手できず、焦った親が分からないなりに色々調べてくれた上で買ってきてくれたのでしょうね…30年経って改めて心にしみる親心です。

投稿: ヘチ | 2017/04/15 23:40

いや~このMPメガトロン。初めて見かけた時はプロポーション検討用試作かと思いました。
だって冗談みたいにプロポーションいいんだもの。
これが変形して銃に。この脚があのグリップになるなんて実際手にとっていじってない自分には未だ信じられません。
若干グリップが太いとか色々厳しくみたら難点あるんでしょうけど、初期MPメガトロンから比べたらそんなの贅沢な不満というもの。
変形玩具の多くは予想外のギミックで驚かされますが、このメガトロンのギミック考えた人、変態としか言いようがないと思います。そして商品化したタカラトミーも。
絶対途中でNG出て幻の玩具になる構造だと思いますわ。

投稿: ズッツトン | 2017/04/15 21:21

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