Fantastic Time

今まで見たことない「時空間への突入シーン」を作ってみようとしたら、ただの前衛絵画になりましたとさ。

ボカンメカ・ＤＸメカブトン。
「タイムボカン24」に登場する主役メカ、懐かしいあのメカブトンがリニューアルして帰ってきました。元祖ボカンメカが、あくまで「昆虫の形をモチーフにしたメカ」だったのに対し、今回は「昆虫ロボ」になっています。
背中の白いタイムボカンマークボタンを押すと、勇壮な音楽とともに「メカブトン・発進！」と叫び、クリアパーツから青いＬＥＤが輝くギミックもあります。

背中の翼は広げられ、大きくイメージを変えます。 パワフルなフォルムは、実にカブトムシしていて良い感じ。

さて実は、今回のメカブトンは、ロボットモードへの変形機能も持っています。21世紀のメカブトンは、どんな姿に変形するのでしょうか。

頭部を下に下げ、機体の前後を変えて足を延ばします。大きな角・ビッグホーンを取り外し、開いて胸飾りにすると。

「モードチェンジ！ロボモード！」
ＬＥＤで目が輝き、ロボモードの完成です。

カッコカワイイ感じのＳＤ体型は、なかなかメカブトンにマッチしていて、いいんじゃないでしょうか。背中の翼は上下反転するため、肩からマントをかけるように見えて、カブトムシの時とはイメージが変わるのも面白いです。

胸のボタンを押すと、目が緑➡赤に発光します。通常では目は光らず真っ黒なため、シールが付属し、好みで張り付けておくこともできます。

同時発売のボカンメカ・カットンボ。メカブトンを援護し、強化パーツにもなります。今回のシリーズでは、タイム母艦としてのミニメカ収納機能はないため、他のメカは支援機として別々に発進します。
背中には音声ユニットがあり、白いボタンで「かっとびカットンボ参上！」などとしゃべります。

強化パーツに分割したところ。なんか意味深なデザインをしています。
こういう、一目見て何だかわかるデザインっていうのが、タイムボカンの魅力でもあるんですよね。
メカブトンのビッグホーン、ヘッドパーツと剣を外して・・・。

「コスプレ・ドッキング！野球王！」
の完成。コスプレだったのか・・・（汗

胸のボタンを押すと「めざせ三冠王！」と叫び、目が赤く輝きます。
よく見るとこの目、炎の形をしています。そう、巨人の星のアレです。まぁいろいろ、小ネタ仕込んでいるなぁ・・・(感心

続いてハチブルーン。ハチ型のヘリコプター、「ブルブルンっと！ハチブルーン！」などとしゃべります。

ヘリのローターを畳むと、海賊の剣・カトラスみたいになります。こちらも同様にコスプレドッキングして・・・。

「全速前進！」海賊王の完成です。この写真だと見づらいですが、左手はちゃんとフックになっています。

ハチブルーンはなぜか、ヘッドパーツが３重構造になっていて、眼帯付きの頭部・丸いヘルメット・その上から帽子を被ることができます。理由は知らん。

最後はクモモーター。いつもなら、悪玉トリオが乗っていそうなモチーフですが、今回はメカブトン側です。

音声ユニットと後ろ足を取り外し、６本の足をあっちへやったりこっちへやったり動かすと。

「スーパードッキング！ボカンパンチ！」
何と今度は、ロボモードではなく、ビークルモードのメカブトンと合体します。おまけに、出来上がるものが巨大なロケットパンチとは。いろいろ意表を突かれました。
普通ですと、ただの強化ロボ合体をしそうなものですが、ビークルモードでも強化することができるとは、目先が変わって面白いですね。

さてこのメカブトンですが、背中のクリアパーツの中に、いくつものギアが入っているのが分かります。最初はてっきり、変形させるときに連動するのかと思いましたが、全く動く様子がありません。
そこであっちこっちひっくり返していたところ、下半身（カブトムシ状態の前足の付け根）に、ゴムの小さなタイヤが付いているのを見つけました。

手足を水平にして、地面にそのタイヤが接するように動かしてみると。

先ほどのギアだけでなく、小さな角を取り外した際に出てくる六角形の凹ジョイントも、連動して回転しているではありませんか。まだきっと、なんかあるんでしょう。
まぁ十中八九、この後、バッタかクワガタムシが出てくるんだと思いますけどね！