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2016年10月

2016/10/30

空が飛びたかった

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D・A・N・C・O・U・G・A!

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METAMOR-FORCE、イーグルファイター。
「超獣機神ダンクーガ」に登場した可変戦闘機で、合体後はダンクーガの頭部になります。
今まで、完全変形した玩具はいくつもありましたが、主にサイズの関係で、イーグルファイターのヒューマロイドモードとして「かっこいい」ものがあったかというと・・・。手足が爪楊枝だったり、イカデビルだったりしたものです。まぁしょうがないんだけどね。

しかし今回、合体のことなんかまったく無視して、純粋に「三段変形するカッコいいイーグルファイター」が登場しました。頭頂部までの全長は、14㎝程度です。

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手首は、平手と握り手、そしてビームガンと一体化したものの3種類が付属して取り替えられます。また翼部分は、変形用のギミックの関係で非常に良く動き、さまざまな状態で飾れます。
こうやって棒立ちさせておくと、ただの細い坊ちゃんなんですが・・・。

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まぁ動かすとカッコいいこと!こういうイーグルファイターを待ってたんだよ!
各部に引き出し、回転関節があるので、ダイナミックなポーズもバリバリです。

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すね部分の装甲は、下に回転させて逃がすことで、膝の可動範囲を格段に広げます。このギミックは、頭部への変形の際にも使用します。

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そして、戦闘機形態へ変形開始。全体の仕組み自体は単純ですが、肩はヒンジやジョイントが集中し、特に複雑な変形過程になります。

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非常にスマートで尖りまくったフォルム。実にあの頃的でカッコいいですね。
なおスタンドは付属しません。今回撮影に使っているのは、うちに転がっていた何かです。

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プリミティブな全体は、どこから見てもまとまっているのですが・・・。

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やっぱ戦闘機は、見上げる構図が一番だね!この怪鳥のような威圧感。

ところでイーグルファイターは、他の3機と違って、明確なビーストモード(アグレッシブモード)を持っていません。変形はせずに、バリアに包まれて体当たりを仕掛けるのが戦術でしたから。
しかし今なら、やっぱもう1段階、アグレッシブモードを入れてみるのが筋じゃない?

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というわけでやってみました。まぁ、ただのガ○ォークですが。
通常の玩具だと、肘まで関節を仕込むのは無理だったので、これもやはりビッグサイズならではですね。

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そしていよいよ「神になる!」
ダンクーガ頭部への変形です。
翼が大きく形を変え、ダンクーガの側頭部になります。

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やってやるぜ!
神々しいまでの凛々しさ、非常に男前です。

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尖りまくった各部も、きちんと装甲を形成します。この写真だと、ちょっと浮いちゃっている部分もありますが、ほんとはジョイントで美しくまとまります。テヘ。

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さて、こんなすごいもので遊んでしまうと、誰もが思うことは・・・。

「胴体から下はどうなるんだ?」

ですね。欲しいのはやまやまですが、どう考えても全長30㎝以上のビッグモスが必要になります。大きさや値段を考えるだけで、クラクラしますね。
それでも、ソフビで全身を作れば何とかなるような気もしますが・・・どうなんでしょう千値錬さん。

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2016/10/23

奴が来たんだ

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「赤いモビルスーツ?!」

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ROBOT魂・シャア専用ズゴックverA.N.I.M.E.。
一見しただけだと、「とてもよくできたズゴック」ですが、動かすととたんに、魅力が通常の3倍に跳ね上がります。

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肩も腰も引き出し構造、デザイン上のハンデをものともせずによく動きます。モノアイは、頭部装甲を外して位置を変えられ、「視線」を感じさせられて実に素敵。
また両腕のクローもワキワキ動かせ、さらに3本爪と4本のそれとを交換できます。

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さらに簡単に、アムロと対峙した際の「ゆっくり膝立ちで立ち上がる」ポーズができるので超感動。

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秘密は、良く曲がる背中と引き出し式の足首にあります。こんなに猫背が似合うズゴックって凄いよね。

さらにもう一つ、今まで立体化されたズゴックにはないギミックが、効果的に使われています。

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写真の丸で囲んだ中、腰部の装甲は、足を前に出すと内側に畳み込まれ、足を降ろすと、装甲部分もスプリングで自動的に戻るようになっています。
これによって、今までのズゴックではできそうでできなかった「腰をひねらずに、大きく足を前に出す」ことが可能になっているのですね。これはホントにすごいわ。

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いつものアニメエフェクトも豊富。腕部メガ粒子砲の発射エフェクトと、バーニア噴射が付属し、「戦略的撤退!」ができます(まず逃げるのか

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もちろん、最初から逃げたりなんかしませんよ。さっきの腰のギミックのおかげで、初登場時、ジムをクローの一撃で貫いた、あのポーズも楽々です。

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足を踏み出す際には、股関節の引き出し構造も役に立ちます。いやほんと楽しいな、コレ。
そして、ジムをぶち抜いたツメのパーツも入っていますので、同シリーズのジムと並べれば、「赤い彗星が帰って来たんだ!」のシーンもいける!

・・・はずですが、実はジムの発売はまだ後だそうで、せっかくのシャア復活劇ですが、まだ再現できません。しょうがないから、ガンダムさんに代役を務めていただきましょう。

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「どうだ!ガンダム!」
「いやズゴックさん、これあり得ないし。やるならこうでしょ」

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「ぎゃーす!」
腕を切り落とされた際の、溶解した骨格と火花パーツも付属します。しょうがないから、しばらくこれで飾るか(酷い

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いやーホント遊べます。このシリーズいつもそうですが、名シーンの再現とかしてると、普通に2時間とか過ぎますねぇ。早く相方(?)のジムが欲しいな。

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2016/10/16

超電動のこの力

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見せてやる 無限大!

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ダイナマイトアクションNo.37、超電動ロボ鉄人28号FX。
新世代の鉄人=Future Xが、マグネットジョイントを持つこのシリーズに登場しました。相棒の17号=フェニックスも同梱されています。

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造形と塗装は非常に奇麗、特にメッキとメタリック塗装は美しく、一瞬「合金製なのか?」と思ってしまうほどです。こういうところはいつも良いんだよな、このシリーズ。

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操縦者の金田正人(正太郎の子供)のミニフィギュアも付属します。小さすぎて、ピントが合わなかったけど。

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飛行ユニット、鉄人17号=フェニックスは、翼を下側に畳むこともできます。写真撮り忘れたけどね。
余談ですが、劇中では1~27号まで、ちゃんと設定が存在し、それぞれ様々な機能を持っていました。あんまり出てこなかったけど・・・。
アレ全部、28号の補完機能を持ち、交換して様々な事象に対処する・・・だったら面白かったんですが。玩具的にね。鉄人のコンセプトとは違ってきてしまうか。

17号の方は、機首と尻尾を畳み、合体状態にして・・・。

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28号に装着。結構なボリュームになります。

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いつもの引き出し関節とマグネットジョイントの効果で、可動範囲はとても広く、ぐっと踏み出すようなポーズも楽々再現できます。
ただ今回、いつもにまして、何故か股関節の保持力が低く、足を上げてポーズを維持するというのはかなり難しいです。脚部が重いというのもありますが、股関節の磁石と鉄球の装着面積が狭いんじゃないかな・・・。

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しかし、胸のプレートを反転させて超電動発動状態を再現できたりと、ギミックと塗装は非常に良くできています。それだけに保持力低下は、ちょっと残念。昔、ミクロマンのロボットマンエースとかで効果のあった、薄いゴム板で強化するやつ試そうかな・・・。

あ、それとは別に、29号=ブラックオックスの発売は熱望します。当時の私の玩具欲しい度は

1.鉄人29号OX = ブラックオックス
2.父さんの鉄人(旧28号)
3.鉄人30号 = ミラクル・ビー

だったからねぇ(FXは圏外かよ

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2016/10/09

ドデカイヨー

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予想していた以上のドデカさ。

この記事は10月9日現在、動物戦隊ジュウオウジャーのネタバレを含みます。本編を楽しみにされている方は、ご注意ください。

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ジュウオウキューブ10、動物合体・DXドデカイオー。
キューブホエールとカイオースピアのセットです。

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キューブモードは、まぁキューブと言えばキューブかなぁ・・・という程度の四角さですが、これをキューブと呼ぶよりは、まだ無理がありません。

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本体上部の穴に、カイオースピアを差し込むと・・・。

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連動して後部の尾びれが展開、キューブホエールの動物モードになります。スピアは、鯨の潮吹きに見立てられているのですね。
何となく「♪空飛ぶ戦艦 ザイダベック♪」などと歌いたくなったり。

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さらに本体を立て、今度はスピアを90度捻ると、また連動して腕部と頭部が展開します。一発変形を二段階持っているのは面白いですね。もっとも、お腹にモリがブッ刺さっているようにしか見えないんですが・・・。

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展開した頭部の飾りを引き上げると、目と口が現れます。

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スピアを外して腕に装着、ドデカイオーの完成。全高約30㎝、だいたいキューブを4つ縦に積んだくらいの大きさです。

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スピアには伸縮ギミックがあり、ボタンを押すと、伸びたり縮んだりの高速攻撃遊びができます。単純なんだけど、つい遊んでしまいます。

さて、単体遊びはここまで。やっぱり強化合体をしないとね。果たして今回は、全動物合体が可能なのでしょうか!

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まずはキューブをひっくり返します。なんかいかにも、怪しそうなジョイントが出てきましたね。

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ナンバーがない、小型のキューブアニマルたちもすべて使用します。本来はキリン、クマ、モグラ、コウモリを使うのですが、今回はせっかくなので、別バージョンのシマウマ、ヒョウ、カモノハシ、フクロウを使いました。

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そいつらを変形させて、腕となるジョイント部分につけていきます。

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さらに、ホエールから取り外した黒い筒・・・ヒレパーツだそうですが・・・を、がっちりとはめていきます。

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No.9、キューブライノスの先頭車両部分を、上からグサッとブッ刺します。他の8個はどうするのかというと・・・いやまさかとは思うけど・・・。

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番号順に積み重ねます。そのまさかだよ!最近こんなのばっかだな!

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そして、ヒレパーツの黒い筒で、両足を上からブッ刺し・・・。

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キューブホエールの腕部分から顔を展開、マスクとして、スピアの飾りを取り付けます。スピアは肩の上部に取り付け・・・。

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完成!ワイルドトウサイドデカキング!
って、名前長すぎるぞ!こうやって羅列すると、名前をどこで切っていいかもわかんなくなるな!
身長は約45㎝、単純にキューブを縦に8個積んだようなもんだとお思い下さい。毎度のことながらドデカイよー。

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正面から見ると、背部から刺さっているキューブライノスの9のナンバーが、窓から覗けます。番号がきちんと並んでいるのは、なんかいいですね。

反面、ワイルドキャノンやビッグキングソード、さらにはキューブライノスの後部車両とか、全部余剰パーツとなります。
トウサイジュウオーのあの「肩」を、いったいどうやって処理するのかワクワクしていたのですが、まさかまるっきり余るとは思わなかったぜ・・・。

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適当な好き勝手合体は、なんせこういう仕様ですから、いろいろとできます。ただどれも不安定ですが。

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まさかこれで終わり?とか、いろいろ謎めくワイルドトウサイドデカキング(やっぱ長い)ですが。
まだ説明書にないレバーとかもあるので、もしかしたら、この後まだ続くのかもしれません。分からんけど。


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実はそれ以外にも、今までのキューブアニマル合体ロボにはない、エポックメイキングな仕様があるんですよ。
なんと!
DX合体玩具では初めて、両足がちゃんと、股まで分かれているんです!

って、それが誉めるとこなのかーーーーっ!! (落涙

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2016/10/01

レッツゲーム

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メッチャゲーム!ワッチャネーム?
とか言うらしい。

この記事は10月1日現在、仮面ライダーエグゼイドのネタバレを含みます。本編を楽しみにされている方はお気を付けください。

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変身ベルト・DXゲーマドライバー&キメワザスロットホルダー&爆走バイクガシャット。エグゼイドの変身アイテムです。
今度のベルトはカラフルでポップ、今までにない斬新な色遣いとセンスです。なんかとっても「アメリカのオモチャ」って感じですが。

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ベルト本体に電池を使う部分はなく、右側のスロットホルダーに刺さっている「ライダーガシャット」が、変身などの全ての基本となります。この写真だと撮影の都合上、ホルダーからはみ出していますが、本当はもちろん、きちんと奥まで刺さります。

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中核をなすライダーガシャット。左側がマイティアクションXガシャット、右側は爆走バイクガシャットです。いずれもボタンを押すと「マイティアクションX!」などと、やたらけたたましく叫び、LEDが奇麗に輝きます。

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そして、マイティアクションXガシャットを中央寄りのスロットに差し込むと。
「レッツゲーム!メッチャゲーム!
 ムッチャゲーム!ワッチャネーム!」
と叫び、スリットが紫色に輝きます。そして最後に
「アイム ア カメンライダー!」
と決めて、「仮面ライダーエグゼイド・アクションゲーマーレベル1」の変身が完了したことになります。
レベル1ってなんざんしょ、という疑問がわいてきますが・・・。

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これがそのレベル1状態です。商品は同時発売のLvUR(レベルアップライダー)シリーズ01、仮面ライダーエグゼイドアクションゲーマー。
どうも初期状態はゆるキャラのようですね。まぁいろいろ新しいネタぶち込んでくるな・・・。

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レベル1があるなら当然、その上もあります。ゲーマドライバーの向かって左側、マゼンダ色のレバーを開くと、中からスクリーンが現れます。

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すると、「レベルアップ!」の音声に続いて、
「マイティジャンプ!マイティキック!
 マイティマイティアクションX!」
と叫び、同時にスクリーンの中に、エグゼイドレベル2の姿が投影されます。

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こちらがレベル2の姿。先ほどのLvURシリーズのゆるキャラが、2段変身した状態です。
しかしこの変身、玩具ではいったいどうやって行っているのでしょうね。まさかとは思いますが・・・。

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そのまさかだったよ(笑)
レベル1のガワ部分は、全くの余剰パーツになります。

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さて、レベル2があるならさらに上もあります。別のガシャットを、残りのスロットに差し込み、レバーを開くと・・・。

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またいろいろとやかましく叫び、スクリーンの中のエグゼイドの姿もさらに変わります。ドライバー本体に電池がないのに、いったい何をどうやって投影しているのでしょうか。

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実はガシャットの透明パネルは2重構造になっていて、表と裏で違うマークが印刷されています。LEDで発光させたガシャットのマークを、ドライバ内部の鏡で、スクリーンに投影しているようですね。

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ついでに同時発売の、DXガシャコンブレイカー。お約束の手持ち武器ですが、今回はハンマーのようですね。

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Aボタンを押すと、上部から剣先が伸びます。まぁ剣というか、打ち出の小づちというかね・・・。
しかしそれ以外にも面白い機能があり、Bボタン部分を、例えば
「ポン!ポン!ポポポン!ポポンポン!
などとタイミングを変えて押したあと、引き金を引くと。
攻撃音が
「ギャン!ギャン!ギャギャギャン!ギャギャンギャン!」
という感じに鳴り、さっきのテンポとタイミングで、攻撃を発動させることができます。
ゲーマーとして敵の回避を先読みし、「攻撃を置いてくる」感じなんですかね(知らんけど。

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もちろん背部のスリットはガシャットを差し込み、必殺技発動が可能です。

今年もまた、なんかいっぱい詰め込んだ人がやってきました。常に新しいことに挑戦し続けるこのシリーズ、その姿勢がある限り付いていきます(なんとか

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