魔神皇帝の証

ファイナルカイザーブレード！

RIOBOT・R-14、マジンカイザー。
独自のアレンジと超可動で有名なシリーズに、魔神の皇帝が降臨しました。

マジンカイザーは、その出自がいろいろあることでも有名ですが、やっぱり私は
「オリジナル（もしくはプロトタイプ）のマジンガーに、ゲッター線を当てたらこうなった」
という、最大規模のトンデモ設定が大好きです。

だって、いかに作品間クロスオーバーが得意なスーパーロボット大戦とはいえ、元祖スーパーロボットに「ゲッター線を当ててみた」ってもう、考えることが子供の理論だけど、最高じゃないですか！
エヴァ初号機にゴジラ細胞を食わせてみた、みたいなレベル！(誉めてるのか
その設定思いついた人と、一晩お酒を飲みたいよ！

まぁそれはおいといて。
このアイテム、かなり精密にできていて塗装も抜群に奇麗。背中から見ても、非常にマッシブで複雑な線がカッコいいですね。金のメリハリも効いています。

可動範囲は非常に広く、さまざまなギミックの関節と分割で、膝立ちも楽々とこなします。そして、足に合金部品を用いるなど、重量配分をうまく考えた材質選択のため、安定して立たせておけます。

両肩が大きく前後に回せる上に、胸の4枚のファイヤーブラスター発射版は、外側の小さな2枚がスプリングで内側に畳めます。そのため、腕を胸の前でクロスさせても邪魔になりません。

さらに凄いのが、この膝の裏。普通に立っているとこうなのですが・・・。

膝を曲げていくと、連動して自動的に膝裏装甲が盛り上がり、パワフルなフォルムになります。

さらに曲げると、今度は可動の妨げにならないよう、反対に装甲が沈み込みます。なんじゃこの超絶設計は！

腹部のギガントミサイル発射口は、お腹を反らせるとハッチを開け、ミサイルを装着できます。

両肩のアーマーは、パーツ交換により、カイザーブレード出現時のエフェクトを再現。

もちろんブレードは2本付属。やっぱマジンガーの剣は、二刀流が本懐だなぁ。

エフェクトパーツは、ターボスマッシャーパンチ発射用のものも付属。専用スタンドで保持できます。

さらに、胸部の飾りから出現する巨大両手剣・カイザーファイナルブレードも・・・。

先ほどのギミックを生かし、胸の前で両手で構えられます。また手首は、パーツを差し込む軸だけでなく、その基部にもボールジョイントがあって、かなり角度を付けることが可能です。つまり、剣を正面に構えた時、手首を内側に絞り込むような持ち方、あれができるわけです。

何このド迫力！
やっぱスーパーロボットは、両手剣が本懐だな！（さっきと言ってることが

そして超絶にデカい、カイザースクランダーも付属。クリアパーツが非常に奇麗です。

初めて手に取ったときは、ちょっと足が短い？（もしくは胴が長い？）ような気もしましたが。遊んでいるうちに全然そんなことはない、むしろスーパーロボットって、このくらいの方がバランスいいじゃない？と思えるようになりました。もうとにかくよく動きます。そしてまた、遊んでいる時のストレスがほとんどありません。
私の買ったものは、ちょっと肘裏の装甲が取れやすかったのですが、それ以外はほぼ完全無欠の皇帝じゃないでしょうか。

さあ皆さんご一緒に。
「ターーボ！スマッシャーーー！！パーーーーンチ！！！」