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2016/05/21

超次元変形

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いつものように適当に合成しようと思ったら、なんかすごく大変でした。
だってこいつ、隙間が多いもんだから・・・。

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超次元変形・フレームロボ。
TVキャラクターではない、BANDAIオリジナルのプラモデルです。写真は、最新のアルタイルフレーム。

最大の特徴は見ての通り、プラモデルなのに、外枠=ランナーが存在しないことです。つまり、箱に入っているすべての物質が、組みたてるために必要なのです。捨てるのはビニール袋とシールの裏紙だけ。これは、現在のエコの時代に最適ですね。

何といっても既存のプラモデルは、捨てざるを得ないランナーが山のように発生しますからね。ひどいときは、パーツより捨てるランナーの方が多かったり・・・。

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構成される部品は、ほんのわずかな接合部でくっついているだけ。切り取って組みたてれば、すぐ完成です。

なお部品は、後述する機能のために、かなり弾力性のある材質でできています。そのため、手で切り取るよりも、ニッパーなどを使った方が楽です。
右上にある、切り取った部品の、いくつかの薄い部分を折っていくと・・・。

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このようにパーツが完成します。これは、アルタイルフレームの足になります。

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胴体は、薄いベルト部分を、山に折ったり谷に折ったりしながら、畳み込んでいきます。

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すると、ひとつながりの薄かった部品が、厚みを持った胴体になってしまうから、ちょっとビックリ。
こうしてできたパーツを組み合わせて・・・。

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アルタイルフレーム・ロボフォームの完成。

各部には多くのジョイントがあり、好きなように組み替えて遊べます。可動部もわりとしっかりしており、この状態なら、そうぽろぽろ外れたりもしません。
さらに「ロボフォーム」と書く以上、他のフォームもあるわけですよ。

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アニマルフォーム・アルタイルアクイラ。
組み替え自体はそれほど難しくありませんが、ちゃんと鳥型に変形するのはいいですね。

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同シリーズのロンウォンフレーム。なんとなくフォルム的に、ガンダム00のユニオンを思い出します。
こちらももちろん、差し替え変形で…。

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アニマルフォーム・ロンウォンドラゴンに変形。
ロボモードの足を左右に開き、胴体の左右に翼を付けることで、洋風ではないドラゴンのイメージを出しています。

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さらにレグルスフレーム。
他の2体とは少し異なる、ズッシリした感じが「ああ陸上用なんだろうな」と思わせてくれます。

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こちらは、アニマルフォーム・レグレスレオに変形。

このとき、先ほど畳んで作った胴体は、いったんまた開き、ベルト部分を尻尾に見立てるという大技を使います。一度はめ込んで作った部品を、また元に戻すとは、普通のプラモならあんまりやりません。材質に柔軟性があるからこそできることですね。

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そして、こいつら3匹にはまだ続きがあります。パーツをバラバラにし、あるものはまた途中まで開いて戻して、再度組み合わせると・・・。

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三体合体・メガキメラフォーム《アトラスフレーム》の完成!
いろんな部品が混じり合い、あっちこっちが突き出ているので、実に「キメラ」という感じがしていいですね。
さすがにこうなってくると、ほとんど手足も動かせませんし、ぽろっと取れてしまう部品もありますがご愛敬。

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背部から見ると、「ああ、これって『フレームロボ』なんだねぇ」、となんか感心。
ロボというか、自転車のジャンクパーツで作ったオブジェみたいな気も(おい

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そして上半身のアップを見ると、なんだか胸に巨大タコチューがいるようにも見える(おーい

さて、この写真で見える三体合体後の「左手」ですが。
合体前は、この記事の上から4枚目の写真、アルタイルフレームの「足」なんです。

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この写真をよく見ると、先端の部分が、薄いベルト状になっていますよね。「足」のときには何もしませんが、「腕」にするときは、この円の中を折りたたむことで。

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指に見立てることができるのです。(写真は、左右反対だけどね)
よく考えたなコレ!

折って畳んでまた戻して、という感覚は、今までのプラモには確かになかったものなので、割と斬新です。またその過程で、薄いパーツが全く違うものになっていくのも、とても面白いですね。

あとは胸のタコチューさえ、なんとかなればな・・・(もうそうしか見えなくなった

 

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コメント

やっぱり劣化しますかー。ぐむむむ。
まぁ構造(とお値段)上、しょうがないかという気もしますが、遊び倒すにはやっぱりちょっと残念ですね。
新しいこのシリーズでは、改善されているといいのですが。

>胸ライオン

あれ!ほんとだ。普通にそのままできるじゃんねぇ(笑)
私もタコチューモードは放り出して、ライオン顔を付けておきます。

投稿: 腰原仁志 | 2016/05/29 18:52

今頃ですが書き落としが。
「危惧してロボのまま」の部分、「危惧して接続部切りとばしてロボのまま」でした。
確認しないといけませんねf(^_^;

投稿: 銀河寒風サムイガー | 2016/05/22 18:16

多少ポロリしやすいですが、ライオン頭のままでも取り付けできたので、タコチューを見ることなく、胸ライオンで飾っていました

投稿: 環境介 | 2016/05/22 10:49

サターン買って見たんです。
千切れるのを危惧してロボのままですが、どうやら正解だったみたいですね。
しかしタコチューというかタコロイヤーというか、どれかのアニマルモードの頭部をセット出来るような構成が出来る様にすれば良かったんでしょうけど、胸板&下駄要員の4人目が控えてるのかも知れませんね。

投稿: 銀河寒風サムイガー | 2016/05/22 10:48

無茶ないじくりしなきゃちぎれないだろうと組み替えもせずロボのまま箱にいれてたんですが・・・ちぎれてた。
初期の水色君なので多少経年劣化ってあるんでしょうけど、そんなにたってないのに。
いっそプレート状のつなぎ部分は切り取り、幅広の輪ゴムを加工して瞬着でムリクリ貼ってしまおうかとも。
もしくは全部切り離して組み上げようかな?とも。
もう展開終わっちゃったのかもしれませんが、色塗りしずらいのとか色んな面であと一歩二歩足りない感じでした。

投稿: ズッツトン | 2016/05/21 23:32

タコチューがジョイントになっていて追加パーツを付けるとか出来たらいいんでしょうけどねぇ。

投稿: ぱ | 2016/05/21 19:35

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