« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »

2016年5月

2016/05/29

受け継がれた未来

Dsc_7498
もうね、この合体シチュエーション見てるだけで、脳内麻薬ダダ漏れ。

Dsc_7489
ダイアクロン・ダイアバトルスV2。
往年の傑作シリーズ「ダイアクロン」の正統派の続編にして、新規アイテムです。未来は受け継がれたのだ!(感涙

Dsc_7543
主役であるダイアクロン隊員。
全高約3㎝、ほんの小さな体ですが、両肩や腰、膝のみならず、肘や腹部にまで可動関節があるという驚きの仕様。
今回は初回限定盤なので、隊員が4名付属します。(通常だと3名らしい)

Dsc_7490
戦闘用バイク・ロードヴァイパーが付属し、隊員を乗り込ませることができます。ちゃんとライディングポーズっぽくなるのも感動。
またヴァイパー自体も、バトルス03コクピットの後部に格納が可能です。

Dsc_7542
各マシンのハッチは開閉、こちらにも隊員を乗り込ませることができます。さらにそれだけでなく。

Dsc_7541
隊員の両足には、小さな磁石が仕込まれており、付属のメタルプレートを貼った場所などにくっつけて、簡単に立たせておけます。磁力自体は小さいですが、自立させるには十分。
こういうギミックを継承してくれているだけで、もううるうるであります。

Dsc_7481
隊員が乗り込んだ、バトルス01。
着陸形態なので、後部バーニアが下を向いていますが、飛行状態の時は水平にします。

Dsc_7483
バトルス02。
大きな翼とバーニアが、前作の意匠を受け継いでいますね。

Dsc_7480
バトルス03。これだけ2人乗りです。
本来は、コクピット両側の翼を畳むのですが、まぁどうでもいいや(おい

Dsc_7484
さあいよいよ合体だ!
まずは01の後部に、03がドッキングします。

Dsc_7491
03のコクピットは分離、待機します。分離もボタンでワンタッチ。

Dsc_7492

Dsc_7494
脚部のハッチを開けて、クローラー部分を収納します。

Dsc_7495

Dsc_7498_2
背部から、コクピットが分離した02が合体。
なんか脳内で適当なBGMかけていいよ!

Dsc_7499

Dsc_7501
合体後、レールに沿って腕部を胸側に移動させます。

Dsc_7502

Dsc_7503
腕の内部から、回転して手首を展開させます。

Dsc_7504
最後に、01後部のボタンを押すと。

Dsc_7506
「ジジジジ・・・」と音がしながら、ゼンマイで自動的に頭部がゆっくりせり上がり、同時にコクピットが胸の内部に収納されていきます。
たまんねーなこのギミック、最高!

Dsc_7507
完成!ダイバトルス モード!
合体後の稼働時間には限界があるようですが、そういうのもいかにも決戦兵器らしくて、超燃える。

Dsc_7509
各部の可動範囲はかなり広く、主役メカっぽくガンガン動かせます。

Dsc_7513
肩と腰のウェポンラックは、キャノン砲からハンマーマグナム・スラッグキャノンに交換が可能です。
また待機していた2つのコクピットは合体し、ボレットファイターとして支援攻撃を行うようです。

Dsc_7512
むふー(堪能)

そしてね、何が凄いって。
ここまで説明書通りに遊んできて、なんと
まだ説明書のちょうど半分、見開きまでしか遊んでないんですよ。

つまり、まだこの後、説明書の半分に渡って
「スクランブルモード」「マニュアルモード」「バトルス・トライザー」とか
別の変形合体プランが山積み!はぁーもうどうしましょ!
こんなブログ書いてる場合じゃないよ!(おい

というわけで、後のモードは自分の目で確かめよう!

・・・って書いたら「ちゃんとやれ」って言われたので、しょうがなく(おい)記事は後半に続きます。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2016/05/21

超次元変形

Dsc_7473
いつものように適当に合成しようと思ったら、なんかすごく大変でした。
だってこいつ、隙間が多いもんだから・・・。

Dsc_7454
超次元変形・フレームロボ。
TVキャラクターではない、BANDAIオリジナルのプラモデルです。写真は、最新のアルタイルフレーム。

最大の特徴は見ての通り、プラモデルなのに、外枠=ランナーが存在しないことです。つまり、箱に入っているすべての物質が、組みたてるために必要なのです。捨てるのはビニール袋とシールの裏紙だけ。これは、現在のエコの時代に最適ですね。

何といっても既存のプラモデルは、捨てざるを得ないランナーが山のように発生しますからね。ひどいときは、パーツより捨てるランナーの方が多かったり・・・。

Dsc_7455
構成される部品は、ほんのわずかな接合部でくっついているだけ。切り取って組みたてれば、すぐ完成です。

なお部品は、後述する機能のために、かなり弾力性のある材質でできています。そのため、手で切り取るよりも、ニッパーなどを使った方が楽です。
右上にある、切り取った部品の、いくつかの薄い部分を折っていくと・・・。

Dsc_7456
このようにパーツが完成します。これは、アルタイルフレームの足になります。

Dsc_7457
胴体は、薄いベルト部分を、山に折ったり谷に折ったりしながら、畳み込んでいきます。

Dsc_7458
すると、ひとつながりの薄かった部品が、厚みを持った胴体になってしまうから、ちょっとビックリ。
こうしてできたパーツを組み合わせて・・・。

Dsc_7460
アルタイルフレーム・ロボフォームの完成。

各部には多くのジョイントがあり、好きなように組み替えて遊べます。可動部もわりとしっかりしており、この状態なら、そうぽろぽろ外れたりもしません。
さらに「ロボフォーム」と書く以上、他のフォームもあるわけですよ。

Dsc_7468 Dsc_7467
アニマルフォーム・アルタイルアクイラ。
組み替え自体はそれほど難しくありませんが、ちゃんと鳥型に変形するのはいいですね。

Dsc_7438
同シリーズのロンウォンフレーム。なんとなくフォルム的に、ガンダム00のユニオンを思い出します。
こちらももちろん、差し替え変形で…。

Dsc_7452
アニマルフォーム・ロンウォンドラゴンに変形。
ロボモードの足を左右に開き、胴体の左右に翼を付けることで、洋風ではないドラゴンのイメージを出しています。

Dsc_7439
さらにレグルスフレーム。
他の2体とは少し異なる、ズッシリした感じが「ああ陸上用なんだろうな」と思わせてくれます。

Dsc_7464 Dsc_7469
こちらは、アニマルフォーム・レグレスレオに変形。

このとき、先ほど畳んで作った胴体は、いったんまた開き、ベルト部分を尻尾に見立てるという大技を使います。一度はめ込んで作った部品を、また元に戻すとは、普通のプラモならあんまりやりません。材質に柔軟性があるからこそできることですね。

Dsc_7470
そして、こいつら3匹にはまだ続きがあります。パーツをバラバラにし、あるものはまた途中まで開いて戻して、再度組み合わせると・・・。

Dsc_7471
三体合体・メガキメラフォーム《アトラスフレーム》の完成!
いろんな部品が混じり合い、あっちこっちが突き出ているので、実に「キメラ」という感じがしていいですね。
さすがにこうなってくると、ほとんど手足も動かせませんし、ぽろっと取れてしまう部品もありますがご愛敬。

Dsc_7475
背部から見ると、「ああ、これって『フレームロボ』なんだねぇ」、となんか感心。
ロボというか、自転車のジャンクパーツで作ったオブジェみたいな気も(おい

Dsc_7472
そして上半身のアップを見ると、なんだか胸に巨大タコチューがいるようにも見える(おーい

さて、この写真で見える三体合体後の「左手」ですが。
合体前は、この記事の上から4枚目の写真、アルタイルフレームの「足」なんです。

Dsc_745b
この写真をよく見ると、先端の部分が、薄いベルト状になっていますよね。「足」のときには何もしませんが、「腕」にするときは、この円の中を折りたたむことで。

Dsc_747a

指に見立てることができるのです。(写真は、左右反対だけどね)
よく考えたなコレ!

折って畳んでまた戻して、という感覚は、今までのプラモには確かになかったものなので、割と斬新です。またその過程で、薄いパーツが全く違うものになっていくのも、とても面白いですね。

あとは胸のタコチューさえ、なんとかなればな・・・(もうそうしか見えなくなった

 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2016/05/14

マ”ッシ

Dsc_731x
あの声を何と表現すればいいのか、数十年経った今でも意見の分かれるところです(そんな大仰な

ところで上の写真、なーんとなく当時っぽい感じのボケ具合・・・というかフィルムの粒子?にしてみたつもりなんですが、雰囲気わかるかしらん。

Dsc_7326
ダイナマイトアクションNo.32、ジャイアントロボ。
特撮黎明期の巨大ロボが、マグネットジョイントで蘇りました。

Dsc_7327
とってもあの頃感漂う色も、きちんと再現。当時にしては非常に凛々しいご尊顔も、イメージ通りです。
いつものように関節は良く動きますが、今回は肩がいわゆる『ジャバラ関節』なので、可動のためにひと工夫がされています。それはまた後ほど。

Dsc_7324
差し替え手首や噴射パーツで、独特の飛行ポーズもできます。なお本当は、大作少年のミニフィギュアも付いてくるんですが、箱をひっくり返した拍子に、どっか行方不明になってしまいました(泣

Dsc_7328 Dsc_7329
「巨大な手首」も付いてくるので、
「ロボ!メガトンパンチだ!」
も再現可能。命令する子がいないけどね(再度涙

Dsc_7333
胸の「胸ミサイル(すごい名前だ)」は取り外せ、内部のスーパージェット線発射装置・・・だよなコレ?も見えます。

Dsc_7321
さて、先ほど書いた「肩のジャバラ関節」についてですが。
ロボの四肢の可動部は、ほぼ全部このジャバラで覆われています。玩具としてみた場合、その材質がゴムか何かでないと、そのままで可動は不可能です。

余談ですが、子供のころ遊んでいたジャイアントロボの玩具は、全身がポリプロピレン(たぶん)でできていました。いや、安っぽかったですけどね。
しかしその材質のために、その玩具は、ジャバラを完全再現した上にかなり良く動くという、結果オーライ的な(今思うと)凄いプレイバリューを誇っていました。あれはどこに行っちゃったのかな・・・。

本題に戻ります。
ダイナマイトアクション版では、可動関節がジャバラ上部にあるため、そのまま腕を横に開くと、みっともなくスカスカな脇が見えてしまいます。

Dsc_7320
そのためこのアイテムには、その隙間を埋めるためのパーツが付属します。これはマグネットで簡単に脱着でき、商品特性と合わせて、うまいこと考えたなあという「隙間アイテム」です。
まぁ、ここまでやってくれたなら、股間とか肘にも欲しかったけどね・・・。

Dsc_7319
これがあると、指のロケット砲発射のために、腕を水平に開くポーズも様になります。

Dsc_7331
余剰パーツは好きではありませんが、イメージの隙間を埋めるもので、かつ脱着簡単というのはなかなかいいですね。
次はぜひ、肩をポリプロピレンで再現した奴をオネガイシマス(かなり本気

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2016/05/03

今日もおEDOは日本晴れ

Dsc_7133
最終回になるまで「主人公が乗れなかった主役ロボ」って、こいつが最初で最後でしょうねぇ。

Dsc_7127
ダイナマイトアクション・ニャゴキング
90年代のアニメ「キャッ党忍伝てやんでえ」に登場した巨大ロボです。主人公である「秘密忍者隊ニャンキー」のメンバーのフィギュアも付属します。

Dsc_7129
ネコや城をモチーフにしたデザインが可愛らしく、また凛々しい辺りは、さすがのタツノコメカといったところでしょうかねぇ。このアイテムでも魅力は存分に発揮され、塗装もきれいです。
ただ何故か、私の購入したものは、最初から首がもげていました(ええっ)。マグネットジョイントの鉄球に差し込むプラの部分が、折れていたんですね。そろそろ部品の材質、見直してもらえるとありがたい・・・。

Dsc_7131
巨大なネコの頭を配置した背部。映像では、ネコの口を開いてサポートメカ・トリツックンを射出する機能がありました。
このアイテムでも、ネコの口は大きく開けられるのですが、なぜかトリツックンは付属していないという、何のためのものか分からないギミックがあります(誉めてるのか?

Dsc_7125
可動域はさすがのシリーズ・・・なのですが、デザイン上、肩と二の腕が干渉してしまうので、ひじはそんなに深く曲がりません。まぁこれはしょうがないか。

Dsc_7122 Dsc_7121
メイン武器のカタナ、そして巨大なヤリ・サカランサーが付属します。この「魚の骨の槍」が妙にツボでね。構える姿も、カッコいいけど面白い。

Dsc_7123
ビーム銃「ピラニガン」も付属します。なかなか可愛らしいデザインで、こっちも好きなのですが、なぜか持つための専用手首はなく、剣を持たせる手にそっと差し込んでいるだけなのですぐ落ちます。むー。

Dsc_7132
腿と頭部を取り外し、組み替えて飛行形態・ニャゴフィンクスになります。
この際、両肩を下にスライドするギミックがあって、説明書にはそれを行ってから合体させるように書かれているのですが。実際はそれをしなくても、問題なく変形できてしまうという、ちょっと謎の仕様。

Dsc_7128
本体はともかく(ええっ)、ニャンキーたちのフィギュアは超よくできています。写真右からスカシー(ニャンキー2号)、ヤッ太郎(ニャンキー1号)、プルルン(ニャンキー3号)。スカシーの番傘なんか、わざわざ柄を金属製にして、へたれないようにしてあります。

余談ですが冒頭に書いたように、ヤッ太郎は主人公であるにもかかわらず、最後の最後になるまで、このニャゴキングに乗り込めませんでした。いや毎回出動してるんだけど、いろんな邪魔や事故が起こって、結局乗れないんですよね。「そんなのでいいの?」と思うかもしれませんが、そうだったんだからしょうがない。
「わかっているけど笑える」パターンは、ギャグの王道ですなぁ。

Dsc_7120
というわけで、このシリーズ割とそうなんですが、
「目の付け所は良いんだけど、力の入れどころがおかしい」
ような気がするんですよね(汗

それでも、ニャゴキングの超合金が出たら絶対欲しい!と思いながら幾星霜。
まさか30年近くたって、こいつに出会えるとは思いませんでした。最終回で、やっとニャゴキングに乗り込めたヤッ太郎の気持ちが、わかるような気がするよ(そうなの?

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »