ミニプラをなめるなよ!
ミニプラ・ジュウオウキング。
完成度と可動、そして独自のギミックに定評のある組みたて食玩ロボに、ジュウオウキングも加わりました。しかしこれがまた、例年以上にとんでもない、素晴らしい出来栄え。
なんせこれ、塗装とか一切せず、単にシールを貼って組み上げただけで、この仕上がりですよ。ついでに言うと、ナイフどころかニッパーすら使わず、手でランナーからパーツをもぎ取っただけなの!そのくらい、小さな子でも作りやすいんです。
思わず他の掲載予定をすっ飛ばして、記事を書きましたのよん。
キューブ、そして動物状態は上のとおり。
販売形態としては、イーグルがA、B2箱に分かれており、残りはほぼ1種類ずつの計5箱です。ただ、例えばイーグルキューブには青い腰垂れパーツがあるのですが、その部品自体は、ランナーが青いシャークに付属しています。色分けされたランナーをうまく使って、映像に近いロボを再現するよう気を使っているのですね。
あっ、シャークとライオンが上下で入れ替わってた。
下から3、2、1と組み合わせ、上からビッグキングソードを差し込むと。
ジュウオウキングの出来上がり!
それぞれのキューブは、実はロボとしてのプロポーションを保つために、微妙にサイズが異なっています。
そして、単に立っているだけでも十分見栄えがするのですが。
各関節を引き出し、ポーズをつけさせると・・・なんじゃこれ!
超絶にカッコいいんですが!
腕は、イーグルの羽がそのままかぶさっているので、本来なら肘は動きません。DXは、最初から可動機能がありません(汗
ところがこのミニプラでは、その羽自体に可動ボールジョイントがあるので、羽を腕にかぶせたまま、ある程度動かすことができます。
さらに足首にもボールジョイントがあり、膝もライオン胴体の上部から引き出す関節があるので、ただ立っている時より、足を長く見せることができます。
またシャークの上部、ジュウオウキングの腰アーマーは、食玩オリジナル解釈で取り外し、シールドとして使うことができます。それによって、腿のラインがはっきり見えるので、なおさら動いているのがよくわかるのですね。何だこの遊び甲斐は!
なお、イーグルの頭部が畳んであるのはワザとです。往年の戦隊ロボってこうだよね!
個人的に一番感心したのは、この脚(ライオン)のモールド。部品の状態だと、なんか変な場所にシールを貼るよう指示されています。
何でこんな場所に、テールランプみたいな赤いシールがいるんだ?と思いながらも組みたてると。
なんと、膝のライオンパーツのくりぬかれた部分から、さっきのシールが見え、赤い目が輝いているのが再現されているのです。少ないパーツとランナーで、できる限りの表現をする、まさに食玩の王の心意気!
またあちこちに、あからさまに「まだ使っていないジョイント」が設けられているので、やってくれるんでしょうねぇ今年も。ウフフ。
実はDX玩具と並べて写真撮影したのですが、その、なんだ、あまりにアレなのでやめた(察してください
いやしかし、今年のミニプラは凄いですよ!あ、「今年も」か!
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