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2015年9月

2015/09/21

HI-METAL Returns

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アーマードの見せ場と言ったらコレだよね。

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VF-1Jアーマードバルキリー
バンダイ製・新カテゴリー「HI-METAL R」の製品です。

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全身十数cm、バルキリー玩具にしては少し小振りですらあるサイズです。しかし細部までシャープ、なかなか男前です。

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各部の可動域は非常に広く、変形の都合もあって、とても良く動きます。両手首を差し替えると、ガトリングガンの両手持ちも出来ます。

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本体の材質のほとんどはプラやABSなどですが、変形や可動の重要なパーツには金属部品が用いられています。写真の股関節などですね。

ではさっそく、バルキリーと言えばコレ!の3段変形をやってみましょう。

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各部を動かす際にポロポロ取れるパーツはほとんどなく、小気味よく変形させていけます。ガウォーク形態は、非常にキッチリまとまって素直にカッコ良いです。
ただ両肩と本体を繋ぐ部品のみ、破損を防ぐためか、割と簡単に外れるようになっています。すぐ付けられるから問題はないんですけどね。

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バルキリー形態も納得の一体感。各部のジョイントはとても気持ちよく固定できるため、ストレスがたまりません。

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両翼は差し替えで、ミサイルポッド懸架型と交換も可能。また着陸脚も、差し替えで再現しています。
しかしここまでやっておいて何ですが、このアイテムの真骨頂は、この美しい3段変形ではないんですよ。

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タイトル通り、VF-1Jをアーマードにするためのパーツが勢揃いしています。こういう、格納整備的配置って燃えるよね。

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装着途中。股間が広めでまっすぐ立っていると、当時品の玩具みたいな雰囲気になっていますが・・・。

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完成するともう別物!
なんじゃこのカッコ良さは!

各種パーツのバランスが良いのももちろんですが、一番のポイントは、二の腕の装甲に、最初から両腕に拳が付いているところだと思います。このおかげで、装甲装着後も腕の長さが見栄え良くなり、ヒーローロボットっぽく見えているんじゃないでしょうか。

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すべてのミサイルポッドが、同時に展開可能。これだけでもかなり「よくやった」と誉めたくなるところですが。

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さらに何と全砲門で、ミサイル発射後の、撃ち尽くして弾倉が空になった状態を再現することが出来るようになっています。胸や肩に至っては、それ専用の「ミサイルが空になったパーツ」、さらにそれを交換するための専用器具すら付属。わはははは。参りました。

HI-METALと聞いて、私たちの世代ならピピッと思い出すのが、エルガイムMrk-1などのハイブリッド玩具です。「R」がついているところを見ると、これからこのジャンルがまた始まると言うことなのでしょうか。ちょっと今後が楽しみなシリーズです。

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2015/09/13

魔竜の騎士

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キラーバイト! & パライザー!
あんまり使わなかったけど好きだった!

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METAMPOR-FORCEガイキング・ザ・ナイト
大空魔竜ガイキングの主役メカを、METAMPOR-FORCEシリーズ風にアレンジしたフル可動アクションフィギュアです。
全長は角まで入れて20cm弱、以前の同シリーズのダンクーガと比べると小振りですが、その分アッチコッチが尖りまくっています。

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全体のスタイルは、原典と比べるとかなりスリムに見えますが、その理由は腹部(大空魔竜の頭部)が、かなり小さめにアレンジされていることでしょう。
それによってかなりスタイリッシュになり、よりヒーローメカらしくなったように思えます。

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この写真だと反射して見づらいですが、頭部のトサカには、大空魔竜の全体を模したエンブレムが描かれています。「魔竜の守護騎士」という感じですね-。

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可動範囲の広さは言うまでもありません。また、各種装甲の位置やギミックもかなり考えられています。
特に脚は、膝を曲げると自動的に腿と脛の装甲がスライドして可動域を上げるようになっており、ただ動かしているだけでも何か感動的。
またマントには、縦に3本のワイヤーが内蔵されていて、たなびく感じも自由自在です。

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武装として、シールドにランスが付属します。

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ランスは原典のミラクルドリルを採用しており、でかくて迫力満点。

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ランスは持ち手から先を取り外し、腕と交換することも出来ます。

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膝のカウンタークロスも保持可能。裏に銀色のマークが塗装されており、ただ赤いだけでないのも良いアレンジです。

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腹部の口も開き、角の角度を変えて、冒頭の写真でやってたキラーバイトも再現出来ます。

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また、射出状態の3パーツにすることも可能です。腕と脚は、ほぼ取り外すだけですが・・・。

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腹部(パート3)は、頭部をヒンジで畳んで、ちゃんと大空魔竜の頭部に変形できます。角がかなり大きめなのと、腹部が非常に小さめなので、「魔竜の頭部」としては、かなりバランスの良いものになります。

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よく動いてカッコ良くて、もう個人的には大満足。ただ一点だけ残念なのが
「フェイス・オープン後の頭部が付属しない」
ことですねー。説明書の後ろには絵があるのにな。

たぶん、限定版とかそっちで出るのでしょうが、えーい悔しい!同梱してくれていれば、完璧だったのになー(無い物ねだり

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2015/09/05

その名はレオニダス

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レオニダス」だからねっ!
ビースト・マッスル」だからねっ!

ラ・・・とかウォ・・・とか言い出したら、承知しないんだからっ!

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PE-DX05、BEAST MUSCLEレオニダス
Perfect Effectという(たぶん)海外メーカーの製品で、全高25cm弱。各所にダイキャストやABS素材が用いられた、ハイブリッドアイテムです。

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専用台座と武器が付属します。
武器はいずれも複雑な変形ギミックを持っており、どれか一つだけでも結構遊べるお買い得感。
本体も、ずっしり重い手応えとしっかりした関節、シャープなフォルムと、非常に好感が持てます。なんかオラワクワクして来たぞ!

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マスクのデザイン自体はエルガイム的なんですが、なんでしょうねぇ、この非常に司令官らしい頼もしさは(白々しい

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コッチから見ると、もう喉元のココまで「ラ・・・」(黙りなさい
なお肩のアーマー、獅子の顔に付いているバイザーですが、どうにもやっつけ感が出っぱなしです。もしかしたら、何かに似ているもんだから自粛して後付けしたんじゃないかと(ヤメロ

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フル武装状態。余剰パーツはなく、すべての武器を背後に装備しておけるのは実に合理的。良いですねえ、こういう心配り。海外メーカーにしておくのは勿体ないぞ!(おい

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腰の後部アーマーは、両脇に剣、背部に2門の銃を装備しているだけでなく、内部にパワーウィップをくねくねと収納することが可能です。余った部分は、そのまま尻尾になります。よく考えていてはる!

・・・しかし良いことばかりじゃなくて、なぜかこのパワーウィップの関節、非常に脆弱です。はめるだけで2個折れたよ(号泣)。急激にテンションダウン。
そしてまるでそれを予測していたかのように、ちゃんと予備パーツで関節が2個付属しているという、気が利いているのかどうなのか分かりづらい仕様。ここらへんはさすがに、日本の百戦錬磨のメーカーに一日の長があるなぁ。

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気を取り直して、武装で遊びましょう。
まずはレーザーガン。何かというと「良い考えがある」人が持っていたものを彷彿とさせますが、気のせいでしょう。
関節は非常にしっかりしており、ダイナミックなポーズ付けもバッチリ。肩のアーマーも、背中から独立した軸で保持されているので、可動を妨げません。
(またテンション上がってきた

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両腰のデッドカタナは、なんとちゃんと内部に刀身が仕込まれており、引き抜くことも居合斬りのようなポーズも可能です。

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いやー良いなぁ、このハッタリ感!もはやキャラ的に何だか分かんないけど!

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背部パワーウィップは、そのまま手に持たせて武器として使うことも出来ますが・・・。

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先端だけを取り外し、二刀流のダガーとして構えるのもカッコいい。

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レーザーボゥを持たせることも可能。両翼のジョイントにはデッドカタナを付けることも出来るので、背部に装着するバリエーションも豊富です。

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さらに、胸部アーマーを展開すると・・・。 Asx_5631
なんか叡智の結晶が耀き・・・いや違うよ!こっからビーム出るんだよ、きっと!(大慌て

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さらにこのアイテム、パッケージの謳い文句には「合金×可動×変形」とあります。
そう、なんとさらに変形機能まで搭載されているのです(白々しいにも程が
さぁ行っちゃうよ!

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トランスフォ・・待て待て!

しかし意外にも、変形した後の物は!

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ビーストウォ・・・とかじゃなくって、ゾイ・・・ド・・・だった!(おい
でもカッコ良いぞ、このライガーゼロ!(伏せ字をする気はなくなった

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背部の武装は、すべて独立して動かせます。デッドカタナをレーザーボゥに装着、展開すると・・・。

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フル砲撃状態も出来ます。
パンツァーとかシュナイダーとかいう単語も脳裏をかすめますが、こっちはまぁ大丈夫でしょう(何が

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そういうわけで、なんかもの凄く堪能しました。

以前、韓国の製品で
「ゾイドと戦隊ロボが大好きなので、頑張って作っちゃった」
ような物をご紹介しましたが。

このアイテムは、なんというか、
「ビーストウォーズ2とゾイドとガンダムOOが大好きなので、頑張って作っちゃった」
ような気がしますが、さてどうでしょう。

何で名前がアレじゃないのかは知りませんが、出来映えは素晴らしいから良いんじゃないかな。尻尾だけ、リボルバージョイントで作り直そう。

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