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2014年6月

2014/06/29

こちら宇宙の何でも屋

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「間もなく、トライダーG7発進いたします」

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超合金魂、トライダーG7。
「無敵ロボ トライダーG7」の主役メカで、「宇宙のなんでも屋」竹尾ゼネラルカンパニー(以下竹尾GC)が運用するスーパーロボットです。乗り込むのは、社長で小学生の竹尾ワッ太。

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頭部は、通常のものと変形用、さらにフェイスマスクも2種類付属します。

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可動範囲は相変わらず広く、肩も約90度、真横に開けます。
「トライダー・バード・アタック!」のポーズも楽々。
また腰部は、変形機構を応用して、腿を90度上げることも出来ます。まぁ固定できませんが。

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ちなみにこちらは当時品。さすがに時代を感じますが、差し替えパーツが多いとはいえ、ちゃんと変形はしてました。武装も豊富だしね。

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しかし魂では、その武装も完全再現、膝下のウェポンラックから、収納状態のものを取り出すことも出来ます。もっとも、武器が大きいので蓋は閉められません。

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まずは王道のトライダー・セイバー。左右2本が付属します。

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トライダー・ビーム・キャノンとトライダー・カッター。いずれもジョイントパーツで、腰に付けておくことが出来ます。

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かぎ爪も開閉可能なトライダー・チェーン。

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ある意味非常にトライダーらしい武器、トライダー・ルアー。ロボット帝国相手に釣り竿だよ・・・。

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「突け!G7!」
トライダージャベリンももちろん付属。使用頻度は一番高かったんじゃないかな?
竹尾GCでは、消費する武器も自前だったようで、ミサイル1発射つ度に、経費が100万円かかるとか言われてました。そのため無駄弾は厳禁、必然的に肉弾戦が多くなるわけです。

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さて。
G7の名は、七つの変形パターンを持つことに由来します。もっともそのうちの3つは、頭部の変形なのですが。

変形用頭部はもの凄く良くできていて、ギミックがぎっちり詰め込まれているのに、角を含めても、全長4cm強しかありません。

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ヘルメットを反転、コクピットカバーを展開して・・・。

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偵察機、トライダーホークに変形。このままトライダーイーグルのコクピットにもなります。

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ちなみにこっちが当時品。目が出たままです(^^;)。

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魂版は、さらに羽を畳み、車輪を出して、地上走行用のトライダー・モビルに。

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さらにフロートを展開、角を反転させてトライダー・マリン。この角が、ヘルメットの凹んだ部分にきちんと収まるのが芸コマです。

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続いて本体の変形。
放映当時の玩具では、変形時に胸のバードマークを取り外す必要がありました。しかしさすがに魂、変形の際にそんなことはしなくても大丈夫。(後述する、シャトルとの合体時のみ、取り外さなければなりませんが)

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トライダー・コスミック!
説明書にも「最も多用された形態」とあるように、この変形の時のワッ太くんのかけ声は、今でも脳裏に蘇りますね。
放映当時の玩具も良くできて・・・できて・・・いましたが、コレを見た後だともう何にも言えません。

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腰部から下を後ろに畳み込み、トライダー・ホークを再合体させて・・・。

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トライダー・イーグル!
コスミックとは、また異なる飛行形態なのが面白いです。
個人的には、この形態が一番好きだったなぁ。

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さらに、別パーツのクローラーと合体して、
トライダー・ビークル!

正直、放映当時は「不整地踏破できる2足歩行ロボが、キャタピラ付けてもしょうがないんじゃない?」とか思っていましたが。

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なんか、こうやって見直すとカッコええな!運用上の意味があるのかどうか知らんけど!

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そして、オマケというにはあまりに大きい、トライダーシャトルも付属します。
竹尾GCの移動基地というか社屋というか社員ロビーというか、律儀に社員ほぼ総出で乗り込んで、ワッ太とトライダーを援護していました。

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滅多に(経費的に)撃つわけにいかないミサイル発射口も、開閉可能。

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後部ハッチを開けて、クローラーパーツを収納することも出来ます。

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さらに前面扉を開き、連結パーツを引き出して・・・。

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トライダー・コスミックと合体!
この時、胸パーツは邪魔になりますが、シャトル上部のドーム内に収納しておけます。

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トライダーは、普段は冒頭の写真のように、そこらの公園の地下に隠されていました・・・って顔半分出てたけど・・・。
出撃時には、ちり紙交換や駅のホームのアナウンスのような警報を流し、公園で遊んでいた子供たちが白線の外に下がるのを確認した後で、勇躍発進していきました。
その生活に溶け込んだ風景は、舞台は未来なのにもかかわらず、トライダーの存在をもっと身近に感じさせる大きな要因でした。

以前、イタリアで日本のアニメを配給する仕事をしているイタリア人の方のインタビューを読む機会がありまして。
その人は、こんなことを言ってましたっけ。(意訳&うろ覚え)

「一番好きな日本のロボットかい?
そりゃもちろん、トライダーG7さ!
子供の頃に見て、一発で好きになったんだ。

彼(G7)は、本当はとても強い無敵のロボットなのに、普段は公園の地下に収まって、子供たちを見守っているんだ。
その、強さと優しさを兼ね備えたスタンスにグッと来てね。
近くの公園にいっては、この地下にトライダーがいて、僕を見てくれているんじゃないかと探して回ったものさ」

国境も言葉も関係なく、伝わることってありますね。さらにそれが、私たちも大好きな物だったら、こんな嬉しいことはないさ。

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2014/06/22

六つの誓いが今

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一つの勇気になる!

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ダイナマイトアクション!ゴッドマーズ
六神合体ゴッドマーズ」の主役メカ、すでに超合金魂でも発売されている、合体ロボとしてはある意味頂点の「宇宙の王者」です。
このアイテムは、マグネットジョイントを生かして組み替え合体を行いながら、プロポーションと可動にも気を配った仕上がりになっています。

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まずはタケルが乗り込むガイヤーと、胴体になるスフィンクス。スフィンクスの肩と腿、膝に、マグネットが使われています。

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両腕となる、ウラヌスとタイタン。この変形(?)はかなり割り切っていて、膝から上を丸ごと取り替え、別パーツを用いて合体を行います。だからこいつら、合体時には、膝から下しか使わないのね(笑)。

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最後は、両脚となるシンとラー。こっちはまだパーツが残る方で、肩と頭を取り外すだけでOKです。

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いずれも両脚はほとんど動きませんが、両肩はほぼ90度水平に開くことが出来ます。そのため、集合時に飛んでくる「あのポーズ」は再現可能なわけですね。

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ガイヤーの膝を折り畳み、スフィンクスの前面カバーを開けて、六神合体!

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ゴッドマーーーーズ!
プロポーションと迫力は、アニメの雰囲気をかなり再現できています。

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まぁ副作用として、これだけ交換パーツが余りますがノープロブレム。

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お得意の引き出し関節とマグネットジョイントのおかげで、ゴッドマーズらしからぬファイティングポーズも可能。

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ファイナルゴッドマーズ!

しかし、一番驚いたというか感動したパーツは。

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冒頭の写真で使っていた「ゴッドファイヤーを再現するためのパーツ」だったりして。
最初、ガイヤーのスタンドかと思っていたら、ちゃんとスフィンクスに取り付けられるようになっていたので、ちょっと笑みがこぼれました。

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そんなわけで、「気軽に合体遊びも楽しみたい」が「バリバリ動かしてみたい」という、ゴッドマーズにはかなりキビシイ(?)要求も、ダイナマイトアクションなら安心安全。超合金魂が発売されてから、かなり経っていますしね。
深い眠りから覚めろ!

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2014/06/14

人類最期の兵器

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ここのところ、2回に1回はゲッターロボを紹介しているような気がする皆さんこんにちは。

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METAMOR FORCE、ダイノゲッター1。
ダイナミック企画(株)のHPで発表されている新型ゲッターロボで、「恐龍帝国」と戦うようです。
敵の名前からも、おそらくゲッターロボのパラレルワールドか何かかと思われますが、もしかして正統な続編・・・○万年後とかね・・・かも知れませんが、今のところ全く分かりません。

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デザインは、ゲッター1、いや真ゲッターロボのそれを元にしながらも、恐竜そのもののモチーフがあちこちに見られる凶悪なものになっています。

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背後の翼はプテラノドンタイプですが、ちゃんと(?)腰から生えているあたりも、ゲッターの王道を行くものと言えましょう。

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ダイノゲッターサイトが付属、両手で構えられます。サイトの刃の部分は、翼の先端を外して取り付けるようになっており、長くて尖ってまさしく凶器。
杖の部分だけは余剰パーツです。

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鎌はやっぱり、背中に担がないとね。

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ダイノゲッタートマホークも2本付属、手持ちの斧になります。刃の部分を内部にしまうことも出来ます。

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さてそれでは、このアイテムの真骨頂、ゲッターロボからプテラモードへ変形を行います。

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体前面の白い部分を展開すると、プテラモードの頭部になります。これをぐるんと上に回し、畳んだゲッターの頭と合わせます。

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両脚は、脛部分のアーマーを開き、翼の黒い部分に重ねるように取り付けます。さらにトマホークを左右合体させて、腰に取り付けると・・・。

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プテラモードの完成。

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「恐竜」と「ゲッター」の、天敵の組み合わせとはまた、意表を突かれました。
しかし意外に似合っています。

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まだWEBマンガも始まったばかりで、海のものとも山のものともつかない・・・というか、海のゲッターも山のゲッターも出て来ないのですが。
今年はゲッターロボ生誕40周年、きっとまだいろんな企画があるのでしょう。

それにしても、40周年か・・・(なんかしみじみ

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2014/06/07

大・大・大・大・大将軍

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「極(きわみ)アームズ」って、「きわめ」って読むのかと思っていた皆さんこんにちは。ええっ少数派?

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DX極(キワミ)ロックシード
仮面ライダー凱武の、新たな力(時期的にいって最後?)のロックシードです。
中央に並ぶナンバーは∞、いかにも「切り札」という感じがします。
本体以外に、ドライバー接続用の専用ジョイントが付属します。

本体後ろのボタンを押すと、いつもの人の変な英語(おい)ではなく、なんと紘汰くん本人の声で
「ここからは、俺のステージだ!」とか
「俺は絶対に諦めない!」などといった、紘汰節が炸裂します。これだけでも、ファンにとっては嬉しいことでしょう。
また希に、謎の女の人(バレバレ)の声で
「気をつけて・・・あなたは運命を選ぼうととしている」
などといった、ボーナス音声も流れます。初めて聴いた時は、ちょっとドキッとしました。

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本体横のボタンを押すと、下部から鍵部分が出現し、同時に
「フルーツバスケット!」
と、いつもの人の声が響きます。本編でやっていた、まさにフルーツバスケットとしか形容のしようがないアレですね。

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カチドキロックシードをセット済みの戦極ドライバーから、向かって右のフェイスプレートを外し、ジョイントを介して、極ロックシードを差し込みます。このために、カチドキロックシードには鍵穴が空いていたんですね。
そのまま、極ロックシードだけを手前にくるっと回すと・・・。

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「ロックオープン!」
と声がし、極ロックシードの前面カバーが開きます。
同時に、カチドキロックシードの方も、今開いているカバーの上からもう一枚カバーが開き、両方のロックシードが叫びます。

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「極アームズ!大・大・大・大・大将軍!」
左右のロックシードから、それぞれ掛け合うように「大! 大!」と音が流れ、最後に「大将軍!」と合唱する・・・と思うのですが、私のものはどっちか電池が古いのか、今ひとつタイミングが合いません(^^;)。
今度電池換えて試そう。

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さらに、極ロックシードだけをまた捻ると、今度は武器発動遊びが楽しめます。
劇中でやっていた、他のライダーたちの武器を片っ端から召喚して戦う、アレができるわけです。
回した回数で召喚武器が変わり、1回だけだと大橙丸が呼ばれます。全16種類の武器を順番に呼ぶので、最後の火縄大橙銃DJ銃を呼ぶには、16回回さなければなりません。気の長い話だ。

しかし極ロックシードのフタにも、召喚武器にも、あのブドウさんが登録されているわけですが。
あのひと、コッチ側に帰ってくることなんかあるのかなぁ・・・(^^;)

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2014/06/01

ダイナミック・チェンジG

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急げ、3人の若者たちよ!

ダイナミック・チェンジ、ゲッターロボG。
3機のゲットマシンが、SD形態とはいえ、ゲッターロボGの3形態に完全変形合体!
以前のノーマルゲッターも、目の付け所が素晴らしいアイテムでしたが、今回はさらにバージョンアップ!
ゲッターロボの10倍凄い(かどうかは当社比)ものができあがっています。

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まずはドラゴン号、ライガー号、ポセイドン号の3機。いずれも綺麗な成型色で、フォルムもかなりいい感じでゲッターしています。
特にポセイドン号のまとまりは見事で、当時のポピニカと比べても遜色ない(それは言い過ぎ)。

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ではさっそく、合体にチャレンジしてみましょう。
チェンジ!ドラゴン!

今回、3形態ともほぼ人型をしており、ゲッター3のような異形の状態がありません。そのために、真ん中にくるゲットマシンの手(脚)は、3形態とも背中に回す方法をとっています。

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機種の先端を左右に開き、さらにアゴの部分のヒゲ(?)を180度ひっくり返すと・・・。

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ゲッタードラゴンの完成。
ノーマルゲッターより、赤・青・黄の色使いでハッキリと別れているため、非常にヒーローメカらしい印象になっていますね。
背中が重すぎて、自立できないのはご愛敬。

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サイズの都合上か、両腕は左右に開くのみで、前後に動かすことは出来ません。ここだけはちょっと残念。
ゲッタートマホークはちゃんと付属します。

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続いて、チェンジ!ライガー!
ドラゴンの腕だった部分を下へ引き延ばし、脚にします。また、ドラゴンの脚(ポセイドンの腕)だった部分は、丸ごと背中に反転し、ライガー号の機体の中にピッタリと収まります。

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ライガーの顔の変形は一番凝っていて、左右の角を上下反転させるだけでなく、首の下の部品を回すと、機種の内部が反転して、ライガーの目が出てくるようになっています。

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ゲッターライガーの完成。
変形の都合上、両腕が自在に動くので、むしろドラゴンより遊んでいて楽しかったり。

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細い両腕が印象的ですが、翼がある分上半身にボリュームが集まっていて、デザインとしても素直に面白いです。

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最後は、チェンジポセイドン!
ポセイドンの両腕下碗部は、ドラゴンの脚に入っているのですが、これがなんと「脚の中」でなく、「靴の中」に収納されています。つまり、ポセイドン号の機体は「ドラゴンの脚が入っていて」「その中に、ドラゴンの靴部分が入っていて」「さらにその中に、ポセイドンの下碗部が入っている」設計になっています。SD体型だからこそ出来る芸当ですね。

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機種の黒い部分を上下反転させ、顔にすると・・・。

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ゲッターポセイドンの完成!
こちらも両腕は左右にしか動きませんが、このフォルムったらアンタ!当時の超合金と比べても遜色ない(それは言い過ぎ)。

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背中のミサイルは、ドラゴンの腕、つまりライガーの脚のつま先部分を反転させただけなのですが、色が(後ろだけ)黄色く塗ってあるため、もうホントに普通にミサイルに見えます。

今回、今までよりさらにヒンジが増えた関係でか、少々取れやすい部品があったりしますが、いやこの完成度の前ですから、もう全部OKです。
さぁ皆さんご一緒に。

♪ 不滅のマシン ゲッターロボ ♪

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