« 昂弐病 | トップページ | ダイナミック・チェンジG »

2014/05/24

Lonely Chaser

Asx_2363
Runaway、Runaway ♪

 

Asx_2347
Valiable Action Hi-Spec、ガルビオン。
80年代のアニメ「超攻速ガルビオン」に登場した可変メカです。スタイリッシュなメカとキャラ、バリバリのオープニングは非常にキャッチーでした。
本編はおいといて(おい

 

040417
今でもカルトな人気を誇り、好きが高じて、ダイヤブロックで完全変形版を勝手に作成した人もいましたよ(笑)。
なんせ、当時は完全変形どころか、ちゃんとした玩具が一般販売されたかどうかも疑わしい状態でしたからね。

しかしさすがに、この21世紀のガルビオンは、再現度抜群!素晴らしいギミックを盛り込んで、完全変形を成し遂げました。

 

Asx_2349
当時としては斬新な4つ目の主役メカ、頭部や背中も細かく再現されています。頬のガードは可動、閉じて下の目を隠すこともできます。

 

Asx_2343
可動域も、変形ギミックを兼ねた 引き出し関節によって割と広く、アクションポーズをつけることができます。

 

Asx_2341
オープニングで有名な、肩のマイクロミサイル発射口の開閉も再現。さすがに、パネル一枚ずつばら蒔いていくアレはできませんが。
というか当初、ガルビオンって、武装はこれしかなかったよね?

後に追加された武装の銃と縦は、それぞれに変形可能なものとプロポーション重視の2種類があり、好きな方を持たせられます。

 

Asx_2353
頬のガードを閉め、背中のウイングを展開。さらに脇腹のバーニアと爪先のウイングパーツを付け足すと、浮遊飛行形態も再現できます。
ガルビオンの世界では、異星人の干渉によって高度を飛行することが制限されたため、代わりに車社会が発展したという設定になっています。そのため、僅かとはいえ浮遊飛行機能があるガルビオンは、他の戦闘メカよりも有利・・・だったはずなんだけど、あんまりそんな感じがしなかった・・・。

 

Asx_2356 Asx_2357
さて、それではこのアイテムの真骨頂、完全変形を堪能しましょう。各所のヒンジを展開、複雑怪奇なパーツの移動を行うと・・・。

 

Asx_2366
まずは強行突破形態、ロードアタッカーの完成。
本編では見た覚えがないけどな!あの頃は、とにかく何でも3段変形しないといけない時代だったのさ!

 

Asx_2365
しかしこうやって見ると、かっこいいなぁロードアタッカー。時代は一回りしたかも。そこからさらに、もっと複雑怪奇な上半身の変形を行うと・・・。

 

Asx_2360 Asx_2361
スポーツカー形態、サーカス1の完成!薄いボディと、面一になる装甲が実に見事でスタイリッシュ。あのオープニングがリフレイン!

 

Asx_2348
番組としては、もったいないお化けが出そうな味わいの作品でしたが、このアイテムの完成度は一級品!もう涙が出そうです。
愛がなきゃ到達しないよね、この完成度は。

 

040419
しかしまあ、愛だけなら私も、結構負けてなかったなぁ・・・
と、変な感傷に浸る若葉の候。

|

« 昂弐病 | トップページ | ダイナミック・チェンジG »

鋼鉄の凱歌」カテゴリの記事

コメント

皆さん、これを買われた方多いようですね。お気持ちは良く分かります。21世紀に、こんな凄いガルビオンがやってこようとは!

> 腰原版ガルビオン

ありがとうございます。ダイヤブロックだったのでちょっと厚ぼったいですが、レゴで作り直せば、もっと薄くていい感じになったかも知れません。
でもあの頃は、まだ完全変形するガルビオンがなかったからこそやったので、今となってはねえ、これがあるもんね(^^)

> ぬふうさん

初めまして、今後ともよろしくお願いします。そして変形情報、ありがとうございました!
ホントだ、サーカス1の頭がすっぽり綺麗に入って、上の装甲が薄くなる!全く何も考えずに反射的に、頭部を反転させていました(笑)

投稿: 腰原仁志 | 2014/05/26 19:16

いつも楽しく拝見させていただいております。
間違いなく購入されるであろうと首を長くしてレビューをお待ち申し上げておりました。
私も職場の机に飾って毎日ニヤニヤしております。
職場の若いもんがミニ4駆スか?とかいって不思議そうな顔をされますが気にしません。

不躾ながら少しだけ気になったのでお伝えせねばと。
・サーカス1状態のときの後輪はもう少し外側に引き出せると思うのですが。私も説明書を見てなんのこっちゃと思いつつギコギコ音をさせながらいじっていて気がつきました。ボディ側面とホイールがツライチになるくらいまで移動できるはず。
・設定どおりに首を180度回転させて変形させていませんか? アレはどうやら説明書の間違いらしく、正面向きのまま変形させるとサーカス1時に胸パーツがぴったり沈み込みます。説明書など見なくとも魂で回転させるのが当時の視聴者の性だとは思うのですが、やってみると意外なほど見栄えがよくなるので、宜しければお試し下さいまし。

投稿: ぬふう | 2014/05/25 23:32

>440sixさん

 いやもちろん「軽シン」のアニメパートのことですよ。少なくともガルビオンのOPレベルはこなしてたし、車などはずっと上だった気がします。それに後で全編アニメになったバージョンも出ましたし。wikipediaで調べてみたら総アニメ版ビデオ(実写パートをアニメ化した版)とアニメ版DVD(元実写パートカット)と二種類出てたそうで、どっち見たかは覚えてませんがアニメ版も見ました。

 アニメは、耕平役の塩沢兼人さんと薫役の榊原良子さんの声が実にいい。戸田恵子さんも。というかどれも今やベテランというか当時の粒揃いですけどね。DVDでもいいから買っておけばよかったなぁ。
 ニコニコ動画にアニメ版は上がってました。TVの録画のようで画質悪いけど、総アニメ版ってやつですね。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm510822

 ちなみにYoutube等でいくらか見られますけど、実写の薫役の女優さんも美人でメガネが似合っててイメージは良かったですね。

投稿: やずみ | 2014/05/25 16:53

本放送時は第一話ぐらいしかまともに見てなくてプラモのロードアタッカーって本編にも出てるもんだとつい最近まで思ってて、CSで最後まで見てやっと気づきました(笑)
ロードアタッカーに変形させるときにシャフト?を動かすのがおっかなびっくりなのが玉に疵だけど三形態ともプロポーションに破綻がないのは魅力です。
それまではロボトライしかなかったし<あれはSD体型だけど。
イベントではゼクターというかバーストゼクターも検討中らしいのでひょっとすると30年目にしてロードファイヤーが拝めるかも。
そこまで行くとエクスキャリバーも<キリがない

投稿: Sad | 2014/05/25 16:36

>OPレベルの作画なら
あの時期の国際映画社作品は99%OPですべての制作リソース使い切ってましたから、ねえ。「OPのキャラクターは、いつ本編に出てくるんですか?」なんて問い合わせもあったらしいですし。
>「軽シン」と「GRAY」
マシも何も、「軽シン」は半分実写だったじゃないですかw
「GRAY」は作画はともかく、ラストをまるまる変えちゃったしなぁ…。
それはともかく、当時のプラキットを少なからず知ってると、今回のガルビオンは「いい時代になったなぁ」と思います。「フル変形のキットが出たら買う!絶対買う!」と思いつつ出ず終いで叶わず、でしたから。まあ、イマイやLSはまだしも、アリイは…、ですから。

投稿: 440six | 2014/05/25 10:29

 うちにも来ました。まだ開けてな(以下略

 写真、パースがついててカッコイイですね。ガルビオンは、やっぱりこの脚の長さと外への膨らみ等、脚のデザインが素晴らしい。胴体は箱だけど。そしてろくな武装無いけど。
 サーカス1状態は、微妙な曲線と面とりが実にいい。マッハ号に次ぐかっこ良さ。日本アニメのSFカーでは、この二つは別格ですよね。

 たがみさんのグチは私も見ました。「我が名は狼」の中だったっけ。いやグチ言いたくもなりますよ、実際の出来を見れば。まあそもそもあのデザイン(キャラもメカも)を動かすのは並大抵ではないと思いますけど、まあ作画酷かった。せめてOPレベルの作画なら……。

 後年、『軽シン』や『GRAY』など他にもアニメ化しましたが、あっちはまだマシだったなあ。『GRAY』はアニメのキャラデザが似せること放棄して、イメージ残したオリジナルにしてたから、普通に見られたし。

投稿: やずみ | 2014/05/25 01:26

腰原版ガルビオンも結構いいとこ行ってますね~

うちにも来ましたガルビオン。感動ですー。
ガレキだったらぜったい完成してないだろうからとにかく嬉しい。

このシリーズ意外と金属パーツが少ないんですけどしっかりしてますね。もうちょっとこなれてきたら樹脂パーツでも結構いけそう。安くなること期待しちゃいます。
全塗装が売りですが、あちこち色が擦れて・・ガサツ者には高級すぎるのが難点。

投稿: メカ・パレス | 2014/05/25 00:20

ああ懐かしや、長生きはするもんですね。
ところでガルビオンといえば、キャラデザ担当のたがみよしひさ氏の作品「我が名は狼」での「ガルビオンなんてキライ」発言が未だ忘れられません。しかもその真横のコマでは主人公がガルビオンのOPを口ずさんでいるという…。なかなか複雑な思いを抱いていたようです。

投稿: 440six | 2014/05/24 20:08

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Lonely Chaser:

« 昂弐病 | トップページ | ダイナミック・チェンジG »