ゴジラのタマゴ

屋外で撮影すると、とたんに「怪獣映画」って気がしてきますね。自然光って凄いなぁ。

ゴジラエッグ。
以前から発売されている「ウルトラエッグ」のゴジラ版ですが、卵状態もモンスター状態も、ウルトラシリーズよりも一回り大きくなり、お値段もちょっと上がっています。しかしその分、変形や遊び方にもう一工夫されている（ような気がする）です。
まずはE.Ｇ．（エッグ）モード。割と綺麗な卵形になります。

腕と尻尾、腿と背中を開き、畳んである足首を展開すると・・・。

Ａ．Ｔ．（アタック）モードの完成。
卵の丸いシルエットに、ゴジラの背びれ部分を巧くアレンジしているので、プロポーションはそれほど卵っぽく見えなくなるのがポイントです。
腕が上下に動かせ、足首も変形の都合上左右に回せるので、踏ん張った感じの迫力あるディスプレイが出来ます。長い尻尾も忠実に再現され、素直にカッコ良い。

冒頭の写真でも使っている、同シリーズのキングギドラ。羽の丸みがそのまま、卵の外郭になっています。

長い三本の首のアレンジは「・・・え？」という感じですが(^^;)、愛嬌があって良いんじゃないかなぁ。こういうのもアリだと思います。

続いてガイガン。お腹のノコギリが、ちょっと小さめです。

大きな単眼もちゃんと再現、そして畳まれていた腕の鎌が伸びるため、こちらも怪獣として良いプロポーションになっています。

敵怪獣ばかりではありません。人類の味方、モスラもいます。
この形態を見て、「ええ？まさか？」と思う方もいらっしゃるでしょうが。

そのまさかの、成虫と幼虫で一つの卵を形成する構造になっています。成虫の羽は（変形含めて）非常にシンプルに見えますが。

実はこの羽が、左右に回転したり、上下に角度を付けられるので、大風を巻き起こしたり、羽ばたいたりするかのような表情を付けられます。ゴジラと親子を並べると、イイ感じですねー。

最後はメカゴジラ。タマゴの形と、お腹の形状がマッチしています。

残念ながら腕は前後に回転せず、左右に開くだけなのですが、それを補って余りあるギミックが入っています。

何と、超合金版ですら差し替えパーツが必要だった飛行形態への変形を、完全変形で再現できます。いやーコイツも良いなー。

怪獣総進撃。

このシリーズで遊んでいて、久々に感じたのですが、
「怪獣対ウルトラマン」も「怪獣対巨大ロボ」も良いけど。

「怪獣対怪獣」というジャンルは、このところあんまり見かけないですよね。
久しぶりに、大スクリーンでこういうものも良いと思うのですが・・・。