FLY to FUTURES
REAL ACTION HEROES、初音ミク(Project DIVA F)。
電子の歌姫が、今までありそうでなかった1/6アクションフィギュアに降臨しました。ミクの衣装はそれこそ変幻自在、作り手によっていくらでもバリエーションがありますが、今回はProject DIVA Fのバージョンになっているようです。
衣装は布や合皮のハイブリッド、非常に細かい塗り分けがされています。スレンダーなボディもイメージを崩すことなく再現。
手首は6種類、顔は2種類の差し替えパーツが付属し、好きなシチュエーションで飾れます。
頭部ツインテールの基部はボールジョイントですが、髪自体も割と軽めなので、ポーズ付けに支障はありません。
ヘッドセットやマイクも、細部まで忠実に塗装。交換用の顔は、ヘッドフォン部分で隠れて見えない耳までちゃんと再現されています。
そして、同じスケールのシンセサイザー・DX7も付属します。名機として名高いこのシンセは、発売当時、有名ミュージシャンがこぞって使っていたので、音楽を志すものの憧れの的でした。
私も欲しくてアルバイトしてたけど、高くて手が出なかったので、廉価版のDX21を買いましたっけ。それでも凄く嬉しくて、楽しかったなぁ。
フィギュアとしての可動範囲ですが、膝以外は非常に良く動きます。この製品の脚部タイツは布などではなく、脚丸ごとABS製なので、膝が90度くらいまでしか曲がりません。その分、細い脚と艶やかな質感が再現されているので、飾っておくには十分でしょう。
ソフトウェアとしての、初音ミクの登場は衝撃的でした。
音楽好きなアマチュアにとっては、それまで最難関だった
「個人で、ボーカル入りの曲を作る」ことが、(前よりずっと)簡単にできるようになった
のは、まさしくエポックメイキング!だったのです。
音楽シーンというものはそれこそ
「初音ミク前」 と 「初音ミク後」
で分断された、と言っても過言ではないでしょう。
そしてそれ以上に、一定要件の下でボーカロイドと版権を解放したことで、誰でも「自分のミク」を作って「発表して良い」ようになったのは、文化の巨大な前進だと、大げさでなく思います。
だって、自分で描いたり歌わせたりしているミクにだったら、誰だって
「ミクは俺の嫁!」
って言える権利がある、ってことだぜ?(ええっそういう話?
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コメント
> 週刊初めての初音ミクのリアル頭身が欲しい。
それは欲しい!しかし、1週間の単価が数千円するでしょうね(笑)
> 着替えがあっても良い気が
全部縫製されていて、チャックとかがないので、ちょっとお着替えは無理みたいです(全身くまなく見たらしい
> 肌とタイツの境目のムッチリ感が良いポイントになってるかと
そうなんですよ!腿はむっちりなのに、あのタイツ部分のちょっと上でむにゅーと、押し込まれている感じの造形が凄いこだわりですよね。タイツきついんだ、きっと。
投稿: 腰原仁志 | 2014/02/08 21:17
私も購入しました。
肌とタイツの境目のムッチリ感が良いポイントになってるかと思います。
投稿: 雷 | 2014/02/03 19:40
個人的には週刊初めての初音ミクのリアル頭身が欲しい。ねんどろいどは持ってるけど。自立しねーだろーなー。
コノ商品の原典は変身サイボーグだろうから着替えがあっても良い気がする。無理なんだろうけど。
技術がある人は着替え作っちゃうんですかね。
それはまた別の商品でやってる事なのかな?
投稿: ズッツトン | 2014/02/02 18:02