黒い旋風
SEN-TI-NEL×T-REX #2、ブラックゲッター。
「真ゲッターロボ 世界最後の日」に登場したゲッターロボで、劇中では竜馬が月面で大破したゲッターロボの残骸から作り上げた、とされています。
商品としては、超絶可動で名を馳せているメーカー製のことだけあり、もの凄く良く動きます。デザイン上の丸っこい体型からは想像も付かないほど。
手首のトゲは差し替え式で、攻撃モードのものと換えられます。
マントには5箇所にワイヤーが仕込まれており、たなびく状態を自在に再現できます。この手のものだと、マントの脇にだけワイヤーがあるものが多いのですが、5本もあるおかげで「マントの中央が風に持ち上げられる」ような状態も表現可能。
肩や肘、腿や膝などには引き出し関節が仕込まれています。今ではさほど珍しくないギミックですが、他のメーカーの引き出し型関節とかだと、ただのクランクやボールジョイントなどが一般的で、本体のデザインとそぐわないものもありました。
しかしこのアイテムでは、その関節部分がもう、明らかにゲッター3の腕を模したデザインになっているため、全く違和感がありません。巧いなぁこのアレンジ。
「ゲッター・ビーーーーームっ!」
腹部のシャッターは、背中のスイッチを押すことで取り外せ、中からゲッタービーム発射口が現れます。
部品の差し替えで、チェーンで連結されたダブルトマホークもできます。
トマホーク収納ハッチを確認するため、マントとマフラーを外してみました。背中に1本のトマホークを取り付けられる開閉式ハッチがあり、もう1本は別パーツのラックで、それにぶら下がっています。
ちなみに、マフラーを外した時の顔。なんという悪役面でしょう。だがそれがいい。
このアイテム、可動に関することはもちろんなのですが、材質に関する配慮も非常に行き届いていると思います。特に腹部の金色のベルト、実はここだけ金属製でもプラ製でもなく、軟質(ソフビ?)製なんです。
動かしているとどうしても上半身と腰に干渉する部分ですが、そこが柔らかい素材なので、塗装などを痛めることなく、安心してポーズを付けられるのです。
なんというのかこの商品、もの凄く「遊ぶことを良く分かっている」方々が作られたのだなぁ、ということが伝わってきます。もうストレスなくブンドドできますからね。ブラボー!
悪いな、俺たちゃ、目をつぶってても遊べるんだ!(何言ってんだ
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コメント
> なんで黒いかの設定知った時は耳疑いました。
まさか「焦げた」で済ませられてるとは思いませんでしたねぇ(笑)。
いろいろツッコみたいことはあるんですが、次のうち、一番スゴイのはどれでしょう。
1.単身で大気圏突入しても「焦げた」程度で済むゲッター鋼
2.単身で大気圏(略)「焦げた」程度で済むゲッターマント
3.月面に転がっていた残骸でロボ1個作れる竜馬の才能
投稿: 腰原仁志 | 2014/01/20 19:53
なんで黒いかの設定知った時は耳疑いました。
初期設定のドリル腕も魅力あるんだけど、やっぱりアクションさせずらかったんだろうな。
投稿: ズッツトン | 2014/01/13 05:24