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2013年7月

2013/07/27

たてっ!バクレツキョウリュウジン!

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♪ 孤独な宇宙から オー 今こそ
  帰ってきたぞ 鋼の魂 ♪
 (歌が違います

今回の記事は、7月27日現在、獣電戦隊キョウリュウジャーのネタバレを含んでいます。本編を楽しみになりたい方はご注意下さい。

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ロケット変形・DXプレズオー
キョウリュウジャーの新たな仲間、宇宙から帰ってきた十大獣電竜の一匹です。
この状態が、本来の(海竜としての)姿らしいのですが。

Asx_0143 翼部分を畳んで変形、宇宙空間にも対応できるように改造されたロケットモードになります。大型ブースターを積んだロケットのようで、機首の獣電池を入れる部分がクリアなのもまたちょっとカッコいい。
そして、ロケットモードから各部パーツがバラバラになり、再合体すると。

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人の力を得た、プレズオーの姿になります。いつものように、音声ギミックが搭載されているのですが、変形時にかかる「オー!オー!オーオー!オーン!」というかけ声が、耳と頭にこびりついて離れません。
右手は、プレズオンの機首が大型砲塔になりますが、通常の拳が付いた右腕もちゃんとあり、プレズオーの状態だと背中に取り付けておけます。

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大型砲塔のレバーをスライドさせると、劇中通り
「3!2!1!ズオーン!」
というやかましいセリフ(笑)と、発射音が鳴ります。レバーに連動して獣電池もスライドし、それがクリアパーツ内部から見えるので、エネルギーカートリッジを刺し直ししているような気分に浸れます。

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左腕に、獣電竜ブンバッキーをカミツキ合体させ、プレズオーブンバッキーにすることもできます。もちろんジョイントは共通なので、他のどれとでも合体できますが。

さて!
それではいよいよ、タイトルにもなっている最強形態(今のところ)、バクレツキョウリュウジンへ合体させましょう。

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まずはガブティラを、キョウリュウジンになる途中まで変形させます。キョウリュウジンでは、ガブティラの腰より上が真横になりますが、今回は堂々と正面を向けておきます。

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プレズオーは、下半身を大きく広げ、両脚からカミツキ合体用のジョイントを出し、バクレツキョウリュウジンの上半身に変形します。

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そのまま、まるでガブティラの背中に乗り込むように、プレズオーを合体させます。
まさしく、恐竜!プラス人間!
プレズオーの両腕で、ガブティラの胸を抱え込むようになるので、合体状態も安定しています。
またこの時、合体補助パーツとして、白いパーツをガブティラの腰にはめるよう指示があります。これがないと、ガブティラの腿が自重で横に開いてしまう恐れがあるからですが、ただ合体遊びをして飾っておくだけなら、なくても特に差し支えありません。

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頭部は、プレズオーの時と前後を逆にしてはめ、頭頂部を左右に開きます。両脚の下に、プレズオーのブースターをゲタのように履かせ、さらにブンバッキーを左腕に再合体させると・・・。

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完成!バクレツキョウリュウジン!

やっぱり、恐竜の顔は、正面を向いている方が迫力出ますね。その分、左右はおろか前後にも、恐ろしく幅があるロボットになってしまいますが。

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正直、プロポーションとしてどうかといわれると、まぁ、何だ、読めよ空気!(おい

しかしそれでもね、やっぱり。
絶体絶命の窮地、その次回予告のタイトルで

「たてっ!バクレツキョウリュウジン!」

と、新型ロボの名前を言われたらさ、戦隊ファンの血が燃えてこないはずがありません。
そういうところ本当に巧いんですよね、このシリーズは。

P.S.

ところでこのバクレツキョウリュウジン、うちの玩具のナニカで見たことがあると思っていたら。

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ああ思い出した、コレだった(笑)

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2013/07/24

ユーナイト!

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今蘇る、五連合体大作戦!

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EX合金ガッチャスパルタンガッチャマンF(ファイター)に登場した、科学忍者隊の乗り込む新たな(そして最後の)翼です。

すでに同シリーズでは、ゴッドフェニックス、ニューゴッドフェニックスが発売済みなので、これで3機が勢揃いしたことになります。鋭角で洗練されたフォルムは、スパルタンの名にふさわしい機能美があります。

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ガッチャスパルタンは、小型メカを格納する母艦だった他の2機と異なり、ガッチャ1から5までの小型メカ自体が合体して完成します。
まずは大鷲の健が乗り込むガッチャ1。スパルタンの機首になります。

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機体の左右から、ボタン一発でミサイルランチャーがせり出すギミックがあります。普段はきれいにボディに収納されており、幾何学模様の凹凸の一部になっているのは見事ですね。

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続いて、コンドルのジョーが乗り込むガッチャ2。F1カーの形態を模しています。

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合体時にはタイヤとライトを畳み込んで、スパルタンの後部上となります。

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ガッチャ3は、白鳥のジュンが乗り込むVTOL機。ちゃんと左右のローターも回転します。

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翼を畳み、機首を押し込むと、連動して後部から合体用ジョイントが現れます。そのままガッチャ1の後部に合体します。

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続いてガッチャ4。燕の甚平が乗り込む、飛行も可能な小型タンクです。機体前部から機銃が、上部からミサイルランチャーが展開するギミックがあります。

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合体時には、機体後部を左右に折り畳みます。今までの3機と異なり、形がガラッと変わるのでとても新鮮。

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最後は、みみずくの竜が乗り込むガッチャ5。小型アームを持つブルドーザーみたいな、水陸両用工作車だそうです。アーム部分は金属製で、丈夫な上に雰囲気バッチリ。

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ブルドーザーのショベル部分を倒して、翼にします。合体時には最後部となるので、後部に大きなバーニアがあり、また車輪部分はボタン一発で下に飛び出し、スパルタンを支えます。

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そしていよいよ、ユーナイト!ガッチャスパルタン!
どひーかっちょええ!なんて美しい一体感!

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鋭角で洗練されたフォルムは、まさしくスパルタンと呼ぶにふさわしい、戦闘的なデザインです。
各小型メカの本体は合金製なので、合体後ももちろんずっしり重く、非常に満足感があります。にもかかわらず、ジョイントがかなりしっかりしているので、ばらける心配もほとんどなく、安心してブンドドゥできます。金属製のスタンドも付属するので、重い本体も安定して飾っておけます。

個人的には、ガッチャマンのメカはどれも思い入れがあるのですが、玩具として一番好きだったのは、やっぱこのスパルタンですね。プラモも作ったっけなぁ。
映像作品として好きかどうかは、全然別にして…(ええっ

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ところでこのアイテム、映像のガッチャスパルタンと比べたとき、非常に重要なものが付属していません。
そう、必殺技「科学忍法・ハイパーシュート」の際、スパルタンの上部にガッチャマンフェンサー(剣)を構えて立つ、大鷲の健のフィギュアがついていないのです。

しかしそれで何か問題があるかと言うと、個人的にはなんにもありません。むしろ、「よく付けないでおいてくれた」と言いたいくらいです(おい

だって、超高速で飛行するスパルタンの上に、生身の人間が(スーツ着てるけど)支えもなしにすっくと立って、巨大な鉄の敵を剣で切り裂くんですよ?
それまでのアニメとは一線を画したリアルな描写が印象的だったガッチャマンが、そんなことをしでかすなんて・・・と、見た当時は結構ショックでした。
第一アレじゃ、こんなにかっこいいスパルタンの存在意義がないじゃん!って思っていたもので。

そんなわけで、個人的にはこの「ガッチャマンのフィギュアがついていない」件は、メーカーさんの大英断だと、大きな拍手を送りたいところです(ええっそういうことなの?

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2013/07/20

自組る爆る・2

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和風ロボだけに、日本の原風景みたいな景色がよく似合いますね。
うちのド近所だけどさ!こういう撮影場所には不自由しないな!

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爆獣合体ジグルハゼルハゼルジンオー
同シリーズの第2弾、今度は4体合体です。「超パズル合体」というだけあって、前シリーズのセイオーよりもさらに、組み替えの楽しさは上がっています。

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まずはハゼルジュウベエ。牛(?)の頭をしたモンスターで、主にハゼルジンオーの胴体となります。
角をもっと立てた状態が本来の姿ですが、撮影時には忘れていました。

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続いてハゼルジンリュウ。坊やよい子だねんねしな、という感じの龍で、ジンオーの腕とか膝パーツとか兜飾りとか、いろんなものになります。

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ハゼルヒエン。見たとおりの鳥(ツバメ?朱雀?)で、ジンオーの背中の翼に・・・なると思ったら大間違い。詳しくは後ほど。

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最後はハゼルブオウ・ザオウ。どっちがブオウでどっちがザオウなのか良く分かりませんが、たぶん狛犬のモンスターなんでしょう。
こっちは見たまんま、ジンオーの両脚になります。

これらがバラバラに「爆(は)じけ」、組み合わさって・・・。

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ハゼルジンオーになります。他はだいたい想像通りの変形をしますが、翼かと思っていたヒエンはなんと、羽を腰の後ろから回り込ませ、腰部のアーマー・・・袴状のスカートになります。
高下駄を履いているロボットというのも珍しいですが、長い袴をまとったロボとは、何ともバンカラですねぇ。いやもう死語か?

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顔は非常に凛々しく、金と青のコントラストが気高さを感じさせます。
そして、売りの「自組(じぐ)る」俺合体を始めますが。

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前のセイオーもそうでしたが、各パーツのジョイントはそれほど強固ではありません。特に、自重を支えるのに重要な腹、膝、股関節のジョイントが緩い・・・というかとにかく軸が短い・・・ので、割と簡単にポロポロすっぽ抜けます。これはもう非常に残念。せめてその3箇所だけでも、あともう軸を5mm伸ばしてくれれば、もっとストレスなく遊べるのに!

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取りあえず簡単に、ウイングガンダムEW版みたいなものを組んでみました。
何故か前のセイオーとは、軸の径が合わない部品があり、一部の部品は互換性がありません。もっともこれはジンオーのせいではなく、セイオーの部品が、何故か複数の種類のジョイント径を使っているからなのですが。何で統一しなかったのかなぁ。

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そうは言っても、組み替えて遊び出すと止まらないのが、ブロック者の性。やっぱりこの手の商品は、シリーズが増えてからが勝負ですね。
ただ、セイオーで売りのポイントの一つだったはずの「爆(はぜ)る」(ボタン一つで、ボディなどがバラバラになる)ギミックは、またしても何故か、ジンオーには搭載されていません。
まぁ、あれはなくても別に問題なかったですが(おい

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2013/07/14

迫るショッカー

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北海道ロケ敢行!(嘘

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S.H.Figuarts仮面ライダー旧1号
このシリーズではもう、ライダーは何人発売されたのかわからないくらいですが、こと私たちにとっては、この1号は別格です。

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何と言っても、この色ね!
再改造後の2本線のボディの方が、今の子供たちには一般的なのでしょうが、やっぱり私には「これが1号ライダー」なんですよ。どうしてもね。

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可動に関しては、さすがに円熟のシリーズ、やたら良く動きます。ボディに至っては、コンバーターラングの胸、腹、ベルト、そして腰と、4箇所で別々に動かせるという複雑分割。

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ライダー・ジャンプ!
胸を思いっきりのけぞらせて。

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膝を抱えて回る、これがもう憧れでね。
このポーズさせたまま、フィギュアをくるくる回して見入る、2013年の夏。

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そしてライダーキック。
膝がほぼ180度畳め、また腿もきゅっと上に曲げられるので、全身を引き絞ったようなあのポーズも様になります。

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バーリア破壊ボール(時代を感じる名前だなぁ)と、電光ライダーキックのエフェクトパーツが付属して・・・。

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対トカゲロン戦も再現可能。エフェクトパーツは、左右に分割して足首を挟み込むようになっているので、飾っておいてもポロリしません。

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また、ショッカー戦闘員のロッドも付属するので、敵の武器を奪ってぶちのめす、あれも再現できます。今から思うと、敵の武器をぶんどって逆に叩きのめすのって、どうなんだヒーローとして(^^;)という気もしますが。
もともとショッカーの裏切り者である1号ライダーにとって、そんなことはたぶんどうでもいいのです。

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だから、新人ライダーのバイクを奪って乗り込んでも、たぶん問題ないのです(おい

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ところで、ちょっと玩具に詳しい方なら、
「確か、この1号と同じ時期に、フィギュアーツのショッカー戦闘員も発売になってたんじゃなかったっけ?」と思われたかも知れません。この記事のタイトルも、ソッチを意識して付けましたしね。

なんでそれを撮影していないかというと、まぁ何だ、多くは語らないけど、つまり
KONOZAMAさ!(哀

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2013/07/06

宇宙の王者

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スペース・サンダー! 

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スーパーロボット超合金UFOロボ グレンダイザー
ずっしり重い手応えと、抜群の可動範囲を誇るこのシリーズに、宇宙の王者が降臨しました。プロポーションは文句なし、まさしく王者の風格。

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肩や腰・胸に引き出し関節を備え、戦闘ポーズはもちろん、首をかなり上に向ければ、スペイザーとの合体シーンもバッチリ再現できます。残念ながら、スペイザーもダブルスペイザーも付属しませんが、・・・そのうち限定発売されそうな気がするなぁ。

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肩のショルダーブーメランも脱着可、ダブルハーケンは別パーツで持たせられます。ハーケンの方がブーメランよりずっと大きいので、迫力も満点。

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冒頭の写真で使っている、スペースサンダーのエフェクトは、角を丸ごと交換して差し替えます。この、体を捻って発射するシーンが好きだったなぁ。

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スクリュークラッシャーパンチにもエフェクトが付属します。さすがに、刃が前に伸びた腕は差し替えなのですが・・・。

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実は、グレンダイザーの可動で最大の妨げとなる「肘まで伸びた腕の刃」について、新しい試みがされています。赤い刃のうち2本だけは、ボールジョイントで接続されていて、肘を曲げた時に、腕に干渉しないように曲げることができるようになっているのです。おお、コレはスゴイ!
もしかしたら、全部の刃をそうすれば、差し替えなしでスクリュークラッシャーパンチが再現できる・・・日も来るのかなぁ。

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ところで、グレンダイザーについては、ちょっとした思い出があります。

数年前のことですが、私の古い友人からメールが来ました。彼は、中東のとある大きな国で外交的な仕事をしており、役職を言うとたぶんみんなビックリするような、実はとてもえらい人です。いや本人は、そんなえらそうなヤツじゃないですけどね。
もちろん仕事柄、その外国のかなりえらい人とも、お付き合いがあるそうです。

「ちょっと教えて欲しいことがあるんだ」

彼のメールにそうあったので、私が教えられることなんてあるのか?と思いながら、続きを読むと。
現地で付き合いのある、向こうの国の相当えらい人から、ある質問をされて、答えられなくて困っているそうです。
それは何かというと。

『グレンダイザーとグレートマジンガーでは、本当はどっちが強いか?』
だそうで。

何でもあちらの国では、十数年ほど前、その二つの番組が放送されて大人気となり、えらい人たちも(若い頃)見て夢中になったのだそうです。そして、本場の日本から来た私の友人に、長年の疑問をぶつけたのだとか。

彼はあんまりアニメには詳しくなかったので、「そっちの方面」として私にネタを振ってきたわけですね(笑)。
私たちの魂を振るわせたあの番組が、遠い中東の国でも大人気だったというのは嬉しい限りです。もしもその人たちに会えたら、私もきっと、友達になれたことでしょう。いやアラビア語はわからんが。

私は精一杯の知識(と愛情)を込めて、その質問に自分なりの答えを返信してやったのですが・・・。
皆さんだったらどう答えてあげます?中東の友たちに。

『グレンダイザーとグレートマジンガーでは、本当はどっちが強いのか?』

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