見たか君は

聞いたか君は！
マジンガーＺ！

重いんだ！
大きいんだ！
運ぶの大変なんだ！（おい

それはともかく、DX超合金魂 マジンガーＺ。
マジンガーＺ生誕40周年を記念して作成された、まさに超合金魂の決定版というにふさわしいアイテムです。
何せその大きさは本体だけで30cm、先述の箱に至っては、ファンヒーターでも入っているんじゃないかというでかさです。しかも堂々と記入されている「１個入り」の文字！

このアイテムが決定版なのは、何も大きさだけではありません。
箱を開けると、中には４個の小箱がありますが、中でも一番重そうなものに見当を付けて開いてみると。

いきなりこれが出てくるのですから、もうテンション上がりまくりです。
とりあえず、あのエンディングテーマを脳裏にリフレインさせながらご覧下さい。

胸部のメカニックは取り外し式の電源ユニットになっており、同梱のリモコンで、胸部放熱板と光子力ビーム発生装置を光らせることができます。また、以前のヤマトやアンドロメダと同様、BGM機能と音声機能が備わっています。
そのため、「ぼくらのマジンガーＺ」をＢＧＭにかけながらこの内部構造を見るという、もう涙もののシチュエーションが、これ１体で再現できるのです。いやもう辛抱たまらん。

それでは装甲を取り付けましょう。ほとんどの装甲板はマグネット式で簡単かつ確実に装着できるようになっており、これをパチンパチンはめていくだけで、もう脳みそが沸騰しそうです。
また、胸部や腰は半分だけの装甲板も付属するので、カットモデルのようにして飾っておくこともできます。

ホバーパイルダーも付属、両翼は設定通りに折りたためます。
ここでもちろん私たちとしては、さっきのリモコンを使って、「Ｚのテーマ」をバックにかけながら、甲児君の声で「マジーン・ゴー！」と再生させるのが王道です。

「パイルダー・オーン！」。
音声と同時に目の発光ユニットが美しく耀きます。

首もある程度後ろにのけぞらせられ、また腕の可動域は十二分なので、あのガオーポーズもバッチリ。

装甲を取り付ける仕組みなので、さすがに全身の可動域はスーパーロボット超合金ほどではありません。しかしもう、そんなことどうでも良くなってくる、このド迫力！

ただ１点、腕のロケットパンチは着脱可能なのですが、そのはめ込む方法がちょっと難しい・・・というか、マニュアルの記載がちょっと不親切です。腕を取り付ける際には
「コード部をかちっと鳴るまで押し込みます」
とあるのですが、正確には
「コード部をかちっと鳴るまで押し込んだ後、さらに
　もう１段階、信じられないくらい思いっきり押し込むと、
　またかちっと鳴って、しっかりはめ込めます」
だと思います（うちの製品は）。

ドリルミサイル発射状態も、上腕の装甲部を取り替えて、ばっちり再現できます。

手首は、指が第２関節まで可動するタイプのものも付属し、取り替えることができます。こうやって指を開くと、イメージ的に、永井先生の原作版っぽくなるような気がしますね。

胸部放熱板をLEDタイプのものと交換し、リモコンを使って「ブレストファイヤー！」
。
この写真だと、光っているのか反射しているのか分かりづらいですが、

闇の中だとこのように耀きます。

そして、巨大な箱のほぼ半分を占めていたのが、この墓石。
もとい格納整備基地。
中央の蓋を開くと・・・。

冒頭の写真のように、マジンガーを整備状態でディスプレイできます。もちろん、両脇の空間には余った装甲板を取り付けられ、お片付けも万全。

私たちの世代が、こういうシチュエーションで、テンションが上がらないはずもありません。もうたまりませんな、この佇まい！

・目が発光状態の頭部が欲しかった
・腹部ミサイルパンチ発射口の開閉機能が欲しかった
・何よりスクランダーが欲しかった
など、まだちょっと惜しい部分はありましたが、最後に関しては魂ウェブで対応してくれるようなので、その時を楽しみに待つことにします。

生きてて良かったね21世紀。これからもよろしくね超合金。

追記：オマケ

じゃあ、30cmサイズのロボなら、他の物でも雰囲気出るんじゃね？ということでやってみました。
題材はＰＧ（パーフェクト・グレード）のＺガンダム。（Ｚ繋がり）

きっとガンダム○周年記念には、ハンガー付きDX超合金魂ガンダムが企画されるに違いない！（いやどうかなぁ