舞い降りる剣
この機体の初登場シーンは、ガンダム史上でも上位を争うカッコ良さだと思うんだ。どこの何がどうとか言ってるわけじゃないんだけど・・・。
METAL BUILD・ZGMF-X10A、フリーダムガンダム。
「機動戦士ガンダムSEED」に登場したキラ・ヤマトの愛機が、ハイブリッドな材質の超絶可動モデルとして蘇りました。
デザインよりも作画イメージを優先させたというそのプロポーションは、まさしく画面からそのまま出てきたような躍動感。シャープなフォルムも十二分に再現され、もうとにかくカッコ良い。
背面のウィングユニット部。10枚の翼がコンパクトにまとまっています。
腰後部のジョイントには、ビームライフルをマウントすることもできます。本体を台座に付ける時もここを使いますが、台座との接続はウィングユニット後部でも可能なので、飛行シーンの時にもマウントできます。最初気が付かなくて「できない」とか書いちゃいました(^^;)。すいません。
そして、「アニメ的イメージ」を端的に表現しているのが、この肩アーマーの構造。通常のガンダムのプラモなどだと、肩アーマーは肩の関節をただ覆っているだけなので、腕を前方に振り上げると、そのまま肩アーマーも一緒に回ってしまいます。
それはそれで不都合ではないですが、肩のシルエットも変化して格好悪く見えてしまうので、アニメだと肩アーマーの位置はそのままに、腕だけ振り上げたようなシーンも良くあります。
このアイテムではそれを再現するため、肩アーマーの前部と上部を展開できるようになっています。
するとこのように、腕を振り上げても、シルエット的にあまり変わらず、映像そのまま!のように見せることができます。フリーダムみたいな、肩のラインが上下で大きく違うMSには、非常に有効なギミックだと言えましょう。
ウィングの展開。翼はかなり強固なプラ製で、また関節も非常に硬いため、安心してガシガシ遊ぶことができます。
膝裏側のフィンユニットと膝アーマーは、膝関節を曲げると連動し、可動域を広げてくれます。フリーダムに限らずSEEDのMSは、ダイナミックなポーズが似合いますからね。
フルバースト!も再現。あの世代の最強MSの勇姿が蘇ります。
フリーダム初登場の回、危機に陥った母艦・=アークエンジェルの前に、新たな翼を得たキラが、まさに剣のごとく舞い降りる!あれは、新機体のお披露目としては文句なしの舞台でしたね。いや別に、どこの何がどうとか(くどい
フリーダムガンダムは、キラの能力と相まって、ほとんど反則のような強さを発揮していましたが、それもまた「キラ・ヤマトという王子様が乗る白馬」だそうだから、まぁ仕方がない(ええっ
そのおかげで、次作の「ガンダムSEED DESTINY」では、フリーダムを撃墜した主人公=シン・アスカは、視聴者的には完全に悪役扱いされてしまいましたからね。
まぁ彼の場合は、本人の行動にも、いろいろ問題がありましたが・・・。
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