雪虫のなく頃に:解
「雪虫のなく頃に・解」
解答編へようこそ。
それではさっそく、正解をご覧に入れましょう。
Q.1 (難易度:E)
A.1
左右合体・DXウルトラレイカー。
「勇者エクスカイザー」に登場した宇宙警察カイザーズのメンバーで、レイカーブラザーズのグリーンレイカー、ブルーレイカーが左右合体して完成します。
普段は新幹線の姿となり、通常業務に就いています。いざ地球のピンチになると職務を抜け出して(えー) 、現場へ急行します。
デザインとしては、前半部が普通に新幹線で、後部に合体用パーツが堂々と載っているのが、時代を感じさせます。
この写真、ブルーレイカーの武装の取り付け方が間違ってますが、ご容赦ください。
変形後(合体前)の、ブルーレイカーとグリーンレイカー。変形パターンは、勇者ロボ黎明期にしては結構凝っていて、パズルのような面白さがあります。もっとも玩具自体は、トランスフォーマー用として開発されたそうですが。
なおデザイン過程では、3人目のレイカーブラザーズが存在し、3台での強化合体を行う予定だったとも言われています。
Q.2 (難易度:D)
A.2
「太陽の勇者ファイバード」から、三獣合体・DXドライアス。
ファイバード所属の宇宙警備隊と敵対する、宇宙皇帝です。偉そうに皇帝を名乗るんだけど、結構手下の面倒見が良く、部下のピンチに自ら出撃することも何度かありました。
良い奴なんだよ割と(ええっ
合体前(というか分離後?)の、3匹の獣形態。向かって左から、デスドラゴン、デスイーグル、デスタイガー。
ドラゴンとタイガーが、ドライアスのそれぞれ左半身・右半身となる仕組みは非常に面白く、変形自体も割と複雑です。イーグルも、はっきり言ってしまうと「余剰パーツの寄せ集め」なんですが、そうは思えないくらいちゃんとイーグルしています(?)。
さらに3体が合体して、飛行形態・ドライアスジェットになることもできます。パーツの組み替えだけで、ケダモノからきちんとジェット機になるのはお見事。
ドラゴンの翼はシールドになり、左腕に装着できます。久しぶりに遊んだけど、いやー良くできてるわコレ。とにかく、遊んでいて楽しいですからね。
ドラゴンとタイガーの首(ドライアスの肩)の変形もかなり意表を突いており、まさに逸品です。
Q.3(難易度:B)
A.3
超重連合体・DXスーパーライナーダグオン。
「勇者司令ダグオン」に登場した、ライナーチームが4体合体した姿です。
チーム編成は、アーマーライナー、ウイングライナー、ターボライナーの新幹線系が3両と、後に加わったダグドリル=ドリル列車に変形する機関車が1両。いずれも、列車後部に追加武装が連結しており、不思議な雰囲気を醸し出しています。
それぞれの変形後。変形システム自体はシンプルですが、それぞれに固有の玩具としてのギミックがあるので、 1体だけでも結構遊べたり。
当初、新幹線3人組が合体してライナーダグオンになっていました。スーパーライナーの姿を見た後だと、足が短かったり胴体が太めに思えます。それこそ、アニメの印象とは大違い(^^;)。
Q.4(難易度:B)
A.4
陸の四体合体・DXランドバイソン。
「伝説の勇者ダ・ガーン」に登場し、地球の意志・オーリンが生み出した「勇者」です。ランドバイソンは「ランダーズ」と呼ばれるチームが合体した姿で、その名の通り、陸上走行車のみで編成されています。
ランダーズを構成する4台、ドリルランダー、マッハランダー、ビッグランダー、ターボランダー。
そしてそれぞれの変形後。
ランダーズは、同じ勇者の仲間「セイバーズ」とは性格が異なり、ダ・ガーンに乗る主人公・星史のことを「大将」と呼ぶなど、荒くれ者揃いで無鉄砲、でも優しい所が好きでした。
ビッグランダーの牽引するトレーラーで、全員を運ぶこともできます。街中では、ビッグランダー以外は目立ってしょうがない(ドリルランダーは地中を移動すればいいが、うっかりしていると水道管を破裂させる(笑))ので、この形態で移動することも多かったですね。
トレーラーの荷台部分は背中に、またスロープは盾として腕に装着することもできます。遊び甲斐という点では、これも実に楽しいアイテムです。
Q.5(難易度:A)
A.5
超白銀合体・DXゴッドシルバリオン。
「黄金勇者ゴルドラン」に登場したレジェンドラの勇者、シルバーナイツの4体が合体した姿です。本当は胸のエンブレムにシールを貼るので、もっと騎士らしい感じがするのですが。
合体する4台のメカ、ドリルシルバー、ジェットシルバー、スターシルバー、ファイヤーシルバー。いずれも銀メッキが綺麗です。
それぞれの変形後。変形パターンはおのおの異なっており、特に体の半分を畳み込んでしまうドリルシルバーの変形は見物です。
ファイヤーを除く3機が合体した、シルバリオン。長く眠っていたせいか、自分たちが合体できることすら忘れており、敵(ワルダー)に教えてもらって合体できたという、珍しいというかアホらしいというか、そんなエピソードもありました。
さて、いかがだったでしょうか。
今回、全部「勇者シリーズ」だったので、いつもよりずっと簡単だったかと思いますが、皆さんの思い出を揺り動かせたら幸いです。
それではまたいつか、「リオレウスのなく頃に」でもお会いいたしましょう(鳴くんだよモガの森で)
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コメント
> 超竜神もパワーアップが没になった
だそうですね。まぁ確かにあれだけ勇者出てくる番組で、また増えたら大変だったでしょうねぇ。
しかし増えなかった(リペ扱いの風龍・雷龍のみになった)おかげで、今度は組み替え勇者も増えてしまったのですから、玩具としては面白かったのかも。
> フォトグライザー
それは知りませんでした。当時、ガオガイガーがあまりに面白く、そしてあまりに勇者の枠を逸脱していた(おい)ので、これで終わっちゃうんじゃないだろうな、と心配していたのですが。
> 凄く遊び甲斐のあるアイテムですよね、勇者玩具って。
映像との違いもまた楽し(そうでない時もあるけど)、玩具としてはもうホントに遊べる連中ばかりでしたね。
時々そうでない奴らもいたけど(ああっ台無しに
投稿: 腰原仁志 | 2012/01/14 19:42
アニメでのキャラに惚れこんでいざ玩具を手にするとオォゥ・・・な気持ちになりますが、それはそれ、これはこれで凄く遊び甲斐のあるアイテムですよね、勇者玩具って。
時折出しては遊び、また仕舞って出して、そんな繰り返しでいつの間にやら20年。
これからも遊ぶたびに新鮮な楽しさをくれる玩具だと思います。
投稿: 猫丸公園 | 2012/01/12 20:26
やはり素晴らしい玩具達ですね。当時も売れて売れてしょうがなかったらしいです。
ガオガイガーのあとに続くフォトグライザーという勇者がいたのを御存知ですか?まぁ結局没になっちゃいましたが・・・
勇者シリーズ、ぜひ今の子供達にも見せてあげたいです。すぐ投売りされるガ●ダムやるぐらいならねぇ!!ヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!
投稿: みんち。 | 2012/01/12 05:51
>3人目のレイカーブラザーズが存在し
同様の合体パターンを持つ超竜神もパワーアップが没になったんですよね。
まさに歴史は繰り返す(笑)
投稿: tale | 2012/01/11 23:47