路地裏の宇宙少年
スーパーロボット超合金、ダイ・ガード。アニメ「地球防衛企業 ダイ・ガード」に登場した主役メカです。
ダイ・ガードは、謎の敵・ヘテロダインと戦うために建造されながら、第一次被害からこっち、ちっともヘテロダインが現れなかったので、民間企業「21世紀警備保障」に移管されてしまったという、波瀾万丈の経歴を持つロボットです。そのため、乗り組むのも援護するのも民間人、出撃にはお偉いさんの決済が必要、稼動費用は誰かさんの給料の3ヶ月分以上と、実に現実的(?)な描写が魅力でした。
古き良き時代の巨大ロボを思い出させる末端肥大なデザインがきちんと再現され、にもかかわらず、各種引き出し関節の威力で、バリバリに動かすことができます。また両脚がずっしりとした金属製なので、非常に自立のバランスが良く、ポーズを付けても安定した姿で飾っておけます。
豊富な武装も完全再現。
まずは、「腕のドリルは、実は非常に使いづらい」ということを教えてくれた、ドリルアーム。
続いて、捕獲用のフィンガーネットアーム。このアングルだと、私たちの世代は、ゲッターロボGのエンディングを思い出しますが・・・。
あっ!ドリルにフィンガーネットって、そういうオマージュだったのか!(今気が付いた
杭打ち機、転じて必殺兵器となった、後期ノットパニッシャーも装備可能。右腕に杭打ち設備、左腕にはそれに原動力を与えるフライホイールを装備します。
ノットパニッシャーの射出パーツは差し替えですが、ちゃんと本体にフライホイールを接続できるようになっていたり、柔軟な肩の2重関節で両腕保持ができたりと、劇中の再現度はかなりのもの。
初回限定で付属するエフェクトパーツ、今回はこの電撃バリバリ(っぽい)「インパクトエフェクト」。拳のボールジョイントに付けて使えますが、別パーツで魂スタンドにはめ込むこともできます。
装備が多いダイ・ガードですが、一番印象に残っているのは・・・
この「自力ロケットパンチ」だったりして(おい
「地球防衛企業ダイ・ガード」は、ロボットものでありながら、実際にそれを民間企業が運用したら・・・という想定で描かれていました。主人公たちの前に立ちはだかる問題も大小様々で、自衛隊との軋轢、損益と被害額の検証という企業ならではのものから、定時退社に親族の介護、そして「報告書に擬音を書くな」(笑)などなど。
その身につまされる切実さは、実に私たちのココロを揺さぶったものです。
忘れちゃいけないのが、場面を飾った名曲の数々。記事のタイトルである主題歌はもちろん、透明感のあるエンディング「走れ走れ」、そして挿入歌「(株)21世紀警備保障 社歌」。
あの社歌を歌えるのなら、21世紀警備保障に入社したいと、強く思ったものです(えー
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コメント
> コクボーガー
さっそく予約しました。あの無骨な色がたまらんとですよ。
> 地味に強化されていく過程
毎回のアイキャッチはダイガードの透視図でしたが、毎回(?)その透視図の中身が変わっていって詰まっていき、最後はちゃんとガッチリ中身が入ったものになったのを見た時は感動しました。
投稿: 腰原仁志 | 2011/10/07 22:57
起動だけで基本給ってびっくりですよねー?
でもそこに痺れる憧れる!
ハイちゃんとDVDで全館持ってますよー実家にあるから見れないけどなorzなていむです。
スタジオハーフアイがアレになっちゃったから残念無念。
でも信じていて良かったぜ!ああ、いい時代だ……。
>ダイガード本来の姿
多分コクボウガーと同じかと。
ダイガードは開発後、一向に現れないヘテロダインに対し、21世紀警備保障を立ち上げる際にその社長となる大河内が「ウチで引き取って広告塔にするから便宜を図れ」と言って持っていく際、技術上民間に触れさせられない部分を抜き取っているのが今の姿(一話での段階)です。
敵と組み合っただけでベキベキ歪むトタン並みの装甲に惚れるぜー?
地味に強化されていく過程とか、変形合体が出来るようになるとか色々素敵。
このアニメがなかったら、ダブルオーには見向きもしなかったであろうことも頷けますな個人的に。
>ロケットパンチ
まさか「正義の鉄拳受けるがいい!ロケットパーンry」が初期OVAパトレイバー以外で見れるとは思いもしませんでしたw
いつ標準装備されるのかと期待していたのにw
>名曲
川井憲次と田中公平のスーパータッグ……すばらしいッ!
もう盛り上がって盛り上がって……!
サントラ買ってヘビーローテでした。イヤ今でも聞きますけどね!特にノットパニッシャー!たまんねぇー!
「クールぶってる下半身担当の青山君。ガチモノのロボットオタクです。公式設定」ていむ
投稿: ていむ | 2011/10/05 02:55
大変失礼しました。魂ウェブでコクボーガー出るんですね。コメント書いてから行ってみたらあってビックリしました。ヤッパリ出ますよねー。恥カシー
投稿: ズッツトン | 2011/10/03 23:53
そーですよねー、この作品でドリルは自動前進装置だと知りました。ロボのドリルは現実的じゃないのは知ってましたがけっこーショックでした。
コクボーガーだっけか?ちょっと記憶がアヤフヤ。ウェブ限定で出たりするんですかね。漫画だと万国ダイガード達もいましたね。
ダイガードって本来の姿をスーパーロボット風の外装で改修している設定じゃなかったでしたっけ?本来の姿がまったく記憶にないのですが設定ってあったのかな?
ヘテロダインって敵というより、特殊な自然災害でしたっけ?ウィキで確認してこよーっと。
投稿: ズッツトン | 2011/10/03 23:33
このなんとも大味な(誉め言葉)デザインがかっこいいです^^
なんというか、90年代に入ってからはこういった”丸みを帯びたロボット”が少なくなり、箱ものが増えた気がします(勇者系に始まり、エルドラン、そしてあの鉄人まで。。。)
そして00年代になるとやたら細身のガリガリロボが雨後の筍のように・・・
本編は未見なので、見てみたいと思いました^^/
投稿: みんち。 | 2011/10/02 08:08