君たちにアテナを託す
ある日届いた、えらくでかいゴージャスな箱。高さだけで30数㎝はあり、写真の中箱はもーキンキラキン。
中に入っていたのは・・・。
射手座(サジタリアス)の黄金聖衣(ゴールドクロス)。
聖闘士星矢フィギュアの新ジャンル、「聖闘士聖衣皇級(セイントクロスクラウン)」、商品名は「サジタリアス星矢」です。
スケールは1/6、身長20数cmの人形がまとうサイズになっているので、箱も実物も巨大、うちの撮影ブースを楽にはみ出すこの威圧感。
サジタリアスの聖衣は、物語序盤からキーアイテムとして存在し、教皇との決戦では星矢たちに力を貸してくれた、作品を代表する黄金聖衣です。射手座(ケンタウルス)をシンボルとしてデザインされていますが、その美しく耀く黄金のフォルムが、実に見事に再現されています。
パーツ自体も、強化プラスチックなどを用いたハイブリッド素材で、特に肩や腰アーマー・矢などには金属部品が用いられ、質感たっぷりの仕上がり。っていうか重いです。聖衣だけで。
もちろん星矢の1/6サイズ・アクションフィギュアが同梱され、実際に装着させることができます。
装着のために、パーツをバラバラにしたところ。何ですかこの部品数。
しかもこれで、翼と弓矢は入っていないと来たもんです。翼だけで、あのパッケージの1/4を占めていましたのにね・・・。
そして、星矢が聖衣を来た姿。原作マンガで、初めてこれを見た時は感動したなぁ・・・。
各パーツの合いも良く、聖衣の最高峰としての威厳・・・いや小宇宙(コスモ)か・・・を感じます。
さすがにサイズがでかいだけあって、顔などの細かい造形・塗装も満足の仕上がり。通常の顔以外に、口を開いた叫び顔と、マスクを外した時の髪の毛パーツが付属します。
背中の翼は、驚いたことに、羽パーツだけで片側十数個あり、それぞれが別に可動します。翼を動かす際には、4個の関節軸をうまく動かすことで、プラ製の羽を干渉させることなく、フォルムを保ったまま、畳んだり広げたりできるのです。もうお口あんぐり。
オブジェ状態だけでなく、装着した星矢も、弓をつがえて構える姿勢を取らせられます。その際にも、各パーツがなるべく干渉しないよう、聖衣の形状はうまくアレンジされています。
黄金聖闘士の聖衣はほぼ全身を覆うため、本来なら下半身は(そのまま一体成型したら)ほとんど可動範囲はなくなってしまいます。しかしこのアイテムでは、膝裏の装甲部分に可動部を設けたり、腰アーマーの軸にスイング機構を入れたりして、その限界にチャレンジしています。そのため、このくらいまでは何とかポーズ付けもできます。
頭部別パーツとして、本来の持ち主・アイオロスの顔も付属。せっかくですから、赤ん坊のアテナも持たせてみました。・・・布の中身はティッシュですが・・・。
さて、冒頭に書きましたように、このアイテムのスケールは1/6です。すると、うちにある1/6サイズのフィギュアなら、彼らに小宇宙(コスモ)がありさえすれば、着ることができるのでしょうか?
さっそく、先日ご紹介したシームレス素体を使って、チャレンジしてみました。
君はコスモを感じたことがあるか?
(ちなみに説明書には、「他の商品には対応していません」と明記されていますので、決して真似しないで下さいね。)
あれ?割と似合ってる?
乙女座のシャカか、マーメイドスケイルかって感じで。
じゃあ、もうこれで良いじゃん(記事の根幹を否定する発言
まぁ余談はおいといて。
このアイテムは、少々はずれやすいパーツ、また取り付けにくい部品などがありますが、それを差し引いても十二分な満足感。もうとにかくゴージャス。お腹いっぱいになりました。
このシリーズが、果たして今後も続くのかどうかは知りませんが、お値段はともかく、飾っておく場合の置き場所を確保するのが大変でね・・・。商品自体は実に素晴らしい、と思うのですが、さて。
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