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2011年7月

2011/07/30

水金地火木土天海冥

Asa00811 がんばれ宇宙の戦士!

Asa00815 超合金魂 GX-60、宇宙大帝ゴッドシグマ。1980年に放送されたロボットアニメの主役メカですが、アニメ本編と同等、いやむしろそれ以上に、DX超合金の存在が記憶に残っている方も多いでしょう。
超合金魂としてリニューアルされるにあたり、合体ロボとしての完成度だけでなく、合体前のロボたちの出来もかなり充実、遊べるものに仕上がっています。

Asa00779 お約束の中蓋には、懐かしき「宇宙合体」のロゴが。ワクワク感をさらに高めてくれます。
それでは、その合体前のロボたちを紹介しましょう。

Asa00782 まずは主人公・壇闘志也が乗り込む空雷王。空中戦を得意とする1号ロボです。

Asa00783 可動範囲はかなり広く、特に両肩は、変形ギミックのおかげもあって非常に良く動きます。また、かつてのDX超合金では変形の都合で全く動かなかった下半身も、かなり大きく踏ん張ったポーズが取れるようになりました。

Asa00784 巨大な空雷弓も付属。構えたポーズもバッチリです。
また両肩のショルダーロッドは、超合金デザイン準拠の大型のものと、アニメ設定の小型のもの2種類が付属し、好きな方を取り付けられます。当時は、このロッドがすぐどっか行っちゃってね・・・泣きながら布団の下を探したものさ・・・(遠い目

Asa00785 続いて、ジュリィ野口が乗り込む2号ロボ・海鳴王。ブルーメタリックのボディと、両脚の細かいメッキパーツが非常に綺麗です。

Asa00787 格闘武器・ダブルチェーンが2個付属します。こういうアイテムは、金属製パーツがあると存在感が増しますね。

Asa00786 専用の銃・ウォーターガンも付属。また手首パーツは、設定や玩具ではおなじみだったマニピュレータ版と、アニメ版の丸いもの、武器持ち用と3種類も付いてきます。

Asa00788 最後は、キラケンこと吉良健作が乗り込む3号ロボ・陸震王。海鳴王と基本フォルムは一緒ですが、デザインラインを変えるだけで、ああ、たぶん力持ちが乗り込むんだなぁ、と分かっちゃうのも凄いところ。

Asa00789 専用銃・アタックドリル。元々が宇宙開発用のロボだと思えば、納得の武器ですね(えー

Asa00790 そしてリクシンハンマー。元々が宇宙開発用のロボだと思えば、納得・・・するはずない(笑)。あの時代のアニメには、こういう「開発意図の分からない武器」、多かったですねえ。

Asa00792 最後は、合体後の武装を内蔵した無人機・ビッグウィング。デザインの最終決定直前には存在していなかったものらしく、番組放映前の雑誌予告などでは、ビッグウィングのない状態のものが「ゴッドシグマ」として紹介されていました。

Asa00781 さて、それではいよいよ、海陸空で合体だ!
シグマフォーメーション!

Asa00793 まずは空雷王の両肩を開き、肩幅を広げます。続いて、脚内部にあったディテールアップのための腿関節パーツを取り外します。
これ自体が可動フレームですが、なくても空雷王の脚部可動には問題ありませんし、外した状態でも、少し隙間が見える程度で、あまり気になりません。

Asa00794 脚を外側にスライドさせ、腹と腰を形成すると、合体準備完了。
なお、DX超合金がそうだったように、両足首パーツの中にゴッドシグマの腕が入っており、取り出して合体させます。

Asa00795 海鳴王と陸震王は、変形過程は全く同じです。両脇、腹、腿のカバーパーツを開いて、脚の中に両腕を収納します。DX超合金では、このカバーパーツが1ピース構成でしたが、さすがに魂版は一味違います。

Asa00796 胸と背中から合体用ジョイントを出し、両脚を縮めて・・・。

Asa00797 合体準備完了。ゴッドシグマの両脚になります。

Asa00798 さらに、飛来したビッグウィングが展開、3台のロボと合体して・・・。

Asa00799 完成!ゴッドシグマ!
プロポーションは文句なし、無双の迫力を醸し出します。
両拳は、変形用のものだとちょっと小さめなので、迫力重視の大型のものと差し替えることが出来ます。

Asa00801 両ウィングは、後半の必須兵器となったシグマブレスト展開も可能。

Asa00804 ビッグウィングに装着されているビッグシールドは、取り外して持たせることが出来ます。しかし「ビッグ」と言うには、ちょっと名前負けな気がしないでもありません。これは、別パーツでもっと大きいのを付けてくれても良かったかもなぁ。

Asa00802 さらに、左ウィングを降ろし、専用パーツを付けることで・・・。

Asa00803 あの、ウィング内から無双剣を引き抜くシーンも再現できます。

Asa00809 変形ギミックを巧く使えば、両腕で大きく剣を振りかぶらせられるので、
「無双剣・袈裟懸け斬り!」
も可能。

Asa00806 この合体システムにもかかわらず、股関節、膝関節が動くのにはちょっと感動。世代は動いていくものだなあ・・・。

Dsc00317 というところで、どのくらい世代が進化したのか、昔のDX超合金と比べてみよう!
・・・と思って探してみたのですが、ほぼジャンクみたいなもの(の写真)しか発掘できませんでした。ゴッドシグマの合体はかなり好きだったので、我が家にはあと3台くらいあるはずなんですが(ええっ)。また出てきたら写真撮ります。

しかし、ゴッドシグマ3台見つかったとしても、肩のショルダーロッドは1本もないような予感がするなぁ(笑)。

Asa00812_2 この記事のタイトル「水金地火木土天海冥」ですが、太陽系の星並びに対し、こういう呼び方をしなくなって幾星霜。私たちは、こうやって惑星の並び順を覚えたものですが・・・。世代は動いていくものなのです。

しかし、冥王星が、機械の体を求める人の肉体保管場所であったり、宇宙戦艦が叩くべき遊星爆弾の発射基地だったりした記憶のある人間には、一抹の寂しさがあります。
ゴッドシグマ本編の時間軸・・・西暦2050年には、また冥王星が「太陽囲む みんな仲間だ」に加えてもらえていると良いな。

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2011/07/27

ヒーローゲッター・2番

Asa00764 まさか2011年の現代に、大獣神の新作玩具が発売されようとは・・・。

その快挙を為し遂げたのは、レジェンド戦隊シリーズ・ジョイント合体。歴代スーパー戦隊の巨大ロボが完全新設計で再現され、しかも各パーツが共通ジョイントで、自在な組み合わせが可能というコンセプトの玩具です。
しかし、今の子供たちにも馴染みが深いエンジンオーやガオキングはともかく、まさか20年近くも前のスーパー戦隊ロボが登場するとは思いませんでした。

Asa00759 まずはその大獣神。「恐竜戦隊ジュウレンジャー」の主役ロボ(ロボか?あれ(^^;))ですが、当時のDX玩具よりもさらにヒーローらしい体型になり、素直にカッコいい。
左手には、ジュウマンモス頭部の盾を持たせることが出来ますが、残念ながら剣は付属しません。

Asa00758 ブロック構成ですので、合体前の守護獣たちの姿にすることも出来ます。ティラノザウルスやトリケラの再現度はなかなかですし、マンモスの可愛らしいことといったらアンタ。
まぁ、プテラノドンだけは、何が何だか良く分かりませんが・・・。

Asa00756 さらに、組み替えで突撃形態・ダイノタンカーにすることもできます。頑張ってるんだよこの玩具。

Asa00760 続いて、同時発売のシンケンオー。シンケンジャーは近年の人気作だけあり、現在の所ゴーカイオーの最強形態としても活躍しています。
このシンケンオーも、DX玩具に負けず劣らずのいいフォルムをしていますが、やっぱり剣(と盾)は付属しません。他のロボはいざ知らず、シンケンオーは、あれらがあってこそだと思うのですが。

Asa00757 各種折神形態にすることもできます。さすがに簡易変形、亀や猿はちょっとアレですがご愛敬。

Asa00762 こっちは、ちょっと前に発売されたデカレンジャーロボ。他のロボにはない、独立した手首の部品があるので、組み替え遊びの際に重宝します。

Asa00765 デカマシーン形態。これはいずれも頑張っていて、マシンとしてのフォルムがかなり良い感じ。

Asa00761 同じくマジキング。巨大な翼や脚など、ボリュームある体型が再現されています。

Asa00766 兄妹が変身した魔神形態。5人の魔神の体型はかなり異なっていますが、出来る限り再現しようとした姿勢は大したものだと思います。まぁマジフェアリーは、マジで何が何だか分からない(今日2回目)ですが・・・。

Asa00768 さらにこれも、組み替えで、マジドラゴン(とそれに乗るマジフェニックス)を再現することが出来ます。
しかし・・・ドラゴン?ドラゴンねぇ・・・。何が何だか(3回目)

とはいえ、こうやってロボの種類が増えていくのは良いことです。純粋に戦隊ファンとしても嬉しいですが、何より、ブロック玩具はパーツ構成が豊富なほど、楽しめるものですから。
それではどんどん、勝手な合体を始めてしまうこととしましょう。

Asa00769 まずは、エンジンオーの最強合体である、エンジンオーG12に挑戦!
・・・したはずだったのですが、あれ?何が何(4回目

Asa00770 それではと、せっかく現代に蘇った大獣神のために、究極大獣神に挑戦!
・・・したはずだったのですが、何(5回目

Asa00763 まぁとにかくこのシリーズ、戦隊ロボ全部とは言いませんが、せめて現存のこいつらの「強化合体」相方ロボだけでも出してもらいたいところです。いずれも、かなり「それっぽい位置」に、謎の合体ジョイントがあるものですからね・・・。つい夢を見たくなってしまうのです。

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2011/07/20

鋼鉄参謀

Asa00734 毎度のことですが、映画でこうやって活躍するのかどうかは全然知りません。

Asa00749 トランスフォーマー・オートボット、DA-16・アルティメット アイアンハイド
実写版映画では、常にオプティマスの右腕として戦い続けてきたアイアンハイドですが、3作目にしてかなりのバージョンアップが図られ、装備も変更されたようです。

Asa00750 いかつい頭部は、ボタンを押すとセリフを喋り、目が緑色に明滅します。ボタンに連動して口のマスクが上下するので、巧くセリフに合わせると、本当に喋っているかのように見えます。

Asa00730 もちろん、ごつい4WD車へと変形します。パーツの合いはかなり良好で、綺麗に面が繋がる精密設計。

Asa00731 変形の難易度もオプティマスほどではなく、うちのマブでも、説明書を見ずにビークルモードに変形できました。

Asa00740 しかしこのアイアンハイドの真価は、ロボットモードで発揮されます。
最初は、「アイアンハイド、また今回の映画にも出るんだ。嬉しいなぁ」程度だったのですが・・・。遊んでみてびっくり。何というか、楽しみの塊です。

Asa00741 腕のレバー(マフラー部分)を引くと、がしゃこん!と小気味よく、内蔵火器が飛び出します。右腕はガトリング銃。

Asa00743 左腕の武器は、クランクによってスライドして出現、銃身まで伸びるという凝りよう。蓋がちょっとパカパカするのはご愛敬。

Asa00728 腕の銃は、ビークルモードでも使用できます。これらが収まっていてもなお、運転席には何とか人が乗れるくらいのスペースが見て取れます。

Asa00745 右足内部には大型キャノン。装甲を開くだけで、連動して砲塔が回転して前を向きます。

Asa00748 左脚には、展開するアサルトナイフを収納可能。もちろん取り外して、腕に持つことが出来ます。
ここまでだけでも、もう十二分にドキドキさせてくれるのですが、さらに。

Asa00738 腰のボタン、もしくは背中のレバーを押すと、胸部装甲が展開して、中から大型ガトリング銃が飛び出し、効果音と共に勢いよく回転します。まさに「秘密の兵器」といった趣がサイコー。
私もマブも、もう半日くらいずっと、あっちこっちの武器を出してはしまい、出してはしまい、を繰り返していました。
何でしょう、このワクワク感。どうして男の子は、こういう「内蔵兵器」に弱いんでしょう。
ああもうたまらん。何て楽しいんだ、コイツ。

Asa00733 アクションフィギュアとしては、デザインとギミックで可動範囲に制限があり、特に右足膝など1段階しか曲がりません。
しかし、それを補って遙かに余りある、純粋な「ロボット玩具」としての楽しさよ!
個人的に、この玩具は「傑作」の烙印を押して良いと思います。ホントお勧めよ。男の子には。

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2011/07/16

月の裏側

Asa00713 この記事を書いている7月16日現在では、まだ映画公開がされていません。そのため、この写真のように、この装備で、月の裏側で戦うのかどうかは知りませんので、何か間違っていてもお許し下さい。
っていうか、月の裏側から地球は見えないんだっけ(^^;)。

Asa00720 もはや夏の風物詩ともなった(?)、実写版・トランスフォーマー映画。今年は3部作最終回、「ダークサイド・ムーン」がまもなく公開、またそれに合わせて既に多くの玩具がリリースされています。
今回ご紹介するのは、DA-15・ジェットウイング オプティマスプライム。ビークルモードは、すっかりおなじみのファイヤーパターントレーラーです。

Asa00719玩具としては、劇場版第1作目のアイテムとほぼ同じ・・・ように見えて、いろんな部分がブラッシュアップされています。最も大きく異なるのは、その武装。

Asa00712 トレーラー両横の大型タンクが、それぞれ変形し・・・。

Asa00716 全く良く分からない変形過程を経て・・・。

Asa00715 合体し、大型銃になります。正直、説明書を見ても、銃としての変形がこれでいいのかどうか全然分からないのですが。

Asa00718 変形の難易度は相変わらず。このシリーズって、子供たち、説明書なしで変形とか出来るのかなぁ・・・。今に始まったことじゃないですが。

Asa00721 さらにもう1点、今回は追加武装として、ジェットウイングパックが付属します。2対の大きな翼と、左右の巨大銃が目を惹きます。
これが、オプティマスの背中に合体して・・・。

Asa00709 ジェットウイング オプティマスプライムの完成。
元々がトレーラーを模していたこともあり、劇場版第1作目では飛行能力がなかったオプティマスですが、これと合体することにより、2作目と同様の空戦能力を持つ・・・んじゃないのかなぁ。これで月まで行くのかどうかは知りませんが。
翼を広げると幅は約50cm、圧倒的なボリュームを誇ります。

Asa00708 両脇の巨大銃は、ブースターから支持アームが伸びており、手首でグリップを持つと同時に肘部分がジョイントされるため、非常にカッチリと保持できます。

Asa00701 もう問答無用のド迫力。
また今年も、
「貴様の顔を剥いでやる!」
に代わる、オプティマスプライムの名台詞が期待できそうです(おい
劇場版は、正義のヒーローとは到底思えない、司令官の暴虐発言が見所なんですから!(ええっ

さらにこのジェットウイング、ロボットモードだけでなく、ビークルモードでも合体が可能なので・・・。

Asa00723飛びたいのか?走りたいのか?
何が何だか分からないけど凄い、ビークルバトルモードにもなります。

Asa00724 司令官、もう地球上で他の車に紛れるつもりは毛頭ないんですね。

映画も3作目、いよいよシリーズ最終作ということで、私もマブも楽しみにしています。司令官の暴虐感溢れる名台詞を(しつこい

ところで、このジェットウイングモード、初めて見た時に、真っ先にこちらの司令官を連想した方は少なくないでしょう。

Asa00726 そう、ギャラクシーコンボイ総司令官です。大きな翼に両脇の銃、もしかして今回のオプティマスは、これをモチーフにしているのでしょうか。
もっとも、ギャラクシーコンボイ総司令官の方が、ずっと物腰は丁寧でしたがね・・・。

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2011/07/09

豪快に回転っっ

Asa00664 これは劇中イメージでの活躍想像図で、玩具ではこのようなポーズ付けは出来ません
というか、尻尾足りません。

Asa00659 海賊合体・DX豪獣神。ゴーカイジャーの6人目、ゴーカイシルバーが乗り込む巨大ロボです。
戦隊も35世代もやっていると、どうしても似たような名前が出てくるものですが、私も最初このロボのことを「豪龍神」かと思っていました。全く同じ発音のロボ(漢字は違う)がいたしね・・・。

Asa00648 豪獣神は、ゴーカイシルバーがアバレキラー=仲代先生から、「アバレンジャーの大いなる力」を授かって発現したもの。アバレンオーを彷彿とさせるドリル腕とケダモノ腕、パワフルなデザインがステキです。

Asa00658 右腕のドリルは、先端が展開して、トライデントモードになります。ゴーカイシルバーの武器が三つ叉の矛なのを、ちゃんと踏襲しているのですね。

Asa00656 さらに、それが水平に開いて、シールドモードになります。いったい、この状態のどこがシールドなのかというと・・・。

Asa00644 豪獣神の背部には、ゴーカイオーと同様、豪獣ダイヤルと呼ばれるつまみがあります。右腕のドリルの先端を、CMのナレーション
「回せ!回せ!回せぇぇぇぇ~~~!」
の通りに回転させていくと、ぎちぎちとゼンマイが巻かれていきます。そして、豪獣ダイヤルを回すと一気に力が解放され・・・。

Asa00654 こんな感じで、豪快にドリルが回転します。結構な勢いがあって、何とも楽しい。
同様のギミックは左腕にもあるので、恐竜の首もブンブン回せます。

Asa00660 豪獣神本体は、このようにいくつかのパーツに分割できます。それらが再合体すると・・・。

Asa00661 ジュウレンジャーの大いなる力が発現した、豪獣レックスになります。
劇中では、長い尻尾のドリルをぶん回し、まさにドラゴンシーザーの再来といった感じの暴れっぷりを披露してくれました。中でも、尻尾を地面に突き刺して変形していくあの豪快なシーンには、かなりシビレた子供たち(と大きなお友だち)がいたことでしょう。

Asa00662 さすがに玩具だと、それほど尻尾が長くはないですし、もちろん冒頭の写真のようなポーズは出来ません。しかし、より恐竜らしく見せられるよう、胴体と尻尾を接続するジョイントに可動部を設けたりと、かなり頑張って「遊べる」設計がされているように思います。

Asa00669 さらに分解・再合体して、もう一つの形態・豪獣ドリルにもできます。こちらは、タイムレンジャーの大いなる力を受け継いだもの、だそうです。

Asa00670 最初は、何でタイムレンジャーがドリル戦艦?と思ったものですが、よく考えたらこれ
(シティガーディアンズの)「ライメイ」なんですね(多分)。
いかにも日本の特撮メカ、という佇まいがたまりません。

Asa00681 合体の方向を間違えると、このように、メカゴジラの飛行形態のようにもできます。いかにも日本の特撮メカ(略

Asa00678 DXゴーカイオーと比べると一回り小さいですが、元々ゴーカイオー自体は1号ロボとしてはかなり大きめの方なので、豪獣神自体は、DX玩具としてはごく普通のサイズです。

そしてこの2体、合体ジョイントは共通なので、お約束の強化合体も出来ます。
ゴーカイオーの両腕を取り外し、豪獣神のそれと取り替えると・・・。

Asa00672 完成!豪獣ゴーカイオー
結構ワルモノ的だったゴーカイオーですが、さらに凶悪な雰囲気が漂うようになります。
またもちろん、オープンギミックは健在なので・・・。

Asa00673 「Let's Go!」
ゼンマイを巻いておけば、ゴーカイダイヤルと連動して、全身のハッチを開放しながら、両腕をぐるぐると回します。

さて、合体ジョイントが共通ということは、こんなことも可能なわけです。

Asa00674 豪獣マジドラゴン!(オフィシャルではありません。多分)

Asa00675 豪獣シンケンゴーカイオー!
手首の穴の径の関係で、烈火大斬刀は持てません。

Asa00684 なんかフツーのロボ。ああっ本当に普通だ(^^;)。

Asa00682 そして、豪獣神の左腕を、ゴーカイオーの両脚に合体させてみたところ。何だかヘンテコなプロポーションですが、妙に可愛い。
ああ、当然ですが1体しか買っていませんので、写真は合成です。


ところで、ゴーカイシルバーはアバレキラーから、アバレンジャーの大いなる力を受け継いでいましたが。最初は(そしてかなり後半まで)敵だったアバレキラーから、アバレンジャーの力を授かるというのも、ちょっと不思議なことかも知れません。

しかし、紆余曲折の末にようやく味方になった、そしてまもなく散っていった彼が、こんな力をくれるということは、

「俺も、始めから、仲間と一緒に戦えば良かったんだけどな・・・」

あの仲代先生も、ホントはそう思っていたのかも知れません。いや、そうに違いない!などと、ちょっとうるうるする初夏の候。

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2011/07/07

エンド・オブ・ワールド

Asa00621 「先生・・・
 何かうまいもん買って帰ります・・・」

吾郎ちゃんに合掌。

Asa00629 1/6アクションフィギュア、REAL ACTION HEROESKAMEN RIDER TORQUE(トルク)。
・・・ですが私たちには、原点の「仮面ライダー ゾルダ」の方が通りが良いので、そっちのつもりで解説します。

Asa00628 ゾルダは、仮面ライダー龍騎に登場した13人のライダーの一人で、悪徳弁護士(?)北岡秀一が変身、物語の序盤から最後まで登場しました。TORQUEの方は、出番が短かったそうですけどね。
このアイテムでは、1/6というサイズだけあり、ディテールや塗装は文句なし、各所の小さいリベットまできちんと再現されています。
龍騎たちのデザインには、初代ライダーの意匠が分割して用いられているそうです(龍騎は複眼、ナイトは口元のクラッシャー)が、ゾルダには、触覚が割り当てられているのですね。

Asa00624 腰のバックルからは、カードデッキがスライドして取り出せます。内部には、小さなアドベントカードをセットすることも可能。

Asa00623 召喚機・マグナバイザーは、マガジンスロット部分が展開したものと閉じたもの、2種類が付属します。写真は展開した方。

Asa00632 スーツは柔軟性に富んでおり、かなりダイナミックなポーズを取らせても、十分にスタイルを保持できます。

Asa00634 細かい部分まで全く不満はないのですが、ただ1点残念なことに、マグナバイザー以外の武装は付属しません。重火器を操るゾルダだけに、自分より大きな銃・ギガランチャーとか持たせたかったところです。さすがにお値段が跳ね上がるでしょうから、無理は言えませんが。

しかし、なければないで、うちに転がっている他の何か、でかい武器を持たせてみることにしましょう。

Asa00635 まずは、サイバーコップのファイヤースラッガー。
色も雰囲気も良い感じですが、ちょっと短めかな。

Asa00637 続いて、1/60PGガンダムMrk-Ⅱのバズーカ。
長さも雰囲気も文句なし。
・・・しかし、少々ありきたりな気もします。

Asa00639 じゃぁ、マイトガインの超電磁砲・マイトガンナー
おおっ違和感ねぇ(ええっ

Asa00631 仮面ライダー龍騎は、複数のライダーが戦い合うという設定自体が話題を呼びましたが、多くの登場人物が出ながらも、みんなきちんとキャラが立っていたのは見事だったと思います。ゾルダの北岡先生も、善人とは言い難かったかも知れませんが、・・・憎めない人でしたよね。吾郎ちゃんがあれだけ慕ったのも、良く分かります。

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2011/07/01

Anything Goes!

Asa00583 ♪ オーズ×4, カモン! ♪
あの歌のサビ前のカタルシスは、平成ライダーソングの中でも最高峰だと思うんだ。

Asa00576 PROJECT BM!仮面ライダーオーズ(タトバコンボ)。
1/6アクションフィギュアの定番とも言えるこのシリーズに、現在放送中のオーズがラインナップされました。

Asa00586 細部の造形や塗装はさすがの仕上がり。
全長数mmのコアメダルはドライバーに脱着可能、また左腰のメダルホルダーにもしまっておけます。胸のオーラングサークルも、ほんの僅か浮き彫りとなっており、立体感があってもうホントに綺麗。
それにしても、オーズって・・・黒いなぁ。

Asa00589 右腰のオースキャナーは取り外しができ、「変身!」のポーズもバッチリ。写真だと光っちゃってますが、中央はホログラム加工がされていて、きらきらと七色に耀きます。こういう細かいこだわりが、実物感をアップさせるんですよね。

Asa00578 また、会長から誕生祝いにもらったメダジャリバーも付属します。さすがにこのサイズでメダル投入は出来ませんが、レバーは可動。
メダジャリバーって、一般的な「剣」にしては、少々短めなんですね。

Asa00580 スーツ生地は柔らかく、素体の動きを全く妨げません。大きく四肢を動かしたポーズでも大丈夫。このシリーズ、ことライダーのスーツの素材に関しては、かなりノウハウがたまってきているような気がします。

Asa00593 両腕のトラクローは、下碗部分を丸ごと差し替えることで再現、可動部分はありません。大きさもこのくらいの方が見栄えがしますし、細いクローを動かして破損する可能性があるよりずっと良いでしょう。

Asa00585 タトバコンボは、自身だけの能力で敵を倒したことが少ないせいで、
「様子見フォーム」とか「取りあえずフォーム」とか言われてますが(おい)。
こうやって見ると、カッコ良いじゃないですか。

個人的には、もっと「タトバキック」(タトバの脚=バッタレッグが、本当のバッタの脚のようになって大ジャンプ・キックする技)を見たかったんですけどね。

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