« 陽光の少女 | トップページ | ガイアの守り »

2011/06/19

還るべき場所

Asa00504 ゼラーナの物語を覚えているものは幸いである。
心、豊かであろうから・・・。

Asa00491コスモフリートコレクションGRAN MECHANIX(グランメカニクス)。
70’s~80’sのサンライズアニメに登場した、巨大ロボット達の母艦が、緻密な造形と塗装がされたコレクションフィギュアになりました。
いずれも全長8cm程度、一番長いアイアンギアーですら、10cmに満たないというサイズに、ぎっしりと情報が詰まっています。全7種類、うち2つはシークレット扱いです。

Asa00494 まずは「うちの看板の」ランドシップ・アイアンギア超合金魂版よりもさらに船体下部が薄くなり、より「船」っぽくなっています。

Asa00513 モールドも細かく、砲塔などの細部も非常に良くできています。写真では見えませんが、底にはきっちり塗装された噴射口などがあります。
さらに、船体前部の裏の空洞まで再現されている(アイアンギアーが変形した際に、艦首部分を収納する部分)という凝りよう。変形などしないのに!

Asa00496シリーズはいずれも、母艦と一緒に搭載メカが付属し、気分を盛り上げる役に立っています。もちろん、アイアンギアーにはザブングルが付属します。
ミニザブングルは全長2cm弱ですが、かなり細部まで塗り分けられ、またボールジョイントのスタンドで、立ち位置をかなり自由にレイアウトできます。

Asa00506 次はザンボット3の母艦、キングビアル
各部の塗り分けが美しく、また翼の「薄さ」も特筆ものです。

Asa00509 左右非対称の独特なデザインを、キッチリ再現。いかにもあの時代のメカ、という感じですね。この趣がたまらん。

Asa00500 聖戦士ダンバインに登場した、オーラシップ・ゼラーナ。他のメカとは一線を画す、明らかに異なった世界のラインが魅力的です。
パッケージにはダンバインが映っていますが、私が手に入れたのはビルバインでした。たぶん、これがシークレットの一つなのでしょう。するともう一つは、ギャリアなのかな。

Asa00505 ゼラーナは、ダンバイン、ビルバインの母艦であると同時に、半分はギブン家の邸宅みたいなもので、さらにはドレイクに対抗する者が集う象徴でもありました。
それだけに番組終盤、逆転の奇襲作戦のために特攻し、しかもその作戦は失敗して、無為のうちに沈んでしまうのはショックだったなぁ。

Asa00510 エルガイムを搭載するHM(ヘビーメタル)キャリア、ワークス
ダバ達の家であり、車であり、エルガイムの整備工場でもあるという生活密着型。番組後半、出番なくなっちゃったけどね・・・。

Asa00511 設定通り、エルガイムを荷台に乗せておけます。他のマシンは、母艦とロボのスケールサイズは(多分)合っていませんが、これだけは一致しています(当たり前だ

Asa00512 またエルガイムは、足首を差し替えることで、素立ちの状態も再現できます。ワークスのキャリア部分が直立できて、スパイラル・フローとの合体時も再現できたら良かったのに(無茶

Asa00497 最後は何と、「最強ロボ・ダイオージャ」に登場した、ミト王子たちが旅をするためのスペースシップ・ポウ号。これが出てくるとは、ちょっと意表を突かれたなぁ・・・。
いや、もっと戦艦然としたものがラインナップされているのだとばかり思っていたもので。

Asa00514 デザインは実にオーソドックス、他の物に比べれば、一番実用性・・・というか、現実での使用可能性が高いかもしれません。

今回は、個人的には非常に楽しみにしていたアイテムだったのですが、いずれも期待を裏切らない出来映えの良さでした。しかし考えてみれば、出来云々以前に、存在自体が貴重なものなのかも知れませんよ、これ。

だって、超合金魂になるようなアイアンギアーとかはまだしも。
ポウ号なんて、この機会を逃したら、今後立体化されることなんて、もうないかも知れませんから(^^;)。

|

« 陽光の少女 | トップページ | ガイアの守り »

ノンジャンル」カテゴリの記事

コメント

やっぱりギアギア、そしてギャリアはあったんですね。ちょっと欲しかったなぁ。

ゼラーナは、実に特徴あるデザインでしたよね。吹き抜けの発着口とか、空飛んでいて作業員が落っこちたらどうするんだ(^^;)。アイアンギアのデザインが至極安全に見えてくるという・・・。

投稿: 腰原仁志 | 2011/06/26 02:53

メガハウスのイベント限定でギアギア+ギャリアのセットが売られてました
web通販では直ぐ完売で手に入りませんでしたTT

投稿: Yam! | 2011/06/25 05:31

 懐かしいなぁ、ゼラーナ買いましたよ、当時。というか今も有りますが。未組み立てで(笑)。
 あのなんとも実用性が感じられないデザインが、いかにもアリモノで作りました感があってバイストンウェルの野に似合ってましたね。住居兼母艦のはずなのにかなり小さいのも驚きでした。

 ワークスもプラモ持ってたと思いますが、他にカプセルだか食玩のSDタイプのを持ってました。SDエルガイムを載せることもできましたが可愛いデザインでしたね。あとオレンジ色なのが無骨な建機風でよかった。


 艦船好きにはたまらないコスモフリートコレクションですが、いろいろあって結局一個も買ってないのよね……。

投稿: やずみ | 2011/06/20 23:36

ポウ号……そんな名前だったんだ。

投稿: 黒竜王V | 2011/06/20 11:50

もう一個のシークレットはグレタガリー+カプリコみたいですね。うむぅ欲しいぞ~。

投稿: 春楡 | 2011/06/19 22:06

キングビアルはミニ合体マシンの頭部メカで立体化されていますが、ポウ号はされていませんでしたよねw

投稿: ぱ | 2011/06/19 17:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 還るべき場所:

« 陽光の少女 | トップページ | ガイアの守り »